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第二の魔王と氷雪の魔女
冥王、魔王ノライフの最期と魔法陣。
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浮遊する黒い球体から小さく光る物が、放たれる。
紫色の閃光が、地面を抉る。
俺やペルセポネにユカリ達を狙っているようにも見えず手当り次第放っている感じが見て取れる。
球体に小さな穴が開くと、そこから閃光が放たれる。
「増えてきてない?」
「確かに、あの閃光嫌な感じがする」
「増えてきているわ。 閃光に当たらないように躱しましょう」
次第に増える閃光に俺たちは躱すが、激しく放たれる訳でもなくて連射もされず、難なく躱せる程だ。
「魔王ノライフは、何を考えているのか分かりませんわ」
「ほんと、それにあんな高いところにいちゃ攻撃も出来ない」
「ミミン、魔法いける?」
「むーっ、できるかもだけど、あの閃光が邪魔」
何度かミミンは、魔法を放とうと立ち止まり杖を振り上げるが、その時になると決まって閃光がミミンを狙う。
「コレならぁっ」
ペルセポネの二本の剣を振り切る。
斬撃が、真空波となって黒い球体を斬る。
だが、斬った断面から黒いオーラは噴き出し再び球体へとなる。
ペルセポネは、何度も何度も剣を振るい斬撃を飛ばす。俺もハルバードを振る黒い球体を斬る。
分裂する黒い球体が、元に戻る。
その時は、紫色の閃光も無くミミンの魔法が放たれる。
微かな声で何か呟きながら魔法を放つミミン。
ミミンの放つ言葉にペルセポネが、身震いする。
風魔法なのか数多くの鎌鼬が、黒い球体に襲いかかり細々と斬る。
だが、それでも黒いオーラを出して元に戻る黒い球体。
「むーっ!! 何しても元に戻るぅ」
「魔法でもダメなら剣でも」
「まるで甲羅に入った亀みたい。 守りに入っているわ」
黒い球体に手足も出ないユカリ達は、戸惑っていると、その黒い球体の周りにまとわりつくように煌めく小さい欠片、光る塵状の物が現れる。
黒い球体は、火の弾を何発も放ちその光る塵状の物をかき消しているが、その光る塵状の物が、無くなるどころか増えて過ぎて、黒い球体の姿が、見えなくなる。
すると、後ろにある馬車から届く怒号。
「ダイヤモンド……ダストォッ!!」
アイスクォール四天王全員、黒い球体に向け手を広げている。光る塵状の物は、細氷のようで黒い球体に貼り付き重なり氷で覆われている。
それでも諦めていない黒い球体は、火の弾を放っては溶かしているが、溶けた所を再び細氷が貼り付いていく。
そして、魔将スノーの本気の声が、高らかにこの場を通る。
「フリージングゥッ、トルネェェードォッ!!」
地面から高速の渦が、昇り龍のように空へと向かう。
ダイヤモンドダストで現れた細氷を取り込み高速の渦が、黒い球体を巻き込む。
次第に地面から切り離される高速の渦は、空へと飛んでいきやがて消えると、巻き込まれていた黒い球体が、姿を見せる。
黒い球体は、その黒さが薄まり氷漬けとなった球体。
その煌めく氷漬けになった球は、浮く事が出来なくなったのか重たさで落下する。
重量感のある音を鳴り響かせその氷漬けになった球体は、半分地中に埋まる。
落下で少しひび割れたのか、ピクリと動く氷漬けになった球体。
それを見たフェルトが、焦りを見せるとリフィーナやミミンも氷漬けになった球体に向け声を出す。
「ユカリ、今ですわ」
「今しかない」
「むーっ、トドメぇ」
「ユカリさん、今しかチャンスはないです。 魔王ノライフを倒すには勇者である貴女しか出来ないのですから」
「ええ、これで……」
氷漬けになった球体にユカリは、剣の切っ先を突きつけ、力を込めて思いっきり突き刺す。
氷が、力強い衝撃で割れる音に混ざり甲高い不快感を覚える悲痛な叫び声が、大気を響かせる。
耳を抑えるフェルト達や魔将スノーと四天王、そしてコベソとトンドに御者。
鳴り止んだ悲痛な叫び声と共に、氷が割れた黒い球体は、煙のように黒いオーラを散らせやがて消える。
「これで、終わった。魔王ノライフは消滅した」
ユカリは、目を青く光らせその言葉を口にする。
ユカリの目の前には既に黒い球体であった魔王ノライフの姿は無い。
そしてユカリは、地面に突き刺さった剣を抜き取り鞘に収める。
喜び合うフェルト達や魔将スノーと四天王。
腰を抜かしたように座り込みぐったりしているコベソとトンドに御者。
――――やっと魔王を倒した。後は、あの人族の神エウラロノースを、どうしたらいいか。聖女が居ないこの土地で現れるか?
聖女が居ない事、それが今回の欠点。カツオフィレの聖女は死に、ランドベルクの聖女に話が行くのかと思考を巡らしている。
今回現れなければ、三体の魔王を倒さないと、エウラロノースには会うことすら出来ないという事だ。
――――めんどくさいが仕方がない。それに会えば強烈に臭いし、会う前にあの臭さをどうにかしないとならないな。
ふとユカリの行動に目をやる俺。
ユカリは、腰を下ろし黒い球体が、落ちた穴に手を入れる。その手にはリング状になった七色に煌めく魔石。
だが、俺の瞬きをした時には、既にユカリの手にはそのリング状の魔石は無かった。
「あれ?」
「これは、私の物よ。 魔王の魔石、素敵すぎる」
驚くユカリの目の先にはリング状の魔石を頬擦りするペルセポネの微笑ましい笑顔が見える。
すると、ユカリ達に近づいてくる魔将スノーは、四天王のリーダーに肩を借りてやってくる。
魔将スノーは、ユカリの目を直視した後、目を閉じ何か思い返した顔をし、再び目を開けここにいる者達を見回す。
「私、いえ私達と国民、この国を救ってくれてありがとう。勇者ユカリ、そしてお仲間方」
「いいえ、魔王を倒すのは勇者として。 あと私の目的でもあるので」
「目的?」
「ちょっとっ。 勇者が魔族に感謝されてどうするの?」
「そうですわ。 状況が違えば敵同士なのですわ」
「そうですわね。 この国アイスクォールは、そうそう人族と敵対する事は、無いです。 私たちに危害を喰われるとしたら、また話は変わりますが」
嘘を言うようにも見えない真剣な眼差しで訴えかける魔将スノーの視線に、少しだけ頬をひきつるリフィーナにフェルト。
魔将スノーの言葉を聞きアイスクォール四天王は、一斉に頷く。
「むーっ。 魔族は、人族の敵!!」
「そうだけど……。 でも、彼女達からそう、あの感じの敵対心が、全く無いよ」
「人族と魔族の敵対心が、湧く根拠は未だ分からないのですが、もしかしたらこの上空に漂う魔素が原因かもと考えてます」
「魔素?」
「ええ。 魔族は、この高濃度の魔素を浴びて生きてます。 その濃すぎる魔素の影響で、人族に嫌悪感を感じるのではないかと……」
魔将スノーは、ユカリ達の疑問に答えてはいるが、思考の段階なのか少し考えながら答える魔将スノーの足元が赤黒く光りだす。
地面に円が描かれ何やら文字が浮き出ると、円の中に記号やら六芒星も描かれる。
――――見事な魔法陣だな。異世界では初見だったか……。
描かれた魔法陣に驚く魔将スノーは、肩を借りていた四天王のリーダーを魔法陣の外側へ押し出す。
「姫様?」
押し出され転ぶ四天王リーダーが、その言葉を発した途端。
赤黒く光る魔法陣が、地面から赤黒い光の柱を作り空高くそびえ魔将スノーを閉じ込める。
苦悩の顔に歯を食いしばり、苦しくもがく魔将スノー。
その光景に四天王リーダーが、悔しそうにし地面の土を握る。
「姫様。魔王になっては行けません。 絶対に抵抗をっ!!」
「魔王?」
「魔王って……」
ユカリもだが、リフィーナやフェルトは、赤黒い光に包まれる魔将スノーを凝視しながら唖然としている。
「勇者どの、お願いです。 姫様……魔将スノーを助けてください。 この魔王の儀を破壊を……」
「魔王の儀?」
「はい。 この魔法陣、そして赤黒い光。 魔の神が、魔族特に魔将を魔王にする為の光なのです。 勇者である貴女なら、邪を払えるはずです」
赤黒い光に抵抗する魔将スノーは、目を開きユカリの方を見つめる。
「ユカリさん。 このままでは魔王に……なってしまう。なる前に……速く、私を殺すのです」
「「「「姫様っ!!」」」」
魔王の儀に包まれる魔将スノーの悲痛な願い。
その魔王の儀を阻止するか、魔王になろうとする魔将スノーにトドメを刺すかユカリは、鞘から剣を抜き取り両手で力一杯握り、額から汗を浮かび上がらせている。
紫色の閃光が、地面を抉る。
俺やペルセポネにユカリ達を狙っているようにも見えず手当り次第放っている感じが見て取れる。
球体に小さな穴が開くと、そこから閃光が放たれる。
「増えてきてない?」
「確かに、あの閃光嫌な感じがする」
「増えてきているわ。 閃光に当たらないように躱しましょう」
次第に増える閃光に俺たちは躱すが、激しく放たれる訳でもなくて連射もされず、難なく躱せる程だ。
「魔王ノライフは、何を考えているのか分かりませんわ」
「ほんと、それにあんな高いところにいちゃ攻撃も出来ない」
「ミミン、魔法いける?」
「むーっ、できるかもだけど、あの閃光が邪魔」
何度かミミンは、魔法を放とうと立ち止まり杖を振り上げるが、その時になると決まって閃光がミミンを狙う。
「コレならぁっ」
ペルセポネの二本の剣を振り切る。
斬撃が、真空波となって黒い球体を斬る。
だが、斬った断面から黒いオーラは噴き出し再び球体へとなる。
ペルセポネは、何度も何度も剣を振るい斬撃を飛ばす。俺もハルバードを振る黒い球体を斬る。
分裂する黒い球体が、元に戻る。
その時は、紫色の閃光も無くミミンの魔法が放たれる。
微かな声で何か呟きながら魔法を放つミミン。
ミミンの放つ言葉にペルセポネが、身震いする。
風魔法なのか数多くの鎌鼬が、黒い球体に襲いかかり細々と斬る。
だが、それでも黒いオーラを出して元に戻る黒い球体。
「むーっ!! 何しても元に戻るぅ」
「魔法でもダメなら剣でも」
「まるで甲羅に入った亀みたい。 守りに入っているわ」
黒い球体に手足も出ないユカリ達は、戸惑っていると、その黒い球体の周りにまとわりつくように煌めく小さい欠片、光る塵状の物が現れる。
黒い球体は、火の弾を何発も放ちその光る塵状の物をかき消しているが、その光る塵状の物が、無くなるどころか増えて過ぎて、黒い球体の姿が、見えなくなる。
すると、後ろにある馬車から届く怒号。
「ダイヤモンド……ダストォッ!!」
アイスクォール四天王全員、黒い球体に向け手を広げている。光る塵状の物は、細氷のようで黒い球体に貼り付き重なり氷で覆われている。
それでも諦めていない黒い球体は、火の弾を放っては溶かしているが、溶けた所を再び細氷が貼り付いていく。
そして、魔将スノーの本気の声が、高らかにこの場を通る。
「フリージングゥッ、トルネェェードォッ!!」
地面から高速の渦が、昇り龍のように空へと向かう。
ダイヤモンドダストで現れた細氷を取り込み高速の渦が、黒い球体を巻き込む。
次第に地面から切り離される高速の渦は、空へと飛んでいきやがて消えると、巻き込まれていた黒い球体が、姿を見せる。
黒い球体は、その黒さが薄まり氷漬けとなった球体。
その煌めく氷漬けになった球は、浮く事が出来なくなったのか重たさで落下する。
重量感のある音を鳴り響かせその氷漬けになった球体は、半分地中に埋まる。
落下で少しひび割れたのか、ピクリと動く氷漬けになった球体。
それを見たフェルトが、焦りを見せるとリフィーナやミミンも氷漬けになった球体に向け声を出す。
「ユカリ、今ですわ」
「今しかない」
「むーっ、トドメぇ」
「ユカリさん、今しかチャンスはないです。 魔王ノライフを倒すには勇者である貴女しか出来ないのですから」
「ええ、これで……」
氷漬けになった球体にユカリは、剣の切っ先を突きつけ、力を込めて思いっきり突き刺す。
氷が、力強い衝撃で割れる音に混ざり甲高い不快感を覚える悲痛な叫び声が、大気を響かせる。
耳を抑えるフェルト達や魔将スノーと四天王、そしてコベソとトンドに御者。
鳴り止んだ悲痛な叫び声と共に、氷が割れた黒い球体は、煙のように黒いオーラを散らせやがて消える。
「これで、終わった。魔王ノライフは消滅した」
ユカリは、目を青く光らせその言葉を口にする。
ユカリの目の前には既に黒い球体であった魔王ノライフの姿は無い。
そしてユカリは、地面に突き刺さった剣を抜き取り鞘に収める。
喜び合うフェルト達や魔将スノーと四天王。
腰を抜かしたように座り込みぐったりしているコベソとトンドに御者。
――――やっと魔王を倒した。後は、あの人族の神エウラロノースを、どうしたらいいか。聖女が居ないこの土地で現れるか?
聖女が居ない事、それが今回の欠点。カツオフィレの聖女は死に、ランドベルクの聖女に話が行くのかと思考を巡らしている。
今回現れなければ、三体の魔王を倒さないと、エウラロノースには会うことすら出来ないという事だ。
――――めんどくさいが仕方がない。それに会えば強烈に臭いし、会う前にあの臭さをどうにかしないとならないな。
ふとユカリの行動に目をやる俺。
ユカリは、腰を下ろし黒い球体が、落ちた穴に手を入れる。その手にはリング状になった七色に煌めく魔石。
だが、俺の瞬きをした時には、既にユカリの手にはそのリング状の魔石は無かった。
「あれ?」
「これは、私の物よ。 魔王の魔石、素敵すぎる」
驚くユカリの目の先にはリング状の魔石を頬擦りするペルセポネの微笑ましい笑顔が見える。
すると、ユカリ達に近づいてくる魔将スノーは、四天王のリーダーに肩を借りてやってくる。
魔将スノーは、ユカリの目を直視した後、目を閉じ何か思い返した顔をし、再び目を開けここにいる者達を見回す。
「私、いえ私達と国民、この国を救ってくれてありがとう。勇者ユカリ、そしてお仲間方」
「いいえ、魔王を倒すのは勇者として。 あと私の目的でもあるので」
「目的?」
「ちょっとっ。 勇者が魔族に感謝されてどうするの?」
「そうですわ。 状況が違えば敵同士なのですわ」
「そうですわね。 この国アイスクォールは、そうそう人族と敵対する事は、無いです。 私たちに危害を喰われるとしたら、また話は変わりますが」
嘘を言うようにも見えない真剣な眼差しで訴えかける魔将スノーの視線に、少しだけ頬をひきつるリフィーナにフェルト。
魔将スノーの言葉を聞きアイスクォール四天王は、一斉に頷く。
「むーっ。 魔族は、人族の敵!!」
「そうだけど……。 でも、彼女達からそう、あの感じの敵対心が、全く無いよ」
「人族と魔族の敵対心が、湧く根拠は未だ分からないのですが、もしかしたらこの上空に漂う魔素が原因かもと考えてます」
「魔素?」
「ええ。 魔族は、この高濃度の魔素を浴びて生きてます。 その濃すぎる魔素の影響で、人族に嫌悪感を感じるのではないかと……」
魔将スノーは、ユカリ達の疑問に答えてはいるが、思考の段階なのか少し考えながら答える魔将スノーの足元が赤黒く光りだす。
地面に円が描かれ何やら文字が浮き出ると、円の中に記号やら六芒星も描かれる。
――――見事な魔法陣だな。異世界では初見だったか……。
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「姫様?」
押し出され転ぶ四天王リーダーが、その言葉を発した途端。
赤黒く光る魔法陣が、地面から赤黒い光の柱を作り空高くそびえ魔将スノーを閉じ込める。
苦悩の顔に歯を食いしばり、苦しくもがく魔将スノー。
その光景に四天王リーダーが、悔しそうにし地面の土を握る。
「姫様。魔王になっては行けません。 絶対に抵抗をっ!!」
「魔王?」
「魔王って……」
ユカリもだが、リフィーナやフェルトは、赤黒い光に包まれる魔将スノーを凝視しながら唖然としている。
「勇者どの、お願いです。 姫様……魔将スノーを助けてください。 この魔王の儀を破壊を……」
「魔王の儀?」
「はい。 この魔法陣、そして赤黒い光。 魔の神が、魔族特に魔将を魔王にする為の光なのです。 勇者である貴女なら、邪を払えるはずです」
赤黒い光に抵抗する魔将スノーは、目を開きユカリの方を見つめる。
「ユカリさん。 このままでは魔王に……なってしまう。なる前に……速く、私を殺すのです」
「「「「姫様っ!!」」」」
魔王の儀に包まれる魔将スノーの悲痛な願い。
その魔王の儀を阻止するか、魔王になろうとする魔将スノーにトドメを刺すかユカリは、鞘から剣を抜き取り両手で力一杯握り、額から汗を浮かび上がらせている。
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