101 / 151
第百一話
しおりを挟む
まずはサーチの魔法を周囲に掛けてみる。小動物の気配はあるが、魔物は居ない様だ。次に街道に沿って細長くサーチを掛ける。こうすると若干距離が延びる。まずは自分が立っている位置から右へ、人の気配は無い。次に左へ、こちらにも人の気配は無い。
困った。時刻はもうすぐ夕刻、周りは徐々に暗くなって来ている。野宿しようにも準備が無い。ここが街道の中間ならどちらへ行っても町まではかなり歩く事になる。魔物に襲われるのは必至だ。
そう考えていた時右手側に何かの気配が引っかかる。魔物か?集中してみるとどうやら人の気配だ。ただ、こんな時間に1人と言うのが引っかかる。少し待つと姿が見えて来る。
屈強そうな大男だ。見た目は農夫に見える。意を決して声を掛ける事にする。
「すみません。町へ行くにはどっちが近いのでしょうか?」
「なんだ?見かけない顔だが何処から来た?」
大男が質問を質問で返してくる。
「それが、自分でも分からないのです。気が付いたらここに倒れていました。」
「ん?不審な奴だな。こっちには畑しかない。町はこっちだ。俺は町へ帰る途中だ。お前は町から来たんじゃないのか?」
どうやら右手は行き止まりで畑になっているらしい。左手が町だと言う。
「記憶が、無いんです。自分が誰なのか、何処から来たのか、何も思い出せません。」
「そいつは困ったな。一緒に来い。衛兵に保護して貰うと良いだろう。」
「衛兵ですか?」
「ああ、フラムの町はこの国最東端の町でな。割と大きい。町の厄介事は衛兵が大抵解決してくれる。」
リュートは大男に着いて歩きながら話を聞いている。
「身分証か金は持ってるか?」
「身分証は持っています。それによるとリュートと言うのが僕の名前らしいです。」
「おまえ、自分の名前も忘れてるのか?」
「はい。フラムの町と言うのも聞いた事がありません。何処の国の町なのでしょうか?」
その言葉に大男は天を仰いだ。
大男の名前はドラスクと言うらしい。彼の話によれば、この国はナイトハルト王国と言うらしい。ベスグラント王国を知ってるか尋ねたが、聞いた事が無いと言われた。
どうやら別の大陸に飛ばされた様だ。問題は飛ばされたのがユーリの魂だけなのか、リュートも一緒に飛ばされたのかと言う事だ。
町に着く頃にはもう日は沈んでおり、門が閉まるまで10分と言うギリギリの時間であった。町に着くとすぐにドラスクさんが衛兵に事情を話してくれて、リュートは衛兵の詰め所に連れていかれた。
「記憶が無いそうだが、身分を証明するものは持っているか?」
そう問われたので冒険者ギルドのカードを提示する。
「リュート、ランクEか。どうやらギルドカードは本物らしいな。この時間ならまだ冒険者ギルドは開いている。ギルドに行って自分の事を聞いてみると良い。」
そう言って冒険者ギルドの場所を教えてくれた。
問題は2つ、知り合いがこの町に居た場合。どう誤魔化すか。居なかった場合。お金をどうするかだ。
とりあえず冒険者ギルドへと向かう。場所は中央へ向かって歩けば大きな建物が見えて来るのでそれがギルドだと教わった。
なるほど、すぐにギルドは見つかった。中央へ行くに従って冒険者の密度が増えて来る。その冒険者の出入りしている建物がギルドだとすぐに判る。
ギルドに入ると出入りの激しい訳が解る。ギルドの半分程が酒場になっているのだ。一仕事終えて酒を飲んでから帰るのが冒険者流なのだろう。まだ、時間的に早いので依頼の報告をしている者も多い。多分、この時間帯が一番混むのでは無いだろうか?
リュートは一通り見渡し、空いてるカウンターを見つけると、そこへ向かった。
「ちょっと聞きたい事があるのですが、良いでしょうか?」
「聞きたい事?ここは冒険者登録の窓口だが、構わないか?」
リュートは頷いてから、ギルドカードを出し。この名前に見覚えが無いか聞いてみる。
「実は記憶喪失で自分が誰か分からないんです。手掛かりはこれだけで。」
「それは大変だな。ちょっと待っててくれ他の奴にも聞いてみるから。」
暫く待つと何人かのギルド職員がリュートの顔を見に来た。皆首を横に振っている。どうやら僕を知っている人は居ないらしい。となると、リュートも何処かからこの地へ飛ばされた可能性が高くなる。
「記憶喪失だって?金は持ってるのか?」
いきなり後ろから声を掛けられた。
「ああ、驚かせたか済まんな。ギルドマスターのべリアスだ。」
背は大男と言う程では無いが威圧感が凄い。ギルドマスターだけあってレベルも高いのだろう。
「それなんですが、一応お金は持ってるんですが、ここで使えるかどうか?」
「ん?どう言う事だ?見せてみろ。」
リュートはアイテムボックスから出して置いた。銀貨と銅貨を3枚ずつカウンターに出す。
「これは見た事が無い硬貨だな。」
「ベスグラント王国と言う所の通貨です。」
「ベスグラント王国?確か、西にある大陸の国の名前じゃ無かったか?」
ギルドマスターが振り返って職員に尋ねるが明確な答えは返ってこない。
「これはこの国じゃ使えんな。何か金になるような物は持ってないのか?宝石とか武器とか?」
リュートは少し考えるが宝石は大きな原石位しか持っていない。武器は使わないので持っていない。
「あの、魔石なら少し持ってますが?」
「魔石か?物によっては買い取るぞ。」
リュートはあまり大きすぎない魔石を5つほどカウンターの上に乗せる。
「割と大きいな。オークと狼系の魔物かな?全部で金貨2枚なら引き取ろう。どうだ?」
「銀貨で貰えるならその値段で構いません。」
「解った。おい!銀貨20枚払ってやれ。しかし、記憶喪失の割にそう言う所はしっかりしてるな。」
「多分、金貨はあまり使った事が無いのかもしれません。」
そう言ってギルド職員から小さな袋を受け取る。中には銀貨が20枚入っている。見た事の無い銀貨だ。
「あ、それから、安い宿屋を探しているのですが?」
「それならこのギルドの隣が宿屋になっている。冒険者用の宿屋で1泊銀貨1枚で食事つきだ。」
「それは助かります。」
「暫くこの町に居るなら依頼も受けてくれよ。」
「解りました。装備を整えてからまた来ます。」
「おう、待ってるぞ!」
ギルドを出るとすぐ左隣が宿屋になっていた。宿屋に入りとりあえず5日分の代金を支払う。
「夕食はすぐ食べられるけどどうする?」
宿屋のおばちゃんが聞いて来るので頼むと答える。
食堂の椅子に座ると殆ど同時に料理が出て来た。パンにスープ、肉串とエールだ。
「エールは2杯目からは有料だよ。」
リュートは丸1日何も食べていなかった様だ。食事を見た途端お腹が空いてるのが解る。まずパンをかじる。固くぼそぼそしたパンだ。スープを一口。思ったより塩味がきつくない。野菜が多めで出汁になっていて、意外に美味しい。肉串も無難な味だ。スープをパンに付けながら食べると結構食べられる。エールはやはり温い。その上、ちょっと酸っぱかった。
口直しに果実水を頼むと銅貨1枚だと言われたので銀貨を出してお釣りをもらう。
果実水も温かった。
部屋に入り、自分と部屋にクリーンの魔法をかけて横になる。まだ寝るには早い時間だが、今日は疲れた。
これからどうするべきか考えているうちに眠りに就いてしまうリュートだった。
困った。時刻はもうすぐ夕刻、周りは徐々に暗くなって来ている。野宿しようにも準備が無い。ここが街道の中間ならどちらへ行っても町まではかなり歩く事になる。魔物に襲われるのは必至だ。
そう考えていた時右手側に何かの気配が引っかかる。魔物か?集中してみるとどうやら人の気配だ。ただ、こんな時間に1人と言うのが引っかかる。少し待つと姿が見えて来る。
屈強そうな大男だ。見た目は農夫に見える。意を決して声を掛ける事にする。
「すみません。町へ行くにはどっちが近いのでしょうか?」
「なんだ?見かけない顔だが何処から来た?」
大男が質問を質問で返してくる。
「それが、自分でも分からないのです。気が付いたらここに倒れていました。」
「ん?不審な奴だな。こっちには畑しかない。町はこっちだ。俺は町へ帰る途中だ。お前は町から来たんじゃないのか?」
どうやら右手は行き止まりで畑になっているらしい。左手が町だと言う。
「記憶が、無いんです。自分が誰なのか、何処から来たのか、何も思い出せません。」
「そいつは困ったな。一緒に来い。衛兵に保護して貰うと良いだろう。」
「衛兵ですか?」
「ああ、フラムの町はこの国最東端の町でな。割と大きい。町の厄介事は衛兵が大抵解決してくれる。」
リュートは大男に着いて歩きながら話を聞いている。
「身分証か金は持ってるか?」
「身分証は持っています。それによるとリュートと言うのが僕の名前らしいです。」
「おまえ、自分の名前も忘れてるのか?」
「はい。フラムの町と言うのも聞いた事がありません。何処の国の町なのでしょうか?」
その言葉に大男は天を仰いだ。
大男の名前はドラスクと言うらしい。彼の話によれば、この国はナイトハルト王国と言うらしい。ベスグラント王国を知ってるか尋ねたが、聞いた事が無いと言われた。
どうやら別の大陸に飛ばされた様だ。問題は飛ばされたのがユーリの魂だけなのか、リュートも一緒に飛ばされたのかと言う事だ。
町に着く頃にはもう日は沈んでおり、門が閉まるまで10分と言うギリギリの時間であった。町に着くとすぐにドラスクさんが衛兵に事情を話してくれて、リュートは衛兵の詰め所に連れていかれた。
「記憶が無いそうだが、身分を証明するものは持っているか?」
そう問われたので冒険者ギルドのカードを提示する。
「リュート、ランクEか。どうやらギルドカードは本物らしいな。この時間ならまだ冒険者ギルドは開いている。ギルドに行って自分の事を聞いてみると良い。」
そう言って冒険者ギルドの場所を教えてくれた。
問題は2つ、知り合いがこの町に居た場合。どう誤魔化すか。居なかった場合。お金をどうするかだ。
とりあえず冒険者ギルドへと向かう。場所は中央へ向かって歩けば大きな建物が見えて来るのでそれがギルドだと教わった。
なるほど、すぐにギルドは見つかった。中央へ行くに従って冒険者の密度が増えて来る。その冒険者の出入りしている建物がギルドだとすぐに判る。
ギルドに入ると出入りの激しい訳が解る。ギルドの半分程が酒場になっているのだ。一仕事終えて酒を飲んでから帰るのが冒険者流なのだろう。まだ、時間的に早いので依頼の報告をしている者も多い。多分、この時間帯が一番混むのでは無いだろうか?
リュートは一通り見渡し、空いてるカウンターを見つけると、そこへ向かった。
「ちょっと聞きたい事があるのですが、良いでしょうか?」
「聞きたい事?ここは冒険者登録の窓口だが、構わないか?」
リュートは頷いてから、ギルドカードを出し。この名前に見覚えが無いか聞いてみる。
「実は記憶喪失で自分が誰か分からないんです。手掛かりはこれだけで。」
「それは大変だな。ちょっと待っててくれ他の奴にも聞いてみるから。」
暫く待つと何人かのギルド職員がリュートの顔を見に来た。皆首を横に振っている。どうやら僕を知っている人は居ないらしい。となると、リュートも何処かからこの地へ飛ばされた可能性が高くなる。
「記憶喪失だって?金は持ってるのか?」
いきなり後ろから声を掛けられた。
「ああ、驚かせたか済まんな。ギルドマスターのべリアスだ。」
背は大男と言う程では無いが威圧感が凄い。ギルドマスターだけあってレベルも高いのだろう。
「それなんですが、一応お金は持ってるんですが、ここで使えるかどうか?」
「ん?どう言う事だ?見せてみろ。」
リュートはアイテムボックスから出して置いた。銀貨と銅貨を3枚ずつカウンターに出す。
「これは見た事が無い硬貨だな。」
「ベスグラント王国と言う所の通貨です。」
「ベスグラント王国?確か、西にある大陸の国の名前じゃ無かったか?」
ギルドマスターが振り返って職員に尋ねるが明確な答えは返ってこない。
「これはこの国じゃ使えんな。何か金になるような物は持ってないのか?宝石とか武器とか?」
リュートは少し考えるが宝石は大きな原石位しか持っていない。武器は使わないので持っていない。
「あの、魔石なら少し持ってますが?」
「魔石か?物によっては買い取るぞ。」
リュートはあまり大きすぎない魔石を5つほどカウンターの上に乗せる。
「割と大きいな。オークと狼系の魔物かな?全部で金貨2枚なら引き取ろう。どうだ?」
「銀貨で貰えるならその値段で構いません。」
「解った。おい!銀貨20枚払ってやれ。しかし、記憶喪失の割にそう言う所はしっかりしてるな。」
「多分、金貨はあまり使った事が無いのかもしれません。」
そう言ってギルド職員から小さな袋を受け取る。中には銀貨が20枚入っている。見た事の無い銀貨だ。
「あ、それから、安い宿屋を探しているのですが?」
「それならこのギルドの隣が宿屋になっている。冒険者用の宿屋で1泊銀貨1枚で食事つきだ。」
「それは助かります。」
「暫くこの町に居るなら依頼も受けてくれよ。」
「解りました。装備を整えてからまた来ます。」
「おう、待ってるぞ!」
ギルドを出るとすぐ左隣が宿屋になっていた。宿屋に入りとりあえず5日分の代金を支払う。
「夕食はすぐ食べられるけどどうする?」
宿屋のおばちゃんが聞いて来るので頼むと答える。
食堂の椅子に座ると殆ど同時に料理が出て来た。パンにスープ、肉串とエールだ。
「エールは2杯目からは有料だよ。」
リュートは丸1日何も食べていなかった様だ。食事を見た途端お腹が空いてるのが解る。まずパンをかじる。固くぼそぼそしたパンだ。スープを一口。思ったより塩味がきつくない。野菜が多めで出汁になっていて、意外に美味しい。肉串も無難な味だ。スープをパンに付けながら食べると結構食べられる。エールはやはり温い。その上、ちょっと酸っぱかった。
口直しに果実水を頼むと銅貨1枚だと言われたので銀貨を出してお釣りをもらう。
果実水も温かった。
部屋に入り、自分と部屋にクリーンの魔法をかけて横になる。まだ寝るには早い時間だが、今日は疲れた。
これからどうするべきか考えているうちに眠りに就いてしまうリュートだった。
1
あなたにおすすめの小説
侯爵家の愛されない娘でしたが、前世の記憶を思い出したらお父様がバリ好みのイケメン過ぎて毎日が楽しくなりました
下菊みこと
ファンタジー
前世の記憶を思い出したらなにもかも上手くいったお話。
ご都合主義のSS。
お父様、キャラチェンジが激しくないですか。
小説家になろう様でも投稿しています。
突然ですが長編化します!ごめんなさい!ぜひ見てください!
召喚失敗から始まる異世界生活
思惟岳
ファンタジー
庭付き一戸建て住宅ごと召喚されたせいで、召喚に失敗。いったん、天界に転送されたジュンは、これからどうしたいかと神に問われた。
「なろう」さまにも、以前、投稿させていただいたお話です。
ペンネームもタイトルも違うし、かなり書き直したので、別のお話のようなものですけれど。
インターネットで異世界無双!?
kryuaga
ファンタジー
世界アムパトリに転生した青年、南宮虹夜(ミナミヤコウヤ)は女神様にいくつものチート能力を授かった。
その中で彼の目を一番引いたのは〈電脳網接続〉というギフトだ。これを駆使し彼は、ネット通販で日本の製品を仕入れそれを売って大儲けしたり、日本の企業に建物の設計依頼を出して異世界で技術無双をしたりと、やりたい放題の異世界ライフを送るのだった。
これは剣と魔法の異世界アムパトリが、コウヤがもたらした日本文化によって徐々に浸食を受けていく変革の物語です。
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
傷物転生令嬢マグダリーナと原初の魔法使いエステラの幻想譚-女神とスライムの光とともに- (旧タイトル:ナイナイづくしで始まった、傷物令嬢の異
天三津空らげ
ファンタジー
日本の田舎で平凡な会社員だった松田理奈は、不慮の事故で亡くなり10歳のマグダリーナに異世界転生した。転生先の子爵家は、どん底の貧乏。父は転生前の自分と同じ歳なのに仕事しない。二十五歳の青年におまるのお世話をされる最悪の日々。転生チートもないマグダリーナが、美しい魔法使いの少女に出会った時、失われた女神と幻の種族にふりまわされつつQOLが爆上がりすることになる――
※他サイトでも掲載しています
※ちょいちょい手直ししていってます
2026.12.14 タイトル変更 旧タイトル:ナイナイづくしで始まった、傷物令嬢の異世界生活
転生令息は攻略拒否!?~前世の記憶持ってます!~
深郷由希菜
ファンタジー
前世の記憶持ちの令息、ジョーン・マレットスは悩んでいた。
ここの世界は、前世で妹がやっていたR15のゲームで、自分が攻略対象の貴族であることを知っている。
それはまだいいが、攻略されることに抵抗のある『ある理由』があって・・・?!
(追記.2018.06.24)
物語を書く上で、特に知識不足なところはネットで調べて書いております。
もし違っていた場合は修正しますので、遠慮なくお伝えください。
(追記2018.07.02)
お気に入り400超え、驚きで声が出なくなっています。
どんどん上がる順位に不審者になりそうで怖いです。
(追記2018.07.24)
お気に入りが最高634まできましたが、600超えた今も嬉しく思います。
今更ですが1日1エピソードは書きたいと思ってますが、かなりマイペースで進行しています。
ちなみに不審者は通り越しました。
(追記2018.07.26)
完結しました。要らないとタイトルに書いておきながらかなり使っていたので、サブタイトルを要りませんから持ってます、に変更しました。
お気に入りしてくださった方、見てくださった方、ありがとうございました!
転生してチートを手に入れました!!生まれた時から精霊王に囲まれてます…やだ
如月花恋
ファンタジー
…目の前がめっちゃ明るくなったと思ったら今度は…真っ白?
「え~…大丈夫?」
…大丈夫じゃないです
というかあなた誰?
「神。ごめんね~?合コンしてたら死んじゃってた~」
…合…コン
私の死因…神様の合コン…
…かない
「てことで…好きな所に転生していいよ!!」
好きな所…転生
じゃ異世界で
「異世界ってそんな子供みたいな…」
子供だし
小2
「まっいっか。分かった。知り合いのところ送るね」
よろです
魔法使えるところがいいな
「更に注文!?」
…神様のせいで死んだのに…
「あぁ!!分かりました!!」
やたね
「君…結構策士だな」
そう?
作戦とかは楽しいけど…
「う~ん…だったらあそこでも大丈夫かな。ちょうど人が足りないって言ってたし」
…あそこ?
「…うん。君ならやれるよ。頑張って」
…んな他人事みたいな…
「あ。爵位は結構高めだからね」
しゃくい…?
「じゃ!!」
え?
ちょ…しゃくいの説明ぃぃぃぃ!!
社畜サラリーマン、異世界でパンと魔法の経営革命
遊鷹太
ファンタジー
過労死寸前の30代サラリーマン・佐藤健は、気づけば中世ヨーロッパ風の異世界に転生していた。与えられたのは「発酵魔法」という謎のスキルと、前世の経営知識。転生先は辺境の寒村ベルガルド――飢えと貧困にあえぐ、希望のない場所。「この世界にパンがない…だと?」健は決意する。美味しいパンで、人々を笑顔にしよう。ブラック企業で培った根性と、発酵魔法の可能性。そして何より、人を幸せにしたいという純粋な想い。小さなパン屋から始まった"食の革命"は、やがて王国を、大陸を、世界を変えていく――。笑いあり、涙あり、そして温かい人間ドラマ。仲間たちとの絆、恋の芽生え、強大な敵との戦い。パン一つで世界を救う、心温まる異世界経営ファンタジー。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる