貴一と凜  雅史の欲望

静華

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貴一と凜の事情  雅史の事

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ヨタヨタッと歩きながらエレベーターを待つ。何時もより長く感じる時間…
「雅史。ありがとうね。一人じゃあ行けなかった。」「貴一だったら」「行かなかったと思う」「何故?」「貴一。乱暴だし話を聞いてくれる時間をくれなかったと想う」「そっか。凜にはそう映るんだね」「?私は、雅史で良かったと思うよ。」チンとなり、エレベーターの中へと入る。あっという間に5階に着く。とヘアの前に京香がいた!雅史が凜の事を考えて立てになった。ツカツカッと京香に近づくと「何の用だ!貴一に言い付けるぞ!もう、用はないはずだ!」凜は、俯いたままだった。雅史が「もういい加減俺達の前から消えてくれないか!速く貴一の所へ行け!凜行くぞ!」と先へ凜を部屋に入れて、「さよならだ!2度とくるな!いいな!」ガチャンカシャンと、チェーンロックまでされた!京香は、呆然としていた。何も言えずにいた。ハッとして、落としたノートや文房具を拾い集め、15階へと向かった。貴一に食べてもらうために作らなくちゃと、玄関を開け、キッチンへ向かいエプロンをし、作り始める一品作るのに1時間以上かかる。しかもボロボロ…「はぁダメだな私」煮物は焦げ物、焼き物は得体の知れない物体になっている。「貴一様はきっとまた外食だろうな…」
その頃、貴一は雅史の所にいた。雅史に呼ばれたからだ。凜の事について…だ。「凜は相等傷ついているから京香には来ないようにきつく言っておいてくれ。頼む」「で、今凜は?」「疲れて寝ている」「そうか。凜には酷い事をしてきたな。」「あぁ。これからは俺が凜を守るよ。良いだろう兄貴」「お前になら任せられる。俺の分も併せて頼む。」「あっ凜が貴一が来たら食べさせてくれと言われてた」と席を立ち上がるとキッチンへ向かいチンをして出す。貴一の好きな、肉じゃがだった。貴一は、1口2口と食べ「凜ありがとう」と言いながら食べ終わると満腹になり「済まなかったな京香が迷惑をかけて、俺と京香はビジネス上の夫婦で、別々で寝ている。深い意味はない。凜以外抱きたいと思わなくてな。不味い料理だし何時も外食だ。だがこれからは、週に1回は京香のを食べてみるよ。とんでもない代物だがな。じゃあそろそろ帰るよ。ごちそう様。凜に宜しく」「ああ、お休み」ガチャンカシャンと扉を閉める。ギクッとした。白い服を着た凜がうっすらと立っている。「何時からそこにいたの?」「今、貴一の声が聞こえたから」「そっかもう寝ようか」「うん雅史」「何?今日はありがとう」「泣かなくていいよ。明日も早いし寝ようか?」「雅史も一緒」「凜の甘えん坊さん」「じゃあゲストルームで寝る」「嘘嘘今日は疲れたろ?寝ような」ベッドルームへ向かい「凜」「雅史」凜がひっついて寝るから動きにくいが、「たまにはいっか」と呟き凜と共に寝た。

ピピピピピと目覚ましが鳴る。「うん?速いなぁ何時だ。5時か、5時ぃ!」と驚くと、凜が何かを加えてる。ピピピと数秒後に鳴り止む。何だ?と思い覗き込むと基礎体温表と書いてある。
「凜、それ昨日の?」「うん。これで、排卵日が分かるんだって」「へぇ~で、今日はまだ大丈夫?」「えっと、うん大丈夫でも今日リモートでしょ?」「大丈夫直ぐ終わるから」パタパタと凜が走り回っているうちに、リモート終わっていた。「凜。いい?」「うん雅史ぃ」凜の服をいとも簡単にするっと脱がし、「壁に手を突いてそう、そう。凜」胸をまさぐり揉む。「あぁ凜。たまんない」「雅史ぃ欲しいん」「まだまだだよ。凜。昨日より感じてる?」「うっうんはぁうん雅史ぃ急に優しくなったねぇん。昨日ぉのことぉん」「まぁね」サワサワと胸を触る。凜の一番弱いところだ。「あぁんはぁうんあっそこだめぇ」凜の胸の1番小高い所。そこが1番感じる所。雅史は必要以上に揉んだりサワサワしたりといじってくる。「もう立ってられない」ずるずるっと落ちると同時に雅史が入る「あーだめぇうん雅史ぃ我慢出来ない!激しくしてあーーん。」「そらもっともっと」「うっうんはぁ雅史ぃ来てぇ
」「あっうっうん一緒だ。」ドクンドクンと雅史が入る!凜が四つん這いでシャワールームへと向かう。それを阻止するかの用に雅史がやったてくる。安全日と知ってからは、何時もの雅史に戻っていた。シャワールームに押し入れ、頭からシャワーを浴びせ、雅史が正面から凜の体を洗い、後ろからも洗い胸を必要以上に洗い敏感に感じさせる。シャワーで流し、凜の体の水滴を舐める。頚から肩、胸へと移る。ぐいっと腰を支え胸を舐め回す。「あっあっうっうんはぁあっそこだめぇ」「あれ?ここ固くなってる」と胸を揉み吸いつく。「凜。最高だ」「雅史ずっと側に居てね」「あぁ当たり前だ。俺の前から居なくなるな!いいな!」「はぁいんうん雅史来てぇ」「よし。」雅史は凜の所に吸いつきジュルジュと立てる。凜の頭の中は真っ白だった。
雅史は、『凜と俺の子ども…喜ぶべきか、凜への負担は大きいだったら、このままがいい。ゴムを買わなきゃな』と思いながらヌププッと入る。「うん雅史ぃん」ゆっくりと動く雅史だ。「ふぁあああ雅史ぃん」気持ちを抑えながらしている雅史に甘い囁きに雅史は、我慢出来ず次第に速くなる。「あっあっうっうんはぁあっうっうん手を繋いでえ」「ああ」と言いながら手を繋いで「いくよぉうっうん」「はぁ雅史いんまだよ。」「もっと感じさせて!」「よし、解った!
いくぞ」ぐいっと何時も以上に奥に入る!凜はいつも以上に感じていた。「もぉだめぇ」「よし。俺も限界だぞ。いくよ!」「来てぇ」雅史はブルッと震えながらいった。その前に凜はいってしまったのかぐったりしている。「雅史?」「うん?」「やっぱりいい」「何だよ?気になるじゃん」「あっか、あのその、家族が増えたら、嬉しい?」「俺は凜が居ればそれで良い」と言いキスをする。ガバッと、布団をまくり、凜の裸体を見て、「凜。どこにも行くな!」と凜に言い聞かせるように言う。「はい。雅史もね」「ああ」雅史は優しく抱きしめた。
「なぁ凜。京香って何やつ?」「うん?どうしたの?」「いや。兄貴を困らせるなんて相当だぜ。」「そうだなぁ。自意識過剰かな。とっても、うるさいけど…」「うるさい?」「とにかく、キャーキャー言ってるよ。包丁持つのもキャーキャー言うし鍋を最もヒャーヒャー言うし、とにかく騒がしいかな?」「そんなに?」「うん。玉子焼き出来ないよ。素手で割っちゃう」「えっとそれって玉子焼きじゃなくて、玉子割りじゃない?」「はははそうだね。あと、雅史のスタンドライト!」「玄関の?」「そう。壊しそうになったの。で」「怒ったの?」「当たり前でしょ!雅史のだよ!怒るよ!大切な物でしょ!」「うっうん。でも、そこまで怒らなくても…」「ダメな物はダメ!あぁいうタイプは言わなきゃダメ!」「はい。でももう来ないから大丈夫だよ。」「ならいいけど」「凜。明日も大丈夫?」「分かんない。検温してからね」「分かった。お休み」「おやすみなさい。」凜は、我慢しすぎだよ。と言ってあげたかった。
俺の中だけで泣いて笑って、無邪気な凜でいて欲しいと思い眠りにつく雅史だった。
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