クマちゃんと森の街の冒険者とものづくり ~ほんとは猫なんじゃないの?~

猫野コロ

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第418話 『クマちゃんのファッション採点機ちゃん』とは。愛くるしいスーパーモデル。

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 現在クマちゃんはモデルのお仕事をしている。

 うむ。とても素敵である。



 ――クマちゃーん――きゅお……――。

 甘い風の吹く海色の町。まるでラムネのように涼やかなメインストリートが、遠くまでまっすぐに伸びている。
 愛らしい獣の声が、甘く彼を呼ぶ。すると、銀髪の美麗な男は自然な動作で愛しのもこもこを奪い、ふわりと優しく腕の中へおさめた。



 無表情な男はいつも通り、自分におでこを擦り付けるもこもこを撫でている。
 クマちゃんは彼が帰ってきた喜びを全身で精一杯表現し、「クマちゃ、クマちゃ……」と甘えながらルークの名を呼んでいた。


 そしてそんな一人と一匹を、リオは横目でじーっと見ていた。
『クマちゃん返してほしいんだけど』と。

 彼には今、やらねばならぬことがあるのだ。
 リオの睨みが効いたわけでは(絶対に)ないが、ルークはクマちゃんを『クマちゃんのファッション採点機ちゃん』の前へもふ……と下ろした。

 クマちゃんはうむ、と頷き「クマちゃ……」と言った。
 子猫のように愛らしいお顔の前で両手の肉球をきゅむ……と握りながら、クマちゃ、頑張りまちゅ……と。
 
「なにそれ可愛いんだけど」

 採点されるのは服装ではないのか、クマちゃんが頑張る余地はあるのか。
 といつものリオならば言っていただろうが、お手々の先が丸すぎるせいで、うっかり見入ってしまっていた。「めっちゃ丸いじゃん……」と。

 リオの後方には見入るだけではすまなかった人間が二人ほどいた。
 だが彼らは非常に珍しいことに、気絶も避難もしなかった。
 頑張るクマちゃんの『モデルちゃんのおちごと』をなんとしても見届けるために、彼らは耐えたのだ。

 しかしそんな風に、皆でほのぼのと――一部苦し気に――可愛いもこもこ観察をしていられたのもそこまでだった。

 リオと違い『お菓子の国』の底なし沼的な恐ろしさを知らぬ生徒会長が、「まずはこれを押せばいいのかな?」とピンクダイヤのように煌めく肉球型のスイッチを躊躇なく押し込んでしまったのだ。あっさりと、自身の言葉の通りに、ぽち――と。

 すると、生徒会長とリオが購入した採点機、もとい輝くステージから、愛らしい音声と短い音楽が流れてきた。
 
 ――クマちゃーん――。
 キラキラキラーン、ニャー、ピヨピヨ、きゅおー。

 お着替えするちゃーん、と。

 リオのステージの前に立っているクマちゃんは、それに合わせて右手の肉球を一生懸命上にあげた。『はーい』のポーズである。

「……くっそ可愛い」

 リオは妙に悔しそうな顔で呟いた。
 クマちゃんは何故かうむ、と頷いている。
 
「おい、お前ら。大丈夫か」  
 
 仕事の手を止めたマスターはいつもの通り、毒矢でも食らったのかというほど苦しそうなクライヴと、心臓に遠隔肉球攻撃を受けた会計の安否を確認している。

 採点どころか服を選ぶ前から、ふたりの人間はヨチヨチモデルの魅力にすっかりやられてしまっていた。

 そんなスーパーモデルの衣装選びという大任を帯びているリオは、被害者をマスターに任せてカタログを見ることにした。
 しかし表紙を開く直前、クマちゃんの背後に『クマちゃーん』と映像が現れる。
 リオはなんとはなしにチラリと視線をやり、カタログに戻し――かけたが慌てて顔ごと映像へ向け「?!」ぎょっと目を剥いた。

 ステージとクマちゃんのあいだに出現し浮遊している半透明の板に、子供が書いたような文字が横書きで、縦に〝ずらり〟と並んでいる。
 そこにはこう書かれていた。

『おぼうち』
『おみみ』

『マフラーちゃん』
『ネックレチュ』

『ケープちゃん』
『ワンピースちゃん』
『トップスちゃん』
『ボトムスちゃん』

『お手々飾りちゃん』
『カバンちゃん』

『くちゅちた』
『おシューズちゃん』

『ヘアメイクちゃん』

『風景ちゃん』
『小道具ちゃん』
『ステージちゃん』


『テーマちゃん。かわいいクッキー屋ちゃん』

 一番下まで目を通し、リオは言った。

「ヤバすぎる」

「クマちゃ……」

 大変なものを見てしまった。まさか全部買えというのか。もこもこに可愛い服を着せようという話ではなかったのか。
 風景? 小道具? ステージ? もはや服ではない。背負って動くつもりか。
 そう思ったリオは、スイッチを押して見なかったことにしようとした。

 が、手遅れであった。全員もれなく同じものを見ていたのだ。

「なるほど……これは選び甲斐がありそうだね。僕も『ファッションカタログ』を購入して中を見てみるよ」

「ああ。そうだな」

 もこもこを飾るのが殊更好きなウィルがそう言うと、日に何度もクマちゃんの衣装を選んでいる、もこもこにだけマメな男ルークも同意した。
 
 ――クマちゃーん――。
 ――お買い上げちゃーん――。

 愛らしい音声が連続して響いた。その数なんと七。
 姿を隠している高位で高貴な御方も『おやちゅく』『おちゅちゅめ』なこれらをセットで、衝動買いしてしまったらしい。

 あとの一つは今のところ書類に目を通しているように見える鬱陶しいギルド職員だろう。
 カードをリオに預けた二人も後で買うに違いない。

「えぇ……」

 リオは肯定的ではない声を漏らしつつ、スタイリストの役目を果たすため、ファッションカタログを開いた。

 親切なことに、一ページ目には今しがた見たばかりの分類、『洋服』や『付属品』のカテゴリーらしきものが載っていた。
『おぼうち』『おみみ』といったものの他に『おセット衣装ちゃん』『おちゅちゅめアイテムちゃん』という、買う気がなくても一応確認したくなってしまう項目もあった。

 一番下の『検索ちゃん』というのは何かしらの便利機能なのだろうが、今は気にしなくてもいいだろう。

 若干野生の獣的な性質を持つスタイリストは、なんとなく首まわりのアイテムが気になり、『ネックレチュ』という文字の右側についている肉球型のボタンをぽち、と押した。

 パラララ――。ページがひとりでに繰られ、目的の箇所に辿り着くとピタリと止まる。
 スタイリストの視線の先には、一ページに六つ、左右のページを合わせて十二のアイテムが綺麗に並んでいた。
 とても小さな幻影ちゃんは、どの子も首に商品と思しき飾りをつけ、ちょこんと佇んでいた。

「あ、これ可愛い」

 と言ったリオの指が、『これ』と指したリボンの下にある『試着ちゃん』という肉球型ボタンにふれる。
 それとほぼ同時に手元のカタログから『ニャー』と実に猫っぽい音声が流れ、ステージ前のクマちゃんが「クマちゃ」と言った。

 チリン。小さな音が鳴る。
 リオはカタログからスーパーモデルへ視線を移した。

 そして、はっと息をのむ。

 なんとそこには、リオが選んだ鈴付きの真っ赤なリボンを身に着けたクマちゃんが、猫にそっくりなお手々を腰に当て、短いあんよをスッと横に出した格好で「クマちゃ……」と立っていたのだ。

 これぞまさに、スーパーもこもこモデルちゃんのポーズである。

「やばい可愛すぎる……もうこれで完成でしょ」

「クマちゃ……!」
『完成ちゃ……!』

 可愛すぎるが故にほぼ裸でステージに立たされるか否かの瀬戸際である。
 モデルは冷たい水を踏んでしまった子猫のように悲鳴を上げた。

 クマちゃんピンチ。鈴付きリボン一丁のモデルにファッション採点機が迫る。
 そんな時、『素材を生かすには服など不要』という最高に尖った選択をしたとんでもないスタイリストの所業を止めたのは、魔王のごとく麗しい彼の一言だった。

「リオ、真面目にやれ」

「こわ……」

 まさか、人類が何をしようとも大事なもこもこに害がない限り気にしないであろう男の口から『真面目にやれ』などと説教じみた言葉が出てくるとは。

 リオの脳裏にもこもこ関連のアレコレが過ぎる。
 それを言った男は自室の床に木が倒れ土がぶちまけられても、獣が部屋からすべての明かりを奪っても、イカレた男が壁に大穴を開けてもそのままにしておくような無頓着人間なのだ。
 言われた側であるリオは心穏やかではいられなかった。
 魔王様の十倍は真面目に生きているつもりのリオのもやもやが『ドカーン!』と大爆発を起こし、心の扉がガタガタガタガタ……と激しく揺れる。

 しかし彼に何を言っても視線で訴えても乱心して殴りかかっても無駄なことは分かっている。無益。完全なる無。である。

 とにもかくにも今大事なのは、うるうるしてしまったクマちゃんの丸いお目目をどうにかすることと、『会長クン』という儚げな変態をほどほどに叩きのめしてただの儚げな学園生にすることだ。

「えーと、クマちゃんこの『テーマちゃん』ってなに」

「クマちゃ、クマちゃ……」
『テーマちゃ、ぴったりちゃ、ちゅごいちゃ、高得点ちゃ……』

 テーマちゃんに合った衣装ちゃんを選ぶと、より高得点ちゃんになりまちゅ……。今回は『クッキー屋ちゃん』でちゅ……。
 
 モデルは横に出していた短いあんよをスッと元に戻すと、胸の前でお手々をふみぃ……ふみぃ……ぐぅ……ぱぁ……と動かした。
 いかにも『クッキー屋ちゃん』らしく、クッキー生地をこねぇ……こねぇ……とする子猫のように。

「……私の可愛いクマちゃんが愛くるしすぎて、カタログが滲んで見える……。絶対に私が最高に『クッキー』なお洋服を選んでみせるからね……!」

「クッソ可愛すぎて直視できねぇ……!! さすが最強のもこもこ天使だぜ……。会長ー、これ絶対に勝てない勝負ですって。そもそも服買う菓子が足りないんすよ。三人分の『クマちゃんキャンディ』と『クマちゃんクッキー』合わせても百に満たないんで」

「ううっ……美クマちゃんの肉球が……、肉球が……俺の心臓を……! あぁぁ……リラックスしている子猫だけが見せてくれるという伝説のふみふみを何度も見せてくれるなんて……」

 天然気味の生徒会長が力強く宣言するが、意外と現実的なことを言ったのは野性的な美形の副会長だった。計算すべき役職の会計はそれどころではない様子だ。

 そんな彼らを見たウィルは長いまつ毛をぱさりと動かし、側の机でお絵描き、という名の『おちごと』をしていた『事務員妖精クマちゃん』をもふ……と優しく抱き上げた。

「ほら、君たちにも可愛いモデルが必要でしょう? この子が試着をしたら必要なお菓子の合計が分かるのではない?」

「私の可愛いクマちゃんのご家族のお方、ありがとうございます。確かに、足りなければ集めればいいだけのことですね」

「いや普通に足りる分で買ってくださいよ。あー……会長って『節約』って言葉知らなそうっすよね」

 そうして、準備の整った彼らは『かわいいクッキー屋ちゃん』にぴったりなお洋服、というよりもはや演劇の舞台でも作るかのように、もこもこモデルに着せるアレコレを選ぶことにしたのである。



「えーと、まずは帽子だよね。クッキー屋さんて普通何かぶってんだろ……つーかクッキー屋さんって森の街になくね? 俺菓子屋とケーキ屋しか知らねーんだけど」

「クマちゃ、クマちゃ」キュ、キュ、キュ、キュ。

 スタイリストがモデルのもこもこ頭に被らせる『おぼうち』を選んでいるあいだ、クマちゃんはふんふん、キュ、キュ、とリズミカルにお鼻を鳴らし、両手で猫かきをしながら一生懸命リオの応援をしていた。
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