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ここの所、ルシルとの稽古と魔道具作りに忙しい。充実はしているが、何かが違う。僕の求めていたのはこう言う生活だったか?
畑を耕し自給自足、たまに狩りをして魔物の素材を売って、美味い酒とか買って呑む。隣に美人の嫁さんが居れば言う事ないな。
って、女っ気が無さすぎない?幼女とメイドは手を出したらアウトだよね?
どうする?魔鉱石を王様に差し出して爵位を上げて貰うか?実質生活は豊かなんだから爵位は関係ないのかな?
いや、僕が貴族だって事を知らない人が多すぎる気がする。流石に伯爵になれば隠して置けないだろう。
悩みどころだ。魔道具で儲けてる現状。この生活で満足しても良いのでは無いかと言う自分と、変化が欲しいと言う自分が葛藤している。
さんざん悩んだ挙句、王様に会いに行く事に決めた。あえてブラスマイヤーには相談しなかった。
だって、理由が彼女が欲しいからって恥ずかしいっしょ?
朝稽古の後、王城へ向かう。門番に短剣を見せ宰相に取り次いで貰う。
10分ほど待つと近衛兵らしき人物に着いて来る様に言われたので付いて行く。
宰相の執務室へ連れていかれた。
「今日は何の用だ、子爵。」
「用件の前に一つ聞きたいのですが、宜しいですか?」
「構わん申してみろ。」
「僕は他の貴族達と顔を合わせた事が無いのですが、これは普通の事なのでしょうか?」
「ふむ、それに関しては理由があってな、お主の年齢だ。お主が若すぎるのが原因だな。貴族社会には派閥と言う物があるのは知っているな?」
「はい、僕は公爵様に貴族にして貰ったわけですから、公爵派ですよね?」
「そこなんだがな。実は爵位に関しては王様の判断なのだ。公爵様は褒美を与えると言う約束しかしてないと思うが?」
「確かに爵位の話は出ませんでしたね。」
「うむ、そう言う面では国王派とも言える。まあ、国王派でも公爵派でも大した変わりは無いのだが、そう言う細かい所を突く貴族も居るのでな。そこがはっきりするまでは公に出来ないのだ。」
なるほど、一応理由があったのね。僕はまた、3人が何か企んでいるのかと思ってました。申し訳ないっす。
「今日の要件ですが、魔鉱石を持ってまいりました。」
「ほう?誠か?ならば陛下にお目通り願おう。しばし待つが良い。」
あ、例によってここに独りぼっちですか?
宰相が部屋を出て行き、帰るまで12,3分一人でこの部屋で待たされた。この部屋何時も宰相一人なんですけど、宰相って孤独なの?
てな事を考えているとノックの音がして、先程の近衛兵らしき人が現れた。
「国王陛下がお会いになるそうです。こちらへどうぞ。」
お、急に態度が丁寧になった。
例によって応接室へ連れて行かれる。ノックをすると入れと声が聞こえたのでドアを開けて中へ入る。
「久しぶりだな子爵。貴族の生活には慣れたかね。」
「お陰様で。本日はご依頼の魔鉱石をお持ちしました。」
「うむ、思ってたより早かったな。と言うか見つけて来るとは思わなかったよ。」
あれ?無茶ぶりだったの?
「剣一振りと言うのがどの位か解らなかったので少し多めに持ってまいりました。何処に出せば宜しいでしょうか?」
「お主の目の前に出してくれ。後は家臣に運ばせる。」
畏まりましたと言って、1立方メートルの魔鉱石を出す。
「結構重たいですけど、持てますかね?」
「こ、これが全部魔鉱石なのか?」
「はい、ご覧いただければ判ると思いますが、薄緑に発光しています。」
多分、3トン位の重さがあるので家臣の1人や2人では持てないだろう。
ついに焦れて王様が近づいて来た。
「おお、この緑色の輝き、まさしく魔鉱石じゃ。でかしたぞ。」
「それからですね、この鉱石を採掘中に変わった魔物に出会いまして。なんと魔鉱石を食べて育った魔物です。こちらも素材をお持ちしたのですが、必要でしたらお出ししますが?」
「ほう?それは興味深いな。ミスリルリザードの様に体の一部が魔鉱石なのか?」
「ご明察。亀の魔物なのですが、甲羅が魔鉱石になっています。」
そう言ってロックタートルの甲羅を出す。こちらは2メートル以上あるが、甲羅だけなので、そこまで重くは無い。
「ほう?亀の魔物か?お主が言う通り甲羅が完全に魔鉱石になっておるな。」
「この亀の甲羅だけでも剣の一振り位は作れると思いますよ。」
「うむ、課題を見事にクリアしたな。約束通り伯爵に陞爵させよう。それから褒美も取らすぞ。」
「ありがたき幸せ。」
頭を下げた後、ふと疑問が浮かんだ。
「そう言えば、オリハルコンのナイフはどうなりました?」
「ああ、あのナイフじゃが、研究者に調べさせたのだが、限りなくオリハルコンの性質に似ている物質とまでは判明した。」
「随分と曖昧ですね。鑑定の魔法では調べられなかったのですか?」
「何せ伝説上の金属だからな。誰も見た事が無い訳だ。」
「ちなみに魔鉱石は何に使うか聞いても良いですか?」
「王位継承の儀式と言うのがあってな。その儀式で魔鉱石の剣を使用する。だが、代々受け継がれて来た魔鉱石の剣が折れてしまってな。仕方なく新しい剣を用意する事になった。しかし、王家に魔鉱石が剣一振り分無くてな。最悪魔鉱石とミスリルを使った剣になる所だった。お主のお陰で新しい剣は全部魔鉱石を使って作れそうだ。」
「ちなみにその折れた剣は?」
「ああ、宝物庫にしまってあるが、あれは譲れんぞ?」
「いや、修理出来ますけど、どうします?」
「何?折れた魔鉱石の剣を修理出来るだと?それはありえん。」
「どうせ、新しい剣を作るつもりだったのでしょう?だったら僕に修理させてみませんか?」
国王がなにやら思案の顔になる。
「確かに駄目で元々だな。出来れば宝剣が戻って来るわけだ。よし、宰相!宝物庫から魔鉱石の剣を持ってこさせろ。」
「御意!」
宰相が近衛騎士に何やら命じている。それから20分位待たされたので、国王に僕の派閥の話を聞いてみた。
どうやら、国王は自分の派閥に入れたいらしい。何をそこまで買ってくれたのだろう?
近衛兵が大振りな箱を持って応接室へ入って来た。テーブルの上で大仰に開いて見せる。
箱の中には見事に真ん中で折れた豪華な剣。宝剣と言うに相応しい美しい剣だ。
「どうだ?直せる物なら直してみよ。」
「解りました。」
そう言って宝剣をストレージに入れ、装備から宝剣を選び、修理のボタンをタッチする。修理に使用する素材として魔鉱石を選択。それからおよそ10秒ほどで剣の修理が終わる。ストレージから修理が終わった剣を取り出す。
「どうでしょう?」
「どうでしょうって。1分も掛かっておらんぞ。お主何者じゃ?」
「何者って言われても、錬金魔術師ですかね?」
「まあいい、本当に直っているのだな?」
「ご自分で確かめてみて下さい。」
国王が剣を振ったり鞘に入れたりと、色々点検している。
「こ奴本当に直しおった。」
え?直しちゃ不味かったの?
「よし、宝剣の修理の褒美も取らせる。伯爵の爵位に魔鉱石の褒美。期待しておれ。」
「はい、ありがたき幸せ。」
「下がって良いぞ。後の事は宰相に任せる。」
応接室を辞し宰相に着いて宰相の執務室へ向かう。
相変わらず、この執務室は雑然としている。
「本日より、其方はエイジ・フォン・ゼルマキア伯爵を名乗るが良い。」
そう言って新しい短剣をくれた。前の短剣より装飾が豪華だ。見た目で爵位が判る様になってるのかな?
「えっと、相変わらず貴族関係の事に疎いのですが、伯爵になったら家を新しくする必要がありますよね?」
「そうだな。お主の場合は、国王派として侯爵になって欲しい所だ。なので最低でも35人の使用人を雇え。家もそれに合わせた物を選ぶ様に。」
「解りました。もう、これ以上の課題は無いのですね?」
「今の所はな。」
今の所はねぇ。まあ、良い。伯爵と言えば上級貴族だ。これ以上上は望んでいない。
王城を辞し家に帰る。執事のルーメンさんに伯爵に陞爵した事を伝え。家の件を頼む。40人使用人を雇える屋敷を至急探して、使用人も最低35人雇う様に伝えた。
ルーメンさんは非常に張り切っていた。
そう言えばセレスティアさんの話は出なかったな。やっぱりあれは僕のやる気を出させる為の釣り餌だったんだろうな。
まあ良い、暫くはのんびりしよう。伯爵になったら何か面白い事が起きれば良いな。
そう言えば今回報酬について具体的な値段を言わずに楽しみにしていろって言ってたな。なんだろう?
畑を耕し自給自足、たまに狩りをして魔物の素材を売って、美味い酒とか買って呑む。隣に美人の嫁さんが居れば言う事ないな。
って、女っ気が無さすぎない?幼女とメイドは手を出したらアウトだよね?
どうする?魔鉱石を王様に差し出して爵位を上げて貰うか?実質生活は豊かなんだから爵位は関係ないのかな?
いや、僕が貴族だって事を知らない人が多すぎる気がする。流石に伯爵になれば隠して置けないだろう。
悩みどころだ。魔道具で儲けてる現状。この生活で満足しても良いのでは無いかと言う自分と、変化が欲しいと言う自分が葛藤している。
さんざん悩んだ挙句、王様に会いに行く事に決めた。あえてブラスマイヤーには相談しなかった。
だって、理由が彼女が欲しいからって恥ずかしいっしょ?
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10分ほど待つと近衛兵らしき人物に着いて来る様に言われたので付いて行く。
宰相の執務室へ連れていかれた。
「今日は何の用だ、子爵。」
「用件の前に一つ聞きたいのですが、宜しいですか?」
「構わん申してみろ。」
「僕は他の貴族達と顔を合わせた事が無いのですが、これは普通の事なのでしょうか?」
「ふむ、それに関しては理由があってな、お主の年齢だ。お主が若すぎるのが原因だな。貴族社会には派閥と言う物があるのは知っているな?」
「はい、僕は公爵様に貴族にして貰ったわけですから、公爵派ですよね?」
「そこなんだがな。実は爵位に関しては王様の判断なのだ。公爵様は褒美を与えると言う約束しかしてないと思うが?」
「確かに爵位の話は出ませんでしたね。」
「うむ、そう言う面では国王派とも言える。まあ、国王派でも公爵派でも大した変わりは無いのだが、そう言う細かい所を突く貴族も居るのでな。そこがはっきりするまでは公に出来ないのだ。」
なるほど、一応理由があったのね。僕はまた、3人が何か企んでいるのかと思ってました。申し訳ないっす。
「今日の要件ですが、魔鉱石を持ってまいりました。」
「ほう?誠か?ならば陛下にお目通り願おう。しばし待つが良い。」
あ、例によってここに独りぼっちですか?
宰相が部屋を出て行き、帰るまで12,3分一人でこの部屋で待たされた。この部屋何時も宰相一人なんですけど、宰相って孤独なの?
てな事を考えているとノックの音がして、先程の近衛兵らしき人が現れた。
「国王陛下がお会いになるそうです。こちらへどうぞ。」
お、急に態度が丁寧になった。
例によって応接室へ連れて行かれる。ノックをすると入れと声が聞こえたのでドアを開けて中へ入る。
「久しぶりだな子爵。貴族の生活には慣れたかね。」
「お陰様で。本日はご依頼の魔鉱石をお持ちしました。」
「うむ、思ってたより早かったな。と言うか見つけて来るとは思わなかったよ。」
あれ?無茶ぶりだったの?
「剣一振りと言うのがどの位か解らなかったので少し多めに持ってまいりました。何処に出せば宜しいでしょうか?」
「お主の目の前に出してくれ。後は家臣に運ばせる。」
畏まりましたと言って、1立方メートルの魔鉱石を出す。
「結構重たいですけど、持てますかね?」
「こ、これが全部魔鉱石なのか?」
「はい、ご覧いただければ判ると思いますが、薄緑に発光しています。」
多分、3トン位の重さがあるので家臣の1人や2人では持てないだろう。
ついに焦れて王様が近づいて来た。
「おお、この緑色の輝き、まさしく魔鉱石じゃ。でかしたぞ。」
「それからですね、この鉱石を採掘中に変わった魔物に出会いまして。なんと魔鉱石を食べて育った魔物です。こちらも素材をお持ちしたのですが、必要でしたらお出ししますが?」
「ほう?それは興味深いな。ミスリルリザードの様に体の一部が魔鉱石なのか?」
「ご明察。亀の魔物なのですが、甲羅が魔鉱石になっています。」
そう言ってロックタートルの甲羅を出す。こちらは2メートル以上あるが、甲羅だけなので、そこまで重くは無い。
「ほう?亀の魔物か?お主が言う通り甲羅が完全に魔鉱石になっておるな。」
「この亀の甲羅だけでも剣の一振り位は作れると思いますよ。」
「うむ、課題を見事にクリアしたな。約束通り伯爵に陞爵させよう。それから褒美も取らすぞ。」
「ありがたき幸せ。」
頭を下げた後、ふと疑問が浮かんだ。
「そう言えば、オリハルコンのナイフはどうなりました?」
「ああ、あのナイフじゃが、研究者に調べさせたのだが、限りなくオリハルコンの性質に似ている物質とまでは判明した。」
「随分と曖昧ですね。鑑定の魔法では調べられなかったのですか?」
「何せ伝説上の金属だからな。誰も見た事が無い訳だ。」
「ちなみに魔鉱石は何に使うか聞いても良いですか?」
「王位継承の儀式と言うのがあってな。その儀式で魔鉱石の剣を使用する。だが、代々受け継がれて来た魔鉱石の剣が折れてしまってな。仕方なく新しい剣を用意する事になった。しかし、王家に魔鉱石が剣一振り分無くてな。最悪魔鉱石とミスリルを使った剣になる所だった。お主のお陰で新しい剣は全部魔鉱石を使って作れそうだ。」
「ちなみにその折れた剣は?」
「ああ、宝物庫にしまってあるが、あれは譲れんぞ?」
「いや、修理出来ますけど、どうします?」
「何?折れた魔鉱石の剣を修理出来るだと?それはありえん。」
「どうせ、新しい剣を作るつもりだったのでしょう?だったら僕に修理させてみませんか?」
国王がなにやら思案の顔になる。
「確かに駄目で元々だな。出来れば宝剣が戻って来るわけだ。よし、宰相!宝物庫から魔鉱石の剣を持ってこさせろ。」
「御意!」
宰相が近衛騎士に何やら命じている。それから20分位待たされたので、国王に僕の派閥の話を聞いてみた。
どうやら、国王は自分の派閥に入れたいらしい。何をそこまで買ってくれたのだろう?
近衛兵が大振りな箱を持って応接室へ入って来た。テーブルの上で大仰に開いて見せる。
箱の中には見事に真ん中で折れた豪華な剣。宝剣と言うに相応しい美しい剣だ。
「どうだ?直せる物なら直してみよ。」
「解りました。」
そう言って宝剣をストレージに入れ、装備から宝剣を選び、修理のボタンをタッチする。修理に使用する素材として魔鉱石を選択。それからおよそ10秒ほどで剣の修理が終わる。ストレージから修理が終わった剣を取り出す。
「どうでしょう?」
「どうでしょうって。1分も掛かっておらんぞ。お主何者じゃ?」
「何者って言われても、錬金魔術師ですかね?」
「まあいい、本当に直っているのだな?」
「ご自分で確かめてみて下さい。」
国王が剣を振ったり鞘に入れたりと、色々点検している。
「こ奴本当に直しおった。」
え?直しちゃ不味かったの?
「よし、宝剣の修理の褒美も取らせる。伯爵の爵位に魔鉱石の褒美。期待しておれ。」
「はい、ありがたき幸せ。」
「下がって良いぞ。後の事は宰相に任せる。」
応接室を辞し宰相に着いて宰相の執務室へ向かう。
相変わらず、この執務室は雑然としている。
「本日より、其方はエイジ・フォン・ゼルマキア伯爵を名乗るが良い。」
そう言って新しい短剣をくれた。前の短剣より装飾が豪華だ。見た目で爵位が判る様になってるのかな?
「えっと、相変わらず貴族関係の事に疎いのですが、伯爵になったら家を新しくする必要がありますよね?」
「そうだな。お主の場合は、国王派として侯爵になって欲しい所だ。なので最低でも35人の使用人を雇え。家もそれに合わせた物を選ぶ様に。」
「解りました。もう、これ以上の課題は無いのですね?」
「今の所はな。」
今の所はねぇ。まあ、良い。伯爵と言えば上級貴族だ。これ以上上は望んでいない。
王城を辞し家に帰る。執事のルーメンさんに伯爵に陞爵した事を伝え。家の件を頼む。40人使用人を雇える屋敷を至急探して、使用人も最低35人雇う様に伝えた。
ルーメンさんは非常に張り切っていた。
そう言えばセレスティアさんの話は出なかったな。やっぱりあれは僕のやる気を出させる為の釣り餌だったんだろうな。
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