27 / 41
第二部
おうちはどこ?
しおりを挟む
薬を作っている間に大分日が傾いた。
ミーヤの足では夜になっても町にたどり着けないだろう。
しかし、ドラゴンになったディルクを使えばあっという間だ。
工房の勝手口から外に出ると、橙色の空を背景に、背中にクッション付きの鞍を乗せた銀のドラゴンがいた。
この鞍は馬具職人に頼んで造らせた特注品で、軽くて丈夫なマナテリアルの皮革と金属を使用している。ちなみに、この鞍も魔力で変換することができるので、起き場所に困ることはない。
体を固定するベルトはないが、ディルクの魔力が守ってくれているので心配ない。
一度どういう原理で守られているのかを聞いたのだが、オフィーリアの知識では理解できなかったので諦めた。
「わあ、ドラゴンさん!?」
ミーヤはドラゴンを見ておっかなびっくりし、目を大きく見開いて叫んだ。
「ディルクよ」
「え、さっきのおにいさん? ドラゴンさんなの?」
「ああ、そうだ」
ドラゴン姿のディルクは鷹揚にうなずき、身を低くした。
「さあ、早く乗れ。俺に乗ったら、町までひとっ飛びだからな」
「ドラゴンさんにのるの!?」
ミーヤは興奮半分緊張半分といった様子で、オフィーリアの手を借りて鞍にまたがる。
二人が乗ったのを確認すると、ディルクは体を起こし、二度三度軽く翼を動かしたのち、ブンッと大きく羽ばたいて一気に上空に舞い上がる。
「ひゃああ! すごーい!」
「も、もう。ミーヤ、暴れちゃダメよ!」
満面の笑顔で悲鳴を上げ、手足をジタバタさせるミーヤを抱きかかえる。
ディルクに守られているとはいえ、危なっかしいことこの上ない。十分にも満たない空の旅だったが、町に着くまでに気疲れでぐったりしてしまったオフィーリアだった。
町の入り口付近で降り、顔なじみの門番に挨拶を交わしたのち、ミーヤの案内で彼女の家に向かおうとしたのだが。
「あ、あれ? おうち、どこ?」
普段こんな町の出入り口まで来ることがないせいか、ここから自宅までの道が分からないようだ。この近くに住んでないとなると、道行く人がミーヤの家や両親を知っている可能性は低くなる。
心細そうに縮こまるミーヤの手を握り、どうしたものかとディルクと顔を見合わせていると、知った顔がこちらに気づいて近づいて来た。
「あれ、オフィーリアたちじゃない。どうしたの、こんな時間に」
「ジーナさん」
オフィーリアの顧客の一人、ジーナ。
婦人服の仕立て屋を切り盛りしている店主兼職人だ。
仕事が立て込むと生活が不規則になりがちで、長らく肌荒れに悩んでいたようだが、美肌効果のある“魔女のハーブティー”のおかげで解消され、ついでに彼氏もできたと大変感謝された。
そんな公私ともに忙しい彼女が、こんな時間に店の近くでもところを歩いていることこそ尋ねたいが……随分オシャレしているから、これからデートなのだろう。
邪魔をして悪いが、顔の広そうな人間に出会えたチャンスを使わない手はない。
「あの、つかぬ事をお伺いしますが、この子のおうち知りませんか? ミーヤっていう子なんですけど」
「ミーヤ、ね……」
ジーナは膝を折ってミーヤを見ながら何か思案する素振りを見せたのち、何か思い出したのかはたと手を打った。
「あ、そうそう。血相変えた女の人が『ミーヤちゃんを知りませんか!?』って飛び込んで来たらしいわ。私は店の奥で作業してて、バイトの子から聞いた話なんだけど」
いきなり有力な手掛かりを得られたオフィーリアは、つい前のめりになる。
「そ、それ、いつの話ですか?」
「えっと……確か、昼過ぎだったかしら。私はこの子を知らないんだけど、店の近所に住んでるみたい」
ミーヤ”ちゃん”と呼んでいるあたり、探しに来たのは母親ではなく近所の住人なのだろう。
子供がいなくなったのに気づいた両親が、出歩けない自分たちの代わりに探すよう頼んだのかもしれない。
「なら、そこに行けばすぐに分かるな。まだ誰か探し回ってるかもしれない」
「ジーナさん、ありがとうございます」
「うふふ、役に立てたようでよかったわ。また今度お洋服買ってね」
ヒラヒラと手を振り、笑顔で別れたジーナは、門番詰め所の方へ歩いていく。
彼氏がどこの誰かは聞いたことはなかったが、どうやら門番の一人らしい……などと、彼女の恋路を気にしている場合ではない。意外と大事になっているようなので、早くミーヤを連れて帰らなければ。
小さな子供を連れて素早く移動はできないので、ディルクが麻袋を抱えるミーヤを抱きかかえ、急ぎ足でジーナの店へと向かうと、キョロキョロと周囲を見回す挙動不審な何人かの大人を見つけた。
「あ、おじさん! おばさん!」
彼らを見てミーヤが叫ぶのと同時に、ディルクが地面に下ろしてやると、その大人たちの元にトコトコと走って行った。
「ミーヤちゃん、どこいってたの!」
「あ、あんたたちがミーヤちゃんを誘拐し――ひっ!」
「ちょ、ちょっと、落ち着いてください。ディルクも睨まないで」
興奮する大人たちと彼らを威圧するディルクの間で、オロオロしながらも両者を落ち着かせるように、努めて穏やかな笑顔で話を切り出す。
「連れが失礼しました。私は、魔女のオフィーリア・バーディーです。お薬を求めてわざわざ里まで来てくれたミーヤちゃんを送ってきただけですから、皆さんがご心配するようなことは何もありません」
「そ、そうなのかい、ミーヤちゃん」
「そうだよ。まじょのおねえさんといっしょに、パパとママのおくすりつくったの」
えっへん、と可愛らしく胸を張り、麻袋を自慢げに掲げて見せるミーヤ。
こんな小さい子が薬を作ったということが、大人たちには信じられない様子だったが、ともかくミーヤの無事を伝えなければと、彼女を連れて家に戻ることにしたようだ。
「バイバイ! おにいさん、おねえさん!」
「またね、ミーヤ」
手を振って小さなお客さんと別れると、一人の中年女性がおずおずと頭を下げた。
「さっきは誤解して悪かったね。落ち着いて見てみれば、あんたたちこの辺で見たことあるよ。ジーナのところに出入りしてる人たちだね」
「ええ。ジーナさんにはお世話になってます。ミーヤちゃんのおうちが分かったのも、ジーナさんのおかげなんですよ」
「あら、そうなの?」
それから打ち解けた女性と二、三言交わしたのち、ミーヤが店で魔女の里に行けと言われた話をすると、彼女は忌々しそうに「あのバカ息子だね」とつぶやいた。
「薬局にそこのおにいさんくらいの歳頃の男の子がいてね、時々親の代わりに店番してるんだが、これがまたやる気がなくて口の悪いボンクラで。その上子供嫌いなもんだから、きっとミーヤちゃんに意地悪なことを言ったんだろうよ。そいつには一発ガツンと言っておいてやらないとね」
ガツンの一言で済みそうにないレベルの殺気を込め、グッと拳を握る女性に「ほ、ほどほどに」と言って別れを告げ、常夜灯が灯り出した町を後にした。
ミーヤの足では夜になっても町にたどり着けないだろう。
しかし、ドラゴンになったディルクを使えばあっという間だ。
工房の勝手口から外に出ると、橙色の空を背景に、背中にクッション付きの鞍を乗せた銀のドラゴンがいた。
この鞍は馬具職人に頼んで造らせた特注品で、軽くて丈夫なマナテリアルの皮革と金属を使用している。ちなみに、この鞍も魔力で変換することができるので、起き場所に困ることはない。
体を固定するベルトはないが、ディルクの魔力が守ってくれているので心配ない。
一度どういう原理で守られているのかを聞いたのだが、オフィーリアの知識では理解できなかったので諦めた。
「わあ、ドラゴンさん!?」
ミーヤはドラゴンを見ておっかなびっくりし、目を大きく見開いて叫んだ。
「ディルクよ」
「え、さっきのおにいさん? ドラゴンさんなの?」
「ああ、そうだ」
ドラゴン姿のディルクは鷹揚にうなずき、身を低くした。
「さあ、早く乗れ。俺に乗ったら、町までひとっ飛びだからな」
「ドラゴンさんにのるの!?」
ミーヤは興奮半分緊張半分といった様子で、オフィーリアの手を借りて鞍にまたがる。
二人が乗ったのを確認すると、ディルクは体を起こし、二度三度軽く翼を動かしたのち、ブンッと大きく羽ばたいて一気に上空に舞い上がる。
「ひゃああ! すごーい!」
「も、もう。ミーヤ、暴れちゃダメよ!」
満面の笑顔で悲鳴を上げ、手足をジタバタさせるミーヤを抱きかかえる。
ディルクに守られているとはいえ、危なっかしいことこの上ない。十分にも満たない空の旅だったが、町に着くまでに気疲れでぐったりしてしまったオフィーリアだった。
町の入り口付近で降り、顔なじみの門番に挨拶を交わしたのち、ミーヤの案内で彼女の家に向かおうとしたのだが。
「あ、あれ? おうち、どこ?」
普段こんな町の出入り口まで来ることがないせいか、ここから自宅までの道が分からないようだ。この近くに住んでないとなると、道行く人がミーヤの家や両親を知っている可能性は低くなる。
心細そうに縮こまるミーヤの手を握り、どうしたものかとディルクと顔を見合わせていると、知った顔がこちらに気づいて近づいて来た。
「あれ、オフィーリアたちじゃない。どうしたの、こんな時間に」
「ジーナさん」
オフィーリアの顧客の一人、ジーナ。
婦人服の仕立て屋を切り盛りしている店主兼職人だ。
仕事が立て込むと生活が不規則になりがちで、長らく肌荒れに悩んでいたようだが、美肌効果のある“魔女のハーブティー”のおかげで解消され、ついでに彼氏もできたと大変感謝された。
そんな公私ともに忙しい彼女が、こんな時間に店の近くでもところを歩いていることこそ尋ねたいが……随分オシャレしているから、これからデートなのだろう。
邪魔をして悪いが、顔の広そうな人間に出会えたチャンスを使わない手はない。
「あの、つかぬ事をお伺いしますが、この子のおうち知りませんか? ミーヤっていう子なんですけど」
「ミーヤ、ね……」
ジーナは膝を折ってミーヤを見ながら何か思案する素振りを見せたのち、何か思い出したのかはたと手を打った。
「あ、そうそう。血相変えた女の人が『ミーヤちゃんを知りませんか!?』って飛び込んで来たらしいわ。私は店の奥で作業してて、バイトの子から聞いた話なんだけど」
いきなり有力な手掛かりを得られたオフィーリアは、つい前のめりになる。
「そ、それ、いつの話ですか?」
「えっと……確か、昼過ぎだったかしら。私はこの子を知らないんだけど、店の近所に住んでるみたい」
ミーヤ”ちゃん”と呼んでいるあたり、探しに来たのは母親ではなく近所の住人なのだろう。
子供がいなくなったのに気づいた両親が、出歩けない自分たちの代わりに探すよう頼んだのかもしれない。
「なら、そこに行けばすぐに分かるな。まだ誰か探し回ってるかもしれない」
「ジーナさん、ありがとうございます」
「うふふ、役に立てたようでよかったわ。また今度お洋服買ってね」
ヒラヒラと手を振り、笑顔で別れたジーナは、門番詰め所の方へ歩いていく。
彼氏がどこの誰かは聞いたことはなかったが、どうやら門番の一人らしい……などと、彼女の恋路を気にしている場合ではない。意外と大事になっているようなので、早くミーヤを連れて帰らなければ。
小さな子供を連れて素早く移動はできないので、ディルクが麻袋を抱えるミーヤを抱きかかえ、急ぎ足でジーナの店へと向かうと、キョロキョロと周囲を見回す挙動不審な何人かの大人を見つけた。
「あ、おじさん! おばさん!」
彼らを見てミーヤが叫ぶのと同時に、ディルクが地面に下ろしてやると、その大人たちの元にトコトコと走って行った。
「ミーヤちゃん、どこいってたの!」
「あ、あんたたちがミーヤちゃんを誘拐し――ひっ!」
「ちょ、ちょっと、落ち着いてください。ディルクも睨まないで」
興奮する大人たちと彼らを威圧するディルクの間で、オロオロしながらも両者を落ち着かせるように、努めて穏やかな笑顔で話を切り出す。
「連れが失礼しました。私は、魔女のオフィーリア・バーディーです。お薬を求めてわざわざ里まで来てくれたミーヤちゃんを送ってきただけですから、皆さんがご心配するようなことは何もありません」
「そ、そうなのかい、ミーヤちゃん」
「そうだよ。まじょのおねえさんといっしょに、パパとママのおくすりつくったの」
えっへん、と可愛らしく胸を張り、麻袋を自慢げに掲げて見せるミーヤ。
こんな小さい子が薬を作ったということが、大人たちには信じられない様子だったが、ともかくミーヤの無事を伝えなければと、彼女を連れて家に戻ることにしたようだ。
「バイバイ! おにいさん、おねえさん!」
「またね、ミーヤ」
手を振って小さなお客さんと別れると、一人の中年女性がおずおずと頭を下げた。
「さっきは誤解して悪かったね。落ち着いて見てみれば、あんたたちこの辺で見たことあるよ。ジーナのところに出入りしてる人たちだね」
「ええ。ジーナさんにはお世話になってます。ミーヤちゃんのおうちが分かったのも、ジーナさんのおかげなんですよ」
「あら、そうなの?」
それから打ち解けた女性と二、三言交わしたのち、ミーヤが店で魔女の里に行けと言われた話をすると、彼女は忌々しそうに「あのバカ息子だね」とつぶやいた。
「薬局にそこのおにいさんくらいの歳頃の男の子がいてね、時々親の代わりに店番してるんだが、これがまたやる気がなくて口の悪いボンクラで。その上子供嫌いなもんだから、きっとミーヤちゃんに意地悪なことを言ったんだろうよ。そいつには一発ガツンと言っておいてやらないとね」
ガツンの一言で済みそうにないレベルの殺気を込め、グッと拳を握る女性に「ほ、ほどほどに」と言って別れを告げ、常夜灯が灯り出した町を後にした。
0
あなたにおすすめの小説
【完結】冷徹執事は、つれない侍女を溺愛し続ける。
たまこ
恋愛
公爵の専属執事ハロルドは、美しい容姿に関わらず氷のように冷徹であり、多くの女性に思いを寄せられる。しかし、公爵の娘の侍女ソフィアだけは、ハロルドに見向きもしない。
ある日、ハロルドはソフィアの真っ直ぐすぎる内面に気付き、恋に落ちる。それからハロルドは、毎日ソフィアを口説き続けるが、ソフィアは靡いてくれないまま、五年の月日が経っていた。
※『王子妃候補をクビになった公爵令嬢は、拗らせた初恋の思い出だけで生きていく。』のスピンオフ作品ですが、こちらだけでも楽しめるようになっております。
捨てられ聖女は、王太子殿下の契約花嫁。彼の呪いを解けるのは、わたしだけでした。
鷹凪きら
恋愛
「力を失いかけた聖女を、いつまでも生かしておくと思ったか?」
聖女の力を使い果たしたヴェータ国の王女シェラは、王となった兄から廃棄宣告を受ける。
死を覚悟したが、一人の男によって強引に連れ去られたことにより、命を繋ぎとめた。
シェラをさらったのは、敵国であるアレストリアの王太子ルディオ。
「君が生きたいと願うなら、ひとつだけ方法がある」
それは彼と結婚し、敵国アレストリアの王太子妃となること。
生き延びるために、シェラは提案を受け入れる。
これは互いの利益のための契約結婚。
初めから分かっていたはずなのに、彼の優しさに惹かれていってしまう。
しかしある事件をきっかけに、ルディオはシェラと距離をとり始めて……?
……分かりました。
この際ですから、いっそあたって砕けてみましょう。
夫を好きになったっていいですよね?
シェラはひっそりと決意を固める。
彼が恐ろしい呪いを抱えているとも知らずに……
※『ネコ科王子の手なずけ方』シリーズの三作目、王太子編となります。
主人公が変わっているので、単体で読めます。
【完結】王宮内は安定したらしいので、第二王子と国内の視察に行ってきます!(呼ばれたみたいなので、異世界でも生きてみます。の続編です)
まりぃべる
恋愛
異世界に呼ばれた佐川マリア。マリア・サガワとしてこの世界で生きて行く事に決め、第二王子殿下のルークウェスト=ヴァン=ケルンベルトと一緒に、この国をより良くしていきます!って、実際は2人で旅行がしたかっただけ?
呼ばれたみたいなので、異世界でも生きてみます。の続編です。
長くなりましたので、前作の続きでは無く新しくしました。前作でしおりを挟んでくれた方ありがとうございました。
読んでなくても分かるようにしております。けれど、分かりにくかったらすみません。
前作も読んで下さると嬉しいです。
まだまだ未熟なので、稚拙ではありますが、読んでいただけると嬉しいです。
☆前作で読者様よりご指摘が有りましたのでこちらにも記載しておきます。
主人公の年齢は設定としてありますが、読者様が主人公になれたらな(もしくは好きな年齢に当てはめて読めたら)という思いを込めて敢えて年齢を記載していません。
【完結】年下幼馴染くんを上司撃退の盾にしたら、偽装婚約の罠にハマりました
廻り
恋愛
幼い頃に誘拐されたトラウマがあるリリアナ。
王宮事務官として就職するが、犯人に似ている上司に一目惚れされ、威圧的に独占されてしまう。
恐怖から逃れたいリリアナは、幼馴染を盾にし「恋人がいる」と上司の誘いを断る。
「リリちゃん。俺たち、いつから付き合っていたのかな?」
幼馴染を怒らせてしまったが、上司撃退は成功。
ほっとしたのも束の間、上司から二人の関係を問い詰められた挙句、求婚されてしまう。
幼馴染に相談したところ、彼と偽装婚約することになるが――
いつか終わりがくるのなら
キムラましゅろう
恋愛
闘病の末に崩御した国王。
まだ幼い新国王を守るために組まれた婚姻で結ばれた、アンリエッタと幼き王エゼキエル。
それは誰もが知っている期間限定の婚姻で……
いずれ大国の姫か有力諸侯の娘と婚姻が組み直されると分かっていながら、エゼキエルとの日々を大切に過ごすアンリエッタ。
終わりが来る事が分かっているからこそ愛しくて優しい日々だった。
アンリエッタは思う、この優しく不器用な夫が幸せになれるように自分に出来る事、残せるものはなんだろうかを。
異世界が難病と指定する悪性誤字脱字病患者の執筆するお話です。
毎度の事ながら、誤字脱字にぶつかるとご自身で「こうかな?」と脳内変換して頂く可能性があります。
ご了承くださいませ。
完全ご都合主義、作者独自の異世界感、ノーリアリティノークオリティのお話です。菩薩の如く広いお心でお読みくださいませ。
小説家になろうさんでも投稿します。
根暗令嬢の華麗なる転身
しろねこ。
恋愛
「来なきゃよかったな」
ミューズは茶会が嫌いだった。
茶会デビューを果たしたものの、人から不細工と言われたショックから笑顔になれず、しまいには根暗令嬢と陰で呼ばれるようになった。
公爵家の次女に産まれ、キレイな母と実直な父、優しい姉に囲まれ幸せに暮らしていた。
何不自由なく、暮らしていた。
家族からも愛されて育った。
それを壊したのは悪意ある言葉。
「あんな不細工な令嬢見たことない」
それなのに今回の茶会だけは断れなかった。
父から絶対に参加してほしいという言われた茶会は特別で、第一王子と第二王子が来るものだ。
婚約者選びのものとして。
国王直々の声掛けに娘思いの父も断れず…
応援して頂けると嬉しいです(*´ω`*)
ハピエン大好き、完全自己満、ご都合主義の作者による作品です。
同名主人公にてアナザーワールド的に別な作品も書いています。
立場や環境が違えども、幸せになって欲しいという思いで作品を書いています。
一部リンクしてるところもあり、他作品を見て頂ければよりキャラへの理解が深まって楽しいかと思います。
描写的なものに不安があるため、お気をつけ下さい。
ゆるりとお楽しみください。
こちら小説家になろうさん、カクヨムさんにも投稿させてもらっています。
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる