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第九十六話
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家に帰ったユーリは早速冷たい飲み物の販売方法を考える。自室のベッドに寝転がって考えるのがユーリのスタイルである。
今回の飲み物は単価が安い、つまり、魔石が使えないと言う事だ。魔道具には魔石を使う物とそうでない物の2種類ある。魔石を使うとそれだけで単価が一気に跳ね上がる。魔道具は高い物と言うのは魔石の値段が上乗せされるからだ。また、希少な魔法を付与すると値段が高くなる傾向にある。使い手の少ない時空魔法や氷魔法は付与できる人間が少ないので希少価値が付加されるのだ。
ユーリは氷魔法も時空魔法も使えるし付与出来る。なのでユーリが作った物は安く売れる。マジックバッグ等が良い例だ。
飲み物と聞いてユーリの頭に浮かんだのはペットボトルだった。しかし、これはこの世界ではあまり普及させたくない。また、ビールなどは日光に弱いのでペットボトルは向かない。次に候補に挙がったのは缶だ。アルミ缶なら焼却出来るし、扱いも楽だ。ただプルトップを開ける作業をこちらの人達に教えるのは手間がかかりそうだ。そこで、両方の良いとこ取りをしたボトル缶と言う所に落ち着いた。
ボトル缶にマジックバックの魔法を付与する。マジックバッグは容量が大きい程高価になる。逆に言えば小さければ小さい程安くなると言う事だ。
マジックバッグの魔法を容量拡張無しで付与する。そうすると時間だけが止まる。時間が停止すれば冷たい物は冷たいまま、温かい物は温かいままで何時までも保存できる。これを利用すれば、シチューやラーメンの缶詰なんて物も作れるのだが、今回リクエストされたのは冷たい飲み物だけなので、あえて気付くまでは教えない。
氷魔法で冷やしたコーラを時間停止したボトル缶に注ぎ、キャップを閉めて暫く常温で放置してみる。ちなみにボトル缶を持っても冷たさは感じない。付与は時間停止だけなので重さは感じる。
マジックバッグは空間拡張、重量無効、時間停止の3つの時空魔法を使用しているので高価なのだ。
およそ30分後にグラスに注いだコーラは冷たいままだった。あとは、飲み物の種類だな。
ソフトドリンクはコーラ、サイダー、レモンスカッシュ、オレンジスカッシュ、カフェオレ、イチゴオレの6種類を用意する。要望があれば随時追加して行く予定だ。
アルコールは、ビール、チューハイレモン、チューハイグレープフルーツ、ハイボール、そして、ビール以外の3種のストロングを用意した。先に上げた4種類はアルコール度数5%、ストロングは9%に固定した。
ビールは厳密に言うとエールではなくラガーと言う種類だが、パッケージには冷えたエールと表記する。
また、パッケージには中身がわかり易い様にグラスに注いだ写真と果実の写真なども併せて載せる。文字が読めない人への配慮だ。
とりあえず13種の見本を10缶ずつ作ってアイテムボックスに入れて置く。
その後、バートさんの商会の事を考えていたら何時の間にか眠っていた。
翌朝10時にバート商会に行くと、バートさんが頭を抱えていた。
「バートさん、どうしたんですか?」
「あ、ユーリさん。実は昨日家に帰って父と兄に小麦粉の話をしたんですが、あまりの衝撃に2人共倒れてしまって。今日は2人共家で寝込んでます。」
「まあ、特にお父さんは今までが普通だった訳ですから、常識をひっくり返されてショックを受けるのも分かりますけどね。」
バートさんの横に座っているチェスカさんも心配そうな顔をしている。
「昨日、バートさんは、小麦に種類があるなんて誰も知らないって言ってましたよね?」
「その通りです。小麦の仕入れ先は大農家1軒だけ。王都にある小麦を扱う商会は皆、そこから仕入れている訳ですから、当然出来る小麦粉も皆同じ。小麦粉を扱うプロであるパン屋も手に入る小麦粉は1種類ですからね。」
「思えば、小麦粉の流通方法が悪かったのかもしれませんね。農家は種もみを毎年確保している訳ですから、出来る小麦は毎回一緒。それをおそらく脱穀してから大農家に収めてたのではないでしょうか?大農家は小麦の品質が一定になる様に、集まった小麦をブレンドしてたのでしょうね。それを商会が買い付ける。当然毎回同じ小麦になるでしょう。」
「確かに。農家も値段が均一なら収穫量の多い品種を選ぶでしょうし、まさか小麦によって使い道が異なるなんて言う発想は無かったのでしょう。」
「そこでです。バートさんは小麦粉に種類がある事を知った。さて、次に打つ手は?」
「打つ手ですか?」
バートさんが眉間にしわを寄せて悩む。
「解りやすく言うなら小麦粉の新製品が生まれた訳ですよ。」
「新製品・・・そうか!特許ですね?」
「その通りです。今からこれを持って商業ギルドに言って下さい。」
そう言うとユーリは3キロの小麦粉を袋に詰めて。『パン専用小麦粉』と袋に印字する。ついでに、その小麦粉で作ったパンも袋に入れて。バートさんに持たせる。
受け取ったバートさんは急いで商業ギルドへと向かった。
「大丈夫ですかね?」
チェスカさんが心配そうだ。
「バートさんは大丈夫ですよ。あの人はそこら辺の大商会の会頭より余程頭の回転が速いですからね。今頃、特許を出した後の事を考えてますよ。」
およそ1時間程でバートさんが戻って来た。
「なんとか、特許の申請が通りました。」
「では次の手ですね。何をします?」
「パン専用小麦粉の宣伝ですね。まず知って貰わないと誰も買ってくれません。」
「うん。その為の手法は?」
「やはり、実際に使って貰う事ですかね?」
「そう言うと思ってました。」
ユーリはアイテムボックスからマジックバッグを1つ取り出した。
「この中にさっきと同じ3キロの小麦粉が200個入ってます。ライビット商会が卸している先は何軒ですか?」
「およそ120軒あまりです。十分足ります。」
「仕入れ値はただにしておきます。無料で配って下さい。余った分は顧客じゃない新規のパン屋さんへ持って行って下さい。」
「解りました。明日からの納入先に一袋ずつ付けて配布します。多分、1週間もあれば200個配り終わると思います。」
バートさんが切れ切れになって来てる。商業ギルドでだいぶ冷静になれた様だ。
「では、更に先の展望をお話しします。グラストフと言う町をご存じですか?」
「知ってます、王都から1日の距離にある小さな町ですね。」
「僕はそこで、パンに適した小麦の栽培を行うつもりです。ちなみに大麦は扱っていますか?」
「いや、大麦はエールの工場が独占してますので、市場には流れません。」
「工場が直接農地を持っているのですか?」
「そうです。で、契約農家が管理していますね。」
「契約農家ですか。エールの工場が出来るなら、小麦の商会でも出来ませんかね?」
「あ!そう言う事ですか。王都ではなくグラストフに契約農家を持つと言う事ですよね?」
こう言う時のバートさんは非常に感が良くなっている。
「実は僕は、今、流通に革命を起こす魔道具を開発中なんですよ。」
「流通に革命ですか?」
「はい、元々はグラストフの住民の為に考えていたんですが、この魔道具があれば、辺境に住んでいても王都で買い物が出来ます。即日その場で。」
「実に興味深いですね。それがあれば、グラストフで小麦を仕入れるのが楽になるって言う事ですよね?」
「まあ、そうなりますね。輸送のコストが削減されれば儲けの幅が大きくなりますよね?通信機と組み合わせれば更に色々な事が出来そうです。新しい商売も生まれるかもしれません。」
「それは何時頃実用化されるのですか?」
「まずは、グラストフと王都だけで試験運用しようと思って居ます。それに参加しませんか?」
横ではチェスカさんが2人のやり取りをハラハラしながら見ている。
「参加と言うのは実際に使ってみて意見を言ったり改良点を指摘したりする事ですか?」
「そうですね。まあ、ほぼ完成しているのでそこまでお手数は掛けないと思います。純粋に使ってみて下さい。不満点があれば改良しますって感じですかね。」
これでバートさんの実家の商会にも独占商品が生まれる。チェスカさんの商会にはタオル生地。ユーカの所には通信機、イルミには雑貨屋イルミと全員が独占商品持ちになった。
時間はお昼を回っている。もうすぐユーカとイルミが来るだろう。その前にもう1つだけバートさんにやって欲しい事がある。
今回の飲み物は単価が安い、つまり、魔石が使えないと言う事だ。魔道具には魔石を使う物とそうでない物の2種類ある。魔石を使うとそれだけで単価が一気に跳ね上がる。魔道具は高い物と言うのは魔石の値段が上乗せされるからだ。また、希少な魔法を付与すると値段が高くなる傾向にある。使い手の少ない時空魔法や氷魔法は付与できる人間が少ないので希少価値が付加されるのだ。
ユーリは氷魔法も時空魔法も使えるし付与出来る。なのでユーリが作った物は安く売れる。マジックバッグ等が良い例だ。
飲み物と聞いてユーリの頭に浮かんだのはペットボトルだった。しかし、これはこの世界ではあまり普及させたくない。また、ビールなどは日光に弱いのでペットボトルは向かない。次に候補に挙がったのは缶だ。アルミ缶なら焼却出来るし、扱いも楽だ。ただプルトップを開ける作業をこちらの人達に教えるのは手間がかかりそうだ。そこで、両方の良いとこ取りをしたボトル缶と言う所に落ち着いた。
ボトル缶にマジックバックの魔法を付与する。マジックバッグは容量が大きい程高価になる。逆に言えば小さければ小さい程安くなると言う事だ。
マジックバッグの魔法を容量拡張無しで付与する。そうすると時間だけが止まる。時間が停止すれば冷たい物は冷たいまま、温かい物は温かいままで何時までも保存できる。これを利用すれば、シチューやラーメンの缶詰なんて物も作れるのだが、今回リクエストされたのは冷たい飲み物だけなので、あえて気付くまでは教えない。
氷魔法で冷やしたコーラを時間停止したボトル缶に注ぎ、キャップを閉めて暫く常温で放置してみる。ちなみにボトル缶を持っても冷たさは感じない。付与は時間停止だけなので重さは感じる。
マジックバッグは空間拡張、重量無効、時間停止の3つの時空魔法を使用しているので高価なのだ。
およそ30分後にグラスに注いだコーラは冷たいままだった。あとは、飲み物の種類だな。
ソフトドリンクはコーラ、サイダー、レモンスカッシュ、オレンジスカッシュ、カフェオレ、イチゴオレの6種類を用意する。要望があれば随時追加して行く予定だ。
アルコールは、ビール、チューハイレモン、チューハイグレープフルーツ、ハイボール、そして、ビール以外の3種のストロングを用意した。先に上げた4種類はアルコール度数5%、ストロングは9%に固定した。
ビールは厳密に言うとエールではなくラガーと言う種類だが、パッケージには冷えたエールと表記する。
また、パッケージには中身がわかり易い様にグラスに注いだ写真と果実の写真なども併せて載せる。文字が読めない人への配慮だ。
とりあえず13種の見本を10缶ずつ作ってアイテムボックスに入れて置く。
その後、バートさんの商会の事を考えていたら何時の間にか眠っていた。
翌朝10時にバート商会に行くと、バートさんが頭を抱えていた。
「バートさん、どうしたんですか?」
「あ、ユーリさん。実は昨日家に帰って父と兄に小麦粉の話をしたんですが、あまりの衝撃に2人共倒れてしまって。今日は2人共家で寝込んでます。」
「まあ、特にお父さんは今までが普通だった訳ですから、常識をひっくり返されてショックを受けるのも分かりますけどね。」
バートさんの横に座っているチェスカさんも心配そうな顔をしている。
「昨日、バートさんは、小麦に種類があるなんて誰も知らないって言ってましたよね?」
「その通りです。小麦の仕入れ先は大農家1軒だけ。王都にある小麦を扱う商会は皆、そこから仕入れている訳ですから、当然出来る小麦粉も皆同じ。小麦粉を扱うプロであるパン屋も手に入る小麦粉は1種類ですからね。」
「思えば、小麦粉の流通方法が悪かったのかもしれませんね。農家は種もみを毎年確保している訳ですから、出来る小麦は毎回一緒。それをおそらく脱穀してから大農家に収めてたのではないでしょうか?大農家は小麦の品質が一定になる様に、集まった小麦をブレンドしてたのでしょうね。それを商会が買い付ける。当然毎回同じ小麦になるでしょう。」
「確かに。農家も値段が均一なら収穫量の多い品種を選ぶでしょうし、まさか小麦によって使い道が異なるなんて言う発想は無かったのでしょう。」
「そこでです。バートさんは小麦粉に種類がある事を知った。さて、次に打つ手は?」
「打つ手ですか?」
バートさんが眉間にしわを寄せて悩む。
「解りやすく言うなら小麦粉の新製品が生まれた訳ですよ。」
「新製品・・・そうか!特許ですね?」
「その通りです。今からこれを持って商業ギルドに言って下さい。」
そう言うとユーリは3キロの小麦粉を袋に詰めて。『パン専用小麦粉』と袋に印字する。ついでに、その小麦粉で作ったパンも袋に入れて。バートさんに持たせる。
受け取ったバートさんは急いで商業ギルドへと向かった。
「大丈夫ですかね?」
チェスカさんが心配そうだ。
「バートさんは大丈夫ですよ。あの人はそこら辺の大商会の会頭より余程頭の回転が速いですからね。今頃、特許を出した後の事を考えてますよ。」
およそ1時間程でバートさんが戻って来た。
「なんとか、特許の申請が通りました。」
「では次の手ですね。何をします?」
「パン専用小麦粉の宣伝ですね。まず知って貰わないと誰も買ってくれません。」
「うん。その為の手法は?」
「やはり、実際に使って貰う事ですかね?」
「そう言うと思ってました。」
ユーリはアイテムボックスからマジックバッグを1つ取り出した。
「この中にさっきと同じ3キロの小麦粉が200個入ってます。ライビット商会が卸している先は何軒ですか?」
「およそ120軒あまりです。十分足ります。」
「仕入れ値はただにしておきます。無料で配って下さい。余った分は顧客じゃない新規のパン屋さんへ持って行って下さい。」
「解りました。明日からの納入先に一袋ずつ付けて配布します。多分、1週間もあれば200個配り終わると思います。」
バートさんが切れ切れになって来てる。商業ギルドでだいぶ冷静になれた様だ。
「では、更に先の展望をお話しします。グラストフと言う町をご存じですか?」
「知ってます、王都から1日の距離にある小さな町ですね。」
「僕はそこで、パンに適した小麦の栽培を行うつもりです。ちなみに大麦は扱っていますか?」
「いや、大麦はエールの工場が独占してますので、市場には流れません。」
「工場が直接農地を持っているのですか?」
「そうです。で、契約農家が管理していますね。」
「契約農家ですか。エールの工場が出来るなら、小麦の商会でも出来ませんかね?」
「あ!そう言う事ですか。王都ではなくグラストフに契約農家を持つと言う事ですよね?」
こう言う時のバートさんは非常に感が良くなっている。
「実は僕は、今、流通に革命を起こす魔道具を開発中なんですよ。」
「流通に革命ですか?」
「はい、元々はグラストフの住民の為に考えていたんですが、この魔道具があれば、辺境に住んでいても王都で買い物が出来ます。即日その場で。」
「実に興味深いですね。それがあれば、グラストフで小麦を仕入れるのが楽になるって言う事ですよね?」
「まあ、そうなりますね。輸送のコストが削減されれば儲けの幅が大きくなりますよね?通信機と組み合わせれば更に色々な事が出来そうです。新しい商売も生まれるかもしれません。」
「それは何時頃実用化されるのですか?」
「まずは、グラストフと王都だけで試験運用しようと思って居ます。それに参加しませんか?」
横ではチェスカさんが2人のやり取りをハラハラしながら見ている。
「参加と言うのは実際に使ってみて意見を言ったり改良点を指摘したりする事ですか?」
「そうですね。まあ、ほぼ完成しているのでそこまでお手数は掛けないと思います。純粋に使ってみて下さい。不満点があれば改良しますって感じですかね。」
これでバートさんの実家の商会にも独占商品が生まれる。チェスカさんの商会にはタオル生地。ユーカの所には通信機、イルミには雑貨屋イルミと全員が独占商品持ちになった。
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(追記2018.07.24)
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