さくらの成長日記

まるまる

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小学生編

ちょっとしたいじめのはじまり

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さくらのクラスである5年2組には、クラス委員長の桃華という女の子がいる。彼女は几帳面で、規則などに従順である。しかしその反面、融通が効かないことも多々ある。ある日の放課後、掃除当番だったにもかかわらず、さくらは面倒だったため勝手に帰ってしまった。次の日、さくらは担任に呼び出され、かなり怒られてしまった。そう、桃華がチクってしまったのだ。怒られたこともあり、さくらは少し不機嫌であった。
その日の水泳の授業である。更衣室でさくらが着替えている時だった。
「さくらちゃん、掃除サボったらだめだからね。次からちゃんとしてね。」
桃華はそう吐き捨てて更衣室を後にした。少し機嫌が悪かったさくらもさらに機嫌が悪くなっていた。
(はぁ…こんなことチクって自分の評価あげようとしてるのウザいなぁ)
少し苛立ちながら着替えていたら、桃華の着替えが目に入った。そう、これが最初にさくらのいじめ心がくすぐられた瞬間なのかもしれない。
(このままだとウザいし下着隠しちゃおうかな)
さくらはそっと桃華の着替えに手を伸ばし桃華の白色のパンツを取り、自分の鞄に隠してしまった。


水泳の授業が終わり、更衣室で着替えていると、桃華が焦りはじめた。
(あれ、パンツどこ置いたっけ、今日私スカートだしどうしよ…)
その様子を見てさくらはさらに悪いことを考えていた。
(桃華は今日スカートだし、うまくいけばノーパン女子ってことにできるかも…)


当然見つかるはずもなく、桃華は仕方なくノーパンで過ごすことになった。昼休みになり、廊下を歩いてた時だった。桃華は何かに引っかかって転んでしまった。
「イタタ…あっ…ち、違うの」
気づいた時には遅かった。同級生の男子含め、周りの大勢に転けた時にめくれたスカートからはみ出たおしり、そして少し生えかかった恥部を晒してしまった。
「え、委員長がノーパン!」
そう男子たちがはしゃぎ、桃華は顔を真っ赤にして泣き出してしまった。
その様子をみていたさくらは不適な笑みを浮かべていた。
その後、事態が落ち着いてきた頃、桃華は不思議と思った。何に引っかかって転けたんだろう?っと。もう一度そこへ行くと近くに細い紐が落ちていた。もしかして…そう思い、教室のゴミ箱を見てみると、なんとそこには桃華のパンツが捨てられていた。
(一体誰がこんなことを…まさかさくらちゃん⁉︎)
桃華はそんなことを考えながらこの日が終わり、それ以降あまり考えることはなかった。
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