17 / 17
17話 end
しおりを挟む
今日は、珍しく新人が赴任する。
私のような物好きか、他所でいられなくなった弾かれ者か、何かの勘違いをしているか、一身上の都合か。いずれにしても、どこも人手不足の現在だ。私の後釜として、有り難く向かい入れることになった。
「こんな山中の病院にねぇ……。と言っても、こんなとこにしかないか」
ここのように設備の整った大きい精神科は、そこにくる患者の性質から、だいたいは田舎で人気のないところに病院が建つ。
無理もない。もう自分の名前も言えないような認知症が進んだ老人から、重篤な精神病患者までくるし、彼らを収容できる設備となればそんな立地にしか作れない。馬券売り場や刑務所と同じ、誰も自分達の家や職場近くに、そんな施設は来てほしくないのだ。
「先生。そろそろ」
「あー、わかった。ありがとう」
近くには来てほしくないけど、必要な施設。
皆、自分達がそうなるとは思っていない。ただ、身近に置いておけないようなレベルの患者を閉じ込める場所は、いつの時代にも求められる。
特に、身体は元気で、中身が病気の人は。例えば、人を殺すような犯罪を犯しておきながら、精神病に患っていることで無罪になってしまった人間とか。
「やぁ、私は樋渡京子(ひわたりきよまうこ)です。よろしくね」
「初めまして。僕は一ノ瀬和樹(いちのせかずき)と言います。よろしくお願いします」
若い男の子、だった。
30代前半といったところか。医学部を卒業して間もないだろうに。
「早速だけど、君に担当してもらう患者のとこに行くから、着いてきてもらえるかな」
「あ、はいっ」
「順番にいくけど、最初は訳アリからいこうか。いちおう、教科書通りの症例ではあるんだけどね」
「訳アリ……ですか」
色々な想像がよぎってか、新人は固唾をのんで、私の説明を待った。
「そう。人を殺しているんだ。当時14歳、中学生の女の子をね」
「え……」
予想に反した為か、虚をつかれたような顔をしていた。
そりゃ、そんな顔になるよね。と思った。
「山中に誘拐して……ね。かなり滅多刺しだったらしい。首も絞めてた。当初は怨恨と思われたけど、違ったんだ」
今私達が向かっている先を察して、新人は話の結末を悟ったようだった。
「彼はアニメに取り憑かれてた。小さな子が見るような、女の子が主人公の魔法少女アニメ。被害者はその主人公と同性、同年齢だった。……ただ、それだけが理由だったんだ。アニメと違う、裏切られた、とか何とかって理由でね」
「……重度の妄想」
「そう。そんなんだから、司法では心神喪失が認められて、無罪になったんだ。そして、この病院に来て、ずっとここにいる」
それは、独房、とも呼ばれる隔離室。閉鎖病棟とも言われてきた場所。
さまざまな重症患者がそこにはいて、誰も手が付けられない。彼も、その中の1人だった。
「当時25歳だったから、もう40になるか」
「そう、ですか……」
「気乗りしないようだね。まぁ、私もそうだったよ。私の場合、彼には治療が必要なのか、2つの意味で悩まされた。1つは、死刑になるべきじゃないかって国民感情。もう1つは、治らない病気にどうしろって疑問を感じた意味で」
医者が患者の病と向き合えないのは、プロとして重要な部分が欠けている。患者がどんな人間で、何をしてきたのか、医者には関係ない。ただ病を治すマシーンとして、自分の感情は殺さないといけない。なのに、どうしても私情が入ってしまったのは、私が未熟だった故なのだろう。
「医者失格なんだ。だから、ここを辞めるんだ。ただ、せっかくだから、彼と話をしてみようと思った。ある意味、向き合おうとしたんだ」
「まともに話せるんですか」
「その日のコンディションにもよるかな。しかし、やっぱり妄想がひどくてね。私は彼の母親になってる日もあるし、魔法少女の近くにいる喋る動物になってる日もあって、歩み寄りは少しずつだったよ」
この手の患者は改善の見込みが薄い。また、患者の家族も病院から出てきて欲しくないから、改善を望んでいない。犯罪を犯した彼にいたっては、世間がそれを許さないかもしれない。
「私も最初は無視しようとしたんだ。日々の作業として、最低限のことさえしていれば良かったのかもしれない。でも、対話を通じて、こんな状態の人でも、自分の罪と向き合うことがあるんじゃないかと思ったんだ」
「それは、間違ったことではないと思います。司法からも期待された役割だと思います」
「ありがとう。でも、よくも悪くも、彼は自分に正直だったよ」
「正直……?」
私の彼にかけてきた時間全てを無駄にしたと感じたのは、確か、繰り返しているとか何とかって叫び始めた頃だったか。
「彼は、自分の頭の中では、どこまでいってもアニメの主人公なんだ。それを理解しない周囲が悪いと思っている。病気だから仕方ないと割り切ろうにも、人間の本質的部分が垣間見えるようで、心底嫌気がさしたのを覚えている」
それは妄想のせいだったのかもしれない。
病気が悪くて、司法の判断の通り、彼に責任はないのかもしれない。
しかし、人間としての私が、それを拒絶してならなかった。
「一時かなり改善してた時があってね。閉鎖病棟から出してみたことがあったんだけど、これを待ってたと言わんばかりに暴れだした。彼が被害者を殺害した時のような、魔法少女か何かの妄想と戯言を吐いてね。……もう、コイツは駄目だと思った。心底、残念だったよ」
この手合は脳のリミッターも外れていたりする。
ひとたび暴れ出すと、数人がかりで抑えつけないとどうにもならない。力ずくで抵抗をねじ伏せ、拘束するしかないから、男性職員には頭が上がらなかった。
ついつい長話になってしまったが、そうしているうちに、目的地についた。
鉄柵の向こう側。刑務所よりかは広めの個室。
彼は部屋の中央にいて、ぼーっと空を眺めていた。
「やぁ、田中大二郎さん。今日は新しい担当医を連れてきたよ。私は、明日からもうここに来ない」
「え? そうなんですか」
「うん。一ノ瀬さんって人だから」
「あぁ、よろしくお願いします。男性の先生はいつぶりかな。なんだかお若く見えますね。って、あはは、見えるんじゃなくて、お若いんですよね。私なんかと違って、髪もフサフサだ」
ここだけを見たら普通の人と何も変わりない。何故、こんな所に入っているのかも分からない風に見える。流暢に、彼は新人医者に挨拶をした。
「……はい。こちらこそ」
彼の背景を知った為か、新人の顔は引きつっていた。彼の与太話に、あまり付き合いたくなさそうだ。
「今日は大人しくしてたんだね。偉いじゃないか。いつもそうしてくれると、助かるんだけど」
「すみません……。悪魔を退治していると、つい……。奴らが悪いんです。でも、気をつけますね」
「また、魔法少女かい?」
「そうですね。僕は宇宙のために、舞ちゃんと頑張っているんですよ。今は魔力を高めるために、修行しています」
「そっか」
新人が怪訝な表情で、思わず「舞ちゃん……?」と呟いた。
「自分が殺した被害者だよ」
「は……?」
理解できない、と言いたげなのが分かった。
「彼は、自分が殺した彼女のことをずっと想っている。仲間と言う日もあれば、恋人のように言う日もある。15年間、ずっとこうらしい。……いや、犯行前からこうだったんだろうね」
そんな妄想に取り憑かれて、勝手に拒絶されたと感じて、被害者に手をかけた。
理解不能だし、被害者が気の毒でならないが、心神喪失者の本質はそこにある。
こんな状態の人に刑罰を与えても、それが何を非難されてのことなのか理解できない。だから、罰ではなく療養を与えるべきだ。それが司法の思考回路なのだ。
「先生、僕ね、未来から来たんですよ。何回もやり直してて、舞ちゃんをどうやったら助けられるのか……それだけを繰り返してて。でも、舞ちゃんは僕のことをどう思っているのか、分からないんです。僕は彼女のためにこんなに頑張っているのに、おかしいと思うんですよね」
「そっか」
「でも、舞ちゃんに本当のことを言っても、きっと気持ち悪いと思われてしまうかなって心配なんです。だって、意味分からないですもんね。舞ちゃんには嫌われたくない」
「そっか」
「僕ももっと魔力を高めて、部長みたいにすごい魔法少女にならないと、舞ちゃんを守れないので、もっと頑張るんです。最初は淫獣に騙されたって思ってたけど、女の子になるって夢が叶うかもしれないし、何より舞ちゃんと魔法少女できることが最高なんです」
「そっか」
新人もこの場にいることに辟易しているのが分かった。そろそろ切り上げ時だと思い、「じゃあ、田中さん」と、彼の会話を遮った。
「用は済んだし、もう帰るね。大人しくしといてね」
そう言い残して、颯爽と踵を返すことにした。
後ろでまだ何かを喋っていたが、背中で聞き流す。
新人も、私と同じく振り返ることもしない。
「彼が自分の罪と向き合う日は、果たして来るのかねえ……」
私達にできることは、この化物を外に出さないよう、監視することだけなのかもしれない。
療養という名の無期懲役。
心神喪失者という犯罪者。
本人に病気を治すつもりがないのなら、医者ができることは限られる。精神科は詐病含めて、そういう患者が多いのかもしれない。
……いや、治さないといけないと、そんな理解すらできないのだと思う。
もっとも、彼が病気と向き合い始めたところで、誰もそれを望まないし、手を差し伸べようとも思わない。
誰も彼を信じない。
彼の家族も、私達も、殺された被害者も。
彼自身さえ。
私のような物好きか、他所でいられなくなった弾かれ者か、何かの勘違いをしているか、一身上の都合か。いずれにしても、どこも人手不足の現在だ。私の後釜として、有り難く向かい入れることになった。
「こんな山中の病院にねぇ……。と言っても、こんなとこにしかないか」
ここのように設備の整った大きい精神科は、そこにくる患者の性質から、だいたいは田舎で人気のないところに病院が建つ。
無理もない。もう自分の名前も言えないような認知症が進んだ老人から、重篤な精神病患者までくるし、彼らを収容できる設備となればそんな立地にしか作れない。馬券売り場や刑務所と同じ、誰も自分達の家や職場近くに、そんな施設は来てほしくないのだ。
「先生。そろそろ」
「あー、わかった。ありがとう」
近くには来てほしくないけど、必要な施設。
皆、自分達がそうなるとは思っていない。ただ、身近に置いておけないようなレベルの患者を閉じ込める場所は、いつの時代にも求められる。
特に、身体は元気で、中身が病気の人は。例えば、人を殺すような犯罪を犯しておきながら、精神病に患っていることで無罪になってしまった人間とか。
「やぁ、私は樋渡京子(ひわたりきよまうこ)です。よろしくね」
「初めまして。僕は一ノ瀬和樹(いちのせかずき)と言います。よろしくお願いします」
若い男の子、だった。
30代前半といったところか。医学部を卒業して間もないだろうに。
「早速だけど、君に担当してもらう患者のとこに行くから、着いてきてもらえるかな」
「あ、はいっ」
「順番にいくけど、最初は訳アリからいこうか。いちおう、教科書通りの症例ではあるんだけどね」
「訳アリ……ですか」
色々な想像がよぎってか、新人は固唾をのんで、私の説明を待った。
「そう。人を殺しているんだ。当時14歳、中学生の女の子をね」
「え……」
予想に反した為か、虚をつかれたような顔をしていた。
そりゃ、そんな顔になるよね。と思った。
「山中に誘拐して……ね。かなり滅多刺しだったらしい。首も絞めてた。当初は怨恨と思われたけど、違ったんだ」
今私達が向かっている先を察して、新人は話の結末を悟ったようだった。
「彼はアニメに取り憑かれてた。小さな子が見るような、女の子が主人公の魔法少女アニメ。被害者はその主人公と同性、同年齢だった。……ただ、それだけが理由だったんだ。アニメと違う、裏切られた、とか何とかって理由でね」
「……重度の妄想」
「そう。そんなんだから、司法では心神喪失が認められて、無罪になったんだ。そして、この病院に来て、ずっとここにいる」
それは、独房、とも呼ばれる隔離室。閉鎖病棟とも言われてきた場所。
さまざまな重症患者がそこにはいて、誰も手が付けられない。彼も、その中の1人だった。
「当時25歳だったから、もう40になるか」
「そう、ですか……」
「気乗りしないようだね。まぁ、私もそうだったよ。私の場合、彼には治療が必要なのか、2つの意味で悩まされた。1つは、死刑になるべきじゃないかって国民感情。もう1つは、治らない病気にどうしろって疑問を感じた意味で」
医者が患者の病と向き合えないのは、プロとして重要な部分が欠けている。患者がどんな人間で、何をしてきたのか、医者には関係ない。ただ病を治すマシーンとして、自分の感情は殺さないといけない。なのに、どうしても私情が入ってしまったのは、私が未熟だった故なのだろう。
「医者失格なんだ。だから、ここを辞めるんだ。ただ、せっかくだから、彼と話をしてみようと思った。ある意味、向き合おうとしたんだ」
「まともに話せるんですか」
「その日のコンディションにもよるかな。しかし、やっぱり妄想がひどくてね。私は彼の母親になってる日もあるし、魔法少女の近くにいる喋る動物になってる日もあって、歩み寄りは少しずつだったよ」
この手の患者は改善の見込みが薄い。また、患者の家族も病院から出てきて欲しくないから、改善を望んでいない。犯罪を犯した彼にいたっては、世間がそれを許さないかもしれない。
「私も最初は無視しようとしたんだ。日々の作業として、最低限のことさえしていれば良かったのかもしれない。でも、対話を通じて、こんな状態の人でも、自分の罪と向き合うことがあるんじゃないかと思ったんだ」
「それは、間違ったことではないと思います。司法からも期待された役割だと思います」
「ありがとう。でも、よくも悪くも、彼は自分に正直だったよ」
「正直……?」
私の彼にかけてきた時間全てを無駄にしたと感じたのは、確か、繰り返しているとか何とかって叫び始めた頃だったか。
「彼は、自分の頭の中では、どこまでいってもアニメの主人公なんだ。それを理解しない周囲が悪いと思っている。病気だから仕方ないと割り切ろうにも、人間の本質的部分が垣間見えるようで、心底嫌気がさしたのを覚えている」
それは妄想のせいだったのかもしれない。
病気が悪くて、司法の判断の通り、彼に責任はないのかもしれない。
しかし、人間としての私が、それを拒絶してならなかった。
「一時かなり改善してた時があってね。閉鎖病棟から出してみたことがあったんだけど、これを待ってたと言わんばかりに暴れだした。彼が被害者を殺害した時のような、魔法少女か何かの妄想と戯言を吐いてね。……もう、コイツは駄目だと思った。心底、残念だったよ」
この手合は脳のリミッターも外れていたりする。
ひとたび暴れ出すと、数人がかりで抑えつけないとどうにもならない。力ずくで抵抗をねじ伏せ、拘束するしかないから、男性職員には頭が上がらなかった。
ついつい長話になってしまったが、そうしているうちに、目的地についた。
鉄柵の向こう側。刑務所よりかは広めの個室。
彼は部屋の中央にいて、ぼーっと空を眺めていた。
「やぁ、田中大二郎さん。今日は新しい担当医を連れてきたよ。私は、明日からもうここに来ない」
「え? そうなんですか」
「うん。一ノ瀬さんって人だから」
「あぁ、よろしくお願いします。男性の先生はいつぶりかな。なんだかお若く見えますね。って、あはは、見えるんじゃなくて、お若いんですよね。私なんかと違って、髪もフサフサだ」
ここだけを見たら普通の人と何も変わりない。何故、こんな所に入っているのかも分からない風に見える。流暢に、彼は新人医者に挨拶をした。
「……はい。こちらこそ」
彼の背景を知った為か、新人の顔は引きつっていた。彼の与太話に、あまり付き合いたくなさそうだ。
「今日は大人しくしてたんだね。偉いじゃないか。いつもそうしてくれると、助かるんだけど」
「すみません……。悪魔を退治していると、つい……。奴らが悪いんです。でも、気をつけますね」
「また、魔法少女かい?」
「そうですね。僕は宇宙のために、舞ちゃんと頑張っているんですよ。今は魔力を高めるために、修行しています」
「そっか」
新人が怪訝な表情で、思わず「舞ちゃん……?」と呟いた。
「自分が殺した被害者だよ」
「は……?」
理解できない、と言いたげなのが分かった。
「彼は、自分が殺した彼女のことをずっと想っている。仲間と言う日もあれば、恋人のように言う日もある。15年間、ずっとこうらしい。……いや、犯行前からこうだったんだろうね」
そんな妄想に取り憑かれて、勝手に拒絶されたと感じて、被害者に手をかけた。
理解不能だし、被害者が気の毒でならないが、心神喪失者の本質はそこにある。
こんな状態の人に刑罰を与えても、それが何を非難されてのことなのか理解できない。だから、罰ではなく療養を与えるべきだ。それが司法の思考回路なのだ。
「先生、僕ね、未来から来たんですよ。何回もやり直してて、舞ちゃんをどうやったら助けられるのか……それだけを繰り返してて。でも、舞ちゃんは僕のことをどう思っているのか、分からないんです。僕は彼女のためにこんなに頑張っているのに、おかしいと思うんですよね」
「そっか」
「でも、舞ちゃんに本当のことを言っても、きっと気持ち悪いと思われてしまうかなって心配なんです。だって、意味分からないですもんね。舞ちゃんには嫌われたくない」
「そっか」
「僕ももっと魔力を高めて、部長みたいにすごい魔法少女にならないと、舞ちゃんを守れないので、もっと頑張るんです。最初は淫獣に騙されたって思ってたけど、女の子になるって夢が叶うかもしれないし、何より舞ちゃんと魔法少女できることが最高なんです」
「そっか」
新人もこの場にいることに辟易しているのが分かった。そろそろ切り上げ時だと思い、「じゃあ、田中さん」と、彼の会話を遮った。
「用は済んだし、もう帰るね。大人しくしといてね」
そう言い残して、颯爽と踵を返すことにした。
後ろでまだ何かを喋っていたが、背中で聞き流す。
新人も、私と同じく振り返ることもしない。
「彼が自分の罪と向き合う日は、果たして来るのかねえ……」
私達にできることは、この化物を外に出さないよう、監視することだけなのかもしれない。
療養という名の無期懲役。
心神喪失者という犯罪者。
本人に病気を治すつもりがないのなら、医者ができることは限られる。精神科は詐病含めて、そういう患者が多いのかもしれない。
……いや、治さないといけないと、そんな理解すらできないのだと思う。
もっとも、彼が病気と向き合い始めたところで、誰もそれを望まないし、手を差し伸べようとも思わない。
誰も彼を信じない。
彼の家族も、私達も、殺された被害者も。
彼自身さえ。
0
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
男女比が1対100だったり貞操概念が逆転した世界にいますが会社員してます
neru
ファンタジー
30を過ぎた松田 茂人(まつだ しげひと )は男女比が1対100だったり貞操概念が逆転した世界にひょんなことから転移してしまう。
松田は新しい世界で会社員となり働くこととなる。
ちなみに、新しい世界の女性は全員高身長、美形だ。
PS.2月27日から4月まで投稿頻度が減ることを許して下さい。
↓
PS.投稿を再開します。ゆっくりな投稿頻度になってしまうかもですがあたたかく見守ってください。
【超速爆速レベルアップ】~俺だけ入れるダンジョンはゴールドメタルスライムの狩り場でした~
シオヤマ琴@『最強最速』発売中
ファンタジー
ダンジョンが出現し20年。
木崎賢吾、22歳は子どもの頃からダンジョンに憧れていた。
しかし、ダンジョンは最初に足を踏み入れた者の所有物となるため、もうこの世界にはどこを探しても未発見のダンジョンなどないと思われていた。
そんな矢先、バイト帰りに彼が目にしたものは――。
【自分だけのダンジョンを夢見ていた青年のレベリング冒険譚が今幕を開ける!】
チート魅了スキルで始まる、美少女たちとの異世界ハーレム生活
仙道
ファンタジー
リメイク先:「視線が合っただけで美少女が俺に溺れる。異世界で最強のハーレムを作って楽に暮らす」
ごく普通の会社員だった佐々木健太は、異世界へ転移してして、あらゆる女性を無条件に魅了するチート能力を手にする。
彼はこの能力で、女騎士セシリア、ギルド受付嬢リリア、幼女ルナ、踊り子エリスといった魅力的な女性たちと出会い、絆を深めていく。
第2の人生は、『男』が希少種の世界で
赤金武蔵
ファンタジー
日本の高校生、久我一颯(くがいぶき)は、気が付くと見知らぬ土地で、女山賊たちから貞操を奪われる危機に直面していた。
あと一歩で襲われかけた、その時。白銀の鎧を纏った女騎士・ミューレンに救われる。
ミューレンの話から、この世界は地球ではなく、別の世界だということを知る。
しかも──『男』という存在が、超希少な世界だった。
戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件
さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。
数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、
今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、
わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。
彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。
それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。
今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。
「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」
「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」
「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」
「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」
命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!?
順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場――
ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。
これは――
【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と
【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、
“甘くて逃げ場のない生活”の物語。
――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。
※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。
ハズレスキル【地図化(マッピング)】で追放された俺、実は未踏破ダンジョンの隠し通路やギミックを全て見通せる世界で唯一の『攻略神』でした
夏見ナイ
ファンタジー
勇者パーティの荷物持ちだったユキナガは、戦闘に役立たない【地図化】スキルを理由に「無能」と罵られ、追放された。
しかし、孤独の中で己のスキルと向き合った彼は、その真価に覚醒する。彼の脳内に広がるのは、モンスター、トラップ、隠し通路に至るまで、ダンジョンの全てを完璧に映し出す三次元マップだった。これは最強の『攻略神』の眼だ――。
彼はその圧倒的な情報力を武器に、同じく不遇なスキルを持つ仲間たちの才能を見出し、不可能と言われたダンジョンを次々と制覇していく。知略と分析で全てを先読みし、完璧な指示で仲間を導く『指揮官』の成り上がり譚。
一方、彼を失った勇者パーティは迷走を始める……。爽快なダンジョン攻略とカタルシス溢れる英雄譚が、今、始まる!
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる