81 / 315
第3章 公爵令嬢の選択
第1話 ヴィレッタ・レスティア
しおりを挟む
王都ベルンにある王立学校の夏季休暇が終わり、レスティア公爵家の令嬢ヴィレッタ・レスティアも、領地から王都へと戻ろうとしていた。
15歳になったばかりだが、自身の髪色と同じ濃い青色のドレスを身にまとい、凛とした気品溢れる佇まいで馬車に揺られながら座っていた。
御者をするのはメイドのエマ・グレイフォード。
エマは家事全般に精通し、胆力に武勇もあり、ヴィレッタのお世話係兼護衛役として普段から傍にいる女性だ。
年齢は今年で23歳、ヴィレッタに仕えて5年目になる。
ストロベリーブロンドのウェーブショートヘア、髪に白いカチューシャ、衣服は黒を基調としたメイド服の格好をしている。
人口20万を超える王都ベルンの街並みは、活気に溢れている一方で、生活の不安に怯えている人々が道すがら見られた。
「ヴィレッタ様、あまりお覗きになられませんよう」
馬車の窓から街並みを眺めていたヴィレッタに、エマは注意を呼びかけた。
「良いのです。この目で見ておきたいから」
馬車を見上げる人々の中には、汚れ破れた服に身を包んでいる人も存在した。
やがて馬車は大衆通りから貴族街へと入っていく。
すると、活気がなくなった代わりに、うす汚い雰囲気も消えた。
レスティア公爵邸に到着すると、玄関の前で1人の青年が待ち構えており、馬車を視認するや右手を恭しく胸に添えて礼をしてきた。
王国軍近衛隊長のラシル・ブリュンヒルドであった。
年齢は20歳の爽やかなスマイルが特徴の金髪美青年である。
王族であり、世が世ならローゼマリー王女と結婚し、王になっていたかもしれない男であった。
なぜここへ? と疑念に思いながらもヴィレッタは馬車から降りて、ドレスの両裾を摘み頭を下げた。
「これはラシル殿下。わざわざ屋敷までお出迎えいただき、ありがとうございます」
ヴィレッタの言葉のあと、エマも続けて頭を下げた。
「懐かしいね。ヴィレッタちゃん。いや、ヴィレッタ・レスティア公爵令嬢。何年振りかな?」
「お話するのは、ローゼマリー姫殿下が、5歳の誕生日を迎えた日が最後かと記憶しております」
「となると10年も前か。あはは、僕は君たち3人のやんちゃなお姫様たちに、よく敵認定されてたっけ。いやあ懐かしい思い出だよ」
共通の過去を語るのは、何かしらの策があるからだとヴィレッタは警戒していた。
目に映るのは王国軍近衛隊長に相応しい、黒の鎧に黒いマントを羽織るラシルの姿。
ラシルの態度は、表面上は友好的だが、その目には冷たい打算が宿っている。
ヴィレッタはその二面性に警戒心を抱いた。
ラシル殿下は外見は美青年の優男で、性格は柔和で人当たりが良く好青年な振る舞いと評判である。
しかしそれは表の顔であり、本性は腹黒なのを幼き頃からの経験でヴィレッタは知っている。
「立ち話も何ですので、屋敷へどうぞお入りくださいませ」
「いや、ここでいい」
「はあ……」
コホンと咳払いして、ラシルは口を開いた。
「サリウス陛下に、君を側室に迎えるよう進言した。恨むなら僕を恨んでくれても構わない。……おや? もっと顔面蒼白になって、睨まれるかと思ったけど落ち着いているね。知ってた? いや、でもついさっきだしなあ」
「……公爵家の、それも現在は王都で役職のない我がレスティア家です。そのような好条件を具申して頂き、私が断る理由はありません。むしろ感謝するべきでございましょう」
ラシルは、わざと小馬鹿にするような言葉をヴィレッタに投げかけたが、彼女は感情を抑えた様子で返答したのであった。
「ヴィレッタ様! いかに王家の意向であろうと、このような礼儀作法も知らぬ告げ方に、私は納得できません!」
憤るエマを制し、ヴィレッタは再びラシルに対して顔を上げた。
「正式発表はいつでございしょう?」
「明日王宮に挨拶に来るでしょ? その時に、かな?」
「疑問形では困ります。王立学校は辞めたほうがよろしいのでしょうか?」
「あはは、待った待った。まだそういう打ち合わせは何もしてないから。学校は当面通っていて大丈夫だから、卒業後に側室になる手筈でどうだい?」
「承知しました。2年と半年の間で、なんとかするということですね」
『なんとかする』に、含みを込めて呟くヴィレッタに、ラシルは苦笑した。
「じゃあ、そういうことで。明日はよろしくね。……そうそう、ついでにもう一つ、最近王都で噂になっている話を教えておこうかな」
「……拝聞いたします」
ヴィレッタはラシルの話に耳を傾けた。
「10年前の先王陛下と先王妃は、実は病死ではなく殺されたと巷で噂になっている。……僕もこの噂は信じている1人だ」
ヴィレッタの体がビクッと動いたが、ラシルはその反応には気づかない振りをした。
「けれど、ローゼマリー姫殿下は殺されたとは噂になってない。……これはどういうことだろうね?」
そう言い残しラシルは去っていった。
全身の力が抜けるのをヴィレッタは感じ、慌ててエマがその体を支えていく。
「ヴィレッタ様!」
「今日は疲れました。教会には明日の王城への帰りに寄りましょう」
「ご無理をなさらぬよう。どうか御自愛を」
「ええ……わかってます」
ヴィレッタは、王の側室となるなんてどうでもいいことだった。
でも……10年前に喪った生涯の主と決めていた人物の情報に、心が揺らがぬわけがなかった。
***
翌日、ヴィレッタは王宮にてサリウス王の側室になると正式に発表された。
サリウス王の正妃であった、テスタ宰相の長女ブランカが病死してから1年の月日が流れている。
世継ぎもいないために、妥当との声が重臣たちから上がった。
宰相派閥の貴族たちも、側室なら問題ないと鼻で笑っている。
ヴィレッタ・レスティア公爵令嬢を、王立学校卒業の2年と半年のその日まで、王の婚約者として接するようにと貴族たちや民衆に通達された。
その日の午後、王都にある女神フェロニアを祀る教会に来訪したヴィレッタは祈りを捧げていた。
「熱心に祈られているようですが、何か悩み事でも?」
女神フェロニアに仕える、若いオレンジ髪のシスターがヴィレッタに声をかけた。
「いえ……ただ大陸が平和で、生きとし生けるものが等しく幸せでありますようにと、祈っておりました」
ヴィレッタの返答にシスターは微笑みを返した。
「公爵令嬢のヴィレッタ様に、そのように祈って頂けて女神様も喜んでおります」
「ありがたきお言葉です」
シスターと微笑みを交わし、立ち上がったヴィレッタは教会から去ろうとしていた。
「見ない顔のシスターでございました。随分若く、手に剣ダコがあるようでした」
「エマ、人にはそれぞれ事情があります。詮索は失礼ですよ」
ヴィレッタに咎められ、エマは申し訳ございませんと頭を下げた。
2人の後ろ姿を眺めていたシスターの口元が歪む。
「キヒ♥」
教会の扉が開き、覆面を被った者が複数現れ、ヴィレッタとエマへ、白刃が襲う。
静寂で荘厳な教会の中に、狂気の渦が舞い上がろうとしていた。
15歳になったばかりだが、自身の髪色と同じ濃い青色のドレスを身にまとい、凛とした気品溢れる佇まいで馬車に揺られながら座っていた。
御者をするのはメイドのエマ・グレイフォード。
エマは家事全般に精通し、胆力に武勇もあり、ヴィレッタのお世話係兼護衛役として普段から傍にいる女性だ。
年齢は今年で23歳、ヴィレッタに仕えて5年目になる。
ストロベリーブロンドのウェーブショートヘア、髪に白いカチューシャ、衣服は黒を基調としたメイド服の格好をしている。
人口20万を超える王都ベルンの街並みは、活気に溢れている一方で、生活の不安に怯えている人々が道すがら見られた。
「ヴィレッタ様、あまりお覗きになられませんよう」
馬車の窓から街並みを眺めていたヴィレッタに、エマは注意を呼びかけた。
「良いのです。この目で見ておきたいから」
馬車を見上げる人々の中には、汚れ破れた服に身を包んでいる人も存在した。
やがて馬車は大衆通りから貴族街へと入っていく。
すると、活気がなくなった代わりに、うす汚い雰囲気も消えた。
レスティア公爵邸に到着すると、玄関の前で1人の青年が待ち構えており、馬車を視認するや右手を恭しく胸に添えて礼をしてきた。
王国軍近衛隊長のラシル・ブリュンヒルドであった。
年齢は20歳の爽やかなスマイルが特徴の金髪美青年である。
王族であり、世が世ならローゼマリー王女と結婚し、王になっていたかもしれない男であった。
なぜここへ? と疑念に思いながらもヴィレッタは馬車から降りて、ドレスの両裾を摘み頭を下げた。
「これはラシル殿下。わざわざ屋敷までお出迎えいただき、ありがとうございます」
ヴィレッタの言葉のあと、エマも続けて頭を下げた。
「懐かしいね。ヴィレッタちゃん。いや、ヴィレッタ・レスティア公爵令嬢。何年振りかな?」
「お話するのは、ローゼマリー姫殿下が、5歳の誕生日を迎えた日が最後かと記憶しております」
「となると10年も前か。あはは、僕は君たち3人のやんちゃなお姫様たちに、よく敵認定されてたっけ。いやあ懐かしい思い出だよ」
共通の過去を語るのは、何かしらの策があるからだとヴィレッタは警戒していた。
目に映るのは王国軍近衛隊長に相応しい、黒の鎧に黒いマントを羽織るラシルの姿。
ラシルの態度は、表面上は友好的だが、その目には冷たい打算が宿っている。
ヴィレッタはその二面性に警戒心を抱いた。
ラシル殿下は外見は美青年の優男で、性格は柔和で人当たりが良く好青年な振る舞いと評判である。
しかしそれは表の顔であり、本性は腹黒なのを幼き頃からの経験でヴィレッタは知っている。
「立ち話も何ですので、屋敷へどうぞお入りくださいませ」
「いや、ここでいい」
「はあ……」
コホンと咳払いして、ラシルは口を開いた。
「サリウス陛下に、君を側室に迎えるよう進言した。恨むなら僕を恨んでくれても構わない。……おや? もっと顔面蒼白になって、睨まれるかと思ったけど落ち着いているね。知ってた? いや、でもついさっきだしなあ」
「……公爵家の、それも現在は王都で役職のない我がレスティア家です。そのような好条件を具申して頂き、私が断る理由はありません。むしろ感謝するべきでございましょう」
ラシルは、わざと小馬鹿にするような言葉をヴィレッタに投げかけたが、彼女は感情を抑えた様子で返答したのであった。
「ヴィレッタ様! いかに王家の意向であろうと、このような礼儀作法も知らぬ告げ方に、私は納得できません!」
憤るエマを制し、ヴィレッタは再びラシルに対して顔を上げた。
「正式発表はいつでございしょう?」
「明日王宮に挨拶に来るでしょ? その時に、かな?」
「疑問形では困ります。王立学校は辞めたほうがよろしいのでしょうか?」
「あはは、待った待った。まだそういう打ち合わせは何もしてないから。学校は当面通っていて大丈夫だから、卒業後に側室になる手筈でどうだい?」
「承知しました。2年と半年の間で、なんとかするということですね」
『なんとかする』に、含みを込めて呟くヴィレッタに、ラシルは苦笑した。
「じゃあ、そういうことで。明日はよろしくね。……そうそう、ついでにもう一つ、最近王都で噂になっている話を教えておこうかな」
「……拝聞いたします」
ヴィレッタはラシルの話に耳を傾けた。
「10年前の先王陛下と先王妃は、実は病死ではなく殺されたと巷で噂になっている。……僕もこの噂は信じている1人だ」
ヴィレッタの体がビクッと動いたが、ラシルはその反応には気づかない振りをした。
「けれど、ローゼマリー姫殿下は殺されたとは噂になってない。……これはどういうことだろうね?」
そう言い残しラシルは去っていった。
全身の力が抜けるのをヴィレッタは感じ、慌ててエマがその体を支えていく。
「ヴィレッタ様!」
「今日は疲れました。教会には明日の王城への帰りに寄りましょう」
「ご無理をなさらぬよう。どうか御自愛を」
「ええ……わかってます」
ヴィレッタは、王の側室となるなんてどうでもいいことだった。
でも……10年前に喪った生涯の主と決めていた人物の情報に、心が揺らがぬわけがなかった。
***
翌日、ヴィレッタは王宮にてサリウス王の側室になると正式に発表された。
サリウス王の正妃であった、テスタ宰相の長女ブランカが病死してから1年の月日が流れている。
世継ぎもいないために、妥当との声が重臣たちから上がった。
宰相派閥の貴族たちも、側室なら問題ないと鼻で笑っている。
ヴィレッタ・レスティア公爵令嬢を、王立学校卒業の2年と半年のその日まで、王の婚約者として接するようにと貴族たちや民衆に通達された。
その日の午後、王都にある女神フェロニアを祀る教会に来訪したヴィレッタは祈りを捧げていた。
「熱心に祈られているようですが、何か悩み事でも?」
女神フェロニアに仕える、若いオレンジ髪のシスターがヴィレッタに声をかけた。
「いえ……ただ大陸が平和で、生きとし生けるものが等しく幸せでありますようにと、祈っておりました」
ヴィレッタの返答にシスターは微笑みを返した。
「公爵令嬢のヴィレッタ様に、そのように祈って頂けて女神様も喜んでおります」
「ありがたきお言葉です」
シスターと微笑みを交わし、立ち上がったヴィレッタは教会から去ろうとしていた。
「見ない顔のシスターでございました。随分若く、手に剣ダコがあるようでした」
「エマ、人にはそれぞれ事情があります。詮索は失礼ですよ」
ヴィレッタに咎められ、エマは申し訳ございませんと頭を下げた。
2人の後ろ姿を眺めていたシスターの口元が歪む。
「キヒ♥」
教会の扉が開き、覆面を被った者が複数現れ、ヴィレッタとエマへ、白刃が襲う。
静寂で荘厳な教会の中に、狂気の渦が舞い上がろうとしていた。
1
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
断罪まであと10分、私は処刑台の上で「ライブ配信」を開始した〜前世インフルエンサーの悪役令嬢、支持率100%でクズ王子を逆処刑する〜
深渡 ケイ
ファンタジー
断罪まで、あと10分。
処刑台の上で跪く悪役令嬢スカーレットは、笑っていた。
なぜなら彼女は――
前世で“トップインフルエンサー”だったから。
処刑の瞬間、彼女が起動したのは禁忌の精霊石。
空に展開された巨大モニターが、全世界同時ライブ配信を開始する。
タイトルは――
『断罪なう』。
王子の不貞、聖女の偽善、王家の腐敗。
すべてを“証拠付き・リアルタイム”で暴露する配信に、
国民の「いいね(=精霊力)」が集まり始める。
そして宣言される、前代未聞のルール。
支持率が上がるほど、処刑は不可能になる。
処刑台は舞台へ。
断罪はエンタメへ。
悪役令嬢は、世界をひっくり返す配信者となった。
これは、
処刑されるはずだった悪役令嬢が、
“ライブ配信”で王子と王国を公開処刑する物語。
支持率100%の先に待つのは、復讐か、革命か、
それとも――自由か。
処刑された勇者は二度目の人生で復讐を選ぶ
シロタカズキ
ファンタジー
──勇者は、すべてを裏切られ、処刑された。
だが、彼の魂は復讐の炎と共に蘇る──。
かつて魔王を討ち、人類を救った勇者 レオン・アルヴァレス。
だが、彼を待っていたのは称賛ではなく、 王族・貴族・元仲間たちによる裏切りと処刑だった。
「力が強すぎる」という理由で異端者として断罪され、広場で公開処刑されるレオン。
国民は歓喜し、王は満足げに笑い、かつての仲間たちは目を背ける。
そして、勇者は 死んだ。
──はずだった。
十年後。
王国は繁栄の影で腐敗し、裏切り者たちは安穏とした日々を送っていた。
しかし、そんな彼らの前に死んだはずの勇者が現れる。
「よくもまあ、のうのうと生きていられたものだな」
これは、英雄ではなくなった男の復讐譚。
彼を裏切った王族、貴族、そしてかつての仲間たちを絶望の淵に叩き落とすための第二の人生が、いま始まる──。
クラス転移したからクラスの奴に復讐します
wrath
ファンタジー
俺こと灞熾蘑 煌羈はクラスでいじめられていた。
ある日、突然クラスが光輝き俺のいる3年1組は異世界へと召喚されることになった。
だが、俺はそこへ転移する前に神様にお呼ばれし……。
クラスの奴らよりも強くなった俺はクラスの奴らに復讐します。
まだまだ未熟者なので誤字脱字が多いと思いますが長〜い目で見守ってください。
閑話の時系列がおかしいんじゃない?やこの漢字間違ってるよね?など、ところどころにおかしい点がありましたら気軽にコメントで教えてください。
追伸、
雫ストーリーを別で作りました。雫が亡くなる瞬間の心情や死んだ後の天国でのお話を書いてます。
気になった方は是非読んでみてください。
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
みそっかす銀狐(シルバーフォックス)、家族を探す旅に出る
伽羅
ファンタジー
三つ子で生まれた銀狐の獣人シリル。一人だけ体が小さく人型に変化しても赤ん坊のままだった。
それでも親子で仲良く暮らしていた獣人の里が人間に襲撃される。
兄達を助ける為に囮になったシリルは逃げる途中で崖から川に転落して流されてしまう。
何とか一命を取り留めたシリルは家族を探す旅に出るのだった…。
貴方がLv1から2に上がるまでに必要な経験値は【6億4873万5213】だと宣言されたけどレベル1の状態でも実は最強な村娘!!
ルシェ(Twitter名はカイトGT)
ファンタジー
この世界の勇者達に道案内をして欲しいと言われ素直に従う村娘のケロナ。
その道中で【戦闘レベル】なる物の存在を知った彼女は教会でレベルアップに必要な経験値量を言われて唖然とする。
ケロナがたった1レベル上昇する為に必要な経験値は...なんと億越えだったのだ!!。
それを勇者パーティの面々に鼻で笑われてしまうケロナだったが彼女はめげない!!。
そもそも今の彼女は村娘で戦う必要がないから安心だよね?。
※1話1話が物凄く短く500文字から1000文字程度で書かせていただくつもりです。
《完》義弟と継母をいじめ倒したら溺愛ルートに入りました。何故に?
桐生桜月姫
恋愛
公爵令嬢たるクラウディア・ローズバードは自分の前に現れた天敵たる天才な義弟と継母を追い出すために、たくさんのクラウディアの思う最高のいじめを仕掛ける。
だが、義弟は地味にずれているクラウディアの意地悪を糧にしてどんどん賢くなり、継母は陰ながら?クラウディアをものすっごく微笑ましく眺めて溺愛してしまう。
「もう!どうしてなのよ!!」
クラウディアが気がつく頃には外堀が全て埋め尽くされ、大変なことに!?
天然混じりの大人びている?少女と、冷たい天才義弟、そして変わり者な継母の家族の行方はいかに!?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる