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転生先は王子の妃? 2
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翌朝、荷物を詰め込んで、出かける準備をする。『ねぇまだぁ』と声が掛かる。「今行くぅ待ってて」髪を結びまとめる。「よし!どんとコイだ!」気合を入れる。『ん?どんとコイだ?っ何?』「あ~ん~そうそう、おまじない的なもの」『じゃあ私も、どんとコイだ!』「ふふふ。行こう。さぁ出陣!」と言って家を出るとまたもや『出陣って何?ねぇ何?』「闘いに行くおまじない的な感じかな。」『凄い何でも知っているね?』【私は、これでも高校生だっつうの】と心の中でブツクサ文句を言うが、何か引っ掛かる。「この世界に学校は、存在するのだろうか?」と疑問を抱きたがら宮殿へと歩む。「ねぇ、何故私も一緒なの?」『私が聞きたいわぁ漆黒の眼を持つって…知っているのは私だけだし…私も分からないのよ。』「私だけ漆黒の眼?確かに皆の眼は、紅いし耳もある」また、ブツブツ言っていると、彼女が急に止まるので彼女の背中に鼻をぶつけてしまった。「いたたた。何?どうしたの?」
大きな木の扉がある。「ここが宮殿?」『そうここが、宮殿の扉よ』
ギギーッと木で出来た門が開く
【お待ちしておりました。ようこそ
リリー様そして漆黒の眼を持つ方よ】「えっ?リリー様って」『そう私が主。黙ってごめんなさい』私は、黙ったまま言われるがまま、リリーと歩む。「この人町娘の振りをして、私と住んでいたのか?」と少々怒りモードにギアが入っていた。独り言を言っていた。『騙していて、ごめんなさね。私は、町娘として暮らしていたの。御父様が許せなくてね。今では、御父様ではなく、兄が実権を握って居るの』と小声で言う。
ある部屋へ通される。リリーは、『では、小声で』と言い部屋から出て行く。ポツンと一人で殺風景な部屋に閉じ込められる。「何なのよ。いい加減にして欲しいわ。窓だってあんな高いところ…あっ!前の自分なら簡単に届くのに!なんで縮ん何だろう?」ガチャガチャとドアが開く、ギギーッと木の扉が開くと、正装したリリーが居た。「リリーと言ったわよね!どういう事か説明してよ!」『私があなたを呼びました。何故か…その事は兄、いや、陛下から説明があるはずですのでお待ち下さい。』ギギーッと木の扉
が閉まり独りの時が流れる。
「何なのよ!私は、私は、あれ?」「前世の記憶がない。私は、どうやって来たんだろう…確かに私は、高校生だった。本当に、高校生だったのか?自分の名前も思い出せない!」涙が、溢れ出す。「私を返して。私自身を返して。」
ギギーッと、木の扉が開く。
【不安でしょう?】「えっ私の声が、心の声が聞こえる?」【はい。私には、あなたの声が嘆きが聞こえます】
「だったら早く返して私の名前を!」【すみません。今は出来ません。主である私が、今のあなたが必要だからです。】「名前くらい良いじゃん」彼が膝まつき頭を下げ、もう暫くお待ちください。悪いようにはしません。】と言い残しスクッと立ち上がり踵を返し、又しても独りの時が流れる。
「そりゃ。ここに来た理由を聞いても…教えてくれないのには何か有るんだろうけれど…幼女?になったのも何かあるうんだろうけど、漫画の世界がまさか自分に降りかかるなんて思っても居なかったけどね~私の眼に何かあるのかな?漆黒?」眼を細めてみると「何かある。何だろう?光ってる?う~ん?」ゴツンとぶつかった。「あいたたたた」『ごめんなさい。ノックしたのだけれど、どうかしました?』「いや。光る物を見つけただけ」『えっ?本当に見たのですか?』「えっ?あーまぁ掴む前にドアが空いたから、途切れちゃったけど…」『あっあ待ってて下さい』「?なによう慌てなくても私は、出られないのに…」ドアに手をついたら、ふわりと部屋から出られた「えっ!?何?おっととと」体勢を崩してしまった。【大丈夫ですか?】と私に手を差し出したが「大丈夫です。ん?私、浮いている?」【おっと済みません】「私だけが浮いている?」【あぁやはり貴女は特別な力を持っていますね。漆黒の眼を持っていますね。】「糸みたいな何か光っているものが…貴方にも光る何かがある。何だろう?」掴もうとすると途切れる。
【それは、貴女にしか見えないモノです。だから、我々には見えないし掴むことも、触ることすら出来ないモノです。】「何?薄気味悪い。それが、私の眼にしか見えないの?漆黒と言うけれど、そんな大それたモノではないでしょ?貴男は、薄紫色のモノに囲まれているよね?」【わたしは、薄紫なのですね?では、姉上は何色ですか?】眼をころし見つめると「深紅ですが何か色に意味があるのですか?」【深い意味は有りませんが、糸の様なもの、それは我々一人づつ持つ糸の様なものが、持つ大切なものなのです】「よく分からないけど、糸の様な物を辿ると扉の前で、手を差し出すと扉から出られたのだけど、糸とのようの様なって何?私しか分からない物なの?」【はい。おそらく。我々には見えません。他の国々もその眼を探し捲れるとも言われます。】「私がここに来た理由もわかると」ちらっと、リリーを見やるとリリーが軽く頷いた。「何故私がここにいて、前世の記憶がないのも、全てあなた方が握っていると…」【促し間違いでは有りませんが、あなたの記憶がないのは、我々には関係無いと思われますが…御自身で嫌なことがあったのではないですか?】「うっ」言葉に詰まった。「嫌なことは多々ある。それを私が私の力で制御している?」【それはあなたが思うのとは少し違うとは言い切れませんね】「私の心を読まないで下さい!」【クスクス済みません。あなたがいた世界とここは、だいぶ違うようですね。】「当たり前です!」「同じだったら自殺しているわ」【自殺?なぜでしょうか?ここがお嫌いですか?】「そうじゃなくて…」庭園に目を向けると、一面のラベンダー畑!「うわ~がつかなかった。私の大好きなラベンダーと霞草に、あっあっあちには何故か欄の花?育てるのには難しのに…」【この花たちが気になるのか?】「いや、何故彼処だけ手入れがされていて、桔梗や彼岸花が咲いているのか、不思議に思って」【ちょっとこちらへ】「なぜですか?こんなに綺麗咲いているのに…なぜ呼ぶのですか!」【毒だよ】「彼岸花は確かに毒を持っていますが、その他は大丈夫です!」【草木に詳しそうだが…】「花は好きですよ。特にハーブは、飲んだりケーキに入れたりすると美味しいですよ。」【食べることが出来る?】「はい。ローズマリーは重宝します」と胸を張ると【そのた此方へ】「?はい?」走り寄ると【さきほどのものは、この庭園あるか?】「なぜですか?」【本当に食べられるのか?】「う~んリリーが持ってきたと思いますが、クッキーの中に練り込んでありますよ」【あんなに美味しいもの。食べたことがありませんでした】「え?あんなのそこら辺に落ちていますよ。誰だって…判らない!誰だって…多分食べてるはずですよ。ね?リリー?」顔を横に振る「だって!あんなに器用に作ってたじゃん!私より綺麗に…」『あれは、少し頭を覗き込みました。済みません。』「この兄妹は全くいけすかん!で私をどうするの?!」【まぁまぁ落ち着いて下さい。先ずは、そうそうその紫のはなをどうすれば、私の部屋に飾ることができる?】「う~んそうだなぁドライフラワーなんて素敵ですね。」【ドライフラワー?】「花を摘み、束ねて白い小さい花を、霞草って言うんだけど添えて逆さにして、吊せば出来上がり!後は、枯れても香りを楽しめます。」ぴょんぴょん跳ねながら知るべき限りのハーブを積んでいた。【おーい何処まで行く】「ん?」と振り返るとえらく遠くまで来ていた。急いで戻ろうと一歩踏み出すと、むにっとしたものを踏んだ。「ん?」脚を退けると〔イタタタタ〕脚を退ける蛙らしくものが〔足元をよく見ろ!ばか者が〕とブツクサ言いながら草むらへと消えて行った。「一体なんだか?」と思いながら戻ると【色々摘んできたね】「はい!色々あって迷いました。」【貴方は、前世ではいろいろあったようですね?】「何の事でしょうか。良くわかりません。今は今の自分を愉しもうと思いますが…変でしょうか?もうどうでも良いです。リリーが何と言っているか解りませんが、ここが私の住む場所ならば受け入れようと思います。だから大丈夫です」【では、またマフィンとやらが食べたいですが、作って貰えせんか?】「何個食べますか?」【お腹が減っているから3つほど】「了解です!ふふふ」【愉しそうですね】「久しぶりのお菓子作りなので、ふんふっふ」【大丈夫かな~?】『大丈夫ですよ。彼女の腕前は、ご承知でしょう?』【確かにな】『ねぇ。何か足りないものない?』とリリーは駆け寄っていった。「う~ん香り付けに何か欲しいかな~?」『それならコレは?』とリリーが差し出しのは蛇?「リリーそれは、俗に言う蛇?」『そう。食べると美味しいのよ』「う゛」『ダメかしら?』「お菓子には合わないよう。あっ」一瞬目の前が暗くなった。「うっ目眩?」バーンと倒れた。
「なっ何が起こったの?いたたた」「あれ風景が違う?リリー。リリー?」誰も現れない。目の前の蝶が何か言っている? 〔ようこそ、我が国へ〕「え?何言っているの?リリーはどこ!」〔貴女様は、ここへ呼ばれたのです。〕「はい?ここはどこ?」〔いわゆるタイプスリップしたのですよ。国王がお呼びです〕「はぁ?国王って言われても…」〔さぁさぁ早く〕急かされながら、宮殿へと向かう。
ズキッと頭が痛い。クラッとなりその場にしゃがみ込んだ。ドサッと倒れしまった。
「うっ痛い。またしても転生?もう何?リリー」と問いかけたが、誰も居ない。
大きな木の扉がある。「ここが宮殿?」『そうここが、宮殿の扉よ』
ギギーッと木で出来た門が開く
【お待ちしておりました。ようこそ
リリー様そして漆黒の眼を持つ方よ】「えっ?リリー様って」『そう私が主。黙ってごめんなさい』私は、黙ったまま言われるがまま、リリーと歩む。「この人町娘の振りをして、私と住んでいたのか?」と少々怒りモードにギアが入っていた。独り言を言っていた。『騙していて、ごめんなさね。私は、町娘として暮らしていたの。御父様が許せなくてね。今では、御父様ではなく、兄が実権を握って居るの』と小声で言う。
ある部屋へ通される。リリーは、『では、小声で』と言い部屋から出て行く。ポツンと一人で殺風景な部屋に閉じ込められる。「何なのよ。いい加減にして欲しいわ。窓だってあんな高いところ…あっ!前の自分なら簡単に届くのに!なんで縮ん何だろう?」ガチャガチャとドアが開く、ギギーッと木の扉が開くと、正装したリリーが居た。「リリーと言ったわよね!どういう事か説明してよ!」『私があなたを呼びました。何故か…その事は兄、いや、陛下から説明があるはずですのでお待ち下さい。』ギギーッと木の扉
が閉まり独りの時が流れる。
「何なのよ!私は、私は、あれ?」「前世の記憶がない。私は、どうやって来たんだろう…確かに私は、高校生だった。本当に、高校生だったのか?自分の名前も思い出せない!」涙が、溢れ出す。「私を返して。私自身を返して。」
ギギーッと、木の扉が開く。
【不安でしょう?】「えっ私の声が、心の声が聞こえる?」【はい。私には、あなたの声が嘆きが聞こえます】
「だったら早く返して私の名前を!」【すみません。今は出来ません。主である私が、今のあなたが必要だからです。】「名前くらい良いじゃん」彼が膝まつき頭を下げ、もう暫くお待ちください。悪いようにはしません。】と言い残しスクッと立ち上がり踵を返し、又しても独りの時が流れる。
「そりゃ。ここに来た理由を聞いても…教えてくれないのには何か有るんだろうけれど…幼女?になったのも何かあるうんだろうけど、漫画の世界がまさか自分に降りかかるなんて思っても居なかったけどね~私の眼に何かあるのかな?漆黒?」眼を細めてみると「何かある。何だろう?光ってる?う~ん?」ゴツンとぶつかった。「あいたたたた」『ごめんなさい。ノックしたのだけれど、どうかしました?』「いや。光る物を見つけただけ」『えっ?本当に見たのですか?』「えっ?あーまぁ掴む前にドアが空いたから、途切れちゃったけど…」『あっあ待ってて下さい』「?なによう慌てなくても私は、出られないのに…」ドアに手をついたら、ふわりと部屋から出られた「えっ!?何?おっととと」体勢を崩してしまった。【大丈夫ですか?】と私に手を差し出したが「大丈夫です。ん?私、浮いている?」【おっと済みません】「私だけが浮いている?」【あぁやはり貴女は特別な力を持っていますね。漆黒の眼を持っていますね。】「糸みたいな何か光っているものが…貴方にも光る何かがある。何だろう?」掴もうとすると途切れる。
【それは、貴女にしか見えないモノです。だから、我々には見えないし掴むことも、触ることすら出来ないモノです。】「何?薄気味悪い。それが、私の眼にしか見えないの?漆黒と言うけれど、そんな大それたモノではないでしょ?貴男は、薄紫色のモノに囲まれているよね?」【わたしは、薄紫なのですね?では、姉上は何色ですか?】眼をころし見つめると「深紅ですが何か色に意味があるのですか?」【深い意味は有りませんが、糸の様なもの、それは我々一人づつ持つ糸の様なものが、持つ大切なものなのです】「よく分からないけど、糸の様な物を辿ると扉の前で、手を差し出すと扉から出られたのだけど、糸とのようの様なって何?私しか分からない物なの?」【はい。おそらく。我々には見えません。他の国々もその眼を探し捲れるとも言われます。】「私がここに来た理由もわかると」ちらっと、リリーを見やるとリリーが軽く頷いた。「何故私がここにいて、前世の記憶がないのも、全てあなた方が握っていると…」【促し間違いでは有りませんが、あなたの記憶がないのは、我々には関係無いと思われますが…御自身で嫌なことがあったのではないですか?】「うっ」言葉に詰まった。「嫌なことは多々ある。それを私が私の力で制御している?」【それはあなたが思うのとは少し違うとは言い切れませんね】「私の心を読まないで下さい!」【クスクス済みません。あなたがいた世界とここは、だいぶ違うようですね。】「当たり前です!」「同じだったら自殺しているわ」【自殺?なぜでしょうか?ここがお嫌いですか?】「そうじゃなくて…」庭園に目を向けると、一面のラベンダー畑!「うわ~がつかなかった。私の大好きなラベンダーと霞草に、あっあっあちには何故か欄の花?育てるのには難しのに…」【この花たちが気になるのか?】「いや、何故彼処だけ手入れがされていて、桔梗や彼岸花が咲いているのか、不思議に思って」【ちょっとこちらへ】「なぜですか?こんなに綺麗咲いているのに…なぜ呼ぶのですか!」【毒だよ】「彼岸花は確かに毒を持っていますが、その他は大丈夫です!」【草木に詳しそうだが…】「花は好きですよ。特にハーブは、飲んだりケーキに入れたりすると美味しいですよ。」【食べることが出来る?】「はい。ローズマリーは重宝します」と胸を張ると【そのた此方へ】「?はい?」走り寄ると【さきほどのものは、この庭園あるか?】「なぜですか?」【本当に食べられるのか?】「う~んリリーが持ってきたと思いますが、クッキーの中に練り込んでありますよ」【あんなに美味しいもの。食べたことがありませんでした】「え?あんなのそこら辺に落ちていますよ。誰だって…判らない!誰だって…多分食べてるはずですよ。ね?リリー?」顔を横に振る「だって!あんなに器用に作ってたじゃん!私より綺麗に…」『あれは、少し頭を覗き込みました。済みません。』「この兄妹は全くいけすかん!で私をどうするの?!」【まぁまぁ落ち着いて下さい。先ずは、そうそうその紫のはなをどうすれば、私の部屋に飾ることができる?】「う~んそうだなぁドライフラワーなんて素敵ですね。」【ドライフラワー?】「花を摘み、束ねて白い小さい花を、霞草って言うんだけど添えて逆さにして、吊せば出来上がり!後は、枯れても香りを楽しめます。」ぴょんぴょん跳ねながら知るべき限りのハーブを積んでいた。【おーい何処まで行く】「ん?」と振り返るとえらく遠くまで来ていた。急いで戻ろうと一歩踏み出すと、むにっとしたものを踏んだ。「ん?」脚を退けると〔イタタタタ〕脚を退ける蛙らしくものが〔足元をよく見ろ!ばか者が〕とブツクサ言いながら草むらへと消えて行った。「一体なんだか?」と思いながら戻ると【色々摘んできたね】「はい!色々あって迷いました。」【貴方は、前世ではいろいろあったようですね?】「何の事でしょうか。良くわかりません。今は今の自分を愉しもうと思いますが…変でしょうか?もうどうでも良いです。リリーが何と言っているか解りませんが、ここが私の住む場所ならば受け入れようと思います。だから大丈夫です」【では、またマフィンとやらが食べたいですが、作って貰えせんか?】「何個食べますか?」【お腹が減っているから3つほど】「了解です!ふふふ」【愉しそうですね】「久しぶりのお菓子作りなので、ふんふっふ」【大丈夫かな~?】『大丈夫ですよ。彼女の腕前は、ご承知でしょう?』【確かにな】『ねぇ。何か足りないものない?』とリリーは駆け寄っていった。「う~ん香り付けに何か欲しいかな~?」『それならコレは?』とリリーが差し出しのは蛇?「リリーそれは、俗に言う蛇?」『そう。食べると美味しいのよ』「う゛」『ダメかしら?』「お菓子には合わないよう。あっ」一瞬目の前が暗くなった。「うっ目眩?」バーンと倒れた。
「なっ何が起こったの?いたたた」「あれ風景が違う?リリー。リリー?」誰も現れない。目の前の蝶が何か言っている? 〔ようこそ、我が国へ〕「え?何言っているの?リリーはどこ!」〔貴女様は、ここへ呼ばれたのです。〕「はい?ここはどこ?」〔いわゆるタイプスリップしたのですよ。国王がお呼びです〕「はぁ?国王って言われても…」〔さぁさぁ早く〕急かされながら、宮殿へと向かう。
ズキッと頭が痛い。クラッとなりその場にしゃがみ込んだ。ドサッと倒れしまった。
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