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○1章 異世界の少女達
-5 『わがまま』
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異世界人とはいえ、やってきた客たちへのサービスは基本的に同じだ。
会席料理などの食の提供や日本中の酒が飲めるバーなどの娯楽施設。中でも天然温泉は異世界ではあまりないらしく、訪れた客のほとんどが気に入るという。
風呂に入って疲れを癒し、美味しい物を食べて寝る。旅館そのもののあり方だ。
あやめ荘には露天風呂も併設されており、今の時期では、桜が散った後の新緑が覆った野山一面の萌葱色を展望できる。これらは朝の五時から深夜十二時まで開放されていて、誰でも入浴できるために異世界から来た客同士での交流の場にもなっているようだ。
他にも完全混浴の家族風呂があり、予約をしておけば他の客に邪魔されることなく満喫することもできる。大きさも十分なもので、人気が高く一日の予約はすぐに埋まるほどだ。
「きゃああ」
週末の昼下がり。
休憩に入るために廊下を歩いていると短い悲鳴が聞こえてきた。
何事かと思って声のした方へ駆けつけると、本館から別館へと移る渡り廊下で赤絨毯に突っ伏しているシエラの姿があった。ちょうど渡り廊下の途中で段差になっている箇所があり、そこで足を取られたようだ。
転んだにしては受身を取った様子もないあたり運動神経は悪いのだろうか。
帽子こそないが以前と同じ修道服を纏っており、転げたせいで裾がめくれ、真っ白な太ももが露になっている。豊満で大きな胸が身体に押しつぶされているのを見て、あのエアバッグが衝撃を和らげたのだろうかとくだらない妄想をしてしまった。
「だ、大丈夫ですか」と駆け寄ると、シエラは顔だけを持ち上げて「はぁい」と間の抜けた声で返事をした。
「その声はハルさんですね」とどこか焦点の合わないような目で俺の方を見た。
「ごめんなさい。段差があることに気づかなくて」
「ああ、確かに危ないですよね。でもここってすぐ裏が山に面してるから斜面が多くて、こういう微妙な段差のあるところが多いんですよ。すみません」
「いえいえ大丈夫です。仕方のないことですよ。私がただ不注意だっただけですから」
よろよろと立ち上がったシエラは何かを探すように手を彷徨わせ、壁に指先が触れると安堵したように息をついていた。
「もしかしてあまり目が見えないんですか」
「実はそうなんです。普段は魔力眼鏡という魔法のかかった道具を目につけているので問題は無いのですが、先ほど壊れてしまいまして」
コンタクトレンズの魔法版のようなものだろうか。
「そりゃ大変だ。じゃあ部屋まで案内しますよ。危険だし」
手を取って彼女の部屋の方向へ歩き出そうとしたが、しかしシエラは首を横に振って動こうとしなかった。
「どうしました?」
俺が尋ねてもシエラはしばらく口を噤んでいたが、やがてもじもじと照れながら口を開いた。
「実はその――私、まだこの旅館の『温泉』というものに入ったことがないんです」
なんだそんなことか、と俺は拍子抜けをくらった。
「とても気持ちがよく天にも昇るほど素晴らしいものだと聞きました。それで、その。どういったものか気になって一度は入ってみたいんですけど、どうしてもマリーディアが許可してくれなくて。不特定多数の人間や多種族が入った公衆風呂になんて、病気や暴徒が心配で入れさせるわけにはいかないと怒られてしまうんです」
見るからに過保護そうであったあの従者ならば納得できる。少々行き過ぎな気もするが。
「それに、私は天族だから翼を湯に浸すと吸い取って重くなってしまうこともあって。一人では絶対に入ってはいけない、と」
「あー、それは危なそう」
「そんな、ハルさんまで……」
「じ、冗談だって」
本気で落ち込んだかのようにシエラがうなだれてしまい、俺は慌てて笑顔で取り繕う。しかしシエラは、表情だけは思いのほかへこたれる様子もなく、むしろ何か意地を膨らませているようだった。
「私、考えたんです。マリーディアが教会への定例報告のためにほんの少しだけ異世界に帰っているこの時間を使って、こっそりと入ってしまおうかなって。部屋からは一歩も出るなと言われましたが、出ちゃいました」
えへっ、とシエラが無邪気に笑う。
天使のようなその微笑みは、どんな我侭でも許してしまいそうなほどの破壊力があった。
「大丈夫なんですか」
「大丈夫ですよ、きっと。それに公衆浴場の方ではなく家族風呂……でしたっけ、そう呼ばれている貸切のお風呂を予約しましたので」
「でも目が見えないのに従者の人すら付き添えないなんて。また今度にしたらどうですか」
「そんな、イヤです。今日じゃないと駄目なんです。ぜったいです」
「いや、でも」
「しゃわーというものは飽きました。ちゃんと温泉に浸かりたいんです」
「予約は今度取ればまた入れますから」
「そんなの我慢できません。すぐにでもいきたいんです」
「だけど」
「私、気持ちよくなりたいんです」
「でも――」
「いかせてください!」
シエラが興奮して鼻先が赤くなるほどに上気した顔で上目遣いに俺を見上げ、すがりつくように俺に手をかけて食い下がってくる。目尻には涙まで浮かべ、そこはかとない罪悪感がこみ上げてきそうだ。
それからも、シエラはどうしても頑なに「いきたい」と言い張り続けた。
それが一生の頼みだと言わんばかりに。俺の裾を探り当て、駄々をこねる子どものように引っ張ってくる。
お淑やかで清楚な女性だと思っていたが、意地になるとてこでも動こうとしない頑固さの持ち主なのかもしれない。
だが今回ばかりはその我侭も通せない事態なのだから仕方がない。
「行くにしても、目が見えないと危なくて一人では入れないですよ」と俺が諦めさせるつもりで言ったのが運のつきだった。
諭したはずの俺の言葉に、しかしシエラは何かをひらめいたように両手を叩くと、神々しさを纏った天使の笑顔を弾ませてこう言った。
「では、ハルさんも一緒に入ってください」と。
衝撃的な言葉に、俺の脳内で煩悩の鐘がゴーンと重く鳴り響いた。
会席料理などの食の提供や日本中の酒が飲めるバーなどの娯楽施設。中でも天然温泉は異世界ではあまりないらしく、訪れた客のほとんどが気に入るという。
風呂に入って疲れを癒し、美味しい物を食べて寝る。旅館そのもののあり方だ。
あやめ荘には露天風呂も併設されており、今の時期では、桜が散った後の新緑が覆った野山一面の萌葱色を展望できる。これらは朝の五時から深夜十二時まで開放されていて、誰でも入浴できるために異世界から来た客同士での交流の場にもなっているようだ。
他にも完全混浴の家族風呂があり、予約をしておけば他の客に邪魔されることなく満喫することもできる。大きさも十分なもので、人気が高く一日の予約はすぐに埋まるほどだ。
「きゃああ」
週末の昼下がり。
休憩に入るために廊下を歩いていると短い悲鳴が聞こえてきた。
何事かと思って声のした方へ駆けつけると、本館から別館へと移る渡り廊下で赤絨毯に突っ伏しているシエラの姿があった。ちょうど渡り廊下の途中で段差になっている箇所があり、そこで足を取られたようだ。
転んだにしては受身を取った様子もないあたり運動神経は悪いのだろうか。
帽子こそないが以前と同じ修道服を纏っており、転げたせいで裾がめくれ、真っ白な太ももが露になっている。豊満で大きな胸が身体に押しつぶされているのを見て、あのエアバッグが衝撃を和らげたのだろうかとくだらない妄想をしてしまった。
「だ、大丈夫ですか」と駆け寄ると、シエラは顔だけを持ち上げて「はぁい」と間の抜けた声で返事をした。
「その声はハルさんですね」とどこか焦点の合わないような目で俺の方を見た。
「ごめんなさい。段差があることに気づかなくて」
「ああ、確かに危ないですよね。でもここってすぐ裏が山に面してるから斜面が多くて、こういう微妙な段差のあるところが多いんですよ。すみません」
「いえいえ大丈夫です。仕方のないことですよ。私がただ不注意だっただけですから」
よろよろと立ち上がったシエラは何かを探すように手を彷徨わせ、壁に指先が触れると安堵したように息をついていた。
「もしかしてあまり目が見えないんですか」
「実はそうなんです。普段は魔力眼鏡という魔法のかかった道具を目につけているので問題は無いのですが、先ほど壊れてしまいまして」
コンタクトレンズの魔法版のようなものだろうか。
「そりゃ大変だ。じゃあ部屋まで案内しますよ。危険だし」
手を取って彼女の部屋の方向へ歩き出そうとしたが、しかしシエラは首を横に振って動こうとしなかった。
「どうしました?」
俺が尋ねてもシエラはしばらく口を噤んでいたが、やがてもじもじと照れながら口を開いた。
「実はその――私、まだこの旅館の『温泉』というものに入ったことがないんです」
なんだそんなことか、と俺は拍子抜けをくらった。
「とても気持ちがよく天にも昇るほど素晴らしいものだと聞きました。それで、その。どういったものか気になって一度は入ってみたいんですけど、どうしてもマリーディアが許可してくれなくて。不特定多数の人間や多種族が入った公衆風呂になんて、病気や暴徒が心配で入れさせるわけにはいかないと怒られてしまうんです」
見るからに過保護そうであったあの従者ならば納得できる。少々行き過ぎな気もするが。
「それに、私は天族だから翼を湯に浸すと吸い取って重くなってしまうこともあって。一人では絶対に入ってはいけない、と」
「あー、それは危なそう」
「そんな、ハルさんまで……」
「じ、冗談だって」
本気で落ち込んだかのようにシエラがうなだれてしまい、俺は慌てて笑顔で取り繕う。しかしシエラは、表情だけは思いのほかへこたれる様子もなく、むしろ何か意地を膨らませているようだった。
「私、考えたんです。マリーディアが教会への定例報告のためにほんの少しだけ異世界に帰っているこの時間を使って、こっそりと入ってしまおうかなって。部屋からは一歩も出るなと言われましたが、出ちゃいました」
えへっ、とシエラが無邪気に笑う。
天使のようなその微笑みは、どんな我侭でも許してしまいそうなほどの破壊力があった。
「大丈夫なんですか」
「大丈夫ですよ、きっと。それに公衆浴場の方ではなく家族風呂……でしたっけ、そう呼ばれている貸切のお風呂を予約しましたので」
「でも目が見えないのに従者の人すら付き添えないなんて。また今度にしたらどうですか」
「そんな、イヤです。今日じゃないと駄目なんです。ぜったいです」
「いや、でも」
「しゃわーというものは飽きました。ちゃんと温泉に浸かりたいんです」
「予約は今度取ればまた入れますから」
「そんなの我慢できません。すぐにでもいきたいんです」
「だけど」
「私、気持ちよくなりたいんです」
「でも――」
「いかせてください!」
シエラが興奮して鼻先が赤くなるほどに上気した顔で上目遣いに俺を見上げ、すがりつくように俺に手をかけて食い下がってくる。目尻には涙まで浮かべ、そこはかとない罪悪感がこみ上げてきそうだ。
それからも、シエラはどうしても頑なに「いきたい」と言い張り続けた。
それが一生の頼みだと言わんばかりに。俺の裾を探り当て、駄々をこねる子どものように引っ張ってくる。
お淑やかで清楚な女性だと思っていたが、意地になるとてこでも動こうとしない頑固さの持ち主なのかもしれない。
だが今回ばかりはその我侭も通せない事態なのだから仕方がない。
「行くにしても、目が見えないと危なくて一人では入れないですよ」と俺が諦めさせるつもりで言ったのが運のつきだった。
諭したはずの俺の言葉に、しかしシエラは何かをひらめいたように両手を叩くと、神々しさを纏った天使の笑顔を弾ませてこう言った。
「では、ハルさんも一緒に入ってください」と。
衝撃的な言葉に、俺の脳内で煩悩の鐘がゴーンと重く鳴り響いた。
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