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「ホームランバット」と「閉じると景色が見えるカーテン」
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今日もホームランバットの
調査をしていた。
と言うのも昨日、
バカな職員が文字通り「手を滑らせて」
仕事を増やしやがった。
あの野郎、
次会ったら報告書関連の仕事を
全部押し付けてやる。
そう胸に固く誓いながら実験をする。
今日は財団から丸い物を支給し、
色々な物が届いた。
「テニスボール」「ゴルフボール」
「ラグビーボール」...
もちろんすべてで実験をした。
結果。全て見事にホームラン。
まぁそうだよな。
この事を財団に報告したところ、
直ぐに「オブジェクトクラス」を
「Euclid」(ユークリッド)から
「keter」(ケテル)へ変更することが決まり、
今後の実験は中止された。
なんでかって?よく考えてみろ。
地球はどんな形してる?
な?やべぇだろ?
手を滑らせて当たった先が
博士で良かったんだよ。
「不幸中の幸い」ってやつだな。
ここではそんなヤツらが大量にいる。
楽に死にたいなんて、
思っちゃいけないのさ。
さて、バットの実験も中止されたことだ。
ゆっくりコーヒーでも、、、
ゆっくり出来ないんだなこれが。
実験が完了、中止されると直ぐに
また新しい仕事がくる。
次は、、、
「閉じると景色が見えるカーテン」
どういうことだ?
説明を読まなきゃ始まらない。
説明資料を取り、机に広げた。
「奥が壁であるにもかかわらず、
そのカーテンをかけ、閉めると
うっすら景色が見える物品です。」
なるほど。
これは色々と仕事が多そうだ。
よし。まずは実物を見ないとな。
そうして俺は収容室へ足を運んだ。
収容室へ向かう際にいつも思うのだが、
研究室から収容室への
道が長いのはどうにかならないのか?
だるくて仕方がない。
まぁたしかに長い方が、
SCPが脱走した時に
避難する時間があっていいのだがな。
さて、収容室はここか。
早速中に入ってみると、
カーテンが閉まった状態で
壁にかけてあった。
カーテンからは平原と森が見えた。
見た目はごく普通のカーテンだ。
しかし、カーテンを開けると、
そこにはただただかてぇ
コンクリートの壁が佇んでいた。
資料に書いてあった通りだな。
さて、実験しますか。
今回も財団からは「色々実験しろ」
と言われている。
まずは「カーテンを開けっ放しにする」
という実験だ。
カーテンを限界まで開け、
カメラを設置して観察してみる。
職員が部屋から退室し、
カメラのモニターには
カーテンだけが映った。
それからモニターとの睨み合いが始まる。
こういう系が1番大変なんだよ、、、
そう思いながら、
ふと瞬きをしたその瞬間、
さっき開けたばかりのカーテンが
閉まってやがった。
もう一度同じことをやったが、
やはり目を離した瞬間
カーテンが閉じる。
「人見知りなのかも。」
という実にくだらんジョークを
飛ばしながら次の実験へと移る。
次は、
「カーテンを開けた状態で固定する」
というものだ。
「画鋲」「アーム」「突っ張り棒」。
様々なもので試してみた。
が、全て無駄に終わった。
こいつ、意地でも開きたくないのか。
だが今のところ勝手に閉じて
景色が見えるって事以外は
特に変わったことは、、、ん?
なんだ?なにか動いてないか?
景色の中になんかいてやがる。
遠くて分からないが、、、
おい!このことを財団に知らせろ!
これはまずい事になったかもしれない。
どうか、また仕事が増えるなんてことが
ありませんように、、、
調査をしていた。
と言うのも昨日、
バカな職員が文字通り「手を滑らせて」
仕事を増やしやがった。
あの野郎、
次会ったら報告書関連の仕事を
全部押し付けてやる。
そう胸に固く誓いながら実験をする。
今日は財団から丸い物を支給し、
色々な物が届いた。
「テニスボール」「ゴルフボール」
「ラグビーボール」...
もちろんすべてで実験をした。
結果。全て見事にホームラン。
まぁそうだよな。
この事を財団に報告したところ、
直ぐに「オブジェクトクラス」を
「Euclid」(ユークリッド)から
「keter」(ケテル)へ変更することが決まり、
今後の実験は中止された。
なんでかって?よく考えてみろ。
地球はどんな形してる?
な?やべぇだろ?
手を滑らせて当たった先が
博士で良かったんだよ。
「不幸中の幸い」ってやつだな。
ここではそんなヤツらが大量にいる。
楽に死にたいなんて、
思っちゃいけないのさ。
さて、バットの実験も中止されたことだ。
ゆっくりコーヒーでも、、、
ゆっくり出来ないんだなこれが。
実験が完了、中止されると直ぐに
また新しい仕事がくる。
次は、、、
「閉じると景色が見えるカーテン」
どういうことだ?
説明を読まなきゃ始まらない。
説明資料を取り、机に広げた。
「奥が壁であるにもかかわらず、
そのカーテンをかけ、閉めると
うっすら景色が見える物品です。」
なるほど。
これは色々と仕事が多そうだ。
よし。まずは実物を見ないとな。
そうして俺は収容室へ足を運んだ。
収容室へ向かう際にいつも思うのだが、
研究室から収容室への
道が長いのはどうにかならないのか?
だるくて仕方がない。
まぁたしかに長い方が、
SCPが脱走した時に
避難する時間があっていいのだがな。
さて、収容室はここか。
早速中に入ってみると、
カーテンが閉まった状態で
壁にかけてあった。
カーテンからは平原と森が見えた。
見た目はごく普通のカーテンだ。
しかし、カーテンを開けると、
そこにはただただかてぇ
コンクリートの壁が佇んでいた。
資料に書いてあった通りだな。
さて、実験しますか。
今回も財団からは「色々実験しろ」
と言われている。
まずは「カーテンを開けっ放しにする」
という実験だ。
カーテンを限界まで開け、
カメラを設置して観察してみる。
職員が部屋から退室し、
カメラのモニターには
カーテンだけが映った。
それからモニターとの睨み合いが始まる。
こういう系が1番大変なんだよ、、、
そう思いながら、
ふと瞬きをしたその瞬間、
さっき開けたばかりのカーテンが
閉まってやがった。
もう一度同じことをやったが、
やはり目を離した瞬間
カーテンが閉じる。
「人見知りなのかも。」
という実にくだらんジョークを
飛ばしながら次の実験へと移る。
次は、
「カーテンを開けた状態で固定する」
というものだ。
「画鋲」「アーム」「突っ張り棒」。
様々なもので試してみた。
が、全て無駄に終わった。
こいつ、意地でも開きたくないのか。
だが今のところ勝手に閉じて
景色が見えるって事以外は
特に変わったことは、、、ん?
なんだ?なにか動いてないか?
景色の中になんかいてやがる。
遠くて分からないが、、、
おい!このことを財団に知らせろ!
これはまずい事になったかもしれない。
どうか、また仕事が増えるなんてことが
ありませんように、、、
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