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1章
俺より強いやつに会いに行く
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《LVが上がったよ!》
あ、LVが上がった。
なんか久しぶりな気がするけど、これまでの間隔を考えるとそうでもないのかな?
え、っと、ステータス、ステータス。
『ユキナ
人族LV5
HP290/290(+10)
MP290/290(+10)
STR:120(+5)
VIT:120(+5)
MAG:120(+5)
RES:120(+5)
AGI:120(+5)
DEX:120(+5)
スキル
【テイム☆】
【魔力操作LV1】
【自然回復LV1】』
うん、上昇幅は相変わらず。
スキルも全然増えないなぁ。
魔法の練習は続けているけれど、まるで覚えられない。
もうこの世界に来て三か月経ったけど、その程度でそう簡単にポンポン覚えられるものじゃないってことなんだろう。
ステータスは最初と比べると二割上昇してることになるけど、そんなに違いは感じない。
最初の頃に比べると身体能力が高くなっているのは分かるんだけど、LVが上がった後は『ちょっと調子がいいかな?』くらいにしか実感がない。
それで一か月くらい生活して、慣れた頃にまたLVアップだから、身体能力が大幅に上がったような感覚がないのだ。
まあ、でも上がってるのは確実なんだけどね。
今回のLVアップの間隔は一か月ほどで、前回とほとんど変わらない。
必要経験値は多くなっているはずなのだけれど、そんなにこの猫の経験値が高かったのだろうか?
スケルトンを増やしたおかげで私に入ってくる経験値が増えてたってことも考えられる。
クリスが冒険者を三十人くらい殺したのも、経験値が増える要因だろうか?
あの冒険者たち強そうだったしね。
強い相手を倒した方が経験値が多く貰えるというのは常識だ。
「LV上がったよ」
「ふむ、良かったな」
クリスは気のない風に頷く。
あんまり良かったって思ってないでしょ?
私のLVが上がっても誤差の範疇とか思ってるんじゃない?
そりゃ、クリスにとっちゃ私のLVが一個上がったところで米粒が一つ二つ増えた程度の差しかないかもしれないけど、私にとっては大分違うんだよ?
主に気分が。
この一歩は小さな一歩だが、私にとっては大きな一歩だよ?
馬鹿にしちゃ駄目なんだからねっ!
うん?
馬鹿にしてない?
私が強くなれば生き残る確率が上がるから、配下としても歓迎?
ふむふむ、それならいいけどさ。
でもじゃあなんで、そんな気のない返事するの?
気になること?
この猫がどうかしたの?
猫って感じじゃないけどね。
死んでても怖いね、これ。
首ちょんぱされてるし。
あ、魔石だ。
おっきいねぇ!
魔石ってモンスターの強さによって、こんなに違うんだね。
気になることって魔石?
違うの?
そう言えばこの猫ってどこから来たんだろう?
こんな何もない場所に住んでるとは思えないんだけど。
森?
街道を外れて左の方にずっと行くと、森があるの?
そこから来てたんだ?
人間を狙って徘徊してた?
なにそれ、化け物じゃん。
気になるのはそれなの?
この猫は弱いけど、森の浅瀬にいなければならないほど弱くはない?
よっぽど人間の味が好みだったとか?
やっぱ化け物だね。
その可能性もあるけど、他にも可能性がある?
なに、可能性って?
森の奥にもっと強いのがいる?
そのせいで縄張りを追いやられた可能性があるの?
ふうん、そっか……。
んで、どうするの?
行くの?
俺より強い奴に会いに行く、って感じ?
まあ、強いの捕まえに来たんだから、もっと強いのがいるかもしれないなら行かないわけにはいかないよね。
でも、森の中かぁ。
虫よけスプレー持ってくれば良かった。
虫よけスプレーなんてさすがにこの世界にはないと思うけど。
似たような魔法が使える?
クリスってほんとに便利だね。
じゃあ行こう。
強いモンスターがいると良いね。
出来ればもふもふで、この猫みたいに怖くないやつ。
可愛くて強いモンスターを求めて、いざ出発じゃ。
あ、LVが上がった。
なんか久しぶりな気がするけど、これまでの間隔を考えるとそうでもないのかな?
え、っと、ステータス、ステータス。
『ユキナ
人族LV5
HP290/290(+10)
MP290/290(+10)
STR:120(+5)
VIT:120(+5)
MAG:120(+5)
RES:120(+5)
AGI:120(+5)
DEX:120(+5)
スキル
【テイム☆】
【魔力操作LV1】
【自然回復LV1】』
うん、上昇幅は相変わらず。
スキルも全然増えないなぁ。
魔法の練習は続けているけれど、まるで覚えられない。
もうこの世界に来て三か月経ったけど、その程度でそう簡単にポンポン覚えられるものじゃないってことなんだろう。
ステータスは最初と比べると二割上昇してることになるけど、そんなに違いは感じない。
最初の頃に比べると身体能力が高くなっているのは分かるんだけど、LVが上がった後は『ちょっと調子がいいかな?』くらいにしか実感がない。
それで一か月くらい生活して、慣れた頃にまたLVアップだから、身体能力が大幅に上がったような感覚がないのだ。
まあ、でも上がってるのは確実なんだけどね。
今回のLVアップの間隔は一か月ほどで、前回とほとんど変わらない。
必要経験値は多くなっているはずなのだけれど、そんなにこの猫の経験値が高かったのだろうか?
スケルトンを増やしたおかげで私に入ってくる経験値が増えてたってことも考えられる。
クリスが冒険者を三十人くらい殺したのも、経験値が増える要因だろうか?
あの冒険者たち強そうだったしね。
強い相手を倒した方が経験値が多く貰えるというのは常識だ。
「LV上がったよ」
「ふむ、良かったな」
クリスは気のない風に頷く。
あんまり良かったって思ってないでしょ?
私のLVが上がっても誤差の範疇とか思ってるんじゃない?
そりゃ、クリスにとっちゃ私のLVが一個上がったところで米粒が一つ二つ増えた程度の差しかないかもしれないけど、私にとっては大分違うんだよ?
主に気分が。
この一歩は小さな一歩だが、私にとっては大きな一歩だよ?
馬鹿にしちゃ駄目なんだからねっ!
うん?
馬鹿にしてない?
私が強くなれば生き残る確率が上がるから、配下としても歓迎?
ふむふむ、それならいいけどさ。
でもじゃあなんで、そんな気のない返事するの?
気になること?
この猫がどうかしたの?
猫って感じじゃないけどね。
死んでても怖いね、これ。
首ちょんぱされてるし。
あ、魔石だ。
おっきいねぇ!
魔石ってモンスターの強さによって、こんなに違うんだね。
気になることって魔石?
違うの?
そう言えばこの猫ってどこから来たんだろう?
こんな何もない場所に住んでるとは思えないんだけど。
森?
街道を外れて左の方にずっと行くと、森があるの?
そこから来てたんだ?
人間を狙って徘徊してた?
なにそれ、化け物じゃん。
気になるのはそれなの?
この猫は弱いけど、森の浅瀬にいなければならないほど弱くはない?
よっぽど人間の味が好みだったとか?
やっぱ化け物だね。
その可能性もあるけど、他にも可能性がある?
なに、可能性って?
森の奥にもっと強いのがいる?
そのせいで縄張りを追いやられた可能性があるの?
ふうん、そっか……。
んで、どうするの?
行くの?
俺より強い奴に会いに行く、って感じ?
まあ、強いの捕まえに来たんだから、もっと強いのがいるかもしれないなら行かないわけにはいかないよね。
でも、森の中かぁ。
虫よけスプレー持ってくれば良かった。
虫よけスプレーなんてさすがにこの世界にはないと思うけど。
似たような魔法が使える?
クリスってほんとに便利だね。
じゃあ行こう。
強いモンスターがいると良いね。
出来ればもふもふで、この猫みたいに怖くないやつ。
可愛くて強いモンスターを求めて、いざ出発じゃ。
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