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聖国と帝国と金色の勇者
冥王、人族の神の居場所と心の持ちようを問う。
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ギィィと開く扉。
その扉は、俺達が入ってきた裏口の扉ではなく、城からの扉。勇者キンジョウ達が入っていた扉だ。
扉の向う側の空気が、この部屋へと侵入してくる。
――――これは!?
臭かったあの香炉の臭いが、俺の鼻をさするように近づいてくると、俺は直ぐに鼻を手で隠す。
ペルセポネも既に、手で鼻を隠していた。
――――咄嗟でガスマスクはだせなかったのか?
すると、開く扉からゆっくりと杖で床を突きながら入ってくる一人の老婆が、この部屋の状況を一切表情を変えず聖王メイガザスを見下している。
「おっ、おかぁちゃん!!」
「その格好どうしたらこうなってしまったのやら。 亡くなった父親譲りなのか……」
涙目になっている聖王メイガザスは、やってきた老婆にすがろうとするも、その付き添い二人の兵士からローブを受け取り身に纏う。
「それにしてもメイガザス、これはどういうこと。 勇者キンジョウと賢者アオヤギが倒れているのは?」
「こ、これは。 アイツ黒服男とあの美女がやったんだ」
「一介の冒険者って言う訳じゃぁ、無いわけということね」
俺とペルセポネを見つめる聖王メイガザスの母である老婆は、頷いている。
聖王メイガザスが老婆を『おかぁちゃん』と呼んでいた事で、俺はふと気付く。
――――たしか、このメイガザスが言ってた『おかぁちゃん』が聖女アルダーのようだ。
「キンジョウもアオヤギもやられてしまったが、まだ息はあるようだねぇ」
「コイツら強いよ、おかぁちゃん」
「その呼び方は、およしなさい」
「あっ、聖女アルダー……」
失言をした顔と素振りをする聖王メイガザスは、壁に寄り添うように立ち上がる。聖女アルダーは、杖を床に突くと杖の先を俺とペルセポネに向ける。
「お前たち、ここを去るがよい」
「……」
「おい、お前らっ。 アイツをひっ捕らえろ!!」
険しい顔をする聖王メイガザスは、兵士達に手振りをつかって指示をしているが、その兵士達は躊躇している。
「あの二人、賊だぞっ。 この城への不法侵入と……この聖王である私に剣を向けた。 それは国に楯突いたのと同じぃっ。 お前ら、ひっ捕らえろっ」
兵士達に対し怒鳴り散らす聖王メイガザスだが、その言葉の後に聖女アルダーは、持っている杖の石突きを床に叩きつけ部屋にその音が響く。
すると聖王メイガザスは、その音に驚いて聖女アルダーを見つめ早い瞬きをしている。
「ほんなら、メイガザス。 できるのかい?」
「私には出来る訳ないっ。 貴様ら動けっ!!」
聖女アルダーに睨まれる聖王メイガザスは、ビクッとし近くにいる兵士達に俺とペルセポネに立ち向かうように手振りをしている。
だが、兵士達は引き腰になっている。
「やめなさいっメイガザス。 勇者キンジョウの有り様を」
聖女アルダーの鋭い目線が俺に向けられ、その目は青く光だじ、鑑識眼を使っているように見てる。
「キンジョウを倒すことができる程の強者!?」
俺を見ている聖女アルダーの表情は、唖然としている。
――――そこのキンジョウも同じ。『レベルが十』とか言うのだろう。こうも連続すると反応で分かる。
「なっ、貴様、黒服の男よ。 レベル十なのには驚いた――――」
――――やはり。
「――――が、まさか魔王とは。 何故じゃ!?」
「……」
先程よりもぞろぞろと兵士が部屋に入り、人数が増えている。
――――扉を閉めろ。臭い……口を開きたくもない。それに、『魔王』の言葉を発している聖女アルダーの表情、何故驚かない。
「それにもう一つ。 『神意を授かる者』のスキルを保持しているぞよ」
「なっ!? アイツ勇者なのかっ」
聖王メイガザスの目を丸くし俺を二度見し、その奥にいる兵士達は、聖女アルダーの言葉にざわめいている。
「勇者の魔王、魔王の勇者。 まさかあんな下らない物語の登場人物と同じ者がいるとは――――」
兵士達が、聖女アルダーと聖王メイガザスを守るように帯剣の柄に手を掛け身構える。
扉は閉まる気配は無く兵士が増える中、更に聖女アルダーの言葉が続く。
「――――人族を悪者とする物語。 何故エウラロノース様はあの本を野放しにしておられるのか?」
「かぁちゃん?」
「忌まわしい、忌まわしすぎるぅぅっ。 魔族に魔王ぉぉっ書いた奴にあの本!!」
怒りの矛先を床へと杖で何度も突く聖女アルダー。その音だけが部屋に響き兵士達も聖王メイガザスは、ただ無言のままその光景を眺めている。
すると、聖女アルダーは杖をピタリと止める。
「何故エウラロノース様が、貴殿に勇者のスキルを与えたのか分からんがっ。 神託にない魔王よ、人族の地に攻める事を許されてないだろう……。 ここから早々に立ち去れ」
再び聖女アルダーは、シワだらけの険しい顔で俺に杖の先端を突きつける。
――――この部屋に漂う臭いがまだ耐えられ。目の前にエウラロノースの居場所が知るであろう聖女アルダーがいる。
俺は、ハルバードの矛先を聖女アルダーに向け問う。勿論、片方の手で鼻と口をマスク代わりにしている。
「エウラロノースの居場所を教えろ。 もしくは面会を求む」
「なっ、何故それを!?」
――――聞いてくるなっ。関係ない貴様らに言うこと出来ないだろ。
俺は、少し黙って相手の様子を見ている。
「理由なんて、魔王としての使命じゃろぅ。 そう簡単に口を開かぬか……だが」
何か納得した様子で何度も頷く聖女アルダー。
「エウラロノース様の住んでおられる所は、勿論人族の心の中じゃ」
「……」
「……」
「……いや、実際に住んでいる所だ」
ここにいる一同沈黙が走る。そんな中、ペルセポネは、誰も見ていない勇者キンジョウの黄金の鎧を剥いでいる所が視界に入る。
俺は沈黙を断ち切り仕方がなく口を開く。
「冷静な魔王じゃ、やはり勇者なのか。 エウラロノース様と何処かで会っているな」
ため息を吐く聖女アルダーは、俺を睨む。
「このアルダー本当の事は存ぜぬ。 だが、昔からの言い伝えだと、この聖国の東の山脈に住んでいると」
「そうか」
「それに面会をと言うが。 エウラロノース様は、魔王になった貴殿には合わんじゃろう。 あの方は人族の神じゃ、勇者でありがそれ以上でもそれ以下でも魔王である貴殿は、憎む存在だからのぉ」
ペルセポネが、手で口元を覆ってなく既にガスマスクをしていた。俺が会話している間にしたんだろう。
「ハーデス目的は達成したんじゃないかしら。 戻りましょ」
「うむ、聖王と聖女それに兵士達よ。 俺は俺たちはここから去ろう。 追ってきた時は返り討ちさせて貰うとする」
聖女アルダー達にハルバードの穂先を向ける俺は、ペルセポネの誘導で相手に背中を見せず部屋から出る。
扉を閉めるが、追ってくる様子はない。
扉を閉めた途端あの臭いしない。
ガスマスクを外すペルセポネと俺は、臭いに悩まさない状況に安堵をするが、もう一つ忘れてた事があった。
そう、この裏口の通路は真っ暗だ。
「灯りが欲しいな」
「ミミンの魔法で灯してたんだっけ」
「アイツら先に出たのか。 待ってくれていればいいものを」
「まぁ、ユカリの怯え方異常だし。 一番かわいそうなのはリフィーナね……。 あのデブのを目の前にしているし」
「だが、この状況どうする。 壁伝いに進めば良いんだが」
「ふっふーん。 安心して今灯りを出すわ」
ペルセポネの手に持たれたそれから光を発しこの辺りを照らす。
「それは……」
「まったく便利な世界。 自動で発光してくれる剣型のランプよ」
勇者キンジョウが使っていた聖剣クラウ・ソラスを光源として使うペルセポネは、満面の笑みで俺を見る。
――――光る聖剣クラウ・ソラス。これならこの異世界の暗い場所でも、可愛らしく美しい俺の妻ペルセポネの笑顔がみれる。
いや、待て。異世界の聖剣をそんな扱いで良いのか?
俺は、少し頭を抱えているとペルセポネの張り切った態度。
「あの痴漢野郎よりも私が持っていれば絶対ぃに、有効活用するわ」
――――確かにそれは言える。
現に今俺たちが、それを有効活用しているん訳だからな。
その扉は、俺達が入ってきた裏口の扉ではなく、城からの扉。勇者キンジョウ達が入っていた扉だ。
扉の向う側の空気が、この部屋へと侵入してくる。
――――これは!?
臭かったあの香炉の臭いが、俺の鼻をさするように近づいてくると、俺は直ぐに鼻を手で隠す。
ペルセポネも既に、手で鼻を隠していた。
――――咄嗟でガスマスクはだせなかったのか?
すると、開く扉からゆっくりと杖で床を突きながら入ってくる一人の老婆が、この部屋の状況を一切表情を変えず聖王メイガザスを見下している。
「おっ、おかぁちゃん!!」
「その格好どうしたらこうなってしまったのやら。 亡くなった父親譲りなのか……」
涙目になっている聖王メイガザスは、やってきた老婆にすがろうとするも、その付き添い二人の兵士からローブを受け取り身に纏う。
「それにしてもメイガザス、これはどういうこと。 勇者キンジョウと賢者アオヤギが倒れているのは?」
「こ、これは。 アイツ黒服男とあの美女がやったんだ」
「一介の冒険者って言う訳じゃぁ、無いわけということね」
俺とペルセポネを見つめる聖王メイガザスの母である老婆は、頷いている。
聖王メイガザスが老婆を『おかぁちゃん』と呼んでいた事で、俺はふと気付く。
――――たしか、このメイガザスが言ってた『おかぁちゃん』が聖女アルダーのようだ。
「キンジョウもアオヤギもやられてしまったが、まだ息はあるようだねぇ」
「コイツら強いよ、おかぁちゃん」
「その呼び方は、およしなさい」
「あっ、聖女アルダー……」
失言をした顔と素振りをする聖王メイガザスは、壁に寄り添うように立ち上がる。聖女アルダーは、杖を床に突くと杖の先を俺とペルセポネに向ける。
「お前たち、ここを去るがよい」
「……」
「おい、お前らっ。 アイツをひっ捕らえろ!!」
険しい顔をする聖王メイガザスは、兵士達に手振りをつかって指示をしているが、その兵士達は躊躇している。
「あの二人、賊だぞっ。 この城への不法侵入と……この聖王である私に剣を向けた。 それは国に楯突いたのと同じぃっ。 お前ら、ひっ捕らえろっ」
兵士達に対し怒鳴り散らす聖王メイガザスだが、その言葉の後に聖女アルダーは、持っている杖の石突きを床に叩きつけ部屋にその音が響く。
すると聖王メイガザスは、その音に驚いて聖女アルダーを見つめ早い瞬きをしている。
「ほんなら、メイガザス。 できるのかい?」
「私には出来る訳ないっ。 貴様ら動けっ!!」
聖女アルダーに睨まれる聖王メイガザスは、ビクッとし近くにいる兵士達に俺とペルセポネに立ち向かうように手振りをしている。
だが、兵士達は引き腰になっている。
「やめなさいっメイガザス。 勇者キンジョウの有り様を」
聖女アルダーの鋭い目線が俺に向けられ、その目は青く光だじ、鑑識眼を使っているように見てる。
「キンジョウを倒すことができる程の強者!?」
俺を見ている聖女アルダーの表情は、唖然としている。
――――そこのキンジョウも同じ。『レベルが十』とか言うのだろう。こうも連続すると反応で分かる。
「なっ、貴様、黒服の男よ。 レベル十なのには驚いた――――」
――――やはり。
「――――が、まさか魔王とは。 何故じゃ!?」
「……」
先程よりもぞろぞろと兵士が部屋に入り、人数が増えている。
――――扉を閉めろ。臭い……口を開きたくもない。それに、『魔王』の言葉を発している聖女アルダーの表情、何故驚かない。
「それにもう一つ。 『神意を授かる者』のスキルを保持しているぞよ」
「なっ!? アイツ勇者なのかっ」
聖王メイガザスの目を丸くし俺を二度見し、その奥にいる兵士達は、聖女アルダーの言葉にざわめいている。
「勇者の魔王、魔王の勇者。 まさかあんな下らない物語の登場人物と同じ者がいるとは――――」
兵士達が、聖女アルダーと聖王メイガザスを守るように帯剣の柄に手を掛け身構える。
扉は閉まる気配は無く兵士が増える中、更に聖女アルダーの言葉が続く。
「――――人族を悪者とする物語。 何故エウラロノース様はあの本を野放しにしておられるのか?」
「かぁちゃん?」
「忌まわしい、忌まわしすぎるぅぅっ。 魔族に魔王ぉぉっ書いた奴にあの本!!」
怒りの矛先を床へと杖で何度も突く聖女アルダー。その音だけが部屋に響き兵士達も聖王メイガザスは、ただ無言のままその光景を眺めている。
すると、聖女アルダーは杖をピタリと止める。
「何故エウラロノース様が、貴殿に勇者のスキルを与えたのか分からんがっ。 神託にない魔王よ、人族の地に攻める事を許されてないだろう……。 ここから早々に立ち去れ」
再び聖女アルダーは、シワだらけの険しい顔で俺に杖の先端を突きつける。
――――この部屋に漂う臭いがまだ耐えられ。目の前にエウラロノースの居場所が知るであろう聖女アルダーがいる。
俺は、ハルバードの矛先を聖女アルダーに向け問う。勿論、片方の手で鼻と口をマスク代わりにしている。
「エウラロノースの居場所を教えろ。 もしくは面会を求む」
「なっ、何故それを!?」
――――聞いてくるなっ。関係ない貴様らに言うこと出来ないだろ。
俺は、少し黙って相手の様子を見ている。
「理由なんて、魔王としての使命じゃろぅ。 そう簡単に口を開かぬか……だが」
何か納得した様子で何度も頷く聖女アルダー。
「エウラロノース様の住んでおられる所は、勿論人族の心の中じゃ」
「……」
「……」
「……いや、実際に住んでいる所だ」
ここにいる一同沈黙が走る。そんな中、ペルセポネは、誰も見ていない勇者キンジョウの黄金の鎧を剥いでいる所が視界に入る。
俺は沈黙を断ち切り仕方がなく口を開く。
「冷静な魔王じゃ、やはり勇者なのか。 エウラロノース様と何処かで会っているな」
ため息を吐く聖女アルダーは、俺を睨む。
「このアルダー本当の事は存ぜぬ。 だが、昔からの言い伝えだと、この聖国の東の山脈に住んでいると」
「そうか」
「それに面会をと言うが。 エウラロノース様は、魔王になった貴殿には合わんじゃろう。 あの方は人族の神じゃ、勇者でありがそれ以上でもそれ以下でも魔王である貴殿は、憎む存在だからのぉ」
ペルセポネが、手で口元を覆ってなく既にガスマスクをしていた。俺が会話している間にしたんだろう。
「ハーデス目的は達成したんじゃないかしら。 戻りましょ」
「うむ、聖王と聖女それに兵士達よ。 俺は俺たちはここから去ろう。 追ってきた時は返り討ちさせて貰うとする」
聖女アルダー達にハルバードの穂先を向ける俺は、ペルセポネの誘導で相手に背中を見せず部屋から出る。
扉を閉めるが、追ってくる様子はない。
扉を閉めた途端あの臭いしない。
ガスマスクを外すペルセポネと俺は、臭いに悩まさない状況に安堵をするが、もう一つ忘れてた事があった。
そう、この裏口の通路は真っ暗だ。
「灯りが欲しいな」
「ミミンの魔法で灯してたんだっけ」
「アイツら先に出たのか。 待ってくれていればいいものを」
「まぁ、ユカリの怯え方異常だし。 一番かわいそうなのはリフィーナね……。 あのデブのを目の前にしているし」
「だが、この状況どうする。 壁伝いに進めば良いんだが」
「ふっふーん。 安心して今灯りを出すわ」
ペルセポネの手に持たれたそれから光を発しこの辺りを照らす。
「それは……」
「まったく便利な世界。 自動で発光してくれる剣型のランプよ」
勇者キンジョウが使っていた聖剣クラウ・ソラスを光源として使うペルセポネは、満面の笑みで俺を見る。
――――光る聖剣クラウ・ソラス。これならこの異世界の暗い場所でも、可愛らしく美しい俺の妻ペルセポネの笑顔がみれる。
いや、待て。異世界の聖剣をそんな扱いで良いのか?
俺は、少し頭を抱えているとペルセポネの張り切った態度。
「あの痴漢野郎よりも私が持っていれば絶対ぃに、有効活用するわ」
――――確かにそれは言える。
現に今俺たちが、それを有効活用しているん訳だからな。
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