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おかえり
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次の曲は俺の十八番だった。
笑い声は上げないが、つい笑顔になるのは許せよ。
「今度カラオケ行こうぜ」
『俺の歌声が聴きたい』って気持ちがダダ漏れだ。
人間姿なら噛み付くように唇塞いで、全力で抵抗されるまで呼吸を奪ってやるのに。
「キャンッ!!」
嬉しそうに一声鳴いて、俺の胸板に前足をかけて立つ。
少しだけ近くなった天使の顔。
そこに嵌め込まれた黒い真珠に茶色の光輪が現れる。
次に瞬きをすると、人の姿の仁が全裸で俺の膝上に乗っていた。
耳を隠すぐらいの栗色の短髪が白亜の肌をさらさらと撫でる。
黒と茶が混じる長いまつ毛に包まれた漆黒の瞳の中に、金箔の雪が散りばめられている。
目元のほりや鼻梁の高さは控えめではあるが、確実に海外の風味を感じさせた。
俺より20cm身長が小さい彼は、座高にするとさらに小さい。だから近寄せられるままにぐっと背中を丸める。
肉付きは薄いが太い骨を感じる腕が俺の頭の後ろで交差していて、整った、且つ可愛い顔が鼻が付きそうなほど近くで照れくさそうにはにかんでいる。
その表情に恋い慕う気持ちが見え隠れしていて、放たれる色気に卒倒しそうになった。
男女から鬼のようにモテるくせに自分の顔の良さに気付いてないんで、俺がほぼSPと化している現状を分かってんのか?
「いつ行こっか」
「木曜の放課後は?」
「空いてるよ」
頬が少しだけ紅潮して、「ふふ」と幸せがつい溢れ出てしまったような桃色の笑い声に本能をくすぐられる。
胸骨の辺りに熱い衝動が芽を出し、凄いスピードで脳髄まで枝葉を伸ばそうとするのを理性で鈍化させる。
「仁、体調はどうだ」
隠したつもりでも、目は口ほどに物を言う。
濡羽色の目が一瞬圧倒されたように縮まって、すぐに蕩けた。
「ぽかぽかだよ。武蔵のお陰でね」
俺の名前を殊更艶やかに呼ばれて、単純な俺の息子は即着火する。
温まった体なら、暖房が点いていても底冷えするこの部屋で肢体を晒しても大丈夫だろう。
「久々に勝手に風呂入れたんでな。今度こそ嫌われたかもしれねぇと思ったんだが」
「っふふ…愛でしょ?」
「たりめぇだ」
甘えた顔で俺の顔を覗き込んでくるから、仁が大好きな雄の笑顔で獲物の動きを止める。
薄っすら開いた桜色の唇を瞬きの間に塞いで、俺の口から奪われる酸素から仁の驚きを感じ取る。
反射的に抵抗しようとするのを、左手が後頭部をほぼ丸ごと掴んで押さえ込んだ。
その間、俺の肩に置かれた手は一切抵抗を見せない。なんなら縋るように服を掴んでいる。
首の力みが抜けてきた頃に唇を離し、額を付けて可愛い男へお伺いを立てる。
「呼吸のタイミング分かんなくなるから急にするのやめてってば」
「目で知らせたじゃねぇか」
「イケメン過ぎる!別のにしろー!」
片頬を膨らませる仕草はあざとくて、だがその膨らみをプスリと攻撃したら更にそっぽを向いてしまうことが分かっているから自重する。
抵抗して触れ合いを嫌がっていると考えられたくないのに、唐突なキスは反射的に首を振ってしまう、といつぞや落ち込んでいた。
長らく剣道部に在籍し鍛えていた俺にとって、仁の抵抗は小鳥の囀り程度なんだがな。
「ははっ、気が向いたらな」
もう片方の頬も膨らみ始めたんで、早いとこなだれ込んじまおう。
「そろそろ我慢ならねぇぞ」
鎖骨のくぼみに熱い吐息と口付けをお見舞いする。
くすぐったそうな反応を見て、キスの高度を下げていく。
平らな胸に一際強く吸い付けば、世界から隠してしまいたくなるほど美しいコントラストが生み出される。
左手を仁の背中に回し全体重を支えているのに小さな体が強張るから、ベッドの方へ寝かせてやった。
そろそろと背中を落ち着けた彼の上に無言で覆いかぶさって、いつまでたっても初な態度を見せる彼に『今日こそ』と言葉の蜜を垂らす。
「なぁ、」
仁の頭の横へ右肘をつく。
「今日はかなり昂ってんだ」
左手で胸から腹へ、薄っすらついている腹筋の筋を人さし指でなぞって。
「だが痛くはしねぇ。嫌なら首振りゃやめる」
男らしい腰骨に行き着いて、その凹凸に歯型をつける想像が脳内を走り抜ける。
「…挿れてもいいか?」
恋人関係になったのは1年前で、チークキスは許されても唇へのキスは3カ月目まで逃げられた。
『キスが良いならこっちだって良いだろ?』つって素肌を触ること、性器を触ること、兜合わせってだんだんと絆していったわけだが、一番最後を許しちゃくれねぇ。
今日が丁度一周年記念日だから元から甘やかしまくるつもりだった。
その上でオネダリして良心につけこむ…なんてことも考えたんだがな。
逃げる時のセリフを思い出しながら返答を待っていたら、仁がいつもと違って顔を真っ赤にしている。
口は富士山みたいに曲がって、眉が微妙に寄っていて。
この表情はなにか言いたいことがある時にする。
『どっちだ…。「オレの体以外興味無いの?」なんて言われたら勃起不全になるかもしれねぇ』
首筋に冷たいものが這う感触がして、一言一句聞き逃さないように全神経が仁に向けられる。
「今日、さ?1周年だから武蔵を喜ばせたいなーと思って、…帰ってすぐにお風呂入って、…中を、洗おうと思ってたん、だよ…」
情報過多で思考が停止した俺とは裏腹に、言いたいことが言えたと仁が饒舌になる。
「武蔵が帰ってくるまでにお膳立ては済ませておいて一片の不安なくお誘いをするつもりだったんだ。それでもやっぱり不安なものは不安でポメ化しちゃったんだけど…」
今日という記念日に特別な意識を持ってくれていて、しかも俺と一歩踏み出してくれるつもりだったのか。
幾度も取ってきた優勝の喜びすら遥か彼方に霞むぐらい、血が沸騰して吹き出しそうな感覚を全身で体感する。
「あっ武蔵!あんま喜んだら…」
目玉が引き絞られるような感覚の後、仁の腹を跨いで置かれた大きくモフモフな手が見えた。
『…くっそ、気をつけてたんだがなぁ…』
この姿で得することも多いが今は困んだよ。
「あぁー、完全にゴールデンレトリバーだねー」
笑い声と共に頭を撫でられる。
その手慣れた手つきが人に戻るまでの所要時間を想起させて、じれったくなってしまう。
『このままで…はいけねぇよなぁ』
初体験を獣姦なんて特殊なものにしたくない。
本人が望むなら、とは思うが。
「んん~モフモフ!」
仁、俺に抱き着くより先に服を着ろ。
「素肌で感じてみたかったんだー」
今度モフモフの大きなぬいぐるみ買ってやるから今は遠慮してくれ。
「あ、今日コンビニで美味しそうなわんこのおやつ見つけたから食べてみてよ」
漸く離れたと思ったら俺に背を向けてリュックを漁ろうと腰を折った。
『隠せぇ!』
心の中で大絶叫である。
んーとね、などと独り言を言いながらドサドサと中身が積まれる様を眺めていると、衝撃的な物が一瞬出そうになって隠されたのを見てしまった。
ローションとゴムでは…?
ドレッシングと煙草じゃないよな?少なくとも煙草はどちらも吸わねぇしな。
宇宙猫ならぬ宇宙犬になっているといつの間にか目の前に仁が座り込んでいた。
「はい!半分はオレがポメったときに食べる分だからね」
無邪気にささみを差し出す彼氏に了承と一声吠えて、今日のビッグイベントは泣く泣く延期にすることを宣言した。
明日は半日俺を戻すことに専念する羽目になるだろう。
そうすりゃ人型になるのは夕方辺り。そこから熱烈アタックをすれば夜には…。
そう上手くはいかないかもしれないが、少なくとも仁の許可は下りている。
ゆっくり進んでいければいい。
どうせ後何十年も一緒に生きていくのだから。
「どうかな、美味しい?」
興味津々で返事を待つ彼を見て、心の奥底から温かな感覚が湧き上がる。
雑念が浄化され、唯一つの心が全身を動かす。
前足に力を加え、体を前へ傾ける。
柔らかな唇へ鼻先をチョンと触れさせる。
ついでに少し頭を傾けてぺろりと舐めてやった。
「ワフ」
『極上に決まってんだろ』
笑い声は上げないが、つい笑顔になるのは許せよ。
「今度カラオケ行こうぜ」
『俺の歌声が聴きたい』って気持ちがダダ漏れだ。
人間姿なら噛み付くように唇塞いで、全力で抵抗されるまで呼吸を奪ってやるのに。
「キャンッ!!」
嬉しそうに一声鳴いて、俺の胸板に前足をかけて立つ。
少しだけ近くなった天使の顔。
そこに嵌め込まれた黒い真珠に茶色の光輪が現れる。
次に瞬きをすると、人の姿の仁が全裸で俺の膝上に乗っていた。
耳を隠すぐらいの栗色の短髪が白亜の肌をさらさらと撫でる。
黒と茶が混じる長いまつ毛に包まれた漆黒の瞳の中に、金箔の雪が散りばめられている。
目元のほりや鼻梁の高さは控えめではあるが、確実に海外の風味を感じさせた。
俺より20cm身長が小さい彼は、座高にするとさらに小さい。だから近寄せられるままにぐっと背中を丸める。
肉付きは薄いが太い骨を感じる腕が俺の頭の後ろで交差していて、整った、且つ可愛い顔が鼻が付きそうなほど近くで照れくさそうにはにかんでいる。
その表情に恋い慕う気持ちが見え隠れしていて、放たれる色気に卒倒しそうになった。
男女から鬼のようにモテるくせに自分の顔の良さに気付いてないんで、俺がほぼSPと化している現状を分かってんのか?
「いつ行こっか」
「木曜の放課後は?」
「空いてるよ」
頬が少しだけ紅潮して、「ふふ」と幸せがつい溢れ出てしまったような桃色の笑い声に本能をくすぐられる。
胸骨の辺りに熱い衝動が芽を出し、凄いスピードで脳髄まで枝葉を伸ばそうとするのを理性で鈍化させる。
「仁、体調はどうだ」
隠したつもりでも、目は口ほどに物を言う。
濡羽色の目が一瞬圧倒されたように縮まって、すぐに蕩けた。
「ぽかぽかだよ。武蔵のお陰でね」
俺の名前を殊更艶やかに呼ばれて、単純な俺の息子は即着火する。
温まった体なら、暖房が点いていても底冷えするこの部屋で肢体を晒しても大丈夫だろう。
「久々に勝手に風呂入れたんでな。今度こそ嫌われたかもしれねぇと思ったんだが」
「っふふ…愛でしょ?」
「たりめぇだ」
甘えた顔で俺の顔を覗き込んでくるから、仁が大好きな雄の笑顔で獲物の動きを止める。
薄っすら開いた桜色の唇を瞬きの間に塞いで、俺の口から奪われる酸素から仁の驚きを感じ取る。
反射的に抵抗しようとするのを、左手が後頭部をほぼ丸ごと掴んで押さえ込んだ。
その間、俺の肩に置かれた手は一切抵抗を見せない。なんなら縋るように服を掴んでいる。
首の力みが抜けてきた頃に唇を離し、額を付けて可愛い男へお伺いを立てる。
「呼吸のタイミング分かんなくなるから急にするのやめてってば」
「目で知らせたじゃねぇか」
「イケメン過ぎる!別のにしろー!」
片頬を膨らませる仕草はあざとくて、だがその膨らみをプスリと攻撃したら更にそっぽを向いてしまうことが分かっているから自重する。
抵抗して触れ合いを嫌がっていると考えられたくないのに、唐突なキスは反射的に首を振ってしまう、といつぞや落ち込んでいた。
長らく剣道部に在籍し鍛えていた俺にとって、仁の抵抗は小鳥の囀り程度なんだがな。
「ははっ、気が向いたらな」
もう片方の頬も膨らみ始めたんで、早いとこなだれ込んじまおう。
「そろそろ我慢ならねぇぞ」
鎖骨のくぼみに熱い吐息と口付けをお見舞いする。
くすぐったそうな反応を見て、キスの高度を下げていく。
平らな胸に一際強く吸い付けば、世界から隠してしまいたくなるほど美しいコントラストが生み出される。
左手を仁の背中に回し全体重を支えているのに小さな体が強張るから、ベッドの方へ寝かせてやった。
そろそろと背中を落ち着けた彼の上に無言で覆いかぶさって、いつまでたっても初な態度を見せる彼に『今日こそ』と言葉の蜜を垂らす。
「なぁ、」
仁の頭の横へ右肘をつく。
「今日はかなり昂ってんだ」
左手で胸から腹へ、薄っすらついている腹筋の筋を人さし指でなぞって。
「だが痛くはしねぇ。嫌なら首振りゃやめる」
男らしい腰骨に行き着いて、その凹凸に歯型をつける想像が脳内を走り抜ける。
「…挿れてもいいか?」
恋人関係になったのは1年前で、チークキスは許されても唇へのキスは3カ月目まで逃げられた。
『キスが良いならこっちだって良いだろ?』つって素肌を触ること、性器を触ること、兜合わせってだんだんと絆していったわけだが、一番最後を許しちゃくれねぇ。
今日が丁度一周年記念日だから元から甘やかしまくるつもりだった。
その上でオネダリして良心につけこむ…なんてことも考えたんだがな。
逃げる時のセリフを思い出しながら返答を待っていたら、仁がいつもと違って顔を真っ赤にしている。
口は富士山みたいに曲がって、眉が微妙に寄っていて。
この表情はなにか言いたいことがある時にする。
『どっちだ…。「オレの体以外興味無いの?」なんて言われたら勃起不全になるかもしれねぇ』
首筋に冷たいものが這う感触がして、一言一句聞き逃さないように全神経が仁に向けられる。
「今日、さ?1周年だから武蔵を喜ばせたいなーと思って、…帰ってすぐにお風呂入って、…中を、洗おうと思ってたん、だよ…」
情報過多で思考が停止した俺とは裏腹に、言いたいことが言えたと仁が饒舌になる。
「武蔵が帰ってくるまでにお膳立ては済ませておいて一片の不安なくお誘いをするつもりだったんだ。それでもやっぱり不安なものは不安でポメ化しちゃったんだけど…」
今日という記念日に特別な意識を持ってくれていて、しかも俺と一歩踏み出してくれるつもりだったのか。
幾度も取ってきた優勝の喜びすら遥か彼方に霞むぐらい、血が沸騰して吹き出しそうな感覚を全身で体感する。
「あっ武蔵!あんま喜んだら…」
目玉が引き絞られるような感覚の後、仁の腹を跨いで置かれた大きくモフモフな手が見えた。
『…くっそ、気をつけてたんだがなぁ…』
この姿で得することも多いが今は困んだよ。
「あぁー、完全にゴールデンレトリバーだねー」
笑い声と共に頭を撫でられる。
その手慣れた手つきが人に戻るまでの所要時間を想起させて、じれったくなってしまう。
『このままで…はいけねぇよなぁ』
初体験を獣姦なんて特殊なものにしたくない。
本人が望むなら、とは思うが。
「んん~モフモフ!」
仁、俺に抱き着くより先に服を着ろ。
「素肌で感じてみたかったんだー」
今度モフモフの大きなぬいぐるみ買ってやるから今は遠慮してくれ。
「あ、今日コンビニで美味しそうなわんこのおやつ見つけたから食べてみてよ」
漸く離れたと思ったら俺に背を向けてリュックを漁ろうと腰を折った。
『隠せぇ!』
心の中で大絶叫である。
んーとね、などと独り言を言いながらドサドサと中身が積まれる様を眺めていると、衝撃的な物が一瞬出そうになって隠されたのを見てしまった。
ローションとゴムでは…?
ドレッシングと煙草じゃないよな?少なくとも煙草はどちらも吸わねぇしな。
宇宙猫ならぬ宇宙犬になっているといつの間にか目の前に仁が座り込んでいた。
「はい!半分はオレがポメったときに食べる分だからね」
無邪気にささみを差し出す彼氏に了承と一声吠えて、今日のビッグイベントは泣く泣く延期にすることを宣言した。
明日は半日俺を戻すことに専念する羽目になるだろう。
そうすりゃ人型になるのは夕方辺り。そこから熱烈アタックをすれば夜には…。
そう上手くはいかないかもしれないが、少なくとも仁の許可は下りている。
ゆっくり進んでいければいい。
どうせ後何十年も一緒に生きていくのだから。
「どうかな、美味しい?」
興味津々で返事を待つ彼を見て、心の奥底から温かな感覚が湧き上がる。
雑念が浄化され、唯一つの心が全身を動かす。
前足に力を加え、体を前へ傾ける。
柔らかな唇へ鼻先をチョンと触れさせる。
ついでに少し頭を傾けてぺろりと舐めてやった。
「ワフ」
『極上に決まってんだろ』
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