不死身の勇者を殺すまで

響世燐光

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師匠を弟子に取る

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「………」

「…………ま、まぁどうでもいいのだそんな事は、とにかく貴様等は私の術中にある。何故自分の体が空中に吊るされているのか、もう理解できている頃だろう。」

「細い糸が体中に巻き付いてる」

「ハハハハハ!そこから動けまい!私の操糸術の前に貴様等は手も足も出ないのだ!そうなってしまってはいくら速くても脱出は不可能。何故ならその糸は幻の魔物イトイトマキマキ」

「フン!」


ベルが力を込めると糸は千切れベル達の体は地面に落下しました。

シ・ハイニンの表情が驚愕に歪みます


「ば、馬鹿な。その糸は幻の魔物イトイトマキマ」


シ・ハイニンが話しているのを気にもせずベルはシ・ハイニンに突撃します。


「甘いわ!」


そんなベルに対しシ・ハイニンは一本の糸を取り出しました。

その糸はかつて友と共に倒した幻の魔物、アルティメットドラゲリオンの死体から錬成したもので、その強度は魔王の攻撃すら防げるほどの



「ブベラァっ!!!」



ベルが放った拳によりシ・ハイニンはあらゆる壁を突き破り遥か彼方に吹き飛ばされました。

レイは目の前で起こった光景にもう何が何やら分からず逆に真顔でした。




「たっだまーー!!」

「!?!?え!?」

「シ・ハイニンぶちのめしてきたよー」

「まだ半日も経ってないのですか!?レイ、一体何が」

「もう認めてあげればいいんじゃないかな」

「な、何を言って」

「1万年後から来たのよ。間違いないわ。あ、私はしばらく寝るから後はよろしく」


そう言うとレイは去っていきました


「……いいでしょうあなたを認めましょう」

「うむうむ」

「ありがとう」

「それで、あなたは私達に何を求めているのですか?」

「ほえ?」

「ほえ?じゃありませんよ!接触してきたという事は何か目的があるのでしょう!」

「あー、師匠に会いたかっただけだからなー。封印の術を使える人を見つけたらその人だけ貸してくれればいいから。四天王も全部倒しておくから、探しておいてくれる?」

「私達は……必要ないということですか」

「たぶんね。必要になったら言うよ。それより師匠!あたしシ・ハイニン倒してきたよ!」

「あぁ、す、凄いね……ベルさん一つ頼みがあるんだけどいいかな?」

「なになに?師匠の頼みなら何でも聞くよ!」

「僕達を弟子にしてくれないか!」


そういうと勇者は深く頭を下げました


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