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【第五部 異世界転移奇譚 NAYUTA 2 - アトランダム -(RENJI 5)】もしもしっくすないんしてる途中で異世界転移しちゃったら。
第98話
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ゆらぎから現れた男と少女をセーメーは知らなかった。
だが、驚かされた。
「君は誰だ? どうして君が持つ本の中に私がいる?」
その男が手に持つ本から、自分の存在を感じたからだ。
「お初にお目にかかります。
私の名は棗弘幸。リバーステラにおけるジパング、日本という国に生まれた、真実の歴史を探求する者です」
男はうやうやしく頭を垂れ、そう名乗ると本を開いた。
男の傍らには、髪や瞳の色こそ違うものの、セーメーとまったく同じ顔をした男が現れた。
「こちらは日本にかつて生きた陰陽師、安倍晴明殿。
セーメー殿が感じられたお方は、リバーステラに生まれたもうひとりのあなたのお力です」
なるほど、とセーメーは思った。
確か今のジパングのふたりの女王も、リバーステラに同じ顔、同じ名前の存在がいると聞いていた。
「そちらの世界の私もまた、1000年ほど前の時代に生き、今は魂と力だけの存在になっているわけか。
そして、君は彼を使役する力を持っているのか」
リバーステラにそのような力を持つ者がいるとは思わなかった。
「テラの私よ。魂と力だけの存在となった私たちは戯使と呼ばれている。
だが、式神のようにこの棗に使役されているわけではない。
そうであろう? 棗の」
安倍晴明は、セーメーと同じ声で棗という男に話しかけた。
「そうですね。私はむしろ使役される側になります。
実体を持たない皆さんのための、かりそめの肉体であり、武器庫といったところでしょうか。
ですが、安倍晴明殿とアベノ・セーメー殿は、どちらの世界にも存在し、今こうしておふたりが出会うことができました」
世界には自分とまったく同じ顔をした者が三人いると聞いたことがあるが、あれはもしかしたら同じ世界ではなく、異世界も含めたことなのかもしれない。
アベノ・セーメーはテンス・テラとイレブンス・テラに生まれ、彼はイレブンス・テラのセーメーだった。おそらくテンス・テラの自分も同じ顔をしていたにちがいない。
そして、目の前にいるリバーステラの安倍晴明が三人目というわけだ。
本当にそれを見るのは奇妙な感覚だな、とセーメーは思った。
不気味、気持ちが悪い、気味が悪いというべき感覚かもしれなかった。
「テラの私よ、そなたの持つ肉体や魂、その力はわたしをはるかに超えるものだ。
私にはリバーステラの九頭龍を起動することはできなかったからな。
だが、そなたはまだ、そなたのもつ潜在能力のすべてを出しきれていない」
そのとおりだった。
彼は、超弩級の超天才魔法少女である超美少女、マイスイートハニーとはじめて出会ったとき、自分と彼女の潜在能力はおそらく同じレベルだろうと感じた。
彼に色目を使う女たちは数多くいたが、彼は彼女たちに一切興味を持てなかった。名前や顔を覚える気にもならなかった。
彼は魔人の中でも1000年に一度しか生まれないアルビノの魔人であったが、たとえ自分が魔人であっても、見ている世界の情報量が違っていても、人でありたいと思っていた。
だから、それは選民意識とは全く違うものだった。
ただ、話していてつまらない、興味が持てない、という、人が友人や恋人を選ぶ際の最低限の基準からくるものだった。
彼がいた時代のジパングは、まだ現在のような二大女王制ではなかった。
現在のふたりの女王の先祖である、返璧(たまがえし)と白璧(しらたま)という、初代女王卑弥呼や二代目女王壱与の血を継ぐ双璧(そうへき)と呼ばれるふたつの一族が交互に女王を務めていた。
女王・返璧ヒマリも、次期女王の白璧ユイナもただの人であったが、聡明で美しい女性であった。彼女たちは良き友人であったし、摂政や関白らから結婚を勧められた際には、お互いに真剣に結婚を考えた。
彼女たちを守る防人の長、連璧ミナト(れんぺき みなと)や璧隣イツキ(かべどなり いつき)もまた、彼の良き友人であった。
話していて楽しかったし、一陰陽師に過ぎない自分にはない考え方を、女王やシャーマンや防人である彼女たちは持っていた。彼は彼女たちに非常に興味を持った。
だが、恋愛感情は抱けなかった。
マイスイートハニーに出会ったとき、恋愛感情とは抱こうとして抱けるものではないのだとセーメーは知った。
自分は彼女に出会うために生まれてきたのだと。
しかし、彼が愛した少女は、彼が感じた潜在能力以上の力を持っていた。
それに対し、彼は潜在能力の半分程度しか力を発揮できないままでいた。
1000年前の第二次魔導大戦において、彼は九頭龍 天禍天詠の力により大戦を終結させることはできたが、彼は大きく疲弊し、その体は衰弱する一方だった。
ずっとマイスイートハニーがそばで看病してくれていた。
彼女は魔人の疲弊した体を治す医療魔法を使えたが、それでも治らないほどセーメーの体は疲弊していた。
「マイスイートハニー、いつもすまないね」
「セーメー、それは言わない約束でしょ」
そんなやりとりを毎日のように交わすのもそれなりに甘い時間ではあったが、情けない、ふがいないとずっと思っていた。
自信がなかった。
だから、17年もこんなところに引きこもり、マイスイートハニーに会いに行くことができなかったのだ。
彼の体は、いまだ衰弱したままだった。
「そなたが持つ力を完全に発揮できないのは、異なる世界に私という存在がいたからだ。
私を取り込むことで、真の力を発揮することができるだろう。
そなたのその疲弊した体を完全に治癒できる。
再び疲弊したとしても、そなたなら治癒する術を編み出せるだろうな」
「私は私でいられるのかい? 君になるのか?
それとも私でも君でもない何者かになるのか?
私はマイスイートハニーのためだけに生きている。
だからこの体を乗っ取られたりすると困るのだが」
安心しろ、私はそなたの持つ力を覚醒させるきっかけのようなものだ、安倍晴明はそう言い、セーメーの身体に入り込んだ。
だが、力だけではなく、私の記憶やリバーステラの歴史もそなたは得ることになる、と。
その言葉は本当だった。
自分が感じていた潜在能力以上の力を一瞬でセーメーは手にしていた。
疲弊した身体が一瞬で治癒していた。
自分にこれだけの力があるなんて思いもよらなかった。
覚醒したセーメーは、何の術式も必要とせず、九頭龍 天禍天詠を起動させることができた。
それだけでなく、その直前には無意識にジパングの民をすべて城に避難させ、城を戦艦形態に変形させて、エウロペに転移させていた。
「フギの真上にいるのは、アトランダムの皇帝、ラプラス・シュレディンガーと言ったね……
君には一番に、このアベノ・セーメーと九頭龍 天禍天詠の真の力を見せてあげよう」
ピノアもちゃんと見ててね、マイスイートハニー、とセーメーは思った。
「いざ参らん! 天禍天詠、ラブ注入!!」
明らかに余計な、そして残念なリバーステラの知識が、覚醒を遂げた彼にはついていたが、超時元要塞・九頭龍 天禍天詠が有する九つの龍の首の形をしたカタパルトデッキから巨大な式神が射出された。
だが、驚かされた。
「君は誰だ? どうして君が持つ本の中に私がいる?」
その男が手に持つ本から、自分の存在を感じたからだ。
「お初にお目にかかります。
私の名は棗弘幸。リバーステラにおけるジパング、日本という国に生まれた、真実の歴史を探求する者です」
男はうやうやしく頭を垂れ、そう名乗ると本を開いた。
男の傍らには、髪や瞳の色こそ違うものの、セーメーとまったく同じ顔をした男が現れた。
「こちらは日本にかつて生きた陰陽師、安倍晴明殿。
セーメー殿が感じられたお方は、リバーステラに生まれたもうひとりのあなたのお力です」
なるほど、とセーメーは思った。
確か今のジパングのふたりの女王も、リバーステラに同じ顔、同じ名前の存在がいると聞いていた。
「そちらの世界の私もまた、1000年ほど前の時代に生き、今は魂と力だけの存在になっているわけか。
そして、君は彼を使役する力を持っているのか」
リバーステラにそのような力を持つ者がいるとは思わなかった。
「テラの私よ。魂と力だけの存在となった私たちは戯使と呼ばれている。
だが、式神のようにこの棗に使役されているわけではない。
そうであろう? 棗の」
安倍晴明は、セーメーと同じ声で棗という男に話しかけた。
「そうですね。私はむしろ使役される側になります。
実体を持たない皆さんのための、かりそめの肉体であり、武器庫といったところでしょうか。
ですが、安倍晴明殿とアベノ・セーメー殿は、どちらの世界にも存在し、今こうしておふたりが出会うことができました」
世界には自分とまったく同じ顔をした者が三人いると聞いたことがあるが、あれはもしかしたら同じ世界ではなく、異世界も含めたことなのかもしれない。
アベノ・セーメーはテンス・テラとイレブンス・テラに生まれ、彼はイレブンス・テラのセーメーだった。おそらくテンス・テラの自分も同じ顔をしていたにちがいない。
そして、目の前にいるリバーステラの安倍晴明が三人目というわけだ。
本当にそれを見るのは奇妙な感覚だな、とセーメーは思った。
不気味、気持ちが悪い、気味が悪いというべき感覚かもしれなかった。
「テラの私よ、そなたの持つ肉体や魂、その力はわたしをはるかに超えるものだ。
私にはリバーステラの九頭龍を起動することはできなかったからな。
だが、そなたはまだ、そなたのもつ潜在能力のすべてを出しきれていない」
そのとおりだった。
彼は、超弩級の超天才魔法少女である超美少女、マイスイートハニーとはじめて出会ったとき、自分と彼女の潜在能力はおそらく同じレベルだろうと感じた。
彼に色目を使う女たちは数多くいたが、彼は彼女たちに一切興味を持てなかった。名前や顔を覚える気にもならなかった。
彼は魔人の中でも1000年に一度しか生まれないアルビノの魔人であったが、たとえ自分が魔人であっても、見ている世界の情報量が違っていても、人でありたいと思っていた。
だから、それは選民意識とは全く違うものだった。
ただ、話していてつまらない、興味が持てない、という、人が友人や恋人を選ぶ際の最低限の基準からくるものだった。
彼がいた時代のジパングは、まだ現在のような二大女王制ではなかった。
現在のふたりの女王の先祖である、返璧(たまがえし)と白璧(しらたま)という、初代女王卑弥呼や二代目女王壱与の血を継ぐ双璧(そうへき)と呼ばれるふたつの一族が交互に女王を務めていた。
女王・返璧ヒマリも、次期女王の白璧ユイナもただの人であったが、聡明で美しい女性であった。彼女たちは良き友人であったし、摂政や関白らから結婚を勧められた際には、お互いに真剣に結婚を考えた。
彼女たちを守る防人の長、連璧ミナト(れんぺき みなと)や璧隣イツキ(かべどなり いつき)もまた、彼の良き友人であった。
話していて楽しかったし、一陰陽師に過ぎない自分にはない考え方を、女王やシャーマンや防人である彼女たちは持っていた。彼は彼女たちに非常に興味を持った。
だが、恋愛感情は抱けなかった。
マイスイートハニーに出会ったとき、恋愛感情とは抱こうとして抱けるものではないのだとセーメーは知った。
自分は彼女に出会うために生まれてきたのだと。
しかし、彼が愛した少女は、彼が感じた潜在能力以上の力を持っていた。
それに対し、彼は潜在能力の半分程度しか力を発揮できないままでいた。
1000年前の第二次魔導大戦において、彼は九頭龍 天禍天詠の力により大戦を終結させることはできたが、彼は大きく疲弊し、その体は衰弱する一方だった。
ずっとマイスイートハニーがそばで看病してくれていた。
彼女は魔人の疲弊した体を治す医療魔法を使えたが、それでも治らないほどセーメーの体は疲弊していた。
「マイスイートハニー、いつもすまないね」
「セーメー、それは言わない約束でしょ」
そんなやりとりを毎日のように交わすのもそれなりに甘い時間ではあったが、情けない、ふがいないとずっと思っていた。
自信がなかった。
だから、17年もこんなところに引きこもり、マイスイートハニーに会いに行くことができなかったのだ。
彼の体は、いまだ衰弱したままだった。
「そなたが持つ力を完全に発揮できないのは、異なる世界に私という存在がいたからだ。
私を取り込むことで、真の力を発揮することができるだろう。
そなたのその疲弊した体を完全に治癒できる。
再び疲弊したとしても、そなたなら治癒する術を編み出せるだろうな」
「私は私でいられるのかい? 君になるのか?
それとも私でも君でもない何者かになるのか?
私はマイスイートハニーのためだけに生きている。
だからこの体を乗っ取られたりすると困るのだが」
安心しろ、私はそなたの持つ力を覚醒させるきっかけのようなものだ、安倍晴明はそう言い、セーメーの身体に入り込んだ。
だが、力だけではなく、私の記憶やリバーステラの歴史もそなたは得ることになる、と。
その言葉は本当だった。
自分が感じていた潜在能力以上の力を一瞬でセーメーは手にしていた。
疲弊した身体が一瞬で治癒していた。
自分にこれだけの力があるなんて思いもよらなかった。
覚醒したセーメーは、何の術式も必要とせず、九頭龍 天禍天詠を起動させることができた。
それだけでなく、その直前には無意識にジパングの民をすべて城に避難させ、城を戦艦形態に変形させて、エウロペに転移させていた。
「フギの真上にいるのは、アトランダムの皇帝、ラプラス・シュレディンガーと言ったね……
君には一番に、このアベノ・セーメーと九頭龍 天禍天詠の真の力を見せてあげよう」
ピノアもちゃんと見ててね、マイスイートハニー、とセーメーは思った。
「いざ参らん! 天禍天詠、ラブ注入!!」
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