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番外編 誰が兄上壊したの?
第十一話
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「兄上……いつから記憶が……」
「あの日、セーラとイオスがお昼寝してた時からだよ。多分同時に記憶が蘇ったんだろうね。さすが僕たちだね」
「でも……兄上は……知らないと……」
「知らないフリしてたんだよね。最初はまた拒絶されるのが怖くてさ。試すような事してごめんね。僕はイオスが好きだよ。今も、昔も。でも、以前の僕はすっかり嫌われてると思ってたから、思ったより好かれてて嬉しかったよ。幽閉も、イオスのお陰だったんだね。ありがとう」
フォスは、穏やかな表情のまま説明を続ける。イオスは、次第に警戒を解いていった。
「その、以前の兄上はオレを恨んでいたのでは……?」
「どうもフランツは僕にも薬を盛っていたみたいでね、幽閉されてから薬が切れて正気に戻ったんだ。フランツは、幽閉されてからブツブツ言いながら自白してたよ。もうその頃には正気じゃなかったね。僕に盛ってたのは洗脳薬だったみたいで、ひたすらイオスを憎むように子どもの頃から洗脳したのにって言ってた。最初は僕も抵抗してみたいだけど、イオスに拒否されたらもうダメだったみたいだね。あの頃はもうイオス以外どうでも良くなっててね、母上が死んでも悲しくなかったんだ。だから笑えたんだろうね。そりゃイオスが見たら不信感を抱くよね。ホントにごめんね。あとはもう、憎しみのまま毒やら暗殺やらしてた。ぼんやり記憶はあるんだけど、イオスを追い詰める事しか考えてなかったんだよね。正気に見えるのに壊れてるって、だいぶまずい洗脳薬だよね。やっと薬が効いて素晴らしい人形になったのになんでヘマをしたってフランツに言われたよ。だったら仕事もするお人形にして欲しかったよね。まぁ、おかげで僕がミスしてフランツも破滅したから良いけどさ」
「兄上を操っていたから、あんなに兄上の忠実な僕だったのですね」
「僕が幽閉される時も、自分は悪くないって態度だったよ。まぁ、僕もだけど。フランツは、貴族が偉いって教育を受けてたんじゃないかな。サッシャー侯爵家って由緒はあるけど、士官もしてないし、貴族としての地位が低くて不満だったみたい。フランツは頭が良くて有望株だったみたいだよ。フランツを足掛かりに、中央への影響力を取り戻したかったんだって」
「オレが皇帝になっても、サッシャー侯爵家は取り潰せなかったんです。フランツがやらかしましたから、中央からは遠ざかっていましたけど」
「そうだね。さすがに皇帝陛下でも、フランツを切り捨てられると家を取り潰せないよね。母上を殺した証拠や、僕を操ってた証拠があれば良かったんだけど」
「……申し訳……ありません……」
「イオスが謝る事ないよ。僕らは、どちらも良い様に操られていたんだ。本来あってはならない事だから、僕らも悪いけど、ホント、サッシャー侯爵家は色々やってくれたよね」
「もう処刑されてしまいましたが……情報をもっと集めた方が良かったのでは……」
「ああ、アイツらから必要な情報は全部取ったから大丈夫だよ。父上が、母上に手を出した奴等を放っておく訳ないでしょ?」
「え?!」
「僕らのこの性格は、絶対に父上譲りだよ。以前は僕はイオスに執着してたけど、今は可愛い婚約者が居るからね。イオスだってセーラがいちばんでしょ?」
「それは……そうですね」
「どうも僕らはみんな愛する人への執着心が強いみたいだね。それが父上やイオスみたいに伴侶に向けば良いんだけど、僕はイオスに向いちゃったみたいだね」
「それも、洗脳のせいですよね?」
「多分ね。なんせ今世のフランツはまだ色々やらかす前でさぁ、どれだけ聞いても詳しく教えてくれなくて、もう面倒だしサクッと処刑しちゃったの。どれだけ聞いても、知らない、分からないって泣くばっかりで。過去で幽閉されてからはフランツは壊れてたから結局細かい事が分からないんだ」
「兄上……どんな風に聞きました?」
「ん? 穏便に聞いたよ?」
「絶対穏便じゃなかったですよね?!」
イオスは、背中から汗が出るのを感じていた。あの笑い方の兄はヤバい。イオスは、フランツに同情した。
「ははっ、僕の事を分かってきたね。ねぇイオス、僕が怖くない?」
真っ直ぐな目で、イオスに問いかけるフォスは、少しだけ不安そうだった。
「怖くても、オレの兄上で兄貴です。嫌う事はありませんからご安心下さい。そもそも兄上が壊れた原因がフランツなら……オレにも原因があったのでしょう」
「なんで? イオスは被害者でしょ?」
「兄上がおかしくなった時、オレは距離を取りました。今までの兄上と違うと分かってたのに、歩み寄る事はしませんでした。オレが気がつけば、兄貴は救われたかもしれないのに」
「……もう、色々今更だよね」
「そうですね。サッシャー侯爵家の企みが何処まで王家に食い込んでいたのか……全てが分かる事はないんでしょうね」
「それは分かるよ。全て父上と調査したからね。母上に使った毒も、僕に使った洗脳薬も、製法と薬の現物を見つけた分は全部破壊したよ。最近定期的に健康診断するようになったでしょ? あれね、毒や薬が使われてないかも調べてるんだ。城に働きに来てる者には全員してるよ。調べてみると、文官や騎士なんかに、ちょこちょこ薬の被害者が居たよ。騎士団長に母上と同じ毒を盛ってたのはびっくりしたよね。アイツら、国政に少しずつ食い込もうとしてたみたいだよ」
「そういえば、過去では騎士団長は病に倒れられて、急遽交代されましたよね」
「そうそう、その交代する騎士団長の妻になる筈だったのが僕の婚約者のレミィだね」
「騎士団長の妻は宰相のお嬢様でしたね。今の騎士団長は、既に妻帯者ですが」
「皇帝が決まったあの時に、セーラを連れて来たのはレミィだったじゃないか」
「よく覚えてますね」
「僕は幼い頃はレミィが好きだったんだよね。だから、ぼんやりだけど覚えてるんだ。薬で色々されてるうちに、イオスへ執着しちゃってさ、イオスの好きなセーラが物凄く良く見えちゃったからセーラに言い寄ったけど、セーラからは相手にされなかったよ。もうさ、5歳も下の弟の好きな子に言い寄るって僕、痛すぎるよね。ホント勘弁して欲しいよ。僕はレミィが好きだったのに」
「そういえば、兄上とレミィ様は幼馴染でしたね」
「幽閉されて正気に戻るとちょっとだけ絶望したよ。もうレミィは騎士団長の奥さんで子どもまで居たしね。で、フランツと喧嘩してるうちに死んじゃったんだ。フランツはあれからどうなったの?」
「傷が化膿して半年苦しみ抜きました。あまりに哀れだという事で、処刑しましたよ。死ぬ時は礼を言ってました」
「ははっ、なかなか壮絶な最後だね」
「兄上も……その……」
言いにくそうにイオスが謝ろうとするが、フォスは止めて、今後の事を話し始めた。
「大事なのはここから。侯爵家だけで、こんな大それた事出来る訳ないんだ。絶対裏がある。セーラも過去を覚えてるんでしょ? 今度、3人でゆっくり話したいんだ。まだ、お互いの国が安全とは思えなくてね」
「どういう事ですか?」
「多分、セーラの国を滅ぼしたい奴がまだいる。それに、僕らの国を混乱させたい奴もね」
「あの日、セーラとイオスがお昼寝してた時からだよ。多分同時に記憶が蘇ったんだろうね。さすが僕たちだね」
「でも……兄上は……知らないと……」
「知らないフリしてたんだよね。最初はまた拒絶されるのが怖くてさ。試すような事してごめんね。僕はイオスが好きだよ。今も、昔も。でも、以前の僕はすっかり嫌われてると思ってたから、思ったより好かれてて嬉しかったよ。幽閉も、イオスのお陰だったんだね。ありがとう」
フォスは、穏やかな表情のまま説明を続ける。イオスは、次第に警戒を解いていった。
「その、以前の兄上はオレを恨んでいたのでは……?」
「どうもフランツは僕にも薬を盛っていたみたいでね、幽閉されてから薬が切れて正気に戻ったんだ。フランツは、幽閉されてからブツブツ言いながら自白してたよ。もうその頃には正気じゃなかったね。僕に盛ってたのは洗脳薬だったみたいで、ひたすらイオスを憎むように子どもの頃から洗脳したのにって言ってた。最初は僕も抵抗してみたいだけど、イオスに拒否されたらもうダメだったみたいだね。あの頃はもうイオス以外どうでも良くなっててね、母上が死んでも悲しくなかったんだ。だから笑えたんだろうね。そりゃイオスが見たら不信感を抱くよね。ホントにごめんね。あとはもう、憎しみのまま毒やら暗殺やらしてた。ぼんやり記憶はあるんだけど、イオスを追い詰める事しか考えてなかったんだよね。正気に見えるのに壊れてるって、だいぶまずい洗脳薬だよね。やっと薬が効いて素晴らしい人形になったのになんでヘマをしたってフランツに言われたよ。だったら仕事もするお人形にして欲しかったよね。まぁ、おかげで僕がミスしてフランツも破滅したから良いけどさ」
「兄上を操っていたから、あんなに兄上の忠実な僕だったのですね」
「僕が幽閉される時も、自分は悪くないって態度だったよ。まぁ、僕もだけど。フランツは、貴族が偉いって教育を受けてたんじゃないかな。サッシャー侯爵家って由緒はあるけど、士官もしてないし、貴族としての地位が低くて不満だったみたい。フランツは頭が良くて有望株だったみたいだよ。フランツを足掛かりに、中央への影響力を取り戻したかったんだって」
「オレが皇帝になっても、サッシャー侯爵家は取り潰せなかったんです。フランツがやらかしましたから、中央からは遠ざかっていましたけど」
「そうだね。さすがに皇帝陛下でも、フランツを切り捨てられると家を取り潰せないよね。母上を殺した証拠や、僕を操ってた証拠があれば良かったんだけど」
「……申し訳……ありません……」
「イオスが謝る事ないよ。僕らは、どちらも良い様に操られていたんだ。本来あってはならない事だから、僕らも悪いけど、ホント、サッシャー侯爵家は色々やってくれたよね」
「もう処刑されてしまいましたが……情報をもっと集めた方が良かったのでは……」
「ああ、アイツらから必要な情報は全部取ったから大丈夫だよ。父上が、母上に手を出した奴等を放っておく訳ないでしょ?」
「え?!」
「僕らのこの性格は、絶対に父上譲りだよ。以前は僕はイオスに執着してたけど、今は可愛い婚約者が居るからね。イオスだってセーラがいちばんでしょ?」
「それは……そうですね」
「どうも僕らはみんな愛する人への執着心が強いみたいだね。それが父上やイオスみたいに伴侶に向けば良いんだけど、僕はイオスに向いちゃったみたいだね」
「それも、洗脳のせいですよね?」
「多分ね。なんせ今世のフランツはまだ色々やらかす前でさぁ、どれだけ聞いても詳しく教えてくれなくて、もう面倒だしサクッと処刑しちゃったの。どれだけ聞いても、知らない、分からないって泣くばっかりで。過去で幽閉されてからはフランツは壊れてたから結局細かい事が分からないんだ」
「兄上……どんな風に聞きました?」
「ん? 穏便に聞いたよ?」
「絶対穏便じゃなかったですよね?!」
イオスは、背中から汗が出るのを感じていた。あの笑い方の兄はヤバい。イオスは、フランツに同情した。
「ははっ、僕の事を分かってきたね。ねぇイオス、僕が怖くない?」
真っ直ぐな目で、イオスに問いかけるフォスは、少しだけ不安そうだった。
「怖くても、オレの兄上で兄貴です。嫌う事はありませんからご安心下さい。そもそも兄上が壊れた原因がフランツなら……オレにも原因があったのでしょう」
「なんで? イオスは被害者でしょ?」
「兄上がおかしくなった時、オレは距離を取りました。今までの兄上と違うと分かってたのに、歩み寄る事はしませんでした。オレが気がつけば、兄貴は救われたかもしれないのに」
「……もう、色々今更だよね」
「そうですね。サッシャー侯爵家の企みが何処まで王家に食い込んでいたのか……全てが分かる事はないんでしょうね」
「それは分かるよ。全て父上と調査したからね。母上に使った毒も、僕に使った洗脳薬も、製法と薬の現物を見つけた分は全部破壊したよ。最近定期的に健康診断するようになったでしょ? あれね、毒や薬が使われてないかも調べてるんだ。城に働きに来てる者には全員してるよ。調べてみると、文官や騎士なんかに、ちょこちょこ薬の被害者が居たよ。騎士団長に母上と同じ毒を盛ってたのはびっくりしたよね。アイツら、国政に少しずつ食い込もうとしてたみたいだよ」
「そういえば、過去では騎士団長は病に倒れられて、急遽交代されましたよね」
「そうそう、その交代する騎士団長の妻になる筈だったのが僕の婚約者のレミィだね」
「騎士団長の妻は宰相のお嬢様でしたね。今の騎士団長は、既に妻帯者ですが」
「皇帝が決まったあの時に、セーラを連れて来たのはレミィだったじゃないか」
「よく覚えてますね」
「僕は幼い頃はレミィが好きだったんだよね。だから、ぼんやりだけど覚えてるんだ。薬で色々されてるうちに、イオスへ執着しちゃってさ、イオスの好きなセーラが物凄く良く見えちゃったからセーラに言い寄ったけど、セーラからは相手にされなかったよ。もうさ、5歳も下の弟の好きな子に言い寄るって僕、痛すぎるよね。ホント勘弁して欲しいよ。僕はレミィが好きだったのに」
「そういえば、兄上とレミィ様は幼馴染でしたね」
「幽閉されて正気に戻るとちょっとだけ絶望したよ。もうレミィは騎士団長の奥さんで子どもまで居たしね。で、フランツと喧嘩してるうちに死んじゃったんだ。フランツはあれからどうなったの?」
「傷が化膿して半年苦しみ抜きました。あまりに哀れだという事で、処刑しましたよ。死ぬ時は礼を言ってました」
「ははっ、なかなか壮絶な最後だね」
「兄上も……その……」
言いにくそうにイオスが謝ろうとするが、フォスは止めて、今後の事を話し始めた。
「大事なのはここから。侯爵家だけで、こんな大それた事出来る訳ないんだ。絶対裏がある。セーラも過去を覚えてるんでしょ? 今度、3人でゆっくり話したいんだ。まだ、お互いの国が安全とは思えなくてね」
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