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第2章 英雄の最期
エピローグ
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フィーリアの両親のクルトさんとユーリアさん、ドワーフ戦士のゲッペンさんたちや、ちびっ子の少女2人のドワーフに見送られ、王都ベルンへと出発する。
「ねえ、なんかリョウの様子が変じゃない?」
「ん? 傭兵? いつもじゃない?」
先頭を歩くリョウの後ろ姿を見ながら、私はベレニスに問いかけたが、ベレニスは不思議そうに返答した。
「むっつりで、無口で、目つきが怖くて、エスコートもしないし、オシャレもしない。それでお金持ちでもないし、優しい言葉で私の気分を良くしないし……アレ、男として変じゃね?」
おいおい、真顔で言うなってベレニス。
う~ん……たしかにリョウは常に陰鬱な雰囲気と影を背負っている存在だけども。
「ああ、あれっすね。母ちゃんに次は孫たちを会わせてねとか、父ちゃんに自分に手を出したら殺すとか言われて、ちょっと動揺していたっす。ちなみに孫というのは、自分だけが産むんじゃなくって、ローゼさんとベレニスさんにも産んでもらうって意味っすね」
フィーリアの解説。
ほ、ほえっ⁉
「へえ~そうなんだ……って! なんでローゼはともかく私までっ⁉」
ベレニスも動揺している。
そして……
ていっと、ベレニスは風魔法でリョウをふっ飛ばしたのであった。
「ちょっ⁉ ベレニス! 大丈夫? リョウ……」
「ふん! いい気味だわ! 複数の女の子に手を出そうとした罰よ。このむっつりスケベ!」
ベレニスは顔を赤くしてツンツンしている。
「お、俺は何も言ってないぞ!」
「ほ~ら、言い訳。態度に出てるのよ! 行くわよローゼ! フィーリア! 傭兵はほっといてね!」
「まあ、リョウ様のようなヘタレがハーレムを作ろうなんて無理っすよ。せいぜいローゼさんぐらいじゃないっすか?」
フィーリアはケラケラと笑っている。
「いやいやいや、私は別に……っていうか、ベレニス先に行くなああああ!」
私は赤面を誤魔化し叫んだのであった。
「と、ともかく俺たちも行くぞ」
起き上がったリョウも、また赤面しているのだった。
「ローゼさんローゼさん」
歩きだして少しして、フィーリアがちょんちょんと私の肩を叩いてくる。
「ローゼさんは、アニスマニアを自負しているっすけど、恋愛まで真似る必要ないっすよ。シュタイン王の手記を読んだなら、わかるはずっす。十年も一緒にいてくっつかなかったレインとアニスに、他の英雄たちはうんざりしていたっすからね」
フィーリアは小声で優しく諭すように告げてくる。
リョウは先頭を歩き、ベレニスはあくびをしながら後ろを歩いていた。
「いやいや、その辺は伝承として残っていて有名な話だし。知っているし、ちゃんと2人が結ばれているから大丈夫だし」
動揺しまくりな私の返答に、フィーリアはキシシと笑う。
「自分もベレニスさんも、うんざりする日が続きそうっすねえ……」
「ふえ?」
フィーリアの呟きの意味がわからず、私は首を傾げる。
「もっとも七英雄をなぞる必要はないっすし、リョウ様とローゼさんが良ければ、自分はハーレムでも祝福するっすよ」
悪戯っぽくフィーリアは笑うとベレニスに近づき、2人でなんかまた口喧嘩を始めた。
でもそのうちに、理想の恋人のタイプについての話へと変化していた。
ホント、自由な2人だよ。
「じゃあベレニスさんは、どういう男がタイプなんすかあ?」
つい聞き耳を立てる私。
「そりゃあイケメンで目が怖くなくて、寝癖なんて付きっぱなしじゃなくて、身だしなみをキチンとしてて、お喋りで飽きさせないでくれて、料理も出来て、お金をいっぱい持ってて……そんでもって私にめっちゃ優しい人よねえ」
ベレニスは、指を折りながら条件を口にする。
うん、もうそれリョウの真逆じゃない?
チラリと振り返ったリョウが、私たちに気付き慌てて前を向く。
「はは……ベレニスさんは理想が高すぎるっすね。まあ、ベレニスさんは生涯独身確定っと」
「ちょっとお! どういう意味よ、フィーリア!」
エルフの少女とドワーフの少女のじゃれあう声を耳にしながら、私はリョウを追って歩き出す。
「リョウはドワーフの里はどうだった? 私は1週間書庫に籠もっちゃってて、あまり外を見てないんだ。たまに遊びに来る少女たちと遊んだりはしたけど。リョウは何かあった?」
「俺はクルト殿の工房の仕事を手伝ったり、剣の稽古を、ゲッペン殿らドワーフの戦士たち総出でつけてもらったりだな。斧使いと戦ったことなかったから勉強になったよ。……ローゼはいい本は見つかったのか?」
「まあね~。人間側が失った時代の資料がいっぱいあってね。読んでて面白かった。特に、魔王討滅後から大乱までの期間かな。七英雄の最期って、傭兵アランしか正確な死亡時期がわかってなかったんだ。けど、神官ザックスと剣士レインの死亡年代がわかったし、病死した2人が盛大に葬儀をされていたの。民衆や王侯貴族が2人の死に悲しんでくれたからってのは、英雄の最期として良かったと思う。……でも七英雄の人間で唯一、魔女アニスについては何もわからなかった。……資料が足りないのか、記述すらないし……」
私は長い長い歴史に埋もれた、アニスについて思いを馳せる。
魔女として生きた、彼女の晩年の生き方や想いが知りたいのだ。
15歳で旅立ち、十年共に旅をして魔王を倒した英雄。
そして仲間であったレインと結婚し、子供を産み、育てながら大陸を夫と旅をし続けた彼女。
夫の死後に、何を想って旅を続けたのだろう?
孫が王に殺されたと聞いてどう思ったのだろう?
七英雄の仲間であり、幼少期からアニスとレインが面倒を見ていたアランの戦死。
それを知らされてどう思ったのだろう?
英雄の最期を考えては胸が苦しくなる。
悲劇の最期なんて望んでいないのだ。
「ローゼ?」
思考の海に浸っている私に、リョウの声がかかる。
「リョウは、私より先に死ぬのは禁止ね」
思わず口にしちゃっていた。
私は慌てて言い訳をしようとする。
でもその前にリョウは、フッと力を抜いて苦笑する。
「ならローゼも、俺より先に死ぬのは禁止だな」
「それじゃあどっちも死ねないじゃん」
私は口を尖らせる。
そしてどちらからともなく笑いだす。
「何を話しているんすかあ?」
「どうせ傭兵が頭の悪いこと言ったんでしょ!」
私たちに追いついたベレニスとフィーリアが、によによしている。
「寿命の長いエルフとドワーフが、羨ましいって話かな?」
「若いのに何言ってるのよ? ローゼってお子ちゃまねえ」
「ん~まあ、自分もベレニスさんも、ローゼさんとリョウ様には長生きしてもらいたいって思っているっすよ。お2人には感謝しかないっすから」
4人は互いの顔をみて笑う。
うん、私も長生きして旅を続けていこう。
そう心に誓ったのだ。
どんな困難でも、みんなとなら乗り越えられる。
たとえどんなに辛い出来事が起こっても、この仲間たちがいれば私は前に進める。
「それじゃ王都へ行こっか」
私の号令に皆が返事をして歩きだす。
みんなの笑い声を聞きながら私は思った。
英雄の最期は笑いながらが一番良い。
旅立つ英雄を見送る者たちも。
それまで仲間と一緒にいられるなら。
「ねえ、なんかリョウの様子が変じゃない?」
「ん? 傭兵? いつもじゃない?」
先頭を歩くリョウの後ろ姿を見ながら、私はベレニスに問いかけたが、ベレニスは不思議そうに返答した。
「むっつりで、無口で、目つきが怖くて、エスコートもしないし、オシャレもしない。それでお金持ちでもないし、優しい言葉で私の気分を良くしないし……アレ、男として変じゃね?」
おいおい、真顔で言うなってベレニス。
う~ん……たしかにリョウは常に陰鬱な雰囲気と影を背負っている存在だけども。
「ああ、あれっすね。母ちゃんに次は孫たちを会わせてねとか、父ちゃんに自分に手を出したら殺すとか言われて、ちょっと動揺していたっす。ちなみに孫というのは、自分だけが産むんじゃなくって、ローゼさんとベレニスさんにも産んでもらうって意味っすね」
フィーリアの解説。
ほ、ほえっ⁉
「へえ~そうなんだ……って! なんでローゼはともかく私までっ⁉」
ベレニスも動揺している。
そして……
ていっと、ベレニスは風魔法でリョウをふっ飛ばしたのであった。
「ちょっ⁉ ベレニス! 大丈夫? リョウ……」
「ふん! いい気味だわ! 複数の女の子に手を出そうとした罰よ。このむっつりスケベ!」
ベレニスは顔を赤くしてツンツンしている。
「お、俺は何も言ってないぞ!」
「ほ~ら、言い訳。態度に出てるのよ! 行くわよローゼ! フィーリア! 傭兵はほっといてね!」
「まあ、リョウ様のようなヘタレがハーレムを作ろうなんて無理っすよ。せいぜいローゼさんぐらいじゃないっすか?」
フィーリアはケラケラと笑っている。
「いやいやいや、私は別に……っていうか、ベレニス先に行くなああああ!」
私は赤面を誤魔化し叫んだのであった。
「と、ともかく俺たちも行くぞ」
起き上がったリョウも、また赤面しているのだった。
「ローゼさんローゼさん」
歩きだして少しして、フィーリアがちょんちょんと私の肩を叩いてくる。
「ローゼさんは、アニスマニアを自負しているっすけど、恋愛まで真似る必要ないっすよ。シュタイン王の手記を読んだなら、わかるはずっす。十年も一緒にいてくっつかなかったレインとアニスに、他の英雄たちはうんざりしていたっすからね」
フィーリアは小声で優しく諭すように告げてくる。
リョウは先頭を歩き、ベレニスはあくびをしながら後ろを歩いていた。
「いやいや、その辺は伝承として残っていて有名な話だし。知っているし、ちゃんと2人が結ばれているから大丈夫だし」
動揺しまくりな私の返答に、フィーリアはキシシと笑う。
「自分もベレニスさんも、うんざりする日が続きそうっすねえ……」
「ふえ?」
フィーリアの呟きの意味がわからず、私は首を傾げる。
「もっとも七英雄をなぞる必要はないっすし、リョウ様とローゼさんが良ければ、自分はハーレムでも祝福するっすよ」
悪戯っぽくフィーリアは笑うとベレニスに近づき、2人でなんかまた口喧嘩を始めた。
でもそのうちに、理想の恋人のタイプについての話へと変化していた。
ホント、自由な2人だよ。
「じゃあベレニスさんは、どういう男がタイプなんすかあ?」
つい聞き耳を立てる私。
「そりゃあイケメンで目が怖くなくて、寝癖なんて付きっぱなしじゃなくて、身だしなみをキチンとしてて、お喋りで飽きさせないでくれて、料理も出来て、お金をいっぱい持ってて……そんでもって私にめっちゃ優しい人よねえ」
ベレニスは、指を折りながら条件を口にする。
うん、もうそれリョウの真逆じゃない?
チラリと振り返ったリョウが、私たちに気付き慌てて前を向く。
「はは……ベレニスさんは理想が高すぎるっすね。まあ、ベレニスさんは生涯独身確定っと」
「ちょっとお! どういう意味よ、フィーリア!」
エルフの少女とドワーフの少女のじゃれあう声を耳にしながら、私はリョウを追って歩き出す。
「リョウはドワーフの里はどうだった? 私は1週間書庫に籠もっちゃってて、あまり外を見てないんだ。たまに遊びに来る少女たちと遊んだりはしたけど。リョウは何かあった?」
「俺はクルト殿の工房の仕事を手伝ったり、剣の稽古を、ゲッペン殿らドワーフの戦士たち総出でつけてもらったりだな。斧使いと戦ったことなかったから勉強になったよ。……ローゼはいい本は見つかったのか?」
「まあね~。人間側が失った時代の資料がいっぱいあってね。読んでて面白かった。特に、魔王討滅後から大乱までの期間かな。七英雄の最期って、傭兵アランしか正確な死亡時期がわかってなかったんだ。けど、神官ザックスと剣士レインの死亡年代がわかったし、病死した2人が盛大に葬儀をされていたの。民衆や王侯貴族が2人の死に悲しんでくれたからってのは、英雄の最期として良かったと思う。……でも七英雄の人間で唯一、魔女アニスについては何もわからなかった。……資料が足りないのか、記述すらないし……」
私は長い長い歴史に埋もれた、アニスについて思いを馳せる。
魔女として生きた、彼女の晩年の生き方や想いが知りたいのだ。
15歳で旅立ち、十年共に旅をして魔王を倒した英雄。
そして仲間であったレインと結婚し、子供を産み、育てながら大陸を夫と旅をし続けた彼女。
夫の死後に、何を想って旅を続けたのだろう?
孫が王に殺されたと聞いてどう思ったのだろう?
七英雄の仲間であり、幼少期からアニスとレインが面倒を見ていたアランの戦死。
それを知らされてどう思ったのだろう?
英雄の最期を考えては胸が苦しくなる。
悲劇の最期なんて望んでいないのだ。
「ローゼ?」
思考の海に浸っている私に、リョウの声がかかる。
「リョウは、私より先に死ぬのは禁止ね」
思わず口にしちゃっていた。
私は慌てて言い訳をしようとする。
でもその前にリョウは、フッと力を抜いて苦笑する。
「ならローゼも、俺より先に死ぬのは禁止だな」
「それじゃあどっちも死ねないじゃん」
私は口を尖らせる。
そしてどちらからともなく笑いだす。
「何を話しているんすかあ?」
「どうせ傭兵が頭の悪いこと言ったんでしょ!」
私たちに追いついたベレニスとフィーリアが、によによしている。
「寿命の長いエルフとドワーフが、羨ましいって話かな?」
「若いのに何言ってるのよ? ローゼってお子ちゃまねえ」
「ん~まあ、自分もベレニスさんも、ローゼさんとリョウ様には長生きしてもらいたいって思っているっすよ。お2人には感謝しかないっすから」
4人は互いの顔をみて笑う。
うん、私も長生きして旅を続けていこう。
そう心に誓ったのだ。
どんな困難でも、みんなとなら乗り越えられる。
たとえどんなに辛い出来事が起こっても、この仲間たちがいれば私は前に進める。
「それじゃ王都へ行こっか」
私の号令に皆が返事をして歩きだす。
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