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7. 怜、果たして彼女は本当に自分を好きなのか?
怜、果たして彼女は本当に自分を好きなのか? ⑫
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またしても零時更新に間に合わず、すみません!
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カクテルにも花言葉の様にカクテル言葉が有ると知って、香子が「モヒートは?」と訊いて来た。翔はスルッと「心の渇きを癒して」と答え、継いで「心、乾いてるもんな。そこの女子二人」としみじみ憐れむように言う。郁美はガンっとカウンターに額を打ち付け、負けない香子は「翔さま。潤して下さい」と目を潤ませてきた。
「香子には、次ブルームーンを作ってあげよう」
「どーゆー意味?」
綺麗な名前からして期待に目をキラキラさせている。翔はにっこりと、それでいてきっぱりと拒絶する色を双眸に浮かべた。
「“できない相談”」
“奇跡の予感” という意味もあるが、これは藪蛇になるので教えない。
「ひどーい。香子に愛を下さ~い」
情けない顔をして伸ばしてくる香子の手をひらりと躱し、
「ブルームーンが嫌なら、シャンディガフにするか? 因みに “無駄な事” って意味な」
「無駄……冷たすぎるぅ」
「当然だろ。俺は自分が可愛い。誰がむざむざと香子の趣味に付き合うか」
「ちっ。ホント手強い」
翔が舌打ちした香子にデコピンすると、一見両手に花な剛志が薄笑いを浮かべて香子を見、翔に視線を移して「俺のは?」と訊いて来た。
「ジン・トニックは “強い意志”、または “いつも希望を捨てないあなたへ” だな」
「なんだ。俺にピッタリじゃん」
得意そうな顔をする剛志だが、翔はふふんと笑った。
敢えて言う心算はなかったが、剛志が見当違いな方向に希望を持っているのが、以前から少々気になっている。翔は剛志が小学生の時に見切っていたのだが。
「いい加減、現実見た方がいいぞ? 剛志」
「見てますよ。現実」
「違和感しか持てなくてすぐ別れるのにか?」
なんか違うんですよね、何度か聞いた言葉。
痛い所を突かれたと顔に書いているのに、剛志は虚勢を張って翔を睨む。
「それは偶々です」
「偶々が何年続いてんだよ。よく考えてみろ。俺が何の考えもなく、お前を梓に近付けると思うか? 安全牌だって確信を持ってたからに決まってるだろ」
「安全牌の一人に裏切られたじゃん」
言ってから、剛志は己の失言に気が付いたようだ。営業スマイルを崩さない翔の氷のようなオーラに身を竦ませ、ニヤニヤしてこっちを見ていた智樹に目で助けを求めたが、素知らぬ顔でカクテルを作っている。
郁美と香子も完全に剛志を意識から排除しているようで、静かにカクテルを愉しんでいるかに見えた。
剛志の周りだけ氷点下だ。口は災いの元である。
「剛志、一度死ぬか?」
「嘘です。ごめんなさい」
「いいや。お前は嘘は言ってない。失言しただけだ。そうだろ?」
ニヤリと笑って見遣ると、剛志が大きく震えた。
翔はホールの常連客に向かって叫ぶ。
「おーい。誰かコイツ可愛がってやって。ただし、合意の上でな! 犯罪はダメだぞ、犯罪はッ!」
外れんばかりに顎が開かれ、剛志は愕然とした表情で翔を見る。智樹と郁美は憐みの目で、香子は愉悦の目で、聖一はあららと言わんばかりの顔で、魂が抜け落ち、攫われて行く剛志を見送った。
“Drop of the desert” で剛志が面白いことになっている頃、怜のマンションでは梓が拗ねていた。
ソファに体育座りをし、膝に顔を埋めてすんすん泣く梓に触れないばかりか、近寄らせて貰えない。一人分のスペースを空けて、怜は隣の彼女に向かうように横座りしている。
「きょ…今日は、郁ちゃ…たちと、遊んでいーゆったぁ……ひっく……れいく、の嘘吐き~ぃ…ひっく、ひっく」
そう言ってはさめざめ泣かれ、怜は途方に暮れていた。
最初は怜だってそのつもりでいたのだ。
休日を一人で過ごすのは久し振りだし、あれもこれもと予定を立てていたので、梓も安心して出掛けて行った。でもいざ彼女を送り出し一人きりになると、隣りがすうすうして寂しく、無意識に居ない梓に話しかけて肩を落とすこと数回。
一人暮らしを始めた時だって感じたことのなかった孤独感。
面白くもないテレビをじっと見、チラチラと壁の時計を確認する。時間は一向に進まない。時間が欲しい時は無情な速さで過ぎ去ると言うのに。
起きているから気になるんだと、無理矢理寝てみようともしたが眠れるはずもなく、スマホの誘惑に負けそうになり、仕事をしようとパソコンに向かえば、ついつい画像フォルダを開けて梓の写真に見入ってしまい、更なる梓不足を招いてしまった。
かつての自分は一人の時間をどう使っていたのか?
そんなに昔のことでもないのに、思い出せなくて唖然とした。
何年も同じような日を繰り返して来て、たった数か月前までのことが思い出せない。
家出した梓を見付けてからと言うもの、怜の生活は彼女一辺倒になっていた。
寝ても覚めても、仕事の最中ですら彼女のことを考え、僅かな時間でも梓と過ごせる様に時間を割いて、赦して貰うことしかなかった。その彼女に赦され、自分のものにしたら欲がどんどん膨れ上がり、逃げ出せないように囲い込んで、これでもかと愛を注ぎ込み、ドロドロに甘やかして、溶けあうように抱き合って……。
半身が疼き、怜は溜息を吐いた。
家にじっとしていたら妄想で梓を犯しそうだ。けどそれで自己処理する気にもなれず、近所の商店街に散歩がてら外出したのだが、結局どこを見ても行っても梓のことばかり思い出し、どっぷりと梓漬けの自分を再認識しただけだった。
老齢のマスターがやっている喫茶店で時間を潰し、帰り足で夕飯の食材を買いに行く。
夕飯は食べてから帰ると言っていた梓を思い出し、自分は一人で食事をすることに釈然としない思いが沸々と込上げて来る。
そうなったら感情が止まらなくなった。
梓に電話を掛けた。
初めは楽しんでるか聞いて、すぐ切った。数分も経ったらまた声が聞きたくなって、探し物が見付からない風を装い、その次もまたその次も理由を付けては電話を掛け、終いには電話に出て貰えなくなった。
メールも送ったけど、返事が来ない。
梓の家出の一件以来、こっそりつけてあるストラップ型のGPS。極力使いたくなかったそれで梓の所在を確認した上で、剛志にラインして偽装工作をし、彼女を迎えに行った。
ニコニコと笑う怜を見て、梓が固まったのは外でもない。
郁美は暴言を吐いていたが、気にしない。
梓に『帰ろう?』と言い続け、頷くまで動かないであろう怜に彼女が折れると、嬉々として連れ帰り、現在に至る。
帰り道からご機嫌斜めで、何とか取り入ろうとしたものの助手席でそっぽを向き、口を利いてもくれない。
途中で彼女の好きな “Maison en gâteau” のケーキを買って、一瞬顔が綻びかけたけど、すぐにまたそっぽを向かれてしまった。これでご機嫌が取れないとなると、ちょっと雲行きが悪い。
「アズちゃ~ん。お願いだから機嫌直してよ」
彼女の足先に触れると、顔も上げずに手で払われた。それでもめげずに梓に触れると、踵で蹴られた。そんなに強くではなかったけれど、顔の次に怜の指が好きだと言って憚らない彼女のこの行為に、ショックを隠し切れない。
束の間、呆然と梓を見てしまった。
それだけ怒らせてしまった自分が悪いと、心中で繰り返し、今度は膝を抱えている左手の薬指を取り、引っ込めようとする梓に抗って放さなかった。
「アズちゃんがいない間、どう時間を消化したら良いのか分からなくて、困った。何やってもアズちゃんのことばかりで、寂しくて仕方ない」
薬指にキスを落とすと、梓の手がピクリと引っ込みそうになって、反射的に握り込んだ。そして彼女の指を口中に含んで、様子を見ながら舐り始めた。
「やっ!」
漸く顔を上げた梓は睨んできて、手を取り戻そうとする。けど易々と放したりしない。
一本一本を丁寧に舐め、指の股に舌を這わせると、怒っている双眸に仄かな艶が揺らめく。微かに甘い吐息を漏らし、我に返って手を取り返そうとする。
指を舐りつつ梓の身体を引き寄せると、もう片方の手で怜の胸を押し返して来た。
掌に舌を這わせ、指の間をチロチロと擽り、唇で食む。
「一秒も離れたくないくらい、愛しててごめんね」
梓の指先に軽く歯を立てた。
ぴくっと震えた彼女の目に情欲が灯るのを見、怜は艶然と微笑んで彼女を胸に引き寄せた。
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カクテルにも花言葉の様にカクテル言葉が有ると知って、香子が「モヒートは?」と訊いて来た。翔はスルッと「心の渇きを癒して」と答え、継いで「心、乾いてるもんな。そこの女子二人」としみじみ憐れむように言う。郁美はガンっとカウンターに額を打ち付け、負けない香子は「翔さま。潤して下さい」と目を潤ませてきた。
「香子には、次ブルームーンを作ってあげよう」
「どーゆー意味?」
綺麗な名前からして期待に目をキラキラさせている。翔はにっこりと、それでいてきっぱりと拒絶する色を双眸に浮かべた。
「“できない相談”」
“奇跡の予感” という意味もあるが、これは藪蛇になるので教えない。
「ひどーい。香子に愛を下さ~い」
情けない顔をして伸ばしてくる香子の手をひらりと躱し、
「ブルームーンが嫌なら、シャンディガフにするか? 因みに “無駄な事” って意味な」
「無駄……冷たすぎるぅ」
「当然だろ。俺は自分が可愛い。誰がむざむざと香子の趣味に付き合うか」
「ちっ。ホント手強い」
翔が舌打ちした香子にデコピンすると、一見両手に花な剛志が薄笑いを浮かべて香子を見、翔に視線を移して「俺のは?」と訊いて来た。
「ジン・トニックは “強い意志”、または “いつも希望を捨てないあなたへ” だな」
「なんだ。俺にピッタリじゃん」
得意そうな顔をする剛志だが、翔はふふんと笑った。
敢えて言う心算はなかったが、剛志が見当違いな方向に希望を持っているのが、以前から少々気になっている。翔は剛志が小学生の時に見切っていたのだが。
「いい加減、現実見た方がいいぞ? 剛志」
「見てますよ。現実」
「違和感しか持てなくてすぐ別れるのにか?」
なんか違うんですよね、何度か聞いた言葉。
痛い所を突かれたと顔に書いているのに、剛志は虚勢を張って翔を睨む。
「それは偶々です」
「偶々が何年続いてんだよ。よく考えてみろ。俺が何の考えもなく、お前を梓に近付けると思うか? 安全牌だって確信を持ってたからに決まってるだろ」
「安全牌の一人に裏切られたじゃん」
言ってから、剛志は己の失言に気が付いたようだ。営業スマイルを崩さない翔の氷のようなオーラに身を竦ませ、ニヤニヤしてこっちを見ていた智樹に目で助けを求めたが、素知らぬ顔でカクテルを作っている。
郁美と香子も完全に剛志を意識から排除しているようで、静かにカクテルを愉しんでいるかに見えた。
剛志の周りだけ氷点下だ。口は災いの元である。
「剛志、一度死ぬか?」
「嘘です。ごめんなさい」
「いいや。お前は嘘は言ってない。失言しただけだ。そうだろ?」
ニヤリと笑って見遣ると、剛志が大きく震えた。
翔はホールの常連客に向かって叫ぶ。
「おーい。誰かコイツ可愛がってやって。ただし、合意の上でな! 犯罪はダメだぞ、犯罪はッ!」
外れんばかりに顎が開かれ、剛志は愕然とした表情で翔を見る。智樹と郁美は憐みの目で、香子は愉悦の目で、聖一はあららと言わんばかりの顔で、魂が抜け落ち、攫われて行く剛志を見送った。
“Drop of the desert” で剛志が面白いことになっている頃、怜のマンションでは梓が拗ねていた。
ソファに体育座りをし、膝に顔を埋めてすんすん泣く梓に触れないばかりか、近寄らせて貰えない。一人分のスペースを空けて、怜は隣の彼女に向かうように横座りしている。
「きょ…今日は、郁ちゃ…たちと、遊んでいーゆったぁ……ひっく……れいく、の嘘吐き~ぃ…ひっく、ひっく」
そう言ってはさめざめ泣かれ、怜は途方に暮れていた。
最初は怜だってそのつもりでいたのだ。
休日を一人で過ごすのは久し振りだし、あれもこれもと予定を立てていたので、梓も安心して出掛けて行った。でもいざ彼女を送り出し一人きりになると、隣りがすうすうして寂しく、無意識に居ない梓に話しかけて肩を落とすこと数回。
一人暮らしを始めた時だって感じたことのなかった孤独感。
面白くもないテレビをじっと見、チラチラと壁の時計を確認する。時間は一向に進まない。時間が欲しい時は無情な速さで過ぎ去ると言うのに。
起きているから気になるんだと、無理矢理寝てみようともしたが眠れるはずもなく、スマホの誘惑に負けそうになり、仕事をしようとパソコンに向かえば、ついつい画像フォルダを開けて梓の写真に見入ってしまい、更なる梓不足を招いてしまった。
かつての自分は一人の時間をどう使っていたのか?
そんなに昔のことでもないのに、思い出せなくて唖然とした。
何年も同じような日を繰り返して来て、たった数か月前までのことが思い出せない。
家出した梓を見付けてからと言うもの、怜の生活は彼女一辺倒になっていた。
寝ても覚めても、仕事の最中ですら彼女のことを考え、僅かな時間でも梓と過ごせる様に時間を割いて、赦して貰うことしかなかった。その彼女に赦され、自分のものにしたら欲がどんどん膨れ上がり、逃げ出せないように囲い込んで、これでもかと愛を注ぎ込み、ドロドロに甘やかして、溶けあうように抱き合って……。
半身が疼き、怜は溜息を吐いた。
家にじっとしていたら妄想で梓を犯しそうだ。けどそれで自己処理する気にもなれず、近所の商店街に散歩がてら外出したのだが、結局どこを見ても行っても梓のことばかり思い出し、どっぷりと梓漬けの自分を再認識しただけだった。
老齢のマスターがやっている喫茶店で時間を潰し、帰り足で夕飯の食材を買いに行く。
夕飯は食べてから帰ると言っていた梓を思い出し、自分は一人で食事をすることに釈然としない思いが沸々と込上げて来る。
そうなったら感情が止まらなくなった。
梓に電話を掛けた。
初めは楽しんでるか聞いて、すぐ切った。数分も経ったらまた声が聞きたくなって、探し物が見付からない風を装い、その次もまたその次も理由を付けては電話を掛け、終いには電話に出て貰えなくなった。
メールも送ったけど、返事が来ない。
梓の家出の一件以来、こっそりつけてあるストラップ型のGPS。極力使いたくなかったそれで梓の所在を確認した上で、剛志にラインして偽装工作をし、彼女を迎えに行った。
ニコニコと笑う怜を見て、梓が固まったのは外でもない。
郁美は暴言を吐いていたが、気にしない。
梓に『帰ろう?』と言い続け、頷くまで動かないであろう怜に彼女が折れると、嬉々として連れ帰り、現在に至る。
帰り道からご機嫌斜めで、何とか取り入ろうとしたものの助手席でそっぽを向き、口を利いてもくれない。
途中で彼女の好きな “Maison en gâteau” のケーキを買って、一瞬顔が綻びかけたけど、すぐにまたそっぽを向かれてしまった。これでご機嫌が取れないとなると、ちょっと雲行きが悪い。
「アズちゃ~ん。お願いだから機嫌直してよ」
彼女の足先に触れると、顔も上げずに手で払われた。それでもめげずに梓に触れると、踵で蹴られた。そんなに強くではなかったけれど、顔の次に怜の指が好きだと言って憚らない彼女のこの行為に、ショックを隠し切れない。
束の間、呆然と梓を見てしまった。
それだけ怒らせてしまった自分が悪いと、心中で繰り返し、今度は膝を抱えている左手の薬指を取り、引っ込めようとする梓に抗って放さなかった。
「アズちゃんがいない間、どう時間を消化したら良いのか分からなくて、困った。何やってもアズちゃんのことばかりで、寂しくて仕方ない」
薬指にキスを落とすと、梓の手がピクリと引っ込みそうになって、反射的に握り込んだ。そして彼女の指を口中に含んで、様子を見ながら舐り始めた。
「やっ!」
漸く顔を上げた梓は睨んできて、手を取り戻そうとする。けど易々と放したりしない。
一本一本を丁寧に舐め、指の股に舌を這わせると、怒っている双眸に仄かな艶が揺らめく。微かに甘い吐息を漏らし、我に返って手を取り返そうとする。
指を舐りつつ梓の身体を引き寄せると、もう片方の手で怜の胸を押し返して来た。
掌に舌を這わせ、指の間をチロチロと擽り、唇で食む。
「一秒も離れたくないくらい、愛しててごめんね」
梓の指先に軽く歯を立てた。
ぴくっと震えた彼女の目に情欲が灯るのを見、怜は艶然と微笑んで彼女を胸に引き寄せた。
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