冥王さま、異世界に憧れる。~現地の神からいきなり貰った勇者スキルが全く使えない冥王とその妻は破壊神!?~

なまけものなのな

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人族の神エウラロノースと聖女アルダー

冥王、異世界ファンタジーの定番を目にする。

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「さっきの階もレッドウルフ祭じゃん。 魔石の〝ま〟すら全く出ないし」

 酷く荒れているペルセポネの愚痴が、更なる下への階段で響き渡る。
 その声にユカリ達も苦笑いに愛想笑いで、先に進んでいる。

「それにしても二階ともレッドウルフしか現れないとはな」
「そうよ、レッドウルフ終わったら次もレッドウルフ。 最低でも色のバリエーションは欲しいわね」
「色が違っても、魔石持ちのウルフなんて皆無なんだろ?」
「じゃぁ、無し。 色のバリエーション無しっ」

 ペルセポネは愚痴に付き合う俺の回答に、的外れと気付きハッとする。
 しかし、その表情も直ぐに変わる。
 先に新階層に足を着くユカリ達。
 先に声を出したのはリフィーナとフェルトだった。

「何この階……」
「私たちダンジョンを、進んでいましたわ」
「ムッ、ムム」
「ええ、草原?」

 ユカリとミミンも足を止め、見渡す限りの草原の光景に驚いている。
 ユカリ達に同行するフィルとドナも唖然としている。
 俺とペルセポネは、立ち止まって声を失っているユカリ達をよそに、草原とやらの床へ足を踏み込む。

「草原だねぇ。 しかも緩やかな風もあって良いわね」
「そうだな。 窮屈な空間から解放され、清々しい青空や太陽まで用意してくれいるとは」

 淡々と振る舞う俺とペルセポネに届く、リフィーナの驚く甲高い声。

「有り得ないっ! 普通ジメッとしているのがダンジョンなのよ」
「ええ、でも目の前は……全く逆ですわ」
「ム、でも清々しくて気持ちいい」
「気持ち変えて進むよ」

 足を止めたリフィーナとフェルトの背中を押すユカリ。
 草原の地に踏み込み、周囲を警戒しながら真っ直ぐ進む。
 しばらくするとペルセポネが、ため息混じりでユカリを呼ぶ。

「ちょっと、ユカリ。 鑑識眼とか使って何か分からない? どう見てもずっと同じ光景」
「いえ、何もな……。 前から何か」
「みんな、武器を」

 フェルトの声にユカリ達は武器を構え体勢を取る。
 小柄で華奢、肌は緑色の先が尖った耳と大きな鼻、腰巻に茶色の帽子を身につけ、使い古された剣を握り締めた者が五体揃って近づく。

――――もしや、これは!!

 俺の期待通りの回答が告げられる。

「ゴブリン!!」
「ゴブリンが何故……。 みんなっ、こんな深い階層にいるんです注意を払ってですわ」
「ムッ、怪しい」
「ゴブリン、レベル十五」

 ボロボロの剣を突きつけ突進してくるゴブリン。
 フェルトの大盾で次々とゴブリン達をはじき返す。
 リフィーナにユカリの斬撃、ミミンの攻撃魔法で一瞬にしてゴブリン五体を倒す。
 動かなくなるゴブリン五体を、確認するリフィーナは、疑心暗鬼な表情でフェルトを見る。

「本当にゴブリン?」
「ユカリが、その鑑識眼でゴブリンと言ってましたわ」
「ム、本物?」
「ええ、ゴブリンって」
「皆さん、向こうからまた来ました!!」
「わん」

 フィルとドナが、更に奥の方を指差し声を上げると、再びユカリ達は迎え撃つ。

――――この異様な姿、まさしくファンタジーの代名詞ゴブリンだと思うが。リフィーナとミミンは悩む。

 俺の目に映る動くゴブリンに感動を覚えていると、隣のペルセポネは、にこやかにユカリ達の戦いを見詰めている。

「期待できそうね」
「なにが? ゴブリンか」
「ええ、ゴブリンよ。 種類多いじゃない」
「魔法使うゴブリンがこの世界にいるのか?」
「いるとか聞いた事あるけど」

 聖剣フラガラッハが、ユカリの背中にある鞘に戻る。
 既に襲いかかってきたゴブリンの死体が、いくつも転がっている。

「弱いのよ。 弱すぎるのよゴブリン」
「そう思うわ。 でもここはダンジョンだから魔物のゴブリンかも知れませんわ」

――――魔物として?

 ゴブリンの死体を後に、俺たちは更に真っ直ぐ先に進む。
 その中、再びリフィーナの疑問が飛び交う。

「ダンジョンが、ゴブリンを生むことなんてあるのかしら」
「そういわれると……ですわね」
「そもそよゴブリンは魔族。 レベルも合ってないしおかしいのよっ」

 見つめてくる二人の視線にユカリは、しどろもどろになる。そこに二人に俺は問う。

「どういう事だ? ゴブリンが魔物でなく魔族?」
「ええ、そうよ。 ゴブリンは魔族、魔族なのよ」
「ダンジョンに現れるのが不思議だと?」
「そう。 地上なら分かるけど」
「まぁ、敵意むき出しなんだから魔族だろうと、魔物だろうと気にする事ないんでしょ。 ほら言っている傍から……」

 そこにペルセポネが遠くを眺めながら口を出すと、フィルとドナもその方向からやってくる奇声を上げる複数のゴブリンを伝えている。
 よく見ると先程のゴブリンよりも少しガタイが大きい。しかも、刃こぼれの無い剣に円盾を持ち青い帽子を被っている。

「ゴブリン、青い……帽子」
「みんな、早く来るわっ」
「ム、ブルーのゴブリン?」
「いやあれは、ゴブリンソルジャー」

 目の前に見えるゴブリンソルジャーは、身構えながら少しづつ間合いを縮める。
 青い帽子のゴブリンソルジャーの攻撃は、フェルトの大盾に難攻する。
 その間にユカリとリフィーナの攻撃にミミンの魔法がゴブリンソルジャー達を圧倒し勝利を収めるユカリ達は、さらに先へ進む。

 この後二回ほど、侵攻してくるゴブリンやゴブリンソルジャーを倒したユカリ達は、フィルとドナも自ら守る為、ゴブリンソルジャーが持っていた剣や円盾を身につけてさせている。

 大樹が一つ、聳え立つ下に腰を下ろし休む俺たち。その中リフィーナが、天井なのか空なのか、分からない上に視線を向ける。

「それにしても、日が暮れないわね」
「少し日が傾いても、おかしくありませんわ」
「むぅ、出口も無い」
「それにしてもよく出来た天井よね。 ダンジョンの中なのに、雲も動いて不思議」

 ぼそっと呟くユカリの言葉にリフィーナとフェルトが、驚いている。

「そうよ、ダンジョンなのよ。 未踏の階層なのだから不思議な事があってもおかしくないっ」
「もしかしたらこの階の障害が、このだだっ広い空間とゴブリンとしか思えませんわ」
「む、そぅ?」
「ダンジョンの事はわからないけど、そういうことが有るんだね」 

 ユカリの言葉に、少し固まるリフィーナとミミン。
 気持ち良い陽射しとそよ風に木の下で丸くなっていたドナが、急に立ち上がる。
 険しい顔をし遠くを眺めるドナに注目するユカリ達。

「あれ、ゴブリン!! ……わん」
「なにぃ! あの多さぁっ」
「こっちに来ますわ」
「むむむぅっ、デカいゴブリンいるぅ!!」
「ゴブリン。 私たちを、この先に行かせない見たい」

 立ち止まったゴブリンの群れ。
 フェルトと同じぐらいの大盾を持つゴブリン数体、壁のように俺達の行く先を塞ぐ。

『ギャッギャグッガッ、ギャッギャ!!』

 奇声のような何を言っているか不明な叫び声が、ゴブリンの大盾よりも更に奥の方から聴こえる。
 フェルトも大盾で防御姿勢をすると、ユカリとリフィーナもゴブリンの動きに目をこらす。
 ペルセポネのにやけ顔。

「コレきたっ」
「なにが?」
「このゴブリン魔法使う奴いそう」
「そういう事か……」

 ゴブリンの大盾に隠れて、上に掲げるみそぼらしい杖が数多く見えると、放たれる石礫は勢いを増し、更にカマイタチが合わさる。
 フェルトの大声。

「みんな、隠れてっ」
「ペルセポネ?」
「むぅ、おねぇさまぁっ」
「私達も続こう」

 降り注がれる石礫とカマイタチが、一瞬で掻き消される。
 ペルセポネの二本の剣の斬撃。
 奥にいるゴブリンの奇怪な叫び。
 勢いの止まらないペルセポネの攻撃が、壁となるゴブリン大盾を崩す。
 それを無視し不敵な笑みを浮かべるペルセポネの視線の先には、杖を持つフードを被ったゴブリンの数々。
 ペルセポネの低く呟く笑い声に、杖のゴブリンは、驚愕な顔をし腰を抜かしている。

――――さぁ、この俺も行くか……。
乗り遅れた事は置いておこう。

 逃げ惑う魔法を使うゴブリンを追い掛ける、狂気に満ちた笑みを浮かべるペルセポネの斬撃が飛ぶ。
崩れた壁役の大盾を持つゴブリンを倒したユカリ達の前に、二体の大きな図体のゴブリンが分厚い棍棒を振り下ろし地面を抉り爆音と飛ばす。

「ノロそうなのに、攻撃速いっ」
「もしかしてボブゴブリン? リフィーナとユカリで翻弄して、強撃に注意ですわ」
「むっ、援護」
「パワーだけの魔物なんて、飛べフラガラッハ!!」

 ユカリとリフィーナの斬撃に加わる聖剣フラガラッハが、ボブゴブリン攻撃を狂わせる。
 力ずくで棍棒を振り回すボブゴブリン。
 ボブゴブリンの攻撃をユカリやリフィーナを守るフェルトの大盾。
 ミミンの魔法で、更に追い詰めている。

 まるで戦争を仕掛けるかのように陣形を組んできたゴブリンの群れが、ペルセポネの攻撃に続くユカリ達の侵攻に崩れていった。



◇◇◇◇



 地上に戻った勇者キンジョウ達は、身体を休めていたが聖国の王メイガザスの使者の案内で、グランウェスの冒険者ギルド内にある広場にいる。
 そこには冒険者ギルドのギルドマスターと受付嬢、聖女アルダーにメイガザスに兵士数名。
 オドオドしたメイガザスが、聖女アルダーの顔を数回見た後に勇者キンジョウへ伝える。

「キンジョウ殿、誠であろうな?」
「あぁ、エルフと犬は死んだ。 でもベヒーモスは倒してきてやった」
「シルフちゃん……」

 肩を落とすメイガザスの小言をかき消す聖女アルダーの声。

「キンジョウよ、ベヒーモスだしてくれないか?」

 頷く勇者キンジョウは、空間収納から巨体なベヒーモスを取り出し、その巨体が広場を埋め尽くす。
 驚く兵士達数名の声に混じり、ギルドマスターが受付嬢に確認をとる。

「どうだ、倒すのに苦労したぞ」
「えぇ、正に……。 ベヒーモスです――――」

 その声に胸を撫で下ろす聖女アルダー。
 メイガザスは、暗い表情。
 だが、受付嬢が続けて口を開く。

「――――ですが、これブラウンですね」
「やはり、ブラウンの個体か……」

 ギルドマスターと受付嬢が神妙な面持ちで、ベヒーモスの死体を眺めていると聖女アルダーが、問いただす。

「ギルドマスター、ベヒーモスではないのかえ?」
「ええ、これはベヒーモスですが。 この身体の色と良いどう見ても個体はブラウン」
「私達が討伐依頼していたベヒーモスとは違います」

 淡々と語る受付嬢に突っかかる勇者キンジョウ。

「ベヒーモスは、ベヒーモスだろ!!」
「ええ、ベヒーモスです。 ですが、グランウェスで悩まされていた個体は、勇者キンジョウ様達が倒したベヒーモスよりも、前に倒されたようです」
「ふざけるなっ!!」

 怒りをあらわにする勇者キンジョウ。
 聖女アルダーは、頭を抱えている。
 そこに数名の護衛を従え、身なりがよく凛々しい面持ちの初老の男性が口を挟む。

「そうか、そこの勇者キンジョウの前に、パープルのベヒーモスを倒す強者がいたと言うことだな」
「少しお待ちを皇帝!!」
「聖女アルダー、ご子息もその状態。 話はまた明日だ」

 皇帝と呼ばれた初老の男性は、護衛と共に踵を返しこの場から去る。
 ギルド職員数名で出されたベヒーモスを片付けている中、ギルドマスターと受付嬢も皇帝の後を追い居なくなる。 
 聖女アルダーが、項垂れるメイガザスの耳元で何かを囁くと、おもむろに立ち上がるメイガザスは、皇帝の後を追う。
 更に頭を抱える聖女アルダーに突っかかる勇者キンジョウ。

「どういう事だ?」
「あんたらが、倒したベヒーモスは弱い個体だって事」
「そのベヒーモス、あの奴ら勝てるのか? それなりに強かった」
「兵を率いたら勝てる。帝国は強靭な軍を持っている」

 聖女アルダーの鋭い眼光と言葉に息を飲む勇者キンジョウ。

「パープルの個体を倒したのが、ユカリという勇者出ない事を願うまでじゃ」
「どうしてだ?」
「パープルのベヒーモスを倒せるレベルの勇者が居ること、それを無視したエウラロノース様、そして無能な勇者を召喚し保護する聖国」
「あぁっ、無能だとっ!! この俺が無能ぉぉぉっ」
「己を恥じろぉっ勇者キンジョウ。 この世界に来て豪遊し、戦場では先陣を切らぬし、レベルという数字だけみて技術を学ばなかったことに」
「このババアがっ!!」

 怒りのまま剣を握る勇者キンジョウを目にした聖女アルダーは、ため息をつく。

「まさか、聖剣フラガラッハも奪われ、オメオメと戻って来た所か」
「……だから、なんだってんだ」
「はぁ、無能な勇者だったとは」
「無能って言うなぁァァっ」

 勇者キンジョウは、剣を振り上げ聖女アルダーに襲いかかる。
 振り下ろされる剣。
 聖女アルダーの前に現れたのは奴隷の金髪女性。
 その金髪女性は、手のひらで勇者キンジョウの剣を受け止める。

「おまえぇぇっ」
「やっときたか。 そいつを」

 頷く金髪女性は、片方の腕を引くと勇者キンジョウのみぞおちに拳をねじ込ませる。
 炸裂した拳の威力に、意識を奪われた勇者キンジョウは、そのまま地面へ倒れた。
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