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1章
1章終わり
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「あーっ!やっと、終わったー」
と大声を出しているのは、風真。あの時から、1か月ほどたっていて、
足と腕の傷は治っていた。
だけど、舞花はもちろん、えいまのことを思い出していた。
「えいま・・・。どこに行ったんだろう?」
考えていたことを、つい口にしてしまい乃愛と風真が振り返る。
「えいまって、誰?親戚の人?」
「ううん。家の前であった男の人」
舞花が答えると二人は、顔を見合わせた。そして、意気投合したのか
「え!?知らない人と何してたの!?」
「おい、なんか取られてないのか!?」
二人が、急に迫ってくるので、舞花は驚いた。
えーと、えいまとは、おままごとを・・・。
「お、おままごとして、遊んでた」
そう言うと、乃愛と風真はまた顔を見合わせて、
「えぇ!?六年生になっておままごと!?」
「男の人と・・・?」
私が、うなづくと二人は、神妙な顔になった。二人同時に、うーんと考え込む
姿を見て舞花は心の中で乃愛ちゃんと風真君って、似てるんだなぁ。
それにしても、何考えてるんだろう・・・?
ま、いっかと自分の中で締めくくった舞花は、ある人物を目にした気がした。
それは、どこかで会ったっような?
考えても考えても頭は、真っ白。
頭がパンクしそうになり、舞花は考えるのをやめた。
思い出さなくても、別にいいよね?
そんな舞花を見ている人物が一人。
「・・・やっぱり、覚えてないらしいな」
ほっと安心したような顔でそう言った。
そして、楽しい夢を見るように舞花を見るのだった。
___次は、何して遊ぼうかなと考えながら。
と大声を出しているのは、風真。あの時から、1か月ほどたっていて、
足と腕の傷は治っていた。
だけど、舞花はもちろん、えいまのことを思い出していた。
「えいま・・・。どこに行ったんだろう?」
考えていたことを、つい口にしてしまい乃愛と風真が振り返る。
「えいまって、誰?親戚の人?」
「ううん。家の前であった男の人」
舞花が答えると二人は、顔を見合わせた。そして、意気投合したのか
「え!?知らない人と何してたの!?」
「おい、なんか取られてないのか!?」
二人が、急に迫ってくるので、舞花は驚いた。
えーと、えいまとは、おままごとを・・・。
「お、おままごとして、遊んでた」
そう言うと、乃愛と風真はまた顔を見合わせて、
「えぇ!?六年生になっておままごと!?」
「男の人と・・・?」
私が、うなづくと二人は、神妙な顔になった。二人同時に、うーんと考え込む
姿を見て舞花は心の中で乃愛ちゃんと風真君って、似てるんだなぁ。
それにしても、何考えてるんだろう・・・?
ま、いっかと自分の中で締めくくった舞花は、ある人物を目にした気がした。
それは、どこかで会ったっような?
考えても考えても頭は、真っ白。
頭がパンクしそうになり、舞花は考えるのをやめた。
思い出さなくても、別にいいよね?
そんな舞花を見ている人物が一人。
「・・・やっぱり、覚えてないらしいな」
ほっと安心したような顔でそう言った。
そして、楽しい夢を見るように舞花を見るのだった。
___次は、何して遊ぼうかなと考えながら。
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