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フェアリエルは学園へと来ていた。
そして今は昼休憩中、メルティアとアグネスに、兄が帰って来た事を伝え、落ち着いてから、話の場を設ける事を伝えたのだ。
そうして、授業が終わり、ウィルフォードと図書室へと行く。
「この図書室も久しぶりだな」
「ええ。マジッククレーの事を考えるのも、久しぶりな気がするわ」
ここ最近は、本当に色々あった。
そして、私達に出来る事は、一段落したのである。
「今日は前回の続きなんだが、日が空いたので、再度、見直しも兼ねて調べて行こうか」
それから、下校時間となる頃に、ウィルフォードが口を開いたのだ。
「先日話した事なんだが、今週は茶会ではなく、街へ遊びに行かないか?」
「ええ。大丈夫よ。余り街に詳しくないけれど、良いかしら?」
いつもは、屋敷に商人を呼んだり、お店に行ったとしても馬車なので、何処に何があるのかを殆ど知らないのだ。
「ああ。どんな事がしたい?」
「そうね、マジッククレーのお店に行ってみたいわ!あと、美味しいケーキとかも捨てがたいわよね」
私がそう伝えると『分かった。色々調べておくよ』と笑顔で答えてくれたのだった。
「私もメル達に聞いてみるわ。あと、護衛無しで行くのよね?変装とか必要?」
「そうだな。それは俺に任せてくれるか?当日は簡素な服装で来てくれると助かる」
「分かったわ。二人きりでなんて楽しみね!」
そう伝えると、ウィルフォードは屈託の無い笑みを浮かべて『ははっ。そうだな。俺も楽しみだ!』と言ってくれたのであった。
私がその顔に、見惚れてしまった事は、内緒である。
そうして私は、美味しいケーキ屋をリサーチするべく、次の日の昼休憩で2人に聞いたのだ。
「教えて欲しいんだけど、街でお勧めのケーキ屋とかない?」
それを聞いたアグネスが『ケーキ屋かぁ。王都は何処も美味しいと思うけれど・・・。』
と話したあと、何かを思い出したかの様に、再度口を開いたのだ。
「あ!そう言えば!
前、私の寮へ遊びに来てくれた時に、可愛くて美味しいケーキ屋を見つけたって話したの、覚えてる?」
そう言えば、話した記憶がある。
私は頷きながら『覚えているわ!何処にあるの?』と問いかけたのだ。
「少し街のはずれよ。因みに私の寮の場所は分かる?」
「もちろん分かるわ」
すると、アグネスが丁寧に行き方を教えてくれたのだった。
「寮から出ると、大通りがあるでしょう?
それを、王宮方面とは逆に行ってもらって、最初の小道を右に入るの。
そこから、真っ直ぐ進み、二本目の道を左に入ると、突き当りにあるのよ」
丁寧に説明してくれたのだが、街に詳しくない私には、全く想像が出来ない。
「結構分かりづらい場所にあるのね。名前は、なんて言うの?」
「【Fancy Fancy】よ」
ファンシーが2つも付いている・・・。
とても、メルヘンチックなお店を想像してしまった。
すると、話しを聞いていたメルティアが口を開いたのだ。
「私も知っているわ。とっても、可愛いのよね!
でもそうよね、あの場所だと、分かりづらいかもね。
・・・私は最近知ったのよ」
なんと、メルティアも知っていたのだ。
私は2人に『因みに、ウィルを連れて行っても大丈夫なお店だった?』と聞いた。
「殿下とデート?
そうね。
・・・大丈夫だと思うわ」
メルティアの間が気になった私は、『メル?今の間は、なに?』と目を見つめて問い返すと、少し慌てたように返して来たのだった。
「え?いえ、違うのよ。
決して変なお店ではないわ。安心して」
なんだろう・・・。
何故か信用できない。
だから、私は『アグネス、本当?』と問いかけたのだ。
「ええ。メルの言う通り、変なお店ではないわ」
そう2人からお墨付きをもらったので、【Fancy Fancy】に行ってみようと決めたのであった。
そして今は昼休憩中、メルティアとアグネスに、兄が帰って来た事を伝え、落ち着いてから、話の場を設ける事を伝えたのだ。
そうして、授業が終わり、ウィルフォードと図書室へと行く。
「この図書室も久しぶりだな」
「ええ。マジッククレーの事を考えるのも、久しぶりな気がするわ」
ここ最近は、本当に色々あった。
そして、私達に出来る事は、一段落したのである。
「今日は前回の続きなんだが、日が空いたので、再度、見直しも兼ねて調べて行こうか」
それから、下校時間となる頃に、ウィルフォードが口を開いたのだ。
「先日話した事なんだが、今週は茶会ではなく、街へ遊びに行かないか?」
「ええ。大丈夫よ。余り街に詳しくないけれど、良いかしら?」
いつもは、屋敷に商人を呼んだり、お店に行ったとしても馬車なので、何処に何があるのかを殆ど知らないのだ。
「ああ。どんな事がしたい?」
「そうね、マジッククレーのお店に行ってみたいわ!あと、美味しいケーキとかも捨てがたいわよね」
私がそう伝えると『分かった。色々調べておくよ』と笑顔で答えてくれたのだった。
「私もメル達に聞いてみるわ。あと、護衛無しで行くのよね?変装とか必要?」
「そうだな。それは俺に任せてくれるか?当日は簡素な服装で来てくれると助かる」
「分かったわ。二人きりでなんて楽しみね!」
そう伝えると、ウィルフォードは屈託の無い笑みを浮かべて『ははっ。そうだな。俺も楽しみだ!』と言ってくれたのであった。
私がその顔に、見惚れてしまった事は、内緒である。
そうして私は、美味しいケーキ屋をリサーチするべく、次の日の昼休憩で2人に聞いたのだ。
「教えて欲しいんだけど、街でお勧めのケーキ屋とかない?」
それを聞いたアグネスが『ケーキ屋かぁ。王都は何処も美味しいと思うけれど・・・。』
と話したあと、何かを思い出したかの様に、再度口を開いたのだ。
「あ!そう言えば!
前、私の寮へ遊びに来てくれた時に、可愛くて美味しいケーキ屋を見つけたって話したの、覚えてる?」
そう言えば、話した記憶がある。
私は頷きながら『覚えているわ!何処にあるの?』と問いかけたのだ。
「少し街のはずれよ。因みに私の寮の場所は分かる?」
「もちろん分かるわ」
すると、アグネスが丁寧に行き方を教えてくれたのだった。
「寮から出ると、大通りがあるでしょう?
それを、王宮方面とは逆に行ってもらって、最初の小道を右に入るの。
そこから、真っ直ぐ進み、二本目の道を左に入ると、突き当りにあるのよ」
丁寧に説明してくれたのだが、街に詳しくない私には、全く想像が出来ない。
「結構分かりづらい場所にあるのね。名前は、なんて言うの?」
「【Fancy Fancy】よ」
ファンシーが2つも付いている・・・。
とても、メルヘンチックなお店を想像してしまった。
すると、話しを聞いていたメルティアが口を開いたのだ。
「私も知っているわ。とっても、可愛いのよね!
でもそうよね、あの場所だと、分かりづらいかもね。
・・・私は最近知ったのよ」
なんと、メルティアも知っていたのだ。
私は2人に『因みに、ウィルを連れて行っても大丈夫なお店だった?』と聞いた。
「殿下とデート?
そうね。
・・・大丈夫だと思うわ」
メルティアの間が気になった私は、『メル?今の間は、なに?』と目を見つめて問い返すと、少し慌てたように返して来たのだった。
「え?いえ、違うのよ。
決して変なお店ではないわ。安心して」
なんだろう・・・。
何故か信用できない。
だから、私は『アグネス、本当?』と問いかけたのだ。
「ええ。メルの言う通り、変なお店ではないわ」
そう2人からお墨付きをもらったので、【Fancy Fancy】に行ってみようと決めたのであった。
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