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第31話 アンゼリカちゃん(後編)
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私は改めて周りを見回す。
みんな緊張した面持ちで私を見つめている。
アンゼリカちゃんも……可愛いなあ。
こんな子を守るためなら、世界を敵に回したって怖くはない!
そんな気持ちにさせてくれる仲間が私にはいる。
そして、そんな仲間たちは私を信頼してくれている。
だから私も応えなければならない。
それが私の責任であり、使命なんだ!
みんなが私の手に重ねた手は、魔力を増幅させていく。
イワンたちの想いが私の中で確実に融合していく。
その魔力の波動が、まるで生命体のように脈動しながら部屋全体を包み込んでいく。
変態とメイドたちも、その光に呼応するかのように跪いた。
この集結した力があれば、きっとアンゼリカちゃんを呼び寄せられると私は強く信じていく。
そう覚悟を決めた私から発せられた光が、部屋中に広がっていく。
みんなの目が、その光が、私とアンゼリカちゃんを繋いでくれる!
そんな確信と共に私は最後の言葉を紡ぐ。
「アンゼリカちゃん! 御託はいいから来なさい!」
私の心の思いと共に、その光はさらに大きくなっていく。
魔力の高まりとともに部屋の空間が歪み始めた。
壁や天井が波打ち、重力すらもおかしくなってくる。
そしてその中心にいる私を、みんなが必死に支えようと寄り添っている。
この異常な現象の背景には、私の魔王としての覚醒が隠されているのだ。
私の意思と仲間たちの想いが連動し、ついに時空を超えた召喚が可能になろうとしていた。
そして……私の魔力が限界を迎えようとした瞬間。
アンゼリカちゃんの小さい身体が、私たちの世界へ飛び込んできた。
「無茶苦茶ですね、魔王様。……いえ、リーシャ様」
呆れたように、それでいて嬉しそうに、銀髪の美少女が私に抱きつきながら呟いた。
「無茶苦茶でいいの! それが私なんだから!」
そう返すと、アンゼリカちゃんの表情が暗くなる。
「もう、わかりましたよね? リーシャ様の前世を勇者に殺させるように仕向けたのは私です。それを知ったリーシャ様は、私をどう処分するのでございますか?」
申し訳なさそうなアンゼリカちゃんの頭に、私はそっと手を乗せる。
「まあ、思うことは色々あるけど、それは後で。今は……私の大切な友人が戻ってきたことを祝うよ」
私の嘘偽りのない気持ちだ。
アンゼリカちゃんが、私の前世の岩下真帆を殺した上沢恵=イワンを操っていたのは私の知るところとなった。
たしかに岩下真帆の人生を奪い、周りの人間の人生に影を落としたはずだ。
私の両親にお姉ちゃん、クラスメイトたちや、電車内で私が殺されるのを見た乗客たち。
殺された私だけではない。
多くの人間の人生を狂わせた。
本来なら、その報いを受けてほしいと願うのは当然だろう。
でも、それは限りある1度きりの命が死を迎えた時の感情だ。
私は岩下真帆として1度死に、リーシャ・リンベルとして新たな生を受けた。
無論、二度と岩下真帆の家族や友人に会えない寂しさはある。
だから私はこう、アンゼリカちゃんに告げるのだ。
「アンゼリカちゃん! 私の妹になりなさい!」
……あれえ? なんか部屋の空気が凍った気がする。
変態が跪いたまま私を見つめているし、イワンたちとメイドさんたちはポカーンとしている。
おっかしいなあ? なんか間違ったかな?
するとアンゼリカちゃんが私の目を見つめて言った。
「んもう……魔王様……いえ、リーシャ様。貴女というお人は……」
アンゼリカちゃんが涙を拭いながら微笑んで、私に抱きついたまま頭を下げた。
「ですが、私がこの現し世に戻ったことは、神々に知られることでしょう。いかが対処するおつもりですか?」
アンゼリカちゃんを封じていたという神々、か。
「う~ん、それなんだけど。ねえアンゼリカちゃん、過去に何がどうなってこうなっているのか説明してくれるかな?」
するとアンゼリカちゃんが口を開く前に、直接脳に入り込むような声が聞こえてきた⁉
『封印を破るとは愚かな』
『不穏分子共よ、この部屋を丸ごと封じてやろうぞ』
「神々の声‼」
アンゼリカちゃんの表情が険しくなる。
その瞬間、部屋が大きく歪んだ!
身体が浮遊する感覚に襲われる。
……こいつらが神々⁉
なら、丁度いい!
「私の魔力全開! みんな、しばらく私に掴まってて!」
アンゼリカちゃんを守り、そして仲間たちをも守るため、私は全ての力を結集した。
前前世の記憶が徐々に蘇ってきて、自分の使命をよりはっきりと理解できるようになってきた。
これまで繰り返されてきた転生の歴史に終止符を打つ。
そのためなら神々をも倒してみせると、私は強く心に誓った。
「アンゼリカちゃんも‼」
「は、はい魔王さ……リーシャ様!」
私、アンゼリカちゃん、イワンたちが互いに手を取り合う。
そして膨大な魔力が部屋いっぱいに広がった時。
新たな力が私に発現し、魔力が部屋中に満ちていく。
「今は忙しいから! とりあえず、当分出てこないで!」
それは青白い光となって壁や天井を覆い、まるで生命体のように脈動している。
神々の声が聞こえなくなるにつれ、その光は強さを増していった。
『はあ⁉ ちょっと、またそんな言霊だけで⁉』
『裏切り者おおおおおおおおお』
神々とかいうのは、そんな断末魔を残して気配を消した。
なんか……あっさりと終わった気がする。
「これって神々問題は終わったのかな?」
「いや、リーシャ。ただ神々の干渉を一時的に封じただけさ。魔王だった君の時代と同じ……僕を地上へと派遣した状況に戻っただけさ」
イワンが答えてくれるけど、それってもしや?
「今のは、地上はリーシャ様が支配したと宣言する魔法なのですよ。一応は一件落着なのでしょうね」
「アンゼリカちゃん、それってつまり?」
「地上に直接送り込んで来るしか、神々は策がなくなったのであります。ただ、こちらからの攻撃手段をも失いました。……やれやれ、これではまた、魔王様が死ぬまで神々を屠ることが出来なくなりました。残念無念でございます」
そう言いつつも、アンゼリカちゃんの表情は満足気だった。
魔王と、その腹心か。
ただその関係にするつもりはないからね。
「私は前にも言ったけど、支配とか興味ないからね。ただ生きて、みんなと一緒に人生を楽しみたいだけ」
私の言葉に、アンゼリカの目が大きく見開かれた。
「前にも……? リーシャ様、もしかして記憶が……」
アンゼリカちゃんの言葉が途切れる。
私の目に、かつての魔王時代の輝きが宿っているのを感じたからだ。
「そうだよ、アンゼリカちゃん。私、少しずつ思い出してきたよ。だからこそ言えるんだ。これからもよろしくね、私の大切な友人」
記憶が断片的に蘇ってくる。
かつての私とアンゼリカちゃんの日々、神々との戦い、そして転生を選んだ理由。
それらが紡がれ、今の私の意識と融合していく。
アンゼリカちゃんの目に涙が溢れる。
それは喜びと安堵、そして長年の孤独が解放された瞬間の感情だった。
アンゼリカちゃんの姿が目の前に現れた時、私は長年の絆を感じずにはいられなかった。
彼女が私の前世を操り、数々の悲劇を招いたことを知りつつも、今は深い信頼と喜びの念が湧き上がっていた。
私たちは互いに救われ、そして支え合うべき存在なのだと、心から感じることができた。
「リーシャ様……本当に、本当にお帰りなさい」
と、彼女は小さく呟いた。
イワンたちの表情が驚きと畏敬の念に変わっていく。
ソフィアは目を輝かせ、カリーナは嬉しそうに微笑んでいる。
変態とメイドたちは恭しく頭を下げているけど、別に私は偉くないからな?
そして……私の意識が遠のいていくのを感じた。
これまでの戦いと新たに目覚めた魔力の使用で、ついに限界に達してしまったようだ。
アンゼリカちゃんも、イワンも、ボリスも、フェリクスも、ユリウスも、ニコライも、ソフィアも、カリーナも、変態も、メイドさんたちも驚いているけど……これは駄目かも。
周囲の人々が私に近づいてくるが、もはや意識を保つことができない。
神々との対峙とアンゼリカちゃんとの再会。
そして自身の正体の確認は済んだ。
ちょっと休んでいいよね?
あとは起きてから考えよう。
そんな私にアンゼリカちゃんが笑いながらこう言ってきた気がした。
「ちゃんとファーストキスの相手を選ばないと駄目ですよ? ちなみに私も候補ですからね」
アンゼリカちゃんまで私を巡る争いに参戦してくる……だと⁉
なにはともあれ、私は眠りに落ちたのであった。
みんな緊張した面持ちで私を見つめている。
アンゼリカちゃんも……可愛いなあ。
こんな子を守るためなら、世界を敵に回したって怖くはない!
そんな気持ちにさせてくれる仲間が私にはいる。
そして、そんな仲間たちは私を信頼してくれている。
だから私も応えなければならない。
それが私の責任であり、使命なんだ!
みんなが私の手に重ねた手は、魔力を増幅させていく。
イワンたちの想いが私の中で確実に融合していく。
その魔力の波動が、まるで生命体のように脈動しながら部屋全体を包み込んでいく。
変態とメイドたちも、その光に呼応するかのように跪いた。
この集結した力があれば、きっとアンゼリカちゃんを呼び寄せられると私は強く信じていく。
そう覚悟を決めた私から発せられた光が、部屋中に広がっていく。
みんなの目が、その光が、私とアンゼリカちゃんを繋いでくれる!
そんな確信と共に私は最後の言葉を紡ぐ。
「アンゼリカちゃん! 御託はいいから来なさい!」
私の心の思いと共に、その光はさらに大きくなっていく。
魔力の高まりとともに部屋の空間が歪み始めた。
壁や天井が波打ち、重力すらもおかしくなってくる。
そしてその中心にいる私を、みんなが必死に支えようと寄り添っている。
この異常な現象の背景には、私の魔王としての覚醒が隠されているのだ。
私の意思と仲間たちの想いが連動し、ついに時空を超えた召喚が可能になろうとしていた。
そして……私の魔力が限界を迎えようとした瞬間。
アンゼリカちゃんの小さい身体が、私たちの世界へ飛び込んできた。
「無茶苦茶ですね、魔王様。……いえ、リーシャ様」
呆れたように、それでいて嬉しそうに、銀髪の美少女が私に抱きつきながら呟いた。
「無茶苦茶でいいの! それが私なんだから!」
そう返すと、アンゼリカちゃんの表情が暗くなる。
「もう、わかりましたよね? リーシャ様の前世を勇者に殺させるように仕向けたのは私です。それを知ったリーシャ様は、私をどう処分するのでございますか?」
申し訳なさそうなアンゼリカちゃんの頭に、私はそっと手を乗せる。
「まあ、思うことは色々あるけど、それは後で。今は……私の大切な友人が戻ってきたことを祝うよ」
私の嘘偽りのない気持ちだ。
アンゼリカちゃんが、私の前世の岩下真帆を殺した上沢恵=イワンを操っていたのは私の知るところとなった。
たしかに岩下真帆の人生を奪い、周りの人間の人生に影を落としたはずだ。
私の両親にお姉ちゃん、クラスメイトたちや、電車内で私が殺されるのを見た乗客たち。
殺された私だけではない。
多くの人間の人生を狂わせた。
本来なら、その報いを受けてほしいと願うのは当然だろう。
でも、それは限りある1度きりの命が死を迎えた時の感情だ。
私は岩下真帆として1度死に、リーシャ・リンベルとして新たな生を受けた。
無論、二度と岩下真帆の家族や友人に会えない寂しさはある。
だから私はこう、アンゼリカちゃんに告げるのだ。
「アンゼリカちゃん! 私の妹になりなさい!」
……あれえ? なんか部屋の空気が凍った気がする。
変態が跪いたまま私を見つめているし、イワンたちとメイドさんたちはポカーンとしている。
おっかしいなあ? なんか間違ったかな?
するとアンゼリカちゃんが私の目を見つめて言った。
「んもう……魔王様……いえ、リーシャ様。貴女というお人は……」
アンゼリカちゃんが涙を拭いながら微笑んで、私に抱きついたまま頭を下げた。
「ですが、私がこの現し世に戻ったことは、神々に知られることでしょう。いかが対処するおつもりですか?」
アンゼリカちゃんを封じていたという神々、か。
「う~ん、それなんだけど。ねえアンゼリカちゃん、過去に何がどうなってこうなっているのか説明してくれるかな?」
するとアンゼリカちゃんが口を開く前に、直接脳に入り込むような声が聞こえてきた⁉
『封印を破るとは愚かな』
『不穏分子共よ、この部屋を丸ごと封じてやろうぞ』
「神々の声‼」
アンゼリカちゃんの表情が険しくなる。
その瞬間、部屋が大きく歪んだ!
身体が浮遊する感覚に襲われる。
……こいつらが神々⁉
なら、丁度いい!
「私の魔力全開! みんな、しばらく私に掴まってて!」
アンゼリカちゃんを守り、そして仲間たちをも守るため、私は全ての力を結集した。
前前世の記憶が徐々に蘇ってきて、自分の使命をよりはっきりと理解できるようになってきた。
これまで繰り返されてきた転生の歴史に終止符を打つ。
そのためなら神々をも倒してみせると、私は強く心に誓った。
「アンゼリカちゃんも‼」
「は、はい魔王さ……リーシャ様!」
私、アンゼリカちゃん、イワンたちが互いに手を取り合う。
そして膨大な魔力が部屋いっぱいに広がった時。
新たな力が私に発現し、魔力が部屋中に満ちていく。
「今は忙しいから! とりあえず、当分出てこないで!」
それは青白い光となって壁や天井を覆い、まるで生命体のように脈動している。
神々の声が聞こえなくなるにつれ、その光は強さを増していった。
『はあ⁉ ちょっと、またそんな言霊だけで⁉』
『裏切り者おおおおおおおおお』
神々とかいうのは、そんな断末魔を残して気配を消した。
なんか……あっさりと終わった気がする。
「これって神々問題は終わったのかな?」
「いや、リーシャ。ただ神々の干渉を一時的に封じただけさ。魔王だった君の時代と同じ……僕を地上へと派遣した状況に戻っただけさ」
イワンが答えてくれるけど、それってもしや?
「今のは、地上はリーシャ様が支配したと宣言する魔法なのですよ。一応は一件落着なのでしょうね」
「アンゼリカちゃん、それってつまり?」
「地上に直接送り込んで来るしか、神々は策がなくなったのであります。ただ、こちらからの攻撃手段をも失いました。……やれやれ、これではまた、魔王様が死ぬまで神々を屠ることが出来なくなりました。残念無念でございます」
そう言いつつも、アンゼリカちゃんの表情は満足気だった。
魔王と、その腹心か。
ただその関係にするつもりはないからね。
「私は前にも言ったけど、支配とか興味ないからね。ただ生きて、みんなと一緒に人生を楽しみたいだけ」
私の言葉に、アンゼリカの目が大きく見開かれた。
「前にも……? リーシャ様、もしかして記憶が……」
アンゼリカちゃんの言葉が途切れる。
私の目に、かつての魔王時代の輝きが宿っているのを感じたからだ。
「そうだよ、アンゼリカちゃん。私、少しずつ思い出してきたよ。だからこそ言えるんだ。これからもよろしくね、私の大切な友人」
記憶が断片的に蘇ってくる。
かつての私とアンゼリカちゃんの日々、神々との戦い、そして転生を選んだ理由。
それらが紡がれ、今の私の意識と融合していく。
アンゼリカちゃんの目に涙が溢れる。
それは喜びと安堵、そして長年の孤独が解放された瞬間の感情だった。
アンゼリカちゃんの姿が目の前に現れた時、私は長年の絆を感じずにはいられなかった。
彼女が私の前世を操り、数々の悲劇を招いたことを知りつつも、今は深い信頼と喜びの念が湧き上がっていた。
私たちは互いに救われ、そして支え合うべき存在なのだと、心から感じることができた。
「リーシャ様……本当に、本当にお帰りなさい」
と、彼女は小さく呟いた。
イワンたちの表情が驚きと畏敬の念に変わっていく。
ソフィアは目を輝かせ、カリーナは嬉しそうに微笑んでいる。
変態とメイドたちは恭しく頭を下げているけど、別に私は偉くないからな?
そして……私の意識が遠のいていくのを感じた。
これまでの戦いと新たに目覚めた魔力の使用で、ついに限界に達してしまったようだ。
アンゼリカちゃんも、イワンも、ボリスも、フェリクスも、ユリウスも、ニコライも、ソフィアも、カリーナも、変態も、メイドさんたちも驚いているけど……これは駄目かも。
周囲の人々が私に近づいてくるが、もはや意識を保つことができない。
神々との対峙とアンゼリカちゃんとの再会。
そして自身の正体の確認は済んだ。
ちょっと休んでいいよね?
あとは起きてから考えよう。
そんな私にアンゼリカちゃんが笑いながらこう言ってきた気がした。
「ちゃんとファーストキスの相手を選ばないと駄目ですよ? ちなみに私も候補ですからね」
アンゼリカちゃんまで私を巡る争いに参戦してくる……だと⁉
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