22 / 41
幕間
”甘い”ひと時
しおりを挟む
「ディルク、小物が届いたから一緒に運んでくれる?」
地面に置かれたいくつかの木箱を指して、オフィーリアが声をかけてきた。
他人行儀だった敬語が取れて砕けた口調で話してくれるようになったし、些細なことでもディルクを頼ってくれるようになった。出会った頃よりもずっと距離が近づいているのは、素直に嬉しい。
「ああ、分かった。これは……食器か」
以前暮らしていた小屋にあったのはほとんど木製だったが、いい機会だからと陶器や銀の食器を購入したのだ。
来客用のティーセット以外、すべてペアで揃えてある。
もちろん、オフィーリアとディルクで使うものだ。
ドラゴンに食事は必要ないが、一緒に食事を摂るとオフィーリアが喜ぶし、なんだか夫婦っぽいと勝手に思っているので、できるだけ毎日一緒に食卓を囲むことにしている。
そういえばペアの食器を買った時、店員から「彼氏さんとお揃いにしたいなんて、ラブラブなんですね!」と笑顔で対応されたオフィーリアが、顔を真っ赤にしていたのを思い出す。
子供の姿では格好がつかないし、積極的に口説いたりアピールしたりはしてなかったが、使い魔としてではなく異性として意識されているのが分かって、嬉しくもあり恥ずかしくもあり……いや、回想に浸っている場合ではない。仕事をしないと。
作業する男たちの合間を縫って木箱を中に運び込み、梱包を解きながらすでに搬入されている食器棚に仕舞っていく。時々手を止めながら、オフィーリアに視線を向けてくる男たちを牽制しつつ、出来上がっていく新居を見回す。
アイボリー色の壁紙。明るい色味の木製家具。こげ茶のフローリング。
キッチンとリビングだけで元の管理小屋くらいの広さがあり、それとは別に三部屋あって、さらに工房があるのだから、いかに今まで狭い生活空間だったのかと思い知らされる。
だが、広くなったことで残念なこともある。
オフィーリアと同じ空間で眠れなくなってしまったことだ。
省スペースと理性の暴走抑止のため、ぬいぐるみサイズのドラゴン姿で就寝していたディルクだが、彼女が寝静まったことを見計らって起き出し、こっそり寝顔を堪能するのが毎晩の楽しみだったというのに。
今まで通り人化しないことを条件に一緒の部屋で寝てもいいかと、さりげなくお伺いしてみたのだが、赤い顔をプルプル横に振られてガッカリした。
誓って言うが、変なことは一切していない。
頭を撫でたり布団をかけ直したり、健全な範囲でしか触れてない。それ以上の邪なことは……妄想にとどめている。ただ、あどけない彼女の寝顔を見ていると、自分の汚れた妄想に自己嫌悪が押し寄せてくるので、ほどほどにしているが。
当分一人で寂しく寝るのかと思うと、つい遠い目になってしまうが、これほど意識されているならという期待感も強い。
だが、お互いの気持ちだけで恋人や夫婦になれるわけではない。
人の姿を取ることができるとはいえ、種族の違いもさることながら、ドラゴンと人間とでは寿命が違いすぎる。オフィーリアは『今さえよければ』というタイプではないから、きっと気にしていることだろう。
根本的な命の長さは変えられないが、自分の歳格好を変えて彼女と釣り合う見た目に変えることもできるので、ディルクとしては問題ないつもりだが、それを彼女が受け入れてくれるかどうかまでは分からない。
愛があればどんな障害も乗り越えられる、なんていうのは絵空事だ。
などと考えながら内心皮肉げに笑っていると、オフィーリアが顔を上げた。
「ねぇ、ディルク。皆さんの作業ももうすぐ終わりそうだし、お帰りになられたら一旦休憩してお茶にしましょうか。昨日、お母さんからフルーツケーキをもらったの」
オフィーリアはここ最近、ベアトリクスを「お母さん」と呼ぶことが増えた。
意識してそうしている節もあるが、彼女が前向きに母親と向き合おうとしていることの現れだろうし、長年の確執も少しずつ過去の出来事になりつつあるのだろう。
それは一安心だが、別の懸念が湧き上がる。
「いや待て、それはベアトリクスが作ったのか……?」
「あ、もらったケーキの製作者はロイドよ。お母さんが作ったのもあったけど……あれは……あはは」
何を思い出したのか、ゴニョゴニョと言葉を濁し、曖昧に笑うオフィーリア。
ベアトリクスは壊滅的なまでに家事ができない。
ロイドにすべて任せきりで、自分では何もしたことがないそうだ。
使い魔に家事などの雑務をさせる魔女は多いが、さすがにまったくできないというタイプは少ない。
それでは母親らしくないと思ったのか、最近は隠居の暇に飽かせていろいろ頑張っているものの、ほとんど空回りに終わっている。
その奮闘ぶりも、娘のわだかまりを溶かすのに一役買ったのかもしれないが……彼女の作った料理が薬より不味いのはディルクも身をもって体験しているので、これ以上手料理で母子愛を深めようとするのは控えるよう、本気で進言すべきかもしれない。
「……まあ、ロイドが作ったのなら安心だな。ところでオフィーリア、君が優しいのは知ってるが、試食が嫌ならちゃんと断るんだぞ。腹を壊したらどうするんだ」
「だ、大丈夫よ。本当におなかを壊しそうなのは、前もってロイドがす……べ、別のところに取ってあるから」
今『捨てる』って言いかけたな、とディルクは思ったが、母を慮ってマイルドに言い換えたオフィーリアの気持ちを汲んで、突っ込むことはしなかった。
その後、無事に搬入作業は終わり、オフィーリアを狙う男どもが撤収して清々したところで真新しいテーブルにつき、新品の食器を使っておやつの時間となった。
爽やかな口当たりのハーブティーと、ドライフルーツがたっぷり練り込まれた甘いフルーツケーキで疲れを癒しつつ、二人きりの時間を堪能する。
至福の時だ。
男女のアレコレがなくたって、愛しい人とこうして過ごせるだけで心が満たされる。そこに甘い物があるなら最高だ。そうケーキと一緒に幸せを噛みしめていると、
「ディルク、食べカスがついてるわよ」
「え、どこ――むっ」
おもむろに椅子から腰を浮かせたオフィーリアが、テーブルを挟んで手を伸ばし、ナプキンで口元を拭った。
「い、言ってくれれば自分で取るから」
「前もそうしたけど、全然取れなかったもの」
そう言えばそうだった。顔中をゴシゴシと擦るディルクを見ながら、彼女は忍び笑いをしていた。
子供扱いされるのも癪だが、カッコ悪いところも見せるよりはマシだろうか。
いや、その前に食べカスを付けずに食べる方が大事か。でも、彼女に世話を焼かれるのも嬉しいし……どうするのが正解なのだろう。
贅沢な悩みを抱きつつ残りのケーキを平らげ、新居の片付けを再開した。
地面に置かれたいくつかの木箱を指して、オフィーリアが声をかけてきた。
他人行儀だった敬語が取れて砕けた口調で話してくれるようになったし、些細なことでもディルクを頼ってくれるようになった。出会った頃よりもずっと距離が近づいているのは、素直に嬉しい。
「ああ、分かった。これは……食器か」
以前暮らしていた小屋にあったのはほとんど木製だったが、いい機会だからと陶器や銀の食器を購入したのだ。
来客用のティーセット以外、すべてペアで揃えてある。
もちろん、オフィーリアとディルクで使うものだ。
ドラゴンに食事は必要ないが、一緒に食事を摂るとオフィーリアが喜ぶし、なんだか夫婦っぽいと勝手に思っているので、できるだけ毎日一緒に食卓を囲むことにしている。
そういえばペアの食器を買った時、店員から「彼氏さんとお揃いにしたいなんて、ラブラブなんですね!」と笑顔で対応されたオフィーリアが、顔を真っ赤にしていたのを思い出す。
子供の姿では格好がつかないし、積極的に口説いたりアピールしたりはしてなかったが、使い魔としてではなく異性として意識されているのが分かって、嬉しくもあり恥ずかしくもあり……いや、回想に浸っている場合ではない。仕事をしないと。
作業する男たちの合間を縫って木箱を中に運び込み、梱包を解きながらすでに搬入されている食器棚に仕舞っていく。時々手を止めながら、オフィーリアに視線を向けてくる男たちを牽制しつつ、出来上がっていく新居を見回す。
アイボリー色の壁紙。明るい色味の木製家具。こげ茶のフローリング。
キッチンとリビングだけで元の管理小屋くらいの広さがあり、それとは別に三部屋あって、さらに工房があるのだから、いかに今まで狭い生活空間だったのかと思い知らされる。
だが、広くなったことで残念なこともある。
オフィーリアと同じ空間で眠れなくなってしまったことだ。
省スペースと理性の暴走抑止のため、ぬいぐるみサイズのドラゴン姿で就寝していたディルクだが、彼女が寝静まったことを見計らって起き出し、こっそり寝顔を堪能するのが毎晩の楽しみだったというのに。
今まで通り人化しないことを条件に一緒の部屋で寝てもいいかと、さりげなくお伺いしてみたのだが、赤い顔をプルプル横に振られてガッカリした。
誓って言うが、変なことは一切していない。
頭を撫でたり布団をかけ直したり、健全な範囲でしか触れてない。それ以上の邪なことは……妄想にとどめている。ただ、あどけない彼女の寝顔を見ていると、自分の汚れた妄想に自己嫌悪が押し寄せてくるので、ほどほどにしているが。
当分一人で寂しく寝るのかと思うと、つい遠い目になってしまうが、これほど意識されているならという期待感も強い。
だが、お互いの気持ちだけで恋人や夫婦になれるわけではない。
人の姿を取ることができるとはいえ、種族の違いもさることながら、ドラゴンと人間とでは寿命が違いすぎる。オフィーリアは『今さえよければ』というタイプではないから、きっと気にしていることだろう。
根本的な命の長さは変えられないが、自分の歳格好を変えて彼女と釣り合う見た目に変えることもできるので、ディルクとしては問題ないつもりだが、それを彼女が受け入れてくれるかどうかまでは分からない。
愛があればどんな障害も乗り越えられる、なんていうのは絵空事だ。
などと考えながら内心皮肉げに笑っていると、オフィーリアが顔を上げた。
「ねぇ、ディルク。皆さんの作業ももうすぐ終わりそうだし、お帰りになられたら一旦休憩してお茶にしましょうか。昨日、お母さんからフルーツケーキをもらったの」
オフィーリアはここ最近、ベアトリクスを「お母さん」と呼ぶことが増えた。
意識してそうしている節もあるが、彼女が前向きに母親と向き合おうとしていることの現れだろうし、長年の確執も少しずつ過去の出来事になりつつあるのだろう。
それは一安心だが、別の懸念が湧き上がる。
「いや待て、それはベアトリクスが作ったのか……?」
「あ、もらったケーキの製作者はロイドよ。お母さんが作ったのもあったけど……あれは……あはは」
何を思い出したのか、ゴニョゴニョと言葉を濁し、曖昧に笑うオフィーリア。
ベアトリクスは壊滅的なまでに家事ができない。
ロイドにすべて任せきりで、自分では何もしたことがないそうだ。
使い魔に家事などの雑務をさせる魔女は多いが、さすがにまったくできないというタイプは少ない。
それでは母親らしくないと思ったのか、最近は隠居の暇に飽かせていろいろ頑張っているものの、ほとんど空回りに終わっている。
その奮闘ぶりも、娘のわだかまりを溶かすのに一役買ったのかもしれないが……彼女の作った料理が薬より不味いのはディルクも身をもって体験しているので、これ以上手料理で母子愛を深めようとするのは控えるよう、本気で進言すべきかもしれない。
「……まあ、ロイドが作ったのなら安心だな。ところでオフィーリア、君が優しいのは知ってるが、試食が嫌ならちゃんと断るんだぞ。腹を壊したらどうするんだ」
「だ、大丈夫よ。本当におなかを壊しそうなのは、前もってロイドがす……べ、別のところに取ってあるから」
今『捨てる』って言いかけたな、とディルクは思ったが、母を慮ってマイルドに言い換えたオフィーリアの気持ちを汲んで、突っ込むことはしなかった。
その後、無事に搬入作業は終わり、オフィーリアを狙う男どもが撤収して清々したところで真新しいテーブルにつき、新品の食器を使っておやつの時間となった。
爽やかな口当たりのハーブティーと、ドライフルーツがたっぷり練り込まれた甘いフルーツケーキで疲れを癒しつつ、二人きりの時間を堪能する。
至福の時だ。
男女のアレコレがなくたって、愛しい人とこうして過ごせるだけで心が満たされる。そこに甘い物があるなら最高だ。そうケーキと一緒に幸せを噛みしめていると、
「ディルク、食べカスがついてるわよ」
「え、どこ――むっ」
おもむろに椅子から腰を浮かせたオフィーリアが、テーブルを挟んで手を伸ばし、ナプキンで口元を拭った。
「い、言ってくれれば自分で取るから」
「前もそうしたけど、全然取れなかったもの」
そう言えばそうだった。顔中をゴシゴシと擦るディルクを見ながら、彼女は忍び笑いをしていた。
子供扱いされるのも癪だが、カッコ悪いところも見せるよりはマシだろうか。
いや、その前に食べカスを付けずに食べる方が大事か。でも、彼女に世話を焼かれるのも嬉しいし……どうするのが正解なのだろう。
贅沢な悩みを抱きつつ残りのケーキを平らげ、新居の片付けを再開した。
0
あなたにおすすめの小説
【完結】冷徹執事は、つれない侍女を溺愛し続ける。
たまこ
恋愛
公爵の専属執事ハロルドは、美しい容姿に関わらず氷のように冷徹であり、多くの女性に思いを寄せられる。しかし、公爵の娘の侍女ソフィアだけは、ハロルドに見向きもしない。
ある日、ハロルドはソフィアの真っ直ぐすぎる内面に気付き、恋に落ちる。それからハロルドは、毎日ソフィアを口説き続けるが、ソフィアは靡いてくれないまま、五年の月日が経っていた。
※『王子妃候補をクビになった公爵令嬢は、拗らせた初恋の思い出だけで生きていく。』のスピンオフ作品ですが、こちらだけでも楽しめるようになっております。
捨てられ聖女は、王太子殿下の契約花嫁。彼の呪いを解けるのは、わたしだけでした。
鷹凪きら
恋愛
「力を失いかけた聖女を、いつまでも生かしておくと思ったか?」
聖女の力を使い果たしたヴェータ国の王女シェラは、王となった兄から廃棄宣告を受ける。
死を覚悟したが、一人の男によって強引に連れ去られたことにより、命を繋ぎとめた。
シェラをさらったのは、敵国であるアレストリアの王太子ルディオ。
「君が生きたいと願うなら、ひとつだけ方法がある」
それは彼と結婚し、敵国アレストリアの王太子妃となること。
生き延びるために、シェラは提案を受け入れる。
これは互いの利益のための契約結婚。
初めから分かっていたはずなのに、彼の優しさに惹かれていってしまう。
しかしある事件をきっかけに、ルディオはシェラと距離をとり始めて……?
……分かりました。
この際ですから、いっそあたって砕けてみましょう。
夫を好きになったっていいですよね?
シェラはひっそりと決意を固める。
彼が恐ろしい呪いを抱えているとも知らずに……
※『ネコ科王子の手なずけ方』シリーズの三作目、王太子編となります。
主人公が変わっているので、単体で読めます。
【完結】王宮内は安定したらしいので、第二王子と国内の視察に行ってきます!(呼ばれたみたいなので、異世界でも生きてみます。の続編です)
まりぃべる
恋愛
異世界に呼ばれた佐川マリア。マリア・サガワとしてこの世界で生きて行く事に決め、第二王子殿下のルークウェスト=ヴァン=ケルンベルトと一緒に、この国をより良くしていきます!って、実際は2人で旅行がしたかっただけ?
呼ばれたみたいなので、異世界でも生きてみます。の続編です。
長くなりましたので、前作の続きでは無く新しくしました。前作でしおりを挟んでくれた方ありがとうございました。
読んでなくても分かるようにしております。けれど、分かりにくかったらすみません。
前作も読んで下さると嬉しいです。
まだまだ未熟なので、稚拙ではありますが、読んでいただけると嬉しいです。
☆前作で読者様よりご指摘が有りましたのでこちらにも記載しておきます。
主人公の年齢は設定としてありますが、読者様が主人公になれたらな(もしくは好きな年齢に当てはめて読めたら)という思いを込めて敢えて年齢を記載していません。
【完結】年下幼馴染くんを上司撃退の盾にしたら、偽装婚約の罠にハマりました
廻り
恋愛
幼い頃に誘拐されたトラウマがあるリリアナ。
王宮事務官として就職するが、犯人に似ている上司に一目惚れされ、威圧的に独占されてしまう。
恐怖から逃れたいリリアナは、幼馴染を盾にし「恋人がいる」と上司の誘いを断る。
「リリちゃん。俺たち、いつから付き合っていたのかな?」
幼馴染を怒らせてしまったが、上司撃退は成功。
ほっとしたのも束の間、上司から二人の関係を問い詰められた挙句、求婚されてしまう。
幼馴染に相談したところ、彼と偽装婚約することになるが――
いつか終わりがくるのなら
キムラましゅろう
恋愛
闘病の末に崩御した国王。
まだ幼い新国王を守るために組まれた婚姻で結ばれた、アンリエッタと幼き王エゼキエル。
それは誰もが知っている期間限定の婚姻で……
いずれ大国の姫か有力諸侯の娘と婚姻が組み直されると分かっていながら、エゼキエルとの日々を大切に過ごすアンリエッタ。
終わりが来る事が分かっているからこそ愛しくて優しい日々だった。
アンリエッタは思う、この優しく不器用な夫が幸せになれるように自分に出来る事、残せるものはなんだろうかを。
異世界が難病と指定する悪性誤字脱字病患者の執筆するお話です。
毎度の事ながら、誤字脱字にぶつかるとご自身で「こうかな?」と脳内変換して頂く可能性があります。
ご了承くださいませ。
完全ご都合主義、作者独自の異世界感、ノーリアリティノークオリティのお話です。菩薩の如く広いお心でお読みくださいませ。
小説家になろうさんでも投稿します。
根暗令嬢の華麗なる転身
しろねこ。
恋愛
「来なきゃよかったな」
ミューズは茶会が嫌いだった。
茶会デビューを果たしたものの、人から不細工と言われたショックから笑顔になれず、しまいには根暗令嬢と陰で呼ばれるようになった。
公爵家の次女に産まれ、キレイな母と実直な父、優しい姉に囲まれ幸せに暮らしていた。
何不自由なく、暮らしていた。
家族からも愛されて育った。
それを壊したのは悪意ある言葉。
「あんな不細工な令嬢見たことない」
それなのに今回の茶会だけは断れなかった。
父から絶対に参加してほしいという言われた茶会は特別で、第一王子と第二王子が来るものだ。
婚約者選びのものとして。
国王直々の声掛けに娘思いの父も断れず…
応援して頂けると嬉しいです(*´ω`*)
ハピエン大好き、完全自己満、ご都合主義の作者による作品です。
同名主人公にてアナザーワールド的に別な作品も書いています。
立場や環境が違えども、幸せになって欲しいという思いで作品を書いています。
一部リンクしてるところもあり、他作品を見て頂ければよりキャラへの理解が深まって楽しいかと思います。
描写的なものに不安があるため、お気をつけ下さい。
ゆるりとお楽しみください。
こちら小説家になろうさん、カクヨムさんにも投稿させてもらっています。
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる