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✽3章
9話
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食べ物を消してから、三日がたった。私は、お腹を満たすため、水を飲んでいた。
こうした、水が飲めれるのならまだよかっただろう。
ここは、雨が全然降らない地なのか、川の水がなくなってしまった。そこで、私は、
以前見つけた海に行くことにした。あの海の近くになら、大きな川があるのでは
ないかと信じて。だけど、その思いが現実になることはなかった。
「な・・、なに、これ・・・?海、は・・・どこ・・に・・・」
声が出ない。海に着いて、私は言葉が途切れ途切れになりながら、驚いた。
だって、だって・・・。私の目の前に、広がるのは___。
前までは、ちゃんとここにあったのに。あれが、なくなってしまうなんて・・・。
私は、本当にいけない、嫌な人だ。
自分自身が、心のその底から嫌になった。そんな瞬間だった。
私は、自分を殺そうとしているのだろうか。人類を滅ぼそうとしているのだろうか。
「水を、水を___消してしまうなんて・・・」
もう、自分は死んでしまう。そう思った。
あと、三日。あと三日で私は、死んでしまう。
考えてしまうと、震えが止まらなくなり、涙が溢れんばかりに出てきた。
怖い。自分がこの世界から、いなくなってしまうのが。
「でも、私は___」
世界のものをたくさん消してきてしまった。それは、最後はとても悲しく
なってしまうという、神様の天罰なのだろうか。
私の頬を、悲しい味の熱い涙が零れ落ちていった。
こうした、水が飲めれるのならまだよかっただろう。
ここは、雨が全然降らない地なのか、川の水がなくなってしまった。そこで、私は、
以前見つけた海に行くことにした。あの海の近くになら、大きな川があるのでは
ないかと信じて。だけど、その思いが現実になることはなかった。
「な・・、なに、これ・・・?海、は・・・どこ・・に・・・」
声が出ない。海に着いて、私は言葉が途切れ途切れになりながら、驚いた。
だって、だって・・・。私の目の前に、広がるのは___。
前までは、ちゃんとここにあったのに。あれが、なくなってしまうなんて・・・。
私は、本当にいけない、嫌な人だ。
自分自身が、心のその底から嫌になった。そんな瞬間だった。
私は、自分を殺そうとしているのだろうか。人類を滅ぼそうとしているのだろうか。
「水を、水を___消してしまうなんて・・・」
もう、自分は死んでしまう。そう思った。
あと、三日。あと三日で私は、死んでしまう。
考えてしまうと、震えが止まらなくなり、涙が溢れんばかりに出てきた。
怖い。自分がこの世界から、いなくなってしまうのが。
「でも、私は___」
世界のものをたくさん消してきてしまった。それは、最後はとても悲しく
なってしまうという、神様の天罰なのだろうか。
私の頬を、悲しい味の熱い涙が零れ落ちていった。
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