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2章 夏
川遊び
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「ん-とね、ここに石かな」
「わっかりましたー!」
せっせと平らな石を並べていく私たちは、川にいた。川と言っても、山奥にあるよう
な流れが早くて急な所ではない。緩やかで深い場所などない安全な川だ。
そんな川で、私たちは石の橋を作っていた。なぜ石の橋を作るのかという理由は
簡単。反対側に菜津乃の家に繋がる細い道があるのだ。ここを通れば近道になる。
「・・・にしても、暑いねー」
「うん。でも、水が冷たいよー!」
ほんとだー!と私が言うと、雨華が私に向かって水をかけてきた。
「うわー!!雨華、やったなー!?」
「由衣、ごめんって」
私が仕返しに水をかけると、菜津乃まで参戦。三人でびしょびしょにならない程度に
水をかけあった。そして、さんざん遊んだところで橋作り開始。
水がかかったおかげで、暑さから逃れることができ、作業がたんたんと進む。
最後に、雨華と菜津乃が大きな石を運んできて、橋は無事に完成した。
「やったー!」
「やっとできたー!」
「けっこう安定してるしね」
石は多少ゆらゆらと動くものの、自然の川に橋を作ったには、安定していると思う。
由衣は、橋を作ったことを少し誇らしげに思った。私たちだけで川に橋を作り、
人が歩けるようにしたからだ。水草があって、小魚がいる。
そんないい川を自分のものにしたみたいで由衣はわくわくしてきた。
これからの夏、この川で水遊びをすれば涼しく過ごせるのではないかと。
そんな風に思えてきた。
「んじゃ、アイスでも食べよっか」
「まじ!?」
「アイス、アイス~」
私たちは、楽しく遊んだ川を後にした。
「わっかりましたー!」
せっせと平らな石を並べていく私たちは、川にいた。川と言っても、山奥にあるよう
な流れが早くて急な所ではない。緩やかで深い場所などない安全な川だ。
そんな川で、私たちは石の橋を作っていた。なぜ石の橋を作るのかという理由は
簡単。反対側に菜津乃の家に繋がる細い道があるのだ。ここを通れば近道になる。
「・・・にしても、暑いねー」
「うん。でも、水が冷たいよー!」
ほんとだー!と私が言うと、雨華が私に向かって水をかけてきた。
「うわー!!雨華、やったなー!?」
「由衣、ごめんって」
私が仕返しに水をかけると、菜津乃まで参戦。三人でびしょびしょにならない程度に
水をかけあった。そして、さんざん遊んだところで橋作り開始。
水がかかったおかげで、暑さから逃れることができ、作業がたんたんと進む。
最後に、雨華と菜津乃が大きな石を運んできて、橋は無事に完成した。
「やったー!」
「やっとできたー!」
「けっこう安定してるしね」
石は多少ゆらゆらと動くものの、自然の川に橋を作ったには、安定していると思う。
由衣は、橋を作ったことを少し誇らしげに思った。私たちだけで川に橋を作り、
人が歩けるようにしたからだ。水草があって、小魚がいる。
そんないい川を自分のものにしたみたいで由衣はわくわくしてきた。
これからの夏、この川で水遊びをすれば涼しく過ごせるのではないかと。
そんな風に思えてきた。
「んじゃ、アイスでも食べよっか」
「まじ!?」
「アイス、アイス~」
私たちは、楽しく遊んだ川を後にした。
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