【R18】不器用な僕たちの恋愛事情

優奎 日伽 (うけい にちか)

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9. Love Holic 【R18】

Love Holic ② 【R18】

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 美空が泣こうが喚こうがもう止めない。
 美空の体をまさぐり、綿ニットのワンピースをたくし上げ、素肌に触れた。大腿から背中へと撫で上げる。美空が一瞬硬直し、すぐに必死の抵抗を見せた。

 殺したいと本気で願った奴らと同じことをしようとしてる。
 泣いて怯える美空を、自分の欲望の捌け口にしようとするなんて、醜悪だ。

 それでも何とかして、美空を繋ぎ留めたかった。身体を重ねる事が出来ない事が、別れる理由だというなら、力尽くでも彼女を自分のものにしたい焦りに突き動かされた。

 暴れる美空を抱え上げ、リビングを後にする。
 乱暴に美空をベッドに投げ、その上に跨った。ロングTシャツを脱ぎ捨て、覆いかぶさる様に唇を奪う。左手で美空の両手の自由を奪い、右手でワンピースを捲り上げると、それを手首に巻き付け、手を封じた。

 必死に叫ぶ美空の目は、もう十玖を見ていない。過去の幻影に囚われてしまったようだ。

「美空。本当に嫌なら僕を殺す気で抵抗して。じゃないともう止まらないよ?」

 叫ぶ美空の口を手で塞ぎ、耳元で囁いた。
 耳たぶを甘噛みし、首筋、鎖骨へと唇を這わす。美空の体臭を深く吸い込んだ。嗅ぎなれた落ち着く匂いがここにあるのに、美空の心がない。

 体を捩って暴れる美空を制止するでもなく、空虚な眼差しでブラのホックを外した。白く形の良い乳房が零れ、ピンクがかった頂を優しく噛むと美空の体が反り返った。

「美空! 僕を見て!!」

 過去に怯えられるより、自分に怯えて囚われればいい。そして殺したいほど憎んで欲しい。愛してもらえなくても、ずっと忘れないから。

 ショーツの上からゆっくりと探るように触れた。指を茂みに滑らせ、小さな花芯を探り当てると、美空の喉から短い悲鳴が漏れた。
 弄ぶ指を退けようと体を左右に大きく捩り、腕を振り上げて十玖を叩きつけてくる。痙攣のように震え、腰を引いて体を丸めようとするのを、十玖が足を絡めて阻止した。 

「美空。僕を見て」

 もう一度言う。今度は優しい声で。
 焦点の合っていなかった美空の視線が、ゆっくりと焦点を合わせ、やっと十玖の目を見た。ぴくぴくと痙攣する彼女の中に、ゆっくりと長く節張った指を挿れていく。
 目を見開いて驚愕する美空に微笑んだ。

「やっと僕を見てくれたね」
「…や…と…おく。いや……あっ。や……めて」
「ダメ。僕は止めないから、嫌なら本気で逃げてくれなきゃダメだよ」

 膣内なかは熱くグズグズに熟れた果実のようだ。
 ゆっくりと指で掻き回し、指先で柔らかな壁を押し上げ、擦り、トロリと指を伝って乳白色の液が零れる。

 十玖を突っぱね暴れながらも、途切れ途切れの吐息が熱い。
 眼下で泣きじゃくり、嫌がる美空が愛しいと思ってしまうのは、ヤバいんだろうなと自嘲の笑みを浮かべた。
 ジーンズの中で熱を持って脈を打つモノが押さえつけられ、痛みと苦しさを覚えて小さく声を漏らす。

 美空の中から指を抜き取り、絡みついた液を丁寧に舐め取りながら、解放されたモノが、激しく脈打って更に熱く反り返ると、熱を持った吐息が知らず漏れた。

 巻き付けられたワンピースを解こうと四苦八苦する美空のショーツを剥ぎ取り、足をこじ開け、美空の秘所に限界値まで達したモノを押し当てた。

「逃げないの? 挿入はいっちゃうよ?」
「お…ねが……い。怖い事、しないで」

 哀願する美空に口付けて、頭を抑え込んだ。同時にギリギリと押し入って来るモノに、美空は体を戦慄わななかせ、堪らず悲鳴を上げた。
 巻き付けられていたワンピースがようやく手を離れ、十玖の胸を押しやる。

「や…とお…く。痛い。痛いよぉ」
「まだだよ。まだ…」
「いや……い…いやっ。や…めて……ったい…と…十玖と…初めてが、こんなんじゃ…や……ヤだぁ」
「もお無理。手、背中に回して」

 ゆっくりと動かしながら、少しずつ奥まで侵入していく。これ以上の侵入を拒むかのように奥で締め付け、ゾクリとして危うくイカされそうになった。

 乳房を鷲掴み、可愛い乳首を吸って舌先で転がし、ぐいぐいと楔を突き刺す。
 泣きじゃくりながら懇願する美空を突き上げながら、自分勝手な欲望に身を任せ、美空の中に垂れ流す。すぐに新たな欲望が漲り、何度も何度も深いところまで犯し続けた。


 美空の嗚咽の声もかすれ始めた頃、彼女の手が頬に触れた。十玖は眇めた目で見降ろす。

「十玖……泣かないで」

 この時、初めて泣いていたことに気が付いた。
 美空が十玖の涙を指ですくう。

「ごめんね。大好きよ、十玖」

 気が付いた途端、堰を切ったようにぼたぼたと、涙が美空の上に滴り落ちて行く。美空は十玖の頭を抱き寄せた。

「…くう。ごめん」
「う…ん」
「ごめん。ホントごめん。もおホント…ダメなんだ。別れるなんて、冗談でも言わないで。頭がおかしくなる」
「十玖……お願い。泣かないで」

 美空の腕を解き、半身を起こして掌で涙を拭く。深呼吸して、美空を見つめた。

「愛してる。愛してる愛してる愛してる」

 美空が微笑むのを見て、安心した十玖が笑う。
 彼女に引き寄せられ、唇を重ねた。熱い吐息を交わしながら舌を絡め合う。時折見つめ合い、息苦しそうに震わせる唇を啄み、また舌を絡ませ合った。彼女の隠微に蠢く舌を吸い、逃げていく彼女を追った。十玖の舌先が歯の裏を舐める。その舌先を強く吸い取って、美空は悪戯っぽい笑いを漏らした。

「誘ってる?」

 美空の返事など待つまでもないと、首筋に舌を這わす。「くすぐったい」と首を竦めた仕草に、一時大人しくなったモノが、美空の中で起き上がった。

「え……? や…なに急に」

 目を白黒させる美空に、申し訳なさそうな十玖。とは言えしっかり腰は動いてる。

「美空、可愛すぎ」

 軽くキスして、美空の脚を肩に掛ける。右のふくらはぎにキスすると、悪戯っ子の笑みを見せた。

「いま美空と繋がってるよ」
「っ…やっ」

 腰を引いた美空を止め、ぐっと押し込む。

「ダメ。まだ美空の中にいさせて」

 指が下腹を撫で、茂みから埋もれていた花芯を見つけ出し、抓んで弄ぶと、膣がひくひくして、十玖のモノを締め付けてくる。
 背筋がぞくっとして、震えが腰を突き抜けた。


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