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第11章
3話~第一次防衛戦・奥の手~
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結合体が鈍器を振り上げ、降り下ろしてきた。かなりの速度で降り下ろしてきたため、回避できなかった人は潰されてしまった。俺は幸い横にずれたことで回避出来たが、ゴロウが左腕を潰されてしまい、部位崩壊状態に。これでゴロウは実質怪我人扱いとして後方に運ばれていった。このように怪我人として運ばれた人が数百、潰されてしまった人が千近くに昇る大被害となってしまった。プレイヤーはそのうち七割。残りの三割はこの世界の住人。幸い命までは取られなかったものの、足や腕をやられ、後方に運ばれていった者もいる。
しかし結合体はそんなことは知ったことかとばかりに後方へ運ばれていく人たちを潰そうと鈍器を振り回す。そしてそんなことさせるかとばかりに結合体に攻撃を加える人がいるが…そういった人達は無惨にも吹き飛ばされ、地面に叩きつけられることでこの場から退場。やはりこちらの世界の住人もいたので永遠に戻らなくなってしまった人々もいるが…
このままではこちらが一方的に消耗を強いられるだけなので、華燐に協力してもらう。十メートルくらいになり、結合体を焼いてもらうのだ。おそらくこれで足止めくらいにはなるだろう。
「ワカッタ。盛大ニモヤソウ!」
こう言うと、華燐が十メートルモードに。
「キサマ、ワガ主ノ友ニ怪我ヲオワセタ罪、ハラッテモラウゾ!」
そういうや否やブレスを吐く。周りの人は何が起きてるのか分かってないみたいだけど、それは放置。とにかく早く後方へ下がってもらいたい。
「怪我人護送の方は早く運んでください!今時間を稼いでますから!」
この言葉に止まっていた時が動き出したかのように負傷者が運ばれていく。
華燐のブレスで時間稼ぎをしているが、本当に時間を稼ぐことしかできなかった。十メートルモードで加減をしているとはいえ、何度も何度も再生してくるのだ。いや、正確には周りのゾンビを取り込んでいると言った方がいいか。
「フウフウ、主、コノクライデイイカ?」
さすがの華燐にも限界が来たようで元に戻る(この場合は小さくなる方)許可を貰おうとしてきた。うーん、欲をいえばもう少し頑張って欲しかったんだが…仕方ない、ここからは俺がやるか。
「ああ、大丈夫だ。後は任せておいてくれ!」
この言葉を聞いた華燐が小さくなり(五十センチモード)、頭の上へ。今そこにいてほしくはないんだが…
そんなことを聞くはずもなく即眠ろうとする華燐。しゃあない、このままで戦うか。と、意気込んでいたら後ろから誰かに肩を叩かれた。
「おい、アンタ、あいつをどうにかする方法があるのかい?」
方法か…無いが、こういうときはすこしばかり見栄を張った方が聞いた側は安心するしな。
「ああ、大丈夫だ。任せてくれ」
「そうかい。なら、なんか手伝えることは無いか?出来ることなら手伝いたいんだが…」
そうか、なら邪魔にならないように少し後ろに下がってもらおうか。
「それじゃあ、全員に伝えてくれ。俺の横から前に出ないでくれと。巨大な障壁を張って防御陣を作るから」
実際には障壁を張るまでしか出来ないが、今なら何でも出来そうな気がする。そのくらいテンションが上がっているのだ。
「分かった。伝えれば良いんだな?アンタより前に出るなって」
その通りなので頷いて肯定する。これを見た男性は近くの人に俺より前に出ないようにと伝えている。
すこしばかり全体に伝わるには時間がかかったが、なんとか全員に伝わったようだ。となれば、障壁関連の最終形態でもあるあれを試してみよう。発動にはムラがあるものの、発動に成功すればあの結合体を防御陣内に閉じ込めることが可能だ。
まず『守護の王』で盾を展開し、その盾に『フレイムダスト』を纏わせる。これを一定間隔で並べることで巨大な障壁を形成する。
次に盾を動かし結合体を包む。包み込んだら形を五角形に変え、さらにそのまわりに円を描くようにさらに展開した盾を配置。この円をもう一回り大きくなるように二つ目を設置。これで五角形の周りに円がひとつでき、その円を囲むようにさらに大きな円が形作られている。ちなみに形は錬金術を題材とした漫画の人体錬成用の陣を参考にしている。
これで結合体を閉じ込めることに成功。これで一度火柱が上がってくれればこの技は成功となる。さあ、火柱よ、上がってくれ!
しかし結合体はそんなことは知ったことかとばかりに後方へ運ばれていく人たちを潰そうと鈍器を振り回す。そしてそんなことさせるかとばかりに結合体に攻撃を加える人がいるが…そういった人達は無惨にも吹き飛ばされ、地面に叩きつけられることでこの場から退場。やはりこちらの世界の住人もいたので永遠に戻らなくなってしまった人々もいるが…
このままではこちらが一方的に消耗を強いられるだけなので、華燐に協力してもらう。十メートルくらいになり、結合体を焼いてもらうのだ。おそらくこれで足止めくらいにはなるだろう。
「ワカッタ。盛大ニモヤソウ!」
こう言うと、華燐が十メートルモードに。
「キサマ、ワガ主ノ友ニ怪我ヲオワセタ罪、ハラッテモラウゾ!」
そういうや否やブレスを吐く。周りの人は何が起きてるのか分かってないみたいだけど、それは放置。とにかく早く後方へ下がってもらいたい。
「怪我人護送の方は早く運んでください!今時間を稼いでますから!」
この言葉に止まっていた時が動き出したかのように負傷者が運ばれていく。
華燐のブレスで時間稼ぎをしているが、本当に時間を稼ぐことしかできなかった。十メートルモードで加減をしているとはいえ、何度も何度も再生してくるのだ。いや、正確には周りのゾンビを取り込んでいると言った方がいいか。
「フウフウ、主、コノクライデイイカ?」
さすがの華燐にも限界が来たようで元に戻る(この場合は小さくなる方)許可を貰おうとしてきた。うーん、欲をいえばもう少し頑張って欲しかったんだが…仕方ない、ここからは俺がやるか。
「ああ、大丈夫だ。後は任せておいてくれ!」
この言葉を聞いた華燐が小さくなり(五十センチモード)、頭の上へ。今そこにいてほしくはないんだが…
そんなことを聞くはずもなく即眠ろうとする華燐。しゃあない、このままで戦うか。と、意気込んでいたら後ろから誰かに肩を叩かれた。
「おい、アンタ、あいつをどうにかする方法があるのかい?」
方法か…無いが、こういうときはすこしばかり見栄を張った方が聞いた側は安心するしな。
「ああ、大丈夫だ。任せてくれ」
「そうかい。なら、なんか手伝えることは無いか?出来ることなら手伝いたいんだが…」
そうか、なら邪魔にならないように少し後ろに下がってもらおうか。
「それじゃあ、全員に伝えてくれ。俺の横から前に出ないでくれと。巨大な障壁を張って防御陣を作るから」
実際には障壁を張るまでしか出来ないが、今なら何でも出来そうな気がする。そのくらいテンションが上がっているのだ。
「分かった。伝えれば良いんだな?アンタより前に出るなって」
その通りなので頷いて肯定する。これを見た男性は近くの人に俺より前に出ないようにと伝えている。
すこしばかり全体に伝わるには時間がかかったが、なんとか全員に伝わったようだ。となれば、障壁関連の最終形態でもあるあれを試してみよう。発動にはムラがあるものの、発動に成功すればあの結合体を防御陣内に閉じ込めることが可能だ。
まず『守護の王』で盾を展開し、その盾に『フレイムダスト』を纏わせる。これを一定間隔で並べることで巨大な障壁を形成する。
次に盾を動かし結合体を包む。包み込んだら形を五角形に変え、さらにそのまわりに円を描くようにさらに展開した盾を配置。この円をもう一回り大きくなるように二つ目を設置。これで五角形の周りに円がひとつでき、その円を囲むようにさらに大きな円が形作られている。ちなみに形は錬金術を題材とした漫画の人体錬成用の陣を参考にしている。
これで結合体を閉じ込めることに成功。これで一度火柱が上がってくれればこの技は成功となる。さあ、火柱よ、上がってくれ!
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