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初恋の人
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慌てて拓真の口を押さえたものの、あいつらの耳には、聞こえていたらしい。
「え!?凌空君って好きな子いるの!?だ、誰?」
「もしかして、私!?」
瞬きをする間に凌空の周りは、一組の女子に囲まれてしまった。何かと質問されるが、俺は上の空だった。
なぜなら、俺は、華音(かのん)しか見てなかった。
あ、奏中の女子全員にモテてるって言ったけど、訂正。俺の初恋の人、華音だけは、俺がコクっても
受け入れてくれなかった。
「あ、華音ちゃん見てるでしょ。凌空」
何とか、間に入った拓真が凌空に言った。
「・・・」
ふいっと華音から視線を逸らすと、一部始終を見ていたであろう女子たちが、騒ぎ始めた。
「えーー!!」
「凌空君が好きな人って、華音!?」
「いいなー。代わって欲しい」
拓真め。と拓真を睨むのだが、当の本人は、にやにやしていて、謝る気もない。俺と華音の関係は、
いったい、どうなるんだ!と叫びたいのだが、こんな状況で華音もいる前で言えるはずもない。
結局、俺は華音に何もありませんようにと願うことしか出来なかった。
「え!?凌空君って好きな子いるの!?だ、誰?」
「もしかして、私!?」
瞬きをする間に凌空の周りは、一組の女子に囲まれてしまった。何かと質問されるが、俺は上の空だった。
なぜなら、俺は、華音(かのん)しか見てなかった。
あ、奏中の女子全員にモテてるって言ったけど、訂正。俺の初恋の人、華音だけは、俺がコクっても
受け入れてくれなかった。
「あ、華音ちゃん見てるでしょ。凌空」
何とか、間に入った拓真が凌空に言った。
「・・・」
ふいっと華音から視線を逸らすと、一部始終を見ていたであろう女子たちが、騒ぎ始めた。
「えーー!!」
「凌空君が好きな人って、華音!?」
「いいなー。代わって欲しい」
拓真め。と拓真を睨むのだが、当の本人は、にやにやしていて、謝る気もない。俺と華音の関係は、
いったい、どうなるんだ!と叫びたいのだが、こんな状況で華音もいる前で言えるはずもない。
結局、俺は華音に何もありませんようにと願うことしか出来なかった。
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