貴一と凜  雅史の欲望

静華

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貴一と凜の事情  雅史の欲望

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雅史は、リモートで仕事をしている。いつも凜の側に居る。凜の側に居るから雅史は、仕事に集中できるし、何より凜と離れないでいられることが幸せだった。
「はぁうん!」と伸びをする。「雅史、もう終わったの?」と静かに後ろにいた凜が声を掛ける。「うん。会議も終わったし、自由だぁ!」「ふふふ。何か食べたい?」「分かっているくせに」「何?」ソファに押し倒しキスをする。「凜だよ」「だめ!」「何でさぁ」「シャワーを浴びてからね」「は~い。」と言いながら凜を引っ張る。「えっちょっと待って」「待たないよ」凜の腕を引っ張って、するする、屠腹を脱がせる。「まっ待ってぇんうん」とキスをしながら全裸にする。「凜が欲しい」「うっうんはぁ雅史。まっ」「待たないよ」とキスをしつつ雅史も服を脱ぐ。凜を抱き上げて、シャワーを浴びせる。キスをしながら凜にシャワーを浴びせ凜の体にボディーソープを着けて泡立たせながら全身を洗う。「うっうんはぁうんはぁはぁうん雅史ぃんうん」「後ろ向いて」くるんと後ろを向かされ、背中も手で洗う。胸、腰と洗わされて、凜は感じさせられて、って居られない!「あっあーあはぁ気持ちいいん。」ずるずるっと落ち四つん這いになり、凜の中に入る!「あーっふぁあーっいい」「凜!いくよ」「あーっはぁはぁうん」雅史のが入る。シャワーの音と混じり、グッチュグッチュといやらしい音を立てている。雅史は、凜の腰を掴んで動かす!「だめぇん雅史ぃん」ゾクッとした雅史は、激しく揺さぶり奥へと貫く!「あーあはぁうんいくぅん」「いいよ。いって!」「はああーーっ」と凜はいつもと違う雅史に、「雅史ぃん今日は、いつもと違うねぇ?」はぁはぁと息を弾ませながら聞く。「あの女が来てから凜の様子がおかしいからさ。だから、ちょっと乱暴になった。怖かった?」「大丈夫。こんな雅史も好き」雅史は、真っ赤になって照れてしまった。それを見て凜も照れてしまった。
「改めて聞くけど何か食べたいものある?」「う~ん凜!」「もうだめぇ」「凜」ぐいっと引っ張って抱き締める。「飯よりも俺は凜がいい!」クスッと凜が笑う。「何がおかしいのさ!」「子どもみたい」「クッソもっと酷いことしてやる!」シャワーを凜の顔にかける。負けじと雅史からシャワーを奪い取り雅史の胸にかける!そうしていると、玄関のベルが鳴る。雅史が急いでバスローブ羽織玄関ホールへと向かう。インターフォンを見ると、雅史が大嫌いな、京香がいた!凜は、まだシャワールームに居るから、居留守を使うことにした。15分が経った頃諦めて帰っていった。
凜が、「誰だったの?」と聞いてきたが、その言葉を無視して、ひょいと凜を担ぎ今度は、ベッドルームへと運ばれた。どさっと凜に、覆い被さり全身キスの嵐「あっあっいやぁん」「ホントに嫌?」「雅史の意地悪ぅんもっとしてぇんうん」身を捩る。凜の胸を揉みながら凜の所に顔埋めてしたで刺激する。「あーあはぁうんあーだめぇあっあもういくぅんうん。あーー」刺激が強すぎたのか、あっという間にいってしまった。あそこがヒクヒクしている。凜が「雅史と一緒がいい」と言うのでドギマギしながら全裸の凜を抱き締めて「また今度」「ちがーうまた明日でしょ?」と言われ「凜ってやっぱ淫乱」「普通だもん」と怒らせてしまったが、仲直りのキスをした。が、雅史は凜を離さず、抱き締めたままだった。モジモジしてきた雅史は、悟られないように自制心保っていたが、凜が雅史の胸にキスをしたり舐めたりして、刺激を与えるので雅史は、「凜ダメだって」と言いながら抱き締める強さに熱が入る!雅史は、心の中で、耐えろ耐えるんだぁあっそこダメな場所と感じながら耐えるが、とうとう、ダメだ!「凜」と言いながら凜の胸を揉み吸いつく。「あっん雅史」「激しいのがお好きだったよね?」「雅史のバカぁんうんあー凜ってあそこ弱いよね?刺激してあげる」チューッと吸いつき指で刺激すると凜は、身を捩りながら我慢して抵抗するが、限界が来ていた!「まっ雅史だめぇもうだめぇ」「じゃあ手はここ舌は、胸を触ってあげる」「あっんあっあーだめぇいくぅんはぁはぁうん雅史来てぇ」「ダメダメまだまだだよ。ほら」指が奥えと入り、ネッチャネッチャと音を出す。雅史も限界が来て凜の中に入る!「あーん。凄い良いん気持ちいいん。あーーん。あっはぁん。」と凜はいってしまったが雅史は「まだまだ」と言いながら凜の腰を掴んで揺さぶる!2人とも息を弾ませながら、どちらともなくいった。「凜って凄い!」「雅史こそ」はぁはぁ凜は腰が抜けて歩けない!初めて腰が抜けるほどの凄い事をしたんだと思った。
「ところで、こんな凄い事をしたあとですまないんだけど、最初あんなに嫌がったのは何かあったの?」「私も女だし子どもは、産めないけどくるものはくるみたい」「えっ!それって産めるんじゃないの?」「だから、明日一緒に行って欲しくって」「凜!そういう大切なことは先に言って!乱暴なことしちゃったじゃないか!」「いや、あまりにも気持ち良すぎて、ははは」「笑い事じゃないよ!明日朝一に行こう。かかりつけ医っている?」「うん。生まれてからずっととはいえ、働き出してからは行っていないけど…」「そこへ行こう。こっから遠いの?」「う~ん歩きで20分かな?」「大病院?」「はぁ?ううん個人病院だよ。」「今まで来なかったの?」「ううん。まばら。今回は、来そうだったから、イヤだったの」「そっか。ごめんな」雅史はそっと抱き締める。「雅史が、気にすることないよ」「凜が大切だから」「うん。ありがとね」「凜?その」「すぅーっすぅーっ」「ふっ寝ちゃったか。明日なんて言われるんだろう?心配だな」

病院へ行く日が来た!「凜は平静保っているが怖いだろうな」
「凜?大丈夫?」「えっ!あっちょっと怖い…かな。診察立ち会ってくれる?雅史ぃ」「あぁ当たり前だろ」「ありがとう。下の名前で呼んで貰えるからいいんだけど」「恐いよね?」「うん。ははは」ポロっと涙が出る。「凜?大丈夫だよ。さぁ一緒に行こう」準備をして出掛ける。エレベーターで、ガレージまで下りる。雅史の車で行くことにした。
「凜?どうぞ」と助手席を開けられる。ためらっている凜にそっと手を差し伸べて導く。「うん雅史ありがとう」と言いながら助手席に納まる。「雅史。何があっても側に居てね。」「あぁ当たり前だろ」
車で5分の距離にある小さな個人病院。「大丈夫なのか?」と思っていると、隣にいる凜が震えている。そっと背を押してあげる。「すーっ」と息を吸い吐く。キッとした目つきに変わり、「いざ!」と言うものの中々前に進まない。「凜。俺が突いている。大丈夫だよ。」「うん」凜は、今は私独りじゃない!と心に言い聞かせ、一歩一歩踏み出す。受付で「あらぁ凜ちゃんお久しぶり。ん?そのイケメン誰?」「初めまして、凜と同棲中の雅史と言います。婦長さんですか」「あっはい。梶原と言います。今日はどうされたんですか?何時もは、凜ちゃん独りなのに」「あの、その、私は、赤ちゃん産めるのかどうか、もう1度検索して貰いたくて」「分かったわ。ちょっと待っててね。」と言われ数分後、梶原が戻ってきた。別室に案内され医院長が来るのを待つ。
コンコンとノックをされ、梶原と医院長がやってきた。「赤ちゃんが授かるかどうかであっているかな?凜ちゃん」「はい」弱々しい声で答える。凜の肩に雅史の手が乗る。キュッと力を入れて「大丈夫」と言っているかのようだった。医院長が「率直に言おうかな。産めなくはないが作りにくい体だ。小柄な上に子宮も小さい。作るには厄介なんだ。でも、ゼロではない。基礎体温をつけているかね?」首を横に振る
「では、そこから始めよう!梶原君。君だからあげるよ。付け方や測り方を梶原君に教えてもらうが良い。彼は責任もって守ってあげなさい!良いですね!」といい、医院長は出て行った。雅史は「静けさの中にも恐さがあるなぁ」と思った。そうこうしている内に、話は終わっていた。「凜、どうぞ」と助手席のドアを開ける。シートに収まるや否や、自然と涙がこぼれ落ちる。「雅史?私子ども産めるの?」「あぁ多分大丈夫だよ。」「エッグぐずぐず」と泣き止まない。マンションに着いた。「凜?大丈夫?」「うっうん」ヨタヨタッと車から下りる。雅史の手を借りてやっと立てている凜だった。
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