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First Chapter
Climax Gun=Kata
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「ガン=カタForm.1『マジシャン』!」オレ達は『呪いの傀儡師』に襲いかかりながら、ギルガンドに頼む。「『閃翔』、殿下がたを安全な場所へ!」
「了解した!」
ギルガンドがミマナ姫を担ぎ、皇太子の体も抱えながら、急いで空高くへと去って行く。
「アハハハハハハハ!貴様、アニグトラーンの『残呪』を倒したからと良い気になるではない!あれは朕より枝分かれしたその末端の一つに過ぎん!
全体にして根源たる朕の『呪詛』を受けよ!」
天空から雨に混じって降り注ぐ『呪詛』を回避し、すかさずオレ達は魔弾を打ち込むが、
「小僧が石礫を投げた所で!帝王を誅せる訳も無かろうが!」
――全く効いていない、だと!?
オレ達は後ずさって距離を取ったが、『呪いの傀儡師』のムカデよりも数多い手足がうごめいて、一気に詰められた。
「死ね!苦しみ!憎み!恨み!嘆きながら!」
辛うじて回避できた。だが、かすっただけで仮面にヒビが――!
「さあ!さあ!さあさあさあさあさあさあ!もっと苦痛を!!!!悲鳴を上げるが良いぞ!」
『こりゃヤバいぜ、相棒!』
『バカを言うな!』
『違うって!このヤバいってのは――』
『ヤバすぎるくらい格好良く決める、そうだろう?』
『流石。分かっているじゃん!』
『それこそが僕達がガン=カタを極める』
『最大最高の理由だからな!』
――オレがテオの肉体から精霊獣としての両手を解放し、2丁拳銃『シルバー』&『ゴースト』をテオの両手ごと一緒に握りしめる。
暴発する限界に近いまでの魔力を帯びた2丁拳銃が、強く光を放った。
『呪いの傀儡師』の全ての目が見開かれた。
「な!?ま、まさか貴様も――」
「「ガン=カタForm.0『フール』!」」
「――おい、知っているか?」
「呪いを破るのはいつだって笑いだ」
「道化師が腹を抱えて笑った瞬間に!」
「呪詛など跡形も無く消し飛ぶのだ!」
「き、貴様は誰ぞ!?何者なのぞおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!!!!」
「誰と聞かれたら応えてやろう」
「ガン=カタを愛する者として!」
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全体にして根源たる朕の『呪詛』を受けよ!」
天空から雨に混じって降り注ぐ『呪詛』を回避し、すかさずオレ達は魔弾を打ち込むが、
「小僧が石礫を投げた所で!帝王を誅せる訳も無かろうが!」
――全く効いていない、だと!?
オレ達は後ずさって距離を取ったが、『呪いの傀儡師』のムカデよりも数多い手足がうごめいて、一気に詰められた。
「死ね!苦しみ!憎み!恨み!嘆きながら!」
辛うじて回避できた。だが、かすっただけで仮面にヒビが――!
「さあ!さあ!さあさあさあさあさあさあ!もっと苦痛を!!!!悲鳴を上げるが良いぞ!」
『こりゃヤバいぜ、相棒!』
『バカを言うな!』
『違うって!このヤバいってのは――』
『ヤバすぎるくらい格好良く決める、そうだろう?』
『流石。分かっているじゃん!』
『それこそが僕達がガン=カタを極める』
『最大最高の理由だからな!』
――オレがテオの肉体から精霊獣としての両手を解放し、2丁拳銃『シルバー』&『ゴースト』をテオの両手ごと一緒に握りしめる。
暴発する限界に近いまでの魔力を帯びた2丁拳銃が、強く光を放った。
『呪いの傀儡師』の全ての目が見開かれた。
「な!?ま、まさか貴様も――」
「「ガン=カタForm.0『フール』!」」
「――おい、知っているか?」
「呪いを破るのはいつだって笑いだ」
「道化師が腹を抱えて笑った瞬間に!」
「呪詛など跡形も無く消し飛ぶのだ!」
「き、貴様は誰ぞ!?何者なのぞおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!!!!」
「誰と聞かれたら応えてやろう」
「ガン=カタを愛する者として!」
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