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女神選抜試験
第25話 修羅場?
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「やあ、おはようクリスティアナ。今日は魔物討伐すると言っていたから迎えにきたよ」
ルーカスに色気をにじませて見られたが、クリスはそんなことを気にしている場合ではなかった。
──まさか、寮まで迎えに来られるなんて。クライド様にお説教されたのも意にかいしておられないようだわ。
「……クライド様はご一緒ではないのですか?」
「クライド? せっかく君と一緒にいられるというのに連れてくるわけはないよ」
──どうしましょう。断ったら角が立つでしょうし……。
「……確認させていただきますが、神殿までのお迎えでよろしいのですね?」
クリスが注視しながら尋ねると、ルーカスがふっと笑った。
「君がいいなら、わたしの屋敷に行くかい?」
「いやですわ」
クリスは速攻で断った。日曜日の二の舞だけはごめんだった。
「君はつれないな」
苦笑するルーカスに、クリスはつんと横を向いた。
「あなた様の自業自得ですわ」
彼がクリスを襲おうとしなければ、同じ迎えに来るのでもだいぶ印象が違っていただろう。
「あ、クリスおはよう! 一緒に神殿に行こう?」
クリスがどうしたものかと考えていたところにマリーが登場した。
「マリー、おはよう」
助かったと思ってクリスがほっとしていると、ルーカスが苦笑した。
「マリー、わたしのことは無視かい?」
「あー、ルーカス様おはようございます」
今気づいたとばかりにマリーはおざなりの挨拶をした。
──助かったけれど、マリー、魔術師様にこんな態度をとって大丈夫なのかしら……。
そんなクリスの心配をよそに、マリーが嬉しそうに話しかけてきた。
「クリス、綺麗なペンダントありがとう! 大事にするね。それから、差し入れのプリンとアイス嬉しかったよ」
「どういたしまして。あなたが気にいってくれたのならよかったわ。体調はもういいの?」
「うん、すっかり元気だよ」
にこにこするマリーにつられて、クリスも笑顔になった。
「それならよかったわ」
そこでルーカスが口を挟んできた。
「……マリー、君はクリスと一緒には神殿に行けないよ。それは神殿には推奨されていない行為だ」
──そういえば、女神候補は別行動が好ましいと育成資料に書いてあったわね。
マリーの登場で助かったと安堵したクリスはがっかりする。
「でも、絶対に駄目とは言われてないですよね」
なぜかマリーが挑戦的にルーカスを見ると、彼がそれを受け止めた。
両者の間で火花が散ったような気がしたのはクリスの思い違いだろうか。
まるで修羅場のような空気の中で、クリスは慌てて言った。
「それでは三人一緒に神殿に参りましょうか」
ルーカスとマリーは不本意そうにクリスを見た。
「えー、クリスと二人っきりで神殿に行きたいのに」
「最初に君を訪ねたのはわたしの方だよ、クリスティアナ」
二人の主張にクリスは頭が痛くなってきた。
「……では、わたくしは一人で参りますわ。それではごきげんよう」
クリスがドアを閉めて中に入ろうとすると、二人は慌てて言った。
「待ってクリス! ルーカス様と一緒でもいいから!」
「クリスティアナ、機嫌を直してくれないかい」
閉めかけていたドアを再び開いて、クリスはにっこり笑った。
「それでは三人で参りましょうね」
ルーカスとマリーは複雑そうな顔をして頷いた。
神殿に着くと、クリスはマリーと別れてクライドの部屋へと行った。
「おはようございます、クライド様」
「おはようございます、クリスティアナ。……ルーカス、女神候補寮まで彼女を迎えに行ったんですか」
クライドが眉を顰めてルーカスを見た。
それに対して、ルーカスは肩を竦めて言った。
「別にいいだろう。迎えに行くくらい。……ただ、邪魔は入ったけれどね」
「あなたは神殿ではなく、別のところへ行きそうなので、遠慮してほしいですね」
クライドの言葉に、クリスは頷いた。
「クライド様もそう思われます? 身の危険を感じるので正直言って困っております。今回はマリーがいたので助かりましたけれど」
「そうですか、マリーが……」
クライドが考えるような仕草をした。
「それなんだけれどね、もしかしてマリーは記憶を取り戻したんじゃないかい? まるで以前のような挑戦的な態度だったよ」
ルーカスの言葉にクリスが反応した。
「マリーは以前にもルーカス様にああいう態度だったのですか?」
それが本当だとしたら、育成の協力者に対して随分な態度である。
「……ああ、マリーは君のファンだから、近寄る男が許せないんじゃないかな」
そういえば、記憶をなくしてからマリーに会ったときにファン云々と言っていたような気がする。
けれど、魔術師様にあの態度はまずいだろう。
「あの、レイフ様がおっしゃってたんですけれど、マリーはファンと言うより、わたくしのことが好きだったんじゃないかと。……でもまさかそんなことはありえませんわよね」
すると、クライドとルーカスが絶句する。
だがすぐに二人とも復活した。
「女性同士でそれはないと思いますよ」
「そうですわよね。ありえませんですよね」
クライドの言葉にクリスは同意した。
──やっぱりレイフ様の思い過ごしだわ。マリーはきっと同じ女神候補としてわたくしに親しみを持っているだけよ。
「だが、あまりマリーと親しくするのはやめておいた方がいいんじゃないかな」
「どうしてですか? 同じ女神候補として交流してもよいのではないでしょうか」
友人として接するのもやめた方がいいなんて、ルーカスは極論すぎる。
「嫌な予感しかしないからだよ。……もし仮にレイフの言っていたことが本当だったら君はどうするつもりだい」
ルーカスの言葉にクリスは瞳を見開いた。
もし、そうだったらどうするだろう──
「……分かりませんわ。マリーから告白なりされたら考えるでしょうけれども」
すると、クライドがパンパンと手を叩いてきたのでその話がとぎれた。
「まあ、それはおいおい分かることでしょうし、まずは魔物討伐に行きますか」
クライドにそう言われて、クリスはここへ来た本来の目的を思いだし、はい、と真摯に頷いた。
ルーカスに色気をにじませて見られたが、クリスはそんなことを気にしている場合ではなかった。
──まさか、寮まで迎えに来られるなんて。クライド様にお説教されたのも意にかいしておられないようだわ。
「……クライド様はご一緒ではないのですか?」
「クライド? せっかく君と一緒にいられるというのに連れてくるわけはないよ」
──どうしましょう。断ったら角が立つでしょうし……。
「……確認させていただきますが、神殿までのお迎えでよろしいのですね?」
クリスが注視しながら尋ねると、ルーカスがふっと笑った。
「君がいいなら、わたしの屋敷に行くかい?」
「いやですわ」
クリスは速攻で断った。日曜日の二の舞だけはごめんだった。
「君はつれないな」
苦笑するルーカスに、クリスはつんと横を向いた。
「あなた様の自業自得ですわ」
彼がクリスを襲おうとしなければ、同じ迎えに来るのでもだいぶ印象が違っていただろう。
「あ、クリスおはよう! 一緒に神殿に行こう?」
クリスがどうしたものかと考えていたところにマリーが登場した。
「マリー、おはよう」
助かったと思ってクリスがほっとしていると、ルーカスが苦笑した。
「マリー、わたしのことは無視かい?」
「あー、ルーカス様おはようございます」
今気づいたとばかりにマリーはおざなりの挨拶をした。
──助かったけれど、マリー、魔術師様にこんな態度をとって大丈夫なのかしら……。
そんなクリスの心配をよそに、マリーが嬉しそうに話しかけてきた。
「クリス、綺麗なペンダントありがとう! 大事にするね。それから、差し入れのプリンとアイス嬉しかったよ」
「どういたしまして。あなたが気にいってくれたのならよかったわ。体調はもういいの?」
「うん、すっかり元気だよ」
にこにこするマリーにつられて、クリスも笑顔になった。
「それならよかったわ」
そこでルーカスが口を挟んできた。
「……マリー、君はクリスと一緒には神殿に行けないよ。それは神殿には推奨されていない行為だ」
──そういえば、女神候補は別行動が好ましいと育成資料に書いてあったわね。
マリーの登場で助かったと安堵したクリスはがっかりする。
「でも、絶対に駄目とは言われてないですよね」
なぜかマリーが挑戦的にルーカスを見ると、彼がそれを受け止めた。
両者の間で火花が散ったような気がしたのはクリスの思い違いだろうか。
まるで修羅場のような空気の中で、クリスは慌てて言った。
「それでは三人一緒に神殿に参りましょうか」
ルーカスとマリーは不本意そうにクリスを見た。
「えー、クリスと二人っきりで神殿に行きたいのに」
「最初に君を訪ねたのはわたしの方だよ、クリスティアナ」
二人の主張にクリスは頭が痛くなってきた。
「……では、わたくしは一人で参りますわ。それではごきげんよう」
クリスがドアを閉めて中に入ろうとすると、二人は慌てて言った。
「待ってクリス! ルーカス様と一緒でもいいから!」
「クリスティアナ、機嫌を直してくれないかい」
閉めかけていたドアを再び開いて、クリスはにっこり笑った。
「それでは三人で参りましょうね」
ルーカスとマリーは複雑そうな顔をして頷いた。
神殿に着くと、クリスはマリーと別れてクライドの部屋へと行った。
「おはようございます、クライド様」
「おはようございます、クリスティアナ。……ルーカス、女神候補寮まで彼女を迎えに行ったんですか」
クライドが眉を顰めてルーカスを見た。
それに対して、ルーカスは肩を竦めて言った。
「別にいいだろう。迎えに行くくらい。……ただ、邪魔は入ったけれどね」
「あなたは神殿ではなく、別のところへ行きそうなので、遠慮してほしいですね」
クライドの言葉に、クリスは頷いた。
「クライド様もそう思われます? 身の危険を感じるので正直言って困っております。今回はマリーがいたので助かりましたけれど」
「そうですか、マリーが……」
クライドが考えるような仕草をした。
「それなんだけれどね、もしかしてマリーは記憶を取り戻したんじゃないかい? まるで以前のような挑戦的な態度だったよ」
ルーカスの言葉にクリスが反応した。
「マリーは以前にもルーカス様にああいう態度だったのですか?」
それが本当だとしたら、育成の協力者に対して随分な態度である。
「……ああ、マリーは君のファンだから、近寄る男が許せないんじゃないかな」
そういえば、記憶をなくしてからマリーに会ったときにファン云々と言っていたような気がする。
けれど、魔術師様にあの態度はまずいだろう。
「あの、レイフ様がおっしゃってたんですけれど、マリーはファンと言うより、わたくしのことが好きだったんじゃないかと。……でもまさかそんなことはありえませんわよね」
すると、クライドとルーカスが絶句する。
だがすぐに二人とも復活した。
「女性同士でそれはないと思いますよ」
「そうですわよね。ありえませんですよね」
クライドの言葉にクリスは同意した。
──やっぱりレイフ様の思い過ごしだわ。マリーはきっと同じ女神候補としてわたくしに親しみを持っているだけよ。
「だが、あまりマリーと親しくするのはやめておいた方がいいんじゃないかな」
「どうしてですか? 同じ女神候補として交流してもよいのではないでしょうか」
友人として接するのもやめた方がいいなんて、ルーカスは極論すぎる。
「嫌な予感しかしないからだよ。……もし仮にレイフの言っていたことが本当だったら君はどうするつもりだい」
ルーカスの言葉にクリスは瞳を見開いた。
もし、そうだったらどうするだろう──
「……分かりませんわ。マリーから告白なりされたら考えるでしょうけれども」
すると、クライドがパンパンと手を叩いてきたのでその話がとぎれた。
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