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神様からのお手紙です1
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3月の春…
桜が満開に咲き誇り
高校3年生の俺は卒業を迎えた…
卒業後はそれぞれの道に進むための準備をする。だが、俺は卒業した後も就職先が見つからずにいた。
「はぁ…また今日もダメか~これで何件目だろ、誰でもいいから俺に就職先を提供してくれないかな…」
それが俺、神林勇人(カンバヤシ ハヤト)
高校卒業後から計算すると30件になる…
試験を受けては不合格を繰り返し続けていてそろそろ限界に近付いてきている状態だ。
「母さんになんて言えばいいんだよ…このままだと母さんもいなくなりそうで怖いな。」
俺の親は母さんだけだ…俺が中学の頃に離婚すると決め、父は離婚届を出した翌日に交通事故で命を落としたらしい。詳しい内容は俺も知らない。
結婚していた時は栃木で暮らしていたが
父をなくしてから東京に引っ越した。
ー高校卒業して6ヶ月が経った9月の日曜日ー
夏が終わろうとする時期だがまだ暑い
ジリジリと照りつける太陽にセミの鳴き声
外には出たくなかった俺は家でのんびりくつろいでいた。
だが1人も寂しかったので友達を呼んで2人で遊んでいた。
「なぁ勇人、まだ就職先決まってないのか?」
ゲームをしながら話しかけてくるこいつは
熊井 颯太(くまい そうた)通称 熊
熊と俺は小学校からの付き合いで、幼なじみでもあり親友でもある。彼の父は有名な不動産会社を務めている。言わば金持ちってやつだ
高校卒業後、熊は父が受け持つ東京不動産に就職した。
熊も一緒で東京に引っ越したらしいんだが…どうやら隣のアパートに引っ越していたのだ
だからこうやって休みの日になれば遊びに来るという訳だ。
「仕方ねぇだろ受からねぇ者は受からないんだよ。俺も不思議でしょうがねぇんだ…筆記試験も合格ラインは達成させてる、面接だって文句なしだろう、それなのに落ちるんだぞ!これは何かに呪われてるに違いない!!」
今までの苛立ちが爆発したか
激しい口調になってしまった。
「まぁまぁそう怒んなって、呪われてねぇから大丈夫だよ。きっと見つかるさ!お前に似合う仕事がさ」
そう言って勇人の肩を優しく叩く
「ま、明日も休みだし!ちょうど暇だったからよ。親友が困ってるんだ、できるだけサポートするぜ!」
ニコッと笑顔を見せながら落ち込んでいる勇人を慰める。
「ありがとな…お前が親友で良かったよ…」
怒りを沈め、落ち込んだ表情を見せながらも感謝する勇人に対して熊井は元気よく話しかけてきてくれた。
「そう落ち込むなって!あ、そうだ!気分転換にさカラオケでも行こうぜ!な?いいだろ?」
目をキラキラさせながら近寄る熊井
「あまり歌いたい気分じゃねぇし外はまだ暑いけど、気分転換にはちょうどいいな。」
困った顔をしながらも少しだけ笑顔を見せる勇人
熊井は勇人の笑顔を見た瞬間、立ち上がって
「よっしゃそうと決まれば準備しなきゃだな!!」
元気よくはしゃぐ熊、それを見ていた勇人もまた笑顔になっていた。
こうして2人はカラオケ屋に向かい朝まで歌い尽くした。
桜が満開に咲き誇り
高校3年生の俺は卒業を迎えた…
卒業後はそれぞれの道に進むための準備をする。だが、俺は卒業した後も就職先が見つからずにいた。
「はぁ…また今日もダメか~これで何件目だろ、誰でもいいから俺に就職先を提供してくれないかな…」
それが俺、神林勇人(カンバヤシ ハヤト)
高校卒業後から計算すると30件になる…
試験を受けては不合格を繰り返し続けていてそろそろ限界に近付いてきている状態だ。
「母さんになんて言えばいいんだよ…このままだと母さんもいなくなりそうで怖いな。」
俺の親は母さんだけだ…俺が中学の頃に離婚すると決め、父は離婚届を出した翌日に交通事故で命を落としたらしい。詳しい内容は俺も知らない。
結婚していた時は栃木で暮らしていたが
父をなくしてから東京に引っ越した。
ー高校卒業して6ヶ月が経った9月の日曜日ー
夏が終わろうとする時期だがまだ暑い
ジリジリと照りつける太陽にセミの鳴き声
外には出たくなかった俺は家でのんびりくつろいでいた。
だが1人も寂しかったので友達を呼んで2人で遊んでいた。
「なぁ勇人、まだ就職先決まってないのか?」
ゲームをしながら話しかけてくるこいつは
熊井 颯太(くまい そうた)通称 熊
熊と俺は小学校からの付き合いで、幼なじみでもあり親友でもある。彼の父は有名な不動産会社を務めている。言わば金持ちってやつだ
高校卒業後、熊は父が受け持つ東京不動産に就職した。
熊も一緒で東京に引っ越したらしいんだが…どうやら隣のアパートに引っ越していたのだ
だからこうやって休みの日になれば遊びに来るという訳だ。
「仕方ねぇだろ受からねぇ者は受からないんだよ。俺も不思議でしょうがねぇんだ…筆記試験も合格ラインは達成させてる、面接だって文句なしだろう、それなのに落ちるんだぞ!これは何かに呪われてるに違いない!!」
今までの苛立ちが爆発したか
激しい口調になってしまった。
「まぁまぁそう怒んなって、呪われてねぇから大丈夫だよ。きっと見つかるさ!お前に似合う仕事がさ」
そう言って勇人の肩を優しく叩く
「ま、明日も休みだし!ちょうど暇だったからよ。親友が困ってるんだ、できるだけサポートするぜ!」
ニコッと笑顔を見せながら落ち込んでいる勇人を慰める。
「ありがとな…お前が親友で良かったよ…」
怒りを沈め、落ち込んだ表情を見せながらも感謝する勇人に対して熊井は元気よく話しかけてきてくれた。
「そう落ち込むなって!あ、そうだ!気分転換にさカラオケでも行こうぜ!な?いいだろ?」
目をキラキラさせながら近寄る熊井
「あまり歌いたい気分じゃねぇし外はまだ暑いけど、気分転換にはちょうどいいな。」
困った顔をしながらも少しだけ笑顔を見せる勇人
熊井は勇人の笑顔を見た瞬間、立ち上がって
「よっしゃそうと決まれば準備しなきゃだな!!」
元気よくはしゃぐ熊、それを見ていた勇人もまた笑顔になっていた。
こうして2人はカラオケ屋に向かい朝まで歌い尽くした。
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