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カツオフィレの猛威
冥王、ダンジョンに期待する。
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冒険者ギルドでユカリが、今ダンジョンに入る為の登録をしている最中、自分勝手にユカリ達について行ったペルセポネを追い俺も中に入る。
壁に依頼書が貼ってあるのが見え、登録で待つペルセポネが、数多の依頼書を眺めながら顎に指を構え悩んで見ている。
このアテルレナスの冒険者ギルド、今まで見てきた冒険者ギルドとは違い、まるで高級なホテルのロビーいや迎賓館のような内装で、華やかな雰囲気がある。そして、レストランのような場所もありそこに冒険者が、屯っているのが見える。
そのペルセポネが見ている壁に俺は、近付きペルセポネに話しかける。
「何悩んでいる?」
「あっ来たの?」
――――返答は違うんだが、それを聞いてくるのは当然だよな。
「コベソ達がここで商売をやるって言ってな。 俺達にはユカリの保護者として居てくれだと」
「へぇー。 保護者ねぇ。 ……という事は、ダンジョンに入らなくちゃ行けないって事だよね」
「まぁ、そういう事になるな」
「良かったじゃない。 この異世界に来てダンジョンなんて、旅行に行って名所に行ってないのと同じだわ」
「そうだな。 この世界のダンジョンか……」
「なんか楽しみって感じ」
「フッ、そうだな」
ペルセポネが少し壁に近づき依頼書を見回すと、何か気付いた様子だ。
「これ、ダンジョンのかぁ」
「ダンジョン?」
「いや、この依頼書。 何処みても普通の依頼内容と違ってて……これ」
「ムカデの背板……十枚」
「そう、ダンジョンで取れたヤツの買取依頼ってやつじゃない」
「ということは、ムカデ出るって事か……」
「ギィッ!!」
俺の言葉にペルセポネの顔が酷くひん曲がって嫌悪感を顕にすると、後ろからユカリがペルセポネを呼ぶと、登録する為にカウンターへ向かっていった。
無事に登録を俺も済ませて、ダンジョンに入る為の必要な道具を揃える為に、ユカリ達パーティー一行と俺達は、再びヒロックアクツ商事の支店に着く。
店の中は、物がぎっしりと陳列し人がわんさかと並んでいる品々を物色している。
「こりゃぁ大人気だね」
「なんであんなヤツらの物が、こんなに繁盛しているのよ」
「さっきギルドの人に聞いたぁ。 ヒロックアクツの商品が、質も良いし、悪いのなんて無いんだってさ」
「へぇそうなの。 同じだと思うんだけどなぁ」
フェルトの答えにリフィーナが、じっくりと飾られているポーションをまじまじと見詰めている。そして、リフィーナとミミンは、多くの冒険者達がいる中でぶつからないのように人混みをかき分けながら飾られている品々を物色している。
「ご飯よご飯。 どうするの?」
「分かってるでしょ。 分かってること聞かない」
「えっ! ここまで来るのに美味しの出たじゃん」
「はぁ、あれはここの従業員が作った料理でしょ」
フェルトが、地面に指さしてリフィーナに怒鳴ってるが、それでもリフィーナは、首を傾げる。
「えぇ、フェルトもミミンもその料理している所にいたじゃん。なら」
「それはっ」
「……」
フェルトは、苦虫を噛み潰したような顔をしミミンは、そっぽを向いているとカウンター奥からコベソとトンドがやってくる。
「リフィーナ!! そいつらは美味しい匂いに釣られて見学していただけだ」
「えっ。 それじゃぁ……料理できる訳……」
「ふん、お前らいつ経っても何処に出掛けるのも、干し肉や硬い黒パンだけなのは、変わらないみたいだな」
「まぁ、それでもぉ、今回はユカリもいるしっ、出来そうじゃんユカリなら料理……えっユカリどこ?」
いつの間にかいなくなっているユカリは、リフィーナの言葉に反応し、リフィーナ達と離れ別の陳列棚を眺め聴こえてない風を装っている。
「見てたなら、ちょっと……えっ」
「「……」」
フェルトもミミンもリフィーナと目を合わせず壁にある陳列商品を見ているが、リフィーナも負けじと次にペルセポネの顔をじいっと見詰めている。
「アホが移るから止めて」
「アッ! アホじゃないわっ。 うーん」
「なにっ!!」
「あんた出来ないわね」
「出来ない……見て分からないの? どう見て料理が出来ると思ってるの。 だからアホなのよ」
「それ、言う……」
――――ペルセポネ、夫ながら情けない。料理なんてした所見た事ない。いや一度だけあったような。蒸し返さないようにしよう。それが良い。
「つまり、この中で誰も料理出来んと。 だからお前らはいつも、同じ物で良いんだ」
無言になるリフィーナ達、ゆっくりと戻ってくるユカリ、そしてフェルトは、この店から干し肉と黒パンを大量に購入しアイテムバックにしまっていた。
「よし、料理の事は於いといてぇ。 早速ダンジョンに向かおう」
フェルトの掛け声に賛同するリフィーナ達たが、ユカリもミミン含む四人共その言葉に覇気が無かった。
――――そんなに料理が、重要なのか。ラノベでも料理が題材の物があったからなぁ。
そのまま、ダンジョンの入口は建物の中。空まで突き抜ける程に高い塔の一階にある。
大勢の人が行き交うこの場所の中心に下る階段が、大きく口を開いて冒険者を招き入れている。
ユカリ一行と共に俺とペルセポネも続いてダンジョンの入口に向かうと、まるで入場制限を設けるのようなゲートがあり、そこでこれこら入ろうとする冒険者が登録した証明書を見せている。
「さっき登録した証明書のカード、見せれば良いから」
フェルトの言葉にみんなカードを手にして並び、次々にゲートを、通過しダンジョンの入口に着くと、そのまま中に入って行った。
中に入ると、そこはひんやりとする空気に炭鉱のような壁肌、行く先は一本道にフェルトが一枚の紙、地図を取り出してそれを見ては行く先を見渡す。
「ここ、まだ一階だからそんなに強い魔物出ないわ」
「そうだね」
「でも、引き締めて」
「もぅ、フェルトの心配性がぁ」
「はぁ、リフィーナねぇ。 前に『余裕余裕』とか言って罠にハマったの誰よ」
「あーっ!! でもまだ一階だよ」
「ユカリも、固くならないで」
「ええ、私は大丈夫だよ」
賑やかな話しをしながら先に進む俺たちは、ユカリも青銀の戦乙女も高レベルながら、苦戦もせずリフィーナの言葉『余裕余裕』と言ってたのがわかる。それがわかるようになったのは疲労困憊の冒険者の姿が徐々に姿が見えなくなっていたからだ。
壁に依頼書が貼ってあるのが見え、登録で待つペルセポネが、数多の依頼書を眺めながら顎に指を構え悩んで見ている。
このアテルレナスの冒険者ギルド、今まで見てきた冒険者ギルドとは違い、まるで高級なホテルのロビーいや迎賓館のような内装で、華やかな雰囲気がある。そして、レストランのような場所もありそこに冒険者が、屯っているのが見える。
そのペルセポネが見ている壁に俺は、近付きペルセポネに話しかける。
「何悩んでいる?」
「あっ来たの?」
――――返答は違うんだが、それを聞いてくるのは当然だよな。
「コベソ達がここで商売をやるって言ってな。 俺達にはユカリの保護者として居てくれだと」
「へぇー。 保護者ねぇ。 ……という事は、ダンジョンに入らなくちゃ行けないって事だよね」
「まぁ、そういう事になるな」
「良かったじゃない。 この異世界に来てダンジョンなんて、旅行に行って名所に行ってないのと同じだわ」
「そうだな。 この世界のダンジョンか……」
「なんか楽しみって感じ」
「フッ、そうだな」
ペルセポネが少し壁に近づき依頼書を見回すと、何か気付いた様子だ。
「これ、ダンジョンのかぁ」
「ダンジョン?」
「いや、この依頼書。 何処みても普通の依頼内容と違ってて……これ」
「ムカデの背板……十枚」
「そう、ダンジョンで取れたヤツの買取依頼ってやつじゃない」
「ということは、ムカデ出るって事か……」
「ギィッ!!」
俺の言葉にペルセポネの顔が酷くひん曲がって嫌悪感を顕にすると、後ろからユカリがペルセポネを呼ぶと、登録する為にカウンターへ向かっていった。
無事に登録を俺も済ませて、ダンジョンに入る為の必要な道具を揃える為に、ユカリ達パーティー一行と俺達は、再びヒロックアクツ商事の支店に着く。
店の中は、物がぎっしりと陳列し人がわんさかと並んでいる品々を物色している。
「こりゃぁ大人気だね」
「なんであんなヤツらの物が、こんなに繁盛しているのよ」
「さっきギルドの人に聞いたぁ。 ヒロックアクツの商品が、質も良いし、悪いのなんて無いんだってさ」
「へぇそうなの。 同じだと思うんだけどなぁ」
フェルトの答えにリフィーナが、じっくりと飾られているポーションをまじまじと見詰めている。そして、リフィーナとミミンは、多くの冒険者達がいる中でぶつからないのように人混みをかき分けながら飾られている品々を物色している。
「ご飯よご飯。 どうするの?」
「分かってるでしょ。 分かってること聞かない」
「えっ! ここまで来るのに美味しの出たじゃん」
「はぁ、あれはここの従業員が作った料理でしょ」
フェルトが、地面に指さしてリフィーナに怒鳴ってるが、それでもリフィーナは、首を傾げる。
「えぇ、フェルトもミミンもその料理している所にいたじゃん。なら」
「それはっ」
「……」
フェルトは、苦虫を噛み潰したような顔をしミミンは、そっぽを向いているとカウンター奥からコベソとトンドがやってくる。
「リフィーナ!! そいつらは美味しい匂いに釣られて見学していただけだ」
「えっ。 それじゃぁ……料理できる訳……」
「ふん、お前らいつ経っても何処に出掛けるのも、干し肉や硬い黒パンだけなのは、変わらないみたいだな」
「まぁ、それでもぉ、今回はユカリもいるしっ、出来そうじゃんユカリなら料理……えっユカリどこ?」
いつの間にかいなくなっているユカリは、リフィーナの言葉に反応し、リフィーナ達と離れ別の陳列棚を眺め聴こえてない風を装っている。
「見てたなら、ちょっと……えっ」
「「……」」
フェルトもミミンもリフィーナと目を合わせず壁にある陳列商品を見ているが、リフィーナも負けじと次にペルセポネの顔をじいっと見詰めている。
「アホが移るから止めて」
「アッ! アホじゃないわっ。 うーん」
「なにっ!!」
「あんた出来ないわね」
「出来ない……見て分からないの? どう見て料理が出来ると思ってるの。 だからアホなのよ」
「それ、言う……」
――――ペルセポネ、夫ながら情けない。料理なんてした所見た事ない。いや一度だけあったような。蒸し返さないようにしよう。それが良い。
「つまり、この中で誰も料理出来んと。 だからお前らはいつも、同じ物で良いんだ」
無言になるリフィーナ達、ゆっくりと戻ってくるユカリ、そしてフェルトは、この店から干し肉と黒パンを大量に購入しアイテムバックにしまっていた。
「よし、料理の事は於いといてぇ。 早速ダンジョンに向かおう」
フェルトの掛け声に賛同するリフィーナ達たが、ユカリもミミン含む四人共その言葉に覇気が無かった。
――――そんなに料理が、重要なのか。ラノベでも料理が題材の物があったからなぁ。
そのまま、ダンジョンの入口は建物の中。空まで突き抜ける程に高い塔の一階にある。
大勢の人が行き交うこの場所の中心に下る階段が、大きく口を開いて冒険者を招き入れている。
ユカリ一行と共に俺とペルセポネも続いてダンジョンの入口に向かうと、まるで入場制限を設けるのようなゲートがあり、そこでこれこら入ろうとする冒険者が登録した証明書を見せている。
「さっき登録した証明書のカード、見せれば良いから」
フェルトの言葉にみんなカードを手にして並び、次々にゲートを、通過しダンジョンの入口に着くと、そのまま中に入って行った。
中に入ると、そこはひんやりとする空気に炭鉱のような壁肌、行く先は一本道にフェルトが一枚の紙、地図を取り出してそれを見ては行く先を見渡す。
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「そうだね」
「でも、引き締めて」
「もぅ、フェルトの心配性がぁ」
「はぁ、リフィーナねぇ。 前に『余裕余裕』とか言って罠にハマったの誰よ」
「あーっ!! でもまだ一階だよ」
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