異世界探訪!~VRMMOプレイ記~

劉竜

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第3章

4話~クリメトス城地下ダンジョン~

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 「な、なんだこりゃあ!」
そこにいたのは、一人?の機巧騎士らしき人物。それとその奥に壁画らしきものが描かれている。どうして俺がここにいるのか…それはダンジョンに入る前までにさかのぼる。

 クリメトス城地下ダンジョン。アップデートにて実装された新ダンジョンだ(既に実装されてから五日が経とうとしてるけど…)。特徴としては状態異常付き攻撃があること。そのダンジョンに今、挑戦しようとしている。
「一人でどれだけ行けるかな」
そう呟きながら早速ダンジョンに入る。ダンジョンに入って歩くこと数分。早速モンスターのお出ましだ。ラビットンと蛙っぽいモンスターが全部で七匹。少しばかり数が多いな…。ま、魔法で数を減らそうか。というわけで数の多い蛙モンスターに効きそうな土魔法を使ってみる。
「『アードン』!」
スキル名を叫んだ瞬間、モンスター達の足元から柱が突き出てくる。柱の上に乗っかってしまったモンスターは吹き飛ばされるのではなく天井と柱で押し潰された。やられ方は少々あれだが数自体は残り二匹までに減った。魔法を放ったことでこちらに残ったやつらが向かってくるが、今度は詠唱の短い範囲魔法である『アースダスト』を放つ。このスキルは魔法使いの初期スキルなのでスキルレベルの概念がある(ちなみに各属性で『○○ダスト』というスキルがあり、すべて初期スキル)。スキル自体は砂だとかを大量に相手にぶつける感じ。以外とダメージは通るらしい。ともかく、スキルを放ち残っていたモンスターも倒すことが出来た。SPも減ったので少し休憩。

 このあと数回戦闘をして奥に進んでいくと、変わった場所に出た。どう変わってるかって?今まで下水みたいな感じの水が流れてたけど、見た感じ浄水されたみたいな水が流れてるところに来たんだよ。今まで水中には何もいなかったけどここは何かいるっぽいし。あ、魚?が跳ねた。
「ふー、ここの水は美味しいですね~」
!?他にも人がいたのか?試しに声をかけてみると、
「おや~?ここに誰か来るなんて珍しいですね~?私は元気な冒険者のメイです~」
と返ってきた。よくわからない自己紹介付きで。
「メイ、さんですか。ここで何してるんですか?」
「メイで良いですよ~。私はここで休んでます~」
おや、休憩中だったか。なら、ついでにここで休んでいこう。多分誰もいなかったらそのまま進んでたし。あと、少しくらい情報も欲しいしな。
「そうなんですか。では、お供させてもらって良いですか?」
「ん~?何にお供させてもらうんですか~?」
「いや、少し休憩しようと思いまして。そっちに行こうかと」
「そういうことですね~?良いですよ~」
うーん、気の抜ける話し方だな…ともかく一緒に休憩できるから少しばかり話をして情報を聞いてみよう。
「では。そっちに行きますね」
水の溜まっている場所を避けながらメイの声がした方へ向かう。三つほど水のたまり場を越えると、一人の女性がいた。彼女がメイだろう。
「あなたが先ほど声をかけてきた人ですか~?」
「はい。耀一です。よろしくお願いします」
「いえいえ~、こちらこそ~」
やはり気の抜けた話し方だな。素がこうなのか?とにかくどうしてここにいたのか聞いてみよう。
「メイはどうしてここに?」
「耀一さんと同じだと思います~」
ああ、ダンジョンの攻略かな。あと、さん付けはくすぐったいのでやめてほしいとお願いしておいた。ついでにダンジョンの情報を聞いてみた。その結果は

一、状態異常持ち攻撃がある。

二、ダンジョン内はワープ不可。

三、常駐ボスモンスターは二種類。隠しや期間限定のボスもいる。

四、手に入る素材は売却することを目的としたものが多い。

の四つだった。一と三は前情報である程度分かっていたけど、フレンドワープだとかは使用不可なのは知らなかった。素材は基本売却で良い、か。
 そろそろ休憩を終わらせて先に進もうか。ついでにメイとフレンド登録とパーティを組んだ。
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