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3.激弱でも戦えますか?
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(ん、、、?頼み??)
アサヒは逃げようとしていた足を止めた。
「頼み、、ってなんですか?」
「すまない、少しだけ聞いてくれ、、、。」
「今、この世界は崩壊の危機なんだ.....。」
(やばい!ラノベっぽい展開来た!)
「、、、と、言いますと?」
「あ、その前に紹介が遅れたな、私はスペリオル12神の内の一人、愛の神ビティリアだ。」
「スペリオル...?12神...??」
「お前、、、この世界のこと何も知らずに来たのか??」
「お恥ずかしながら.....」
(全部あのクソジジイのせいだけどな。)
「この世界の名前はスペリオル、ここは12個の国から出来ていて、12人の神が統治している。それが12神だ。」
「じゃあ、貴方はこの世界で最も偉い神のうちの一人....??」
「そういうことになる。」
(まじかあぁぁぁぁぁぁ、全然知らずに喋ってたよ、、、変な事言ってねぇか??殺されやしねぇか???)
「だけど、さっきも言った通りこの世界は今、崩壊の危機に直面している。」
「12神のうちの一人が裏切り、残りの11人を殺してこの世界を支配しようと目論んでいるのだ。」
「それ、だいぶやばいっすね、、、」
(話が大きすぎて全然ついていけねぇ、、、)
「それで、頼みっていうのは、、、?」
「あぁ、君にその裏切り者の神を殺して欲しいんだ。」
「あぁ!なるほど!今、12神のうちの一人が裏切って世界が崩壊の危機だから僕がその裏切り者を殺しに行けばいいんですね!」
「..........て、、、ぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!?!?!?」
「なんで俺なんですか!?!?ただの雑魚ですよ!?!?彼女できたこともないですし!!童貞ですよ!!!???」
「別に童貞は関係ないだろ。」
「すまない、無理な願いなのは承知している、ただ我々12神も自分の国のことがある故、うかつに動く訳には行かないんだ。」
「だとしても、俺である理由はなくないですか、、、」
「君は異世界転生だろ?誰かしらの神と話をしてるはずだろ??なら特殊なスキル、加護、装備などをもらってるはずだ。。。この世界の民よりも何倍も何十倍も強い君たちに頼るしかないんだ.......。」
「俺、、、なんも、貰ってないです、、、。」
「は?」
「俺!!何一つ貰えてないです!!!」
「はぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!???」
「なんでだ!神と話をせずにここに来たのか!?」
「いや、神と話しました。。。」
「ますますなぜだ!なんという神だ!確かに今は強い神々は異変への対応に忙しくて転生なんてさせてる暇なんて無いかもしれないけど、、、」
「いっても中位くらいの神ならそこそこの強さを与えてくれるはずだ、、、。」
「退屈神、、、ゼクリディウスです、、、」
12神ともあろう神が頭を抱えた。
「なぜだ.....本当に聞いたことも無い.......」
アサヒは逃げようとしていた足を止めた。
「頼み、、ってなんですか?」
「すまない、少しだけ聞いてくれ、、、。」
「今、この世界は崩壊の危機なんだ.....。」
(やばい!ラノベっぽい展開来た!)
「、、、と、言いますと?」
「あ、その前に紹介が遅れたな、私はスペリオル12神の内の一人、愛の神ビティリアだ。」
「スペリオル...?12神...??」
「お前、、、この世界のこと何も知らずに来たのか??」
「お恥ずかしながら.....」
(全部あのクソジジイのせいだけどな。)
「この世界の名前はスペリオル、ここは12個の国から出来ていて、12人の神が統治している。それが12神だ。」
「じゃあ、貴方はこの世界で最も偉い神のうちの一人....??」
「そういうことになる。」
(まじかあぁぁぁぁぁぁ、全然知らずに喋ってたよ、、、変な事言ってねぇか??殺されやしねぇか???)
「だけど、さっきも言った通りこの世界は今、崩壊の危機に直面している。」
「12神のうちの一人が裏切り、残りの11人を殺してこの世界を支配しようと目論んでいるのだ。」
「それ、だいぶやばいっすね、、、」
(話が大きすぎて全然ついていけねぇ、、、)
「それで、頼みっていうのは、、、?」
「あぁ、君にその裏切り者の神を殺して欲しいんだ。」
「あぁ!なるほど!今、12神のうちの一人が裏切って世界が崩壊の危機だから僕がその裏切り者を殺しに行けばいいんですね!」
「..........て、、、ぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!?!?!?」
「なんで俺なんですか!?!?ただの雑魚ですよ!?!?彼女できたこともないですし!!童貞ですよ!!!???」
「別に童貞は関係ないだろ。」
「すまない、無理な願いなのは承知している、ただ我々12神も自分の国のことがある故、うかつに動く訳には行かないんだ。」
「だとしても、俺である理由はなくないですか、、、」
「君は異世界転生だろ?誰かしらの神と話をしてるはずだろ??なら特殊なスキル、加護、装備などをもらってるはずだ。。。この世界の民よりも何倍も何十倍も強い君たちに頼るしかないんだ.......。」
「俺、、、なんも、貰ってないです、、、。」
「は?」
「俺!!何一つ貰えてないです!!!」
「はぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!???」
「なんでだ!神と話をせずにここに来たのか!?」
「いや、神と話しました。。。」
「ますますなぜだ!なんという神だ!確かに今は強い神々は異変への対応に忙しくて転生なんてさせてる暇なんて無いかもしれないけど、、、」
「いっても中位くらいの神ならそこそこの強さを与えてくれるはずだ、、、。」
「退屈神、、、ゼクリディウスです、、、」
12神ともあろう神が頭を抱えた。
「なぜだ.....本当に聞いたことも無い.......」
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