【R-18】【完結】魔女は将軍の手で人間になる

雲走もそそ

文字の大きさ
108 / 180
人間編

45:申告制(4) *

しおりを挟む
「ひっ、あ、ん、あぁ、い、いけません、閣下っ」

 シヒスムンドは秘所全体を舐め、特に芯を執拗に舌でいじり倒し、メルセデスを容赦なく高みへ登らせていく。
 メルセデスは自分の声が抑えられず、居室の外の廊下に聞こえていないか不安になって、シーツに噛みついて堪えようとする。

「先ほど自分で言っていただろう。清潔にしているなら問題はない」
「そういう、問題ではっ……!」

 敏感になったその間近でしゃべられると、呼気に煽られただけでも、もどかしい刺激になる。

「綺麗なものだが。自分では見えない場所だからな。お前のここがどんなか、教えてやろう」

 にやりと唇をゆがめて笑ったシヒスムンドは、メルセデスが恥じらうほど気をよくする。

「はじめは大人しく皮の下に隠れていたが……、今は、どうだ。押さえてやらなくても、少し顔を覗かせているぞ」
「はぁ、あぁっ、やっ……!」

 話す間ずっと指で弾かれていた芯は、彼の言う通り、じんじんと拍動に合わせて血が巡る感覚がある。

「こちらの方も、ずいぶんと物欲しそうに涎を垂らしているな。見た目はお前と同じで慎ましやかだが」
「あ、く……。言わないでください……」

 秘所も最初よりも体液を分泌したようで、明らかにシヒスムンドの指の滑りがよくなっている。

 つぷりと指が一本、どこかの穴にかなり浅く埋め込まれた。
 この場所に膣があることはメルセデスも知識としてあったが、具体的にどの部分なのか試しに触ってみたことはなかった。排泄の穴ではない、今シヒスムンドに指を入れられているそこが、膣なのだと実感した。

 ただ、そこはほかの場所と違って、蜜をこぼしているわりに強い快感は得られなかった。そこよりも、上の方を触ってほしいと、口にはできないが思ってしまう。

「うぅ……」
「慣らさなくては無理だな……。先に達しておくか」

 肉芽への、舌での愛撫が再開され、あわせて膣口を弱く指でなぞられる。

「あっ、また、舐めたら……!」

 先ほどから与えられる快感は、メルセデスを貫いて出ていかず、下腹部にどんどん蓄積されていた。冷めないまま新たな快感を与えられるので、落ち着く間がない。

「はぁ、あんっ、ああぁ、これ、以上はっ!」

 もう耐えきれそうにないのに、これ以上されたらどうなってしまうのか。
 抗議が聞こえないのか、シヒスムンドの舌はむしろより強く、絶え間なくメルセデスの中心を嬲る。

「やぁっ、んあぁっ、あ、なにかっ、くるっ、んッ、――ああああっ!」

 芯に吸いつかれたとき、快感は決壊した川のようにあふれ、一気にメルセデスを呑み込んだ。僅かな間意識が白み、耐えがたい快感に全身が震える。

 やがて、ぎゅうと入っていた力が抜け、脱力する。その時には、蓄積した快感がいくらか落ち着いていた。

「はぁっ、はぁっ……」

 また深い口づけを与えられ、高みに上り詰めた余韻で頭が働かないながらも、懸命に舌を絡めてこたえた。いつの間にか、彼に舌と口内を舐められると、体を熱くする快楽を感じるようになっていた。

 動いたりしていたのはシヒスムンドのほうなのに、メルセデスだけ疲れてぐったりしていることに気がついた。先ほどまで、シヒスムンドの様子をうかがう余裕もなく、苛む刺激に耐えきれず、あられもない声を上げっぱなしであった。
 意識があるにもかかわらず、自分の体があそこまで言うことを聞かないのは初めてで、シヒスムンドの望むとおりになっているのか気がかりになる。

「私、ちゃんとできましたか。閣下の望むとおりできていますか」
「ああ。初めてにしては上出来だ。次は感じるときはいいと、正直に言え。あと……、先ほどのようになる時はいくと申告するように」
「はい。……次?」
「これは回数を重ねるほどさらに良くなっていく。……一度で終わると思ったのか?」

 シヒスムンドはまた意地が悪そうににやりと笑った。
しおりを挟む
感想 12

あなたにおすすめの小説

【R18】純粋無垢なプリンセスは、婚礼した冷徹と噂される美麗国王に三日三晩の初夜で蕩かされるほど溺愛される

奏音 美都
恋愛
数々の困難を乗り越えて、ようやく誓約の儀を交わしたグレートブルタン国のプリンセスであるルチアとシュタート王国、国王のクロード。 けれど、それぞれの執務に追われ、誓約の儀から二ヶ月経っても夫婦の時間を過ごせずにいた。 そんなある日、ルチアの元にクロードから別邸への招待状が届けられる。そこで三日三晩の甘い蕩かされるような初夜を過ごしながら、クロードの過去を知ることになる。 2人の出会いを描いた作品はこちら 「純粋無垢なプリンセスを野盗から助け出したのは、冷徹と噂される美麗国王でした」https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/443443630 2人の誓約の儀を描いた作品はこちら 「純粋無垢なプリンセスは、冷徹と噂される美麗国王と誓約の儀を結ぶ」 https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/183445041

ヤンデレ王子を闇落ちから救ったら愛執まみれの独占欲に囚われました

大江戸ウメコ
恋愛
幼い頃に精霊の祝福である未来視の力が開花し、「夫である第二王子ナハルドに殺される」という己の運命を知った伯爵令嬢ツィーラ。この悲惨な未来を変えるべく、ツィーラは彼を避けようとしたが、ひょんなことから婚約者に選ばれてしまった! ならば、ナハルドが将来闇落ちしないよう、側で彼を支えることを決意する。そんな努力の甲斐あって、ツィーラへの好意を隠さず伝えてくるほど、ナハルドとの関係は良好になった。だけど、彼の並々ならぬ執着心のすべてを、ツィーラはまだ知らなくて――

敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています

藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。 結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。 聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。 侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。 ※全11話 2万字程度の話です。

黒の神官と夜のお世話役

苺野 あん
恋愛
辺境の神殿で雑用係として慎ましく暮らしていたアンジェリアは、王都からやって来る上級神官の夜のお世話役に任命されてしまう。それも黒の神官という異名を持ち、様々な悪い噂に包まれた恐ろしい相手だ。ところが実際に現れたのは、アンジェリアの想像とは違っていて……。※完結しました

人狼な幼妻は夫が変態で困り果てている

井中かわず
恋愛
古い魔法契約によって強制的に結ばれたマリアとシュヤンの14歳年の離れた夫婦。それでも、シュヤンはマリアを愛していた。 それはもう深く愛していた。 変質的、偏執的、なんとも形容しがたいほどの狂気の愛情を注ぐシュヤン。異常さを感じながらも、なんだかんだでシュヤンが好きなマリア。 これもひとつの夫婦愛の形…なのかもしれない。 全3章、1日1章更新、完結済 ※特に物語と言う物語はありません ※オチもありません ※ただひたすら時系列に沿って変態したりイチャイチャしたりする話が続きます。 ※主人公の1人(夫)が気持ち悪いです。

淫らな蜜に狂わされ

歌龍吟伶
恋愛
普段と変わらない日々は思わぬ形で終わりを迎える…突然の出会い、そして体も心も開かれた少女の人生録。 全体的に性的表現・性行為あり。 他所で知人限定公開していましたが、こちらに移しました。 全3話完結済みです。

極上イケメン先生が秘密の溺愛教育に熱心です

朝陽七彩
恋愛
 私は。 「夕鶴、こっちにおいで」  現役の高校生だけど。 「ずっと夕鶴とこうしていたい」  担任の先生と。 「夕鶴を誰にも渡したくない」  付き合っています。  ♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡  神城夕鶴(かみしろ ゆづる)  軽音楽部の絶対的エース  飛鷹隼理(ひだか しゅんり)  アイドル的存在の超イケメン先生  ♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡  彼の名前は飛鷹隼理くん。  隼理くんは。 「夕鶴にこうしていいのは俺だけ」  そう言って……。 「そんなにも可愛い声を出されたら……俺、止められないよ」  そして隼理くんは……。  ……‼  しゅっ……隼理くん……っ。  そんなことをされたら……。  隼理くんと過ごす日々はドキドキとわくわくの連続。  ……だけど……。  え……。  誰……?  誰なの……?  その人はいったい誰なの、隼理くん。  ドキドキとわくわくの連続だった私に突如現れた隼理くんへの疑惑。  その疑惑は次第に大きくなり、私の心の中を不安でいっぱいにさせる。  でも。  でも訊けない。  隼理くんに直接訊くことなんて。  私にはできない。  私は。  私は、これから先、一体どうすればいいの……?

巨乳令嬢は男装して騎士団に入隊するけど、何故か騎士団長に目をつけられた

狭山雪菜
恋愛
ラクマ王国は昔から貴族以上の18歳から20歳までの子息に騎士団に短期入団する事を義務付けている いつしか時の流れが次第に短期入団を終わらせれば、成人とみなされる事に変わっていった そんなことで、我がサハラ男爵家も例外ではなく長男のマルキ・サハラも騎士団に入団する日が近づきみんな浮き立っていた しかし、入団前日になり置き手紙ひとつ残し姿を消した長男に男爵家当主は苦悩の末、苦肉の策を家族に伝え他言無用で使用人にも箝口令を敷いた 当日入団したのは、男装した年子の妹、ハルキ・サハラだった この作品は「小説家になろう」にも掲載しております。

処理中です...