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044 家庭教師?
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「えっと、冒険者になりたいと思ったのは何時頃かな?」
とりあえず、今日はどの程度お嬢様が動けるのか軽くテストをして終わりたい。
「8歳の時、父にSランク冒険者になれば爵位が貰えると聞いてからですわ。」
「ふむ、では、冒険者になりたいと思ってから具体的にはどの様な行動を取りましたか?」
「まず、魔法学院に行きたいと父にお願いしました。しかし、それは難しいとの事で、独学で魔法を勉強し始めました。初級魔法でしたら多少は使える様になりました。その後は10歳になった頃から剣術の訓練もしています。使用人に元冒険者と言う者が居たので、その者に習いました。」
ほう?一応それなりの努力はしている様だ。だが、その程度の実力で冒険者は務まらない。まあ、Dランク位なら頑張ればイケるかもしれないが、Sランクは無理だろう。
「ちなみに現在はお幾つでしょうか?」
「先月13歳になりました。冒険者登録出来る成人まで後2年です。それまでに最低でもDランク程度の力を付けて置きたいと考えて居ます。」
ほう?13歳と言う事はローナより1歳年上になるな。見た目は殆ど変わらないが、いやむしろ背が低い分幼く見えるかもしれない。
魔法を独学で5年。剣術を3年習っていた訳か。その元冒険者の使用人がどの程度の者か解らないが、まるっきりの素人では無いと言う訳だ。
それに冒険者のランクについてもちゃんと理解している様だ。いきなりAランクとか言い出さないだけマシだな。
ちなみにDランクと言うのは冒険者の一つの目安であり、冒険者として生活できるのがDランクからと言われている。それ以下は新人であり、それ以上になれば上級と呼ばれる。
ルルイはCランク冒険者なので上級冒険者の部類に入る。上級冒険者になると通常は生活に余裕のある充分な稼ぎがあると言われている。中には大きく稼いで一生分の貯金をする物も居るらしい。
まあ、ルルイは騙されてあまり稼げていなかった様だが。
「と言う事は魔法や剣術を訓練する場所が、このお屋敷にはあると言う事でしょうか?」
レイチェルがあると言うので、その場所に案内してもらう事にした。どうやら庭の片隅にそれはある様だ。レイチェルを先頭に庭へと向かう。メイドが一人ついて来るのは仕方が無いのかな?
流石に大豪邸、庭もかなり広い。芝生が綺麗に生えそろっているが、屋敷に面した一部分だけ、地面が見えている部分がある。恐らくそこが訓練場だろう。
訓練場は10メートル×10メートル程の広さだ。まあ、子供が一人で訓練するには十分すぎる程広い。
「まずは君の実力が見たい。剣術のみで模擬戦をして貰いたいのだが大丈夫かな?」
俺がそう言うと、レイチェルは勿論ですわとやる気満々だ。普段使っている木刀を見せて貰う。木刀はかなり使い込まれた感じで、身長に合わせたのか、普通のショートソードと呼ばれる片手剣より15センチ位短い。刀身は60センチ位だろうか?これならルルイの短剣でも十分相手になるだろう。
ちなみにルルイの使う短剣は大きめのサバイバルナイフ位の大きさで刃渡りが26センチ程ある。日本で持ち歩いたら確実に銃刀法違反で逮捕されるだろう。
普段俺との訓練では木刀は使わないので、ゾンアマで短い木刀を探したら40センチ程の木刀を見つけたので購入する。値段は2000円位だった。思ったより安い。
ルルイに木刀を渡してレイチェルに怪我をさせない様に相手をしてやってくれと頼む。
木刀を手にしたルルイが訓練場の真ん中に立つと、レイチェルもそれに合わせる様に向かい合って木刀を構える。恐らく普段から模擬戦をやり慣れているのだろう。思ったよりも様になっている。
ルルイとレイチェルが目で会話をしている。号令を掛けなくても自然と試合が始まるだろう。俺は、レイチェルの実力を測るため2人の動きが見やすい場所へと移動する。
俺が移動したのを合図と取ったのか、2人がじりっと間合いを詰めた。無謀に飛び込まない所を見ると、レイチェルにはちゃんと相手の実力が測れているのかもしれない。
徐々に間合いが詰まり、もう少しでレイチェルの間合いに入ると言うタイミングで、ルルイが飛び込む。これは牽制だ、慌てて剣で防御態勢を取るレイチェルの木刀にルルイは自分の木刀を軽く当て、無防備になったわき腹に蹴りを叩き込む。
レイチェルの顔に驚きと苦痛の表情が浮かぶ。ルルイが本気なら肋骨が折れていただろう。
2歩ほど後ろに下がりレイチェルは体制を立て直す。ほう?まだ、続ける気か?
相手が短剣だと言う時点で格闘術を持っていると見抜けなかったレイチェルの甘さが原因だが、それを知った後でどう動くか、少し見ものだな。
恐らく現時点ではルルイの方が跳躍力がある分間合いが広い。自分の得物の特性を生かしきれなければ、レイチェルは確実に負ける。
今度はレイチェルから仕掛ける。がレイチェルの剣は虚しく空を切る。まあ、獣人であるルルイは身体能力が半端ないからね。
それでも、一応目では追えて居るらしく、ルルイの剣や蹴りは何とか躱している。思ったより動けるな。現時点でもDランク位の実力はあるんじゃないか?
5分程戦って貰ったが、レイチェルの剣がルルイに掠る事は無かった。
「そこまでだな。」
俺がそう言うと、2人が戦闘態勢を解く。
「動きは悪く無い。だが、決定的に実戦不足だな。恐らく一人の人間としか対戦した事が無いんじゃ無いか?」
「その通りです。私の剣は元冒険者に教わった物ですが、別の人と模擬戦をするのは初めてです。」
だろうな。お嬢様が武者修行とかありえないしね。
「明日からは俺とルルイが交互に相手をする。とにかく色々な攻撃を仕掛けるので、レイチェルは相手の呼吸と自分の動きを意識して、まずは戦いに慣れる事から始めよう。」
「解りました。」
さて、お次は魔法の番だな。
「次は魔法を見せて貰いたい。場所はここで構わないのかな?」
「はい。今、的を用意させます。」
レイチェルがそう言うと、何時の間にか増えているメイドが3つの的を運んで来て設置している。
「一番得意な魔法は?」
「火属性ですね。」
あー、火属性は火事になるから、冒険者はあまり使わないんだが、その辺は知らないのかな?
「では、もっとも早く発動させられる魔法は?」
「速さだけならファイヤーボールですね。」
まあ、今日は実力テストだから火属性でも構わないだろう。
「解った。じゃあ、3つの的に左から順番にファイヤーボールを最速で3発撃ってみてくれ。この際正確性は無視して構わない。とにかく速度を意識して撃つ事だ。」
解りましたとレイチェルが頷き。的から6メートル程離れた場所に立つ。射程が6メートルと言うのは悪く無い。敵に囲まれて居なければ十分逃げられる距離だ。
俺の号令と共にレイチェルがファイヤーボールを撃つ。3つの的を狙って2発が当たり1発が逸れた。3発撃つのに掛った時間は7秒だ。
「威力は普通。正確性はまあまあ、問題は速度だな。実戦で使うには遅すぎる。」
俺は立ち上がり指を拳銃に見立てて的に向かい突き出す。距離は8メートル位かな?エアバレットの魔法で3つの的を吹き飛ばす。その時間、2秒は掛かって居ないはず。
「この位の速度が無いと実戦では戦えないぞ。暫く魔法は座学を中心に教える事にしよう。」
現実を突きつけられて、レイチェルは頷くしか出来なかった。
貴族のお嬢様と言う事で、どうなる事かと思ったが、意外に戦えそうだ。剣術はDランク相当の腕があるので、後は経験を積めば何とかなりそうだ。魔法は補助だと割り切れば、2週間で、それなりの事は教えられる。
まあ、冒険者になっても無茶をしなければ怪我をしない程度にするのは、そう難しく無いだろう。なんとか依頼は達成できそうだ。
ルルイはともかく、俺にとっては初仕事だからな。失敗するのはなんか縁起が悪い気がするしね。
とりあえず、今日はここで終わりにして、明日も午後一に来るとレイチェルに伝えて置く。
まあ、こうして2週間の家庭教師の仕事が始まるのであった。
とりあえず、今日はどの程度お嬢様が動けるのか軽くテストをして終わりたい。
「8歳の時、父にSランク冒険者になれば爵位が貰えると聞いてからですわ。」
「ふむ、では、冒険者になりたいと思ってから具体的にはどの様な行動を取りましたか?」
「まず、魔法学院に行きたいと父にお願いしました。しかし、それは難しいとの事で、独学で魔法を勉強し始めました。初級魔法でしたら多少は使える様になりました。その後は10歳になった頃から剣術の訓練もしています。使用人に元冒険者と言う者が居たので、その者に習いました。」
ほう?一応それなりの努力はしている様だ。だが、その程度の実力で冒険者は務まらない。まあ、Dランク位なら頑張ればイケるかもしれないが、Sランクは無理だろう。
「ちなみに現在はお幾つでしょうか?」
「先月13歳になりました。冒険者登録出来る成人まで後2年です。それまでに最低でもDランク程度の力を付けて置きたいと考えて居ます。」
ほう?13歳と言う事はローナより1歳年上になるな。見た目は殆ど変わらないが、いやむしろ背が低い分幼く見えるかもしれない。
魔法を独学で5年。剣術を3年習っていた訳か。その元冒険者の使用人がどの程度の者か解らないが、まるっきりの素人では無いと言う訳だ。
それに冒険者のランクについてもちゃんと理解している様だ。いきなりAランクとか言い出さないだけマシだな。
ちなみにDランクと言うのは冒険者の一つの目安であり、冒険者として生活できるのがDランクからと言われている。それ以下は新人であり、それ以上になれば上級と呼ばれる。
ルルイはCランク冒険者なので上級冒険者の部類に入る。上級冒険者になると通常は生活に余裕のある充分な稼ぎがあると言われている。中には大きく稼いで一生分の貯金をする物も居るらしい。
まあ、ルルイは騙されてあまり稼げていなかった様だが。
「と言う事は魔法や剣術を訓練する場所が、このお屋敷にはあると言う事でしょうか?」
レイチェルがあると言うので、その場所に案内してもらう事にした。どうやら庭の片隅にそれはある様だ。レイチェルを先頭に庭へと向かう。メイドが一人ついて来るのは仕方が無いのかな?
流石に大豪邸、庭もかなり広い。芝生が綺麗に生えそろっているが、屋敷に面した一部分だけ、地面が見えている部分がある。恐らくそこが訓練場だろう。
訓練場は10メートル×10メートル程の広さだ。まあ、子供が一人で訓練するには十分すぎる程広い。
「まずは君の実力が見たい。剣術のみで模擬戦をして貰いたいのだが大丈夫かな?」
俺がそう言うと、レイチェルは勿論ですわとやる気満々だ。普段使っている木刀を見せて貰う。木刀はかなり使い込まれた感じで、身長に合わせたのか、普通のショートソードと呼ばれる片手剣より15センチ位短い。刀身は60センチ位だろうか?これならルルイの短剣でも十分相手になるだろう。
ちなみにルルイの使う短剣は大きめのサバイバルナイフ位の大きさで刃渡りが26センチ程ある。日本で持ち歩いたら確実に銃刀法違反で逮捕されるだろう。
普段俺との訓練では木刀は使わないので、ゾンアマで短い木刀を探したら40センチ程の木刀を見つけたので購入する。値段は2000円位だった。思ったより安い。
ルルイに木刀を渡してレイチェルに怪我をさせない様に相手をしてやってくれと頼む。
木刀を手にしたルルイが訓練場の真ん中に立つと、レイチェルもそれに合わせる様に向かい合って木刀を構える。恐らく普段から模擬戦をやり慣れているのだろう。思ったよりも様になっている。
ルルイとレイチェルが目で会話をしている。号令を掛けなくても自然と試合が始まるだろう。俺は、レイチェルの実力を測るため2人の動きが見やすい場所へと移動する。
俺が移動したのを合図と取ったのか、2人がじりっと間合いを詰めた。無謀に飛び込まない所を見ると、レイチェルにはちゃんと相手の実力が測れているのかもしれない。
徐々に間合いが詰まり、もう少しでレイチェルの間合いに入ると言うタイミングで、ルルイが飛び込む。これは牽制だ、慌てて剣で防御態勢を取るレイチェルの木刀にルルイは自分の木刀を軽く当て、無防備になったわき腹に蹴りを叩き込む。
レイチェルの顔に驚きと苦痛の表情が浮かぶ。ルルイが本気なら肋骨が折れていただろう。
2歩ほど後ろに下がりレイチェルは体制を立て直す。ほう?まだ、続ける気か?
相手が短剣だと言う時点で格闘術を持っていると見抜けなかったレイチェルの甘さが原因だが、それを知った後でどう動くか、少し見ものだな。
恐らく現時点ではルルイの方が跳躍力がある分間合いが広い。自分の得物の特性を生かしきれなければ、レイチェルは確実に負ける。
今度はレイチェルから仕掛ける。がレイチェルの剣は虚しく空を切る。まあ、獣人であるルルイは身体能力が半端ないからね。
それでも、一応目では追えて居るらしく、ルルイの剣や蹴りは何とか躱している。思ったより動けるな。現時点でもDランク位の実力はあるんじゃないか?
5分程戦って貰ったが、レイチェルの剣がルルイに掠る事は無かった。
「そこまでだな。」
俺がそう言うと、2人が戦闘態勢を解く。
「動きは悪く無い。だが、決定的に実戦不足だな。恐らく一人の人間としか対戦した事が無いんじゃ無いか?」
「その通りです。私の剣は元冒険者に教わった物ですが、別の人と模擬戦をするのは初めてです。」
だろうな。お嬢様が武者修行とかありえないしね。
「明日からは俺とルルイが交互に相手をする。とにかく色々な攻撃を仕掛けるので、レイチェルは相手の呼吸と自分の動きを意識して、まずは戦いに慣れる事から始めよう。」
「解りました。」
さて、お次は魔法の番だな。
「次は魔法を見せて貰いたい。場所はここで構わないのかな?」
「はい。今、的を用意させます。」
レイチェルがそう言うと、何時の間にか増えているメイドが3つの的を運んで来て設置している。
「一番得意な魔法は?」
「火属性ですね。」
あー、火属性は火事になるから、冒険者はあまり使わないんだが、その辺は知らないのかな?
「では、もっとも早く発動させられる魔法は?」
「速さだけならファイヤーボールですね。」
まあ、今日は実力テストだから火属性でも構わないだろう。
「解った。じゃあ、3つの的に左から順番にファイヤーボールを最速で3発撃ってみてくれ。この際正確性は無視して構わない。とにかく速度を意識して撃つ事だ。」
解りましたとレイチェルが頷き。的から6メートル程離れた場所に立つ。射程が6メートルと言うのは悪く無い。敵に囲まれて居なければ十分逃げられる距離だ。
俺の号令と共にレイチェルがファイヤーボールを撃つ。3つの的を狙って2発が当たり1発が逸れた。3発撃つのに掛った時間は7秒だ。
「威力は普通。正確性はまあまあ、問題は速度だな。実戦で使うには遅すぎる。」
俺は立ち上がり指を拳銃に見立てて的に向かい突き出す。距離は8メートル位かな?エアバレットの魔法で3つの的を吹き飛ばす。その時間、2秒は掛かって居ないはず。
「この位の速度が無いと実戦では戦えないぞ。暫く魔法は座学を中心に教える事にしよう。」
現実を突きつけられて、レイチェルは頷くしか出来なかった。
貴族のお嬢様と言う事で、どうなる事かと思ったが、意外に戦えそうだ。剣術はDランク相当の腕があるので、後は経験を積めば何とかなりそうだ。魔法は補助だと割り切れば、2週間で、それなりの事は教えられる。
まあ、冒険者になっても無茶をしなければ怪我をしない程度にするのは、そう難しく無いだろう。なんとか依頼は達成できそうだ。
ルルイはともかく、俺にとっては初仕事だからな。失敗するのはなんか縁起が悪い気がするしね。
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