32 / 46
○3章 旅館のあり方
-4 『怪しい男』
しおりを挟む
エルナトの一件で一騒動あった直後の今回だ。
駆けつけたふみかさんもさすがに表情を渋め、途方にくれた様子だった。
政府から派遣されたらしい作業員たちが魔法を使って損傷した旅館の一部の修復を始めている。しかしマリーディアが壊した場所は想像以上に多く、作業は難航しているようだ。
ただでさえこちらの世界はマナが少ないため、瞬時に修復するといった大きな魔法を使うことはできない。
「マナが薄い以上、術者は自分の体内のマナを使うことになるわ。マナは生命力と同じ。それが枯渇すれば命が枯れると同然よ。だから無理はできないものなの」
マナを掻き集めながら修復しても、直るには数日は要するだろうとふみかさんは言った。
またしても大失態だ。
エルナトの件も、マリーディアの件も、どちらも俺が深く関わっている。
巻き込まれたような形とはいえ、従業員側である俺にも少なからずの責任が問われることになる。客が勝手にやったことだ、という一言で片付けることはできないだろう。
「お客様の所在不明。施設の破壊。今回の件、さすがに上に報告しなければならないわ。偶然居合わせたお客様からの証言によると、お客様の暴走の発端はハルくんがお客様の女の子を押し倒したことから始まったと聞いたわ。そうなると、たとえアルバイトの立場だとはいえ貴方の名前も出さなければいけない。普通のサービス業のようで忘れがちかもしれないけれど、私たちが扱っているのは現段階での重要国家機密よ。いずれは公開される予定だけど、今は守秘として徹底しなければならない。それはわかっているわね」
ふみかさんの言葉は一言一句その通りで、何も言い返すことができなかった。
「どうなるかわからないけど、このままじゃいられないかも、って事は覚悟しておいて」
ふみかさんの言葉はとても直接的で簡潔だった。
強張った顔でどんよりと肩を落としている俺に、ふみかさんが優しく微笑む。
「大丈夫よ。命を取ったりだとか、そういう物騒なことはないから」
安心させようとする彼女の言葉に、しかし俺は少しも微笑み返す気力を持ち出せなかった。
○
二つの騒動が落ち着いてから六日が経った。
学校が休みの土曜日。
俺はあの時から何も変わらずいつも通りに働いていた。客室の掃除をしてから布団などの洗濯物を運び、昼休憩を取ってからまた夜までの業務に赴く。
旅館の様子も変化を感じられなかった。
政府から派遣された修理人が魔法を使って施設の修復を行っているくらいだ。
彼らは雇われの異世界人らしい。マリーディアが破壊した壁や椅子などの内装もほとんど元通りの状態にまで戻っている。
ただ一つ、旅館で以前と違うのは、ふみかさんが居ないということだけだった。騒動の次の日から、ふみかさんは政府の事務局へと出向いていた。
日も傾き始めた昼下がり。
俺は旅館の外に出て、竹箒を片手に玄関前の掃除をしていた。
旅館を一歩出たロータリーから振り返れば、認識魔法のせいでどこにでもあるような古くこじんまりした外見に早変わりした旅館の姿が見える。
外からの客を迎えなくなったせいで久しく使われていないロータリーだが、自然と溜まる枯葉や砂を掃いて綺麗にしておく。
「ああ、もし」
ふと声をかけられて俺は手を止めた。
振り向くと、アロハシャツに短パン姿という、格好だけ真夏を先取りしたかのような、やや白髪の混じる初老の男性が佇んでいた。
サイズの合っていない大きなサングラスをかけ、だらしなく伸びた無精ひげがそのひょうきんさに拍車をかけている。
見た目は変わっているが、普通の日本人のおじさん。そんな感じだ。
「ちょいと聞きたいことがあるんだが」
フランクに笑みを浮かべ、男性は俺の方へと歩み寄った。
関係者でない人が敷地内に入るのは不味いと思い、俺からも近づく。
「なんですか」
「いやあ、見たところここは旅館のようだね」
「そうですけど」
「実は私、ちょっと近くまで用事があって来たんだけど肝心の宿の手配を忘れてしまってね。泊まるところを探しているんだ」
わっはっは、と男性が肩で笑う。
随分とテンションが高い。酒でも入っているのだろうかと思うくらいだ。
「申し訳ありませんが、当旅館は現在貸しきりになっておりまして、部屋の空きがない状況です。よろしければ近隣の宿泊施設をご紹介いたします」
さすがにこれだけ言えば諦めて帰るだろうとたかをくくっていた。だが男性は少しも立ち去ろうという素振りを見せなかった。
「温泉はあるのだろう。前にここに泊まった夫婦からはとってもいい湯だったと聞いてる。ぜひとも入るだけでもしたいものだが」
「いや、その。そういうのも今はやってなくて」
「どうしてだい」
「どうしてと言われても、そういう決まりなので」
食い下がられるとは思っておらず、どう応対すれば良いか言葉に詰まり始めてしまう。
伺い尋ねている立場の割に、男性は随分と前のめりに押してくるような物言いだ。そのまま押し切られてしまいそうで、焦りに冷や汗が流れる。
「見たところ予約客の看板も立っていないが、本当に客は来ているのかい」
「き、来てますよ」
「団体さんなのかい」
「そうですね」
「一部屋くらいは空いていないのかい」
「いやあ、どうでしょう」
俺は必死に愛想笑いを浮かべるので精一杯になっていた。
こんな時、ふみかさんがいれば親切丁寧な対応で対処してくれただろう。
彼女の不在がより不安に拍車をかける。ふみかさん助けて、と心の悲鳴をあげていると、
「中條さん!」
急に声がしたかと思うと、道路の方から人影が走ってきた。
ふみかさんだった。来て欲しい願望が都合のいい幻覚を見せたのかと思った。
「ハルくん、一緒だったのね」
「一緒?」
俺は小首を傾げる。
中條と呼ばれた男性が不敵に笑みを浮かべた。
「この人は政府から派遣された査察官。中條さんよ」
「ええ、政府から?」
突然のことに、俺はどういう顔をしていいかわからず、呆けるようにしてふみかさんと男性の顔を何度も見返していた。
駆けつけたふみかさんもさすがに表情を渋め、途方にくれた様子だった。
政府から派遣されたらしい作業員たちが魔法を使って損傷した旅館の一部の修復を始めている。しかしマリーディアが壊した場所は想像以上に多く、作業は難航しているようだ。
ただでさえこちらの世界はマナが少ないため、瞬時に修復するといった大きな魔法を使うことはできない。
「マナが薄い以上、術者は自分の体内のマナを使うことになるわ。マナは生命力と同じ。それが枯渇すれば命が枯れると同然よ。だから無理はできないものなの」
マナを掻き集めながら修復しても、直るには数日は要するだろうとふみかさんは言った。
またしても大失態だ。
エルナトの件も、マリーディアの件も、どちらも俺が深く関わっている。
巻き込まれたような形とはいえ、従業員側である俺にも少なからずの責任が問われることになる。客が勝手にやったことだ、という一言で片付けることはできないだろう。
「お客様の所在不明。施設の破壊。今回の件、さすがに上に報告しなければならないわ。偶然居合わせたお客様からの証言によると、お客様の暴走の発端はハルくんがお客様の女の子を押し倒したことから始まったと聞いたわ。そうなると、たとえアルバイトの立場だとはいえ貴方の名前も出さなければいけない。普通のサービス業のようで忘れがちかもしれないけれど、私たちが扱っているのは現段階での重要国家機密よ。いずれは公開される予定だけど、今は守秘として徹底しなければならない。それはわかっているわね」
ふみかさんの言葉は一言一句その通りで、何も言い返すことができなかった。
「どうなるかわからないけど、このままじゃいられないかも、って事は覚悟しておいて」
ふみかさんの言葉はとても直接的で簡潔だった。
強張った顔でどんよりと肩を落としている俺に、ふみかさんが優しく微笑む。
「大丈夫よ。命を取ったりだとか、そういう物騒なことはないから」
安心させようとする彼女の言葉に、しかし俺は少しも微笑み返す気力を持ち出せなかった。
○
二つの騒動が落ち着いてから六日が経った。
学校が休みの土曜日。
俺はあの時から何も変わらずいつも通りに働いていた。客室の掃除をしてから布団などの洗濯物を運び、昼休憩を取ってからまた夜までの業務に赴く。
旅館の様子も変化を感じられなかった。
政府から派遣された修理人が魔法を使って施設の修復を行っているくらいだ。
彼らは雇われの異世界人らしい。マリーディアが破壊した壁や椅子などの内装もほとんど元通りの状態にまで戻っている。
ただ一つ、旅館で以前と違うのは、ふみかさんが居ないということだけだった。騒動の次の日から、ふみかさんは政府の事務局へと出向いていた。
日も傾き始めた昼下がり。
俺は旅館の外に出て、竹箒を片手に玄関前の掃除をしていた。
旅館を一歩出たロータリーから振り返れば、認識魔法のせいでどこにでもあるような古くこじんまりした外見に早変わりした旅館の姿が見える。
外からの客を迎えなくなったせいで久しく使われていないロータリーだが、自然と溜まる枯葉や砂を掃いて綺麗にしておく。
「ああ、もし」
ふと声をかけられて俺は手を止めた。
振り向くと、アロハシャツに短パン姿という、格好だけ真夏を先取りしたかのような、やや白髪の混じる初老の男性が佇んでいた。
サイズの合っていない大きなサングラスをかけ、だらしなく伸びた無精ひげがそのひょうきんさに拍車をかけている。
見た目は変わっているが、普通の日本人のおじさん。そんな感じだ。
「ちょいと聞きたいことがあるんだが」
フランクに笑みを浮かべ、男性は俺の方へと歩み寄った。
関係者でない人が敷地内に入るのは不味いと思い、俺からも近づく。
「なんですか」
「いやあ、見たところここは旅館のようだね」
「そうですけど」
「実は私、ちょっと近くまで用事があって来たんだけど肝心の宿の手配を忘れてしまってね。泊まるところを探しているんだ」
わっはっは、と男性が肩で笑う。
随分とテンションが高い。酒でも入っているのだろうかと思うくらいだ。
「申し訳ありませんが、当旅館は現在貸しきりになっておりまして、部屋の空きがない状況です。よろしければ近隣の宿泊施設をご紹介いたします」
さすがにこれだけ言えば諦めて帰るだろうとたかをくくっていた。だが男性は少しも立ち去ろうという素振りを見せなかった。
「温泉はあるのだろう。前にここに泊まった夫婦からはとってもいい湯だったと聞いてる。ぜひとも入るだけでもしたいものだが」
「いや、その。そういうのも今はやってなくて」
「どうしてだい」
「どうしてと言われても、そういう決まりなので」
食い下がられるとは思っておらず、どう応対すれば良いか言葉に詰まり始めてしまう。
伺い尋ねている立場の割に、男性は随分と前のめりに押してくるような物言いだ。そのまま押し切られてしまいそうで、焦りに冷や汗が流れる。
「見たところ予約客の看板も立っていないが、本当に客は来ているのかい」
「き、来てますよ」
「団体さんなのかい」
「そうですね」
「一部屋くらいは空いていないのかい」
「いやあ、どうでしょう」
俺は必死に愛想笑いを浮かべるので精一杯になっていた。
こんな時、ふみかさんがいれば親切丁寧な対応で対処してくれただろう。
彼女の不在がより不安に拍車をかける。ふみかさん助けて、と心の悲鳴をあげていると、
「中條さん!」
急に声がしたかと思うと、道路の方から人影が走ってきた。
ふみかさんだった。来て欲しい願望が都合のいい幻覚を見せたのかと思った。
「ハルくん、一緒だったのね」
「一緒?」
俺は小首を傾げる。
中條と呼ばれた男性が不敵に笑みを浮かべた。
「この人は政府から派遣された査察官。中條さんよ」
「ええ、政府から?」
突然のことに、俺はどういう顔をしていいかわからず、呆けるようにしてふみかさんと男性の顔を何度も見返していた。
0
あなたにおすすめの小説
最弱Sランク冒険者は引退したい~仲間が強すぎるせいでなぜか僕が陰の実力者だと勘違いされているんだが?
月ノ@最強付与術師の成長革命/発売中
ファンタジー
冒険者のノエルはSランクパーティーの荷物もちだった。
ノエル自体に戦闘能力はなく、自分のことを足手まといだとすら思っていた。
そして、Sランクになったことで、戦うモンスターはより強力になっていった。
荷物持ちであるノエルは戦闘に参加しないものの、戦場は危険でいっぱいだ。
このままじゃいずれ自分はモンスターに殺されてしまうと考えたノエルは、パーティーから引退したいと思うようになる。
ノエルはパーティーメンバーに引退を切り出すが、パーティーメンバーはみな、ノエルのことが大好きだった。それどころか、ノエルの実力を過大評価していた。
ノエルがいないとパーティーは崩壊してしまうと言われ、ノエルは引退するにできない状況に……。
ノエルは引退するために自分の評判を落とそうとするのだが、周りは勘違いして、ノエルが最強だという噂が広まってしまう。
さらにノエルの評判はうなぎのぼりで、ますます引退できなくなるノエルなのだった。
他サイトにも掲載
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
扱いの悪い勇者パーティを啖呵切って離脱した俺、辺境で美女たちと国を作ったらいつの間にか国もハーレムも大陸最強になっていた。
みにぶた🐽
ファンタジー
いいねありがとうございます!反応あるも励みになります。
勇者パーティから“手柄横取り”でパーティ離脱した俺に残ったのは、地球の本を召喚し、読み終えた物語を魔法として再現できるチートスキル《幻想書庫》だけ。
辺境の獣人少女を助けた俺は、物語魔法で水を引き、結界を張り、知恵と技術で開拓村を発展させていく。やがてエルフや元貴族も加わり、村は多種族共和国へ――そして、旧王国と勇者が再び迫る。
だが俺には『三国志』も『孫子』も『トロイの木馬』もある。折伏し、仲間に変える――物語で世界をひっくり返す成り上がり建国譚、開幕!
最遅で最強のレベルアップ~経験値1000分の1の大器晩成型探索者は勤続10年目10度目のレベルアップで覚醒しました!~
ある中管理職
ファンタジー
勤続10年目10度目のレベルアップ。
人よりも貰える経験値が極端に少なく、年に1回程度しかレベルアップしない32歳の主人公宮下要は10年掛かりようやくレベル10に到達した。
すると、ハズレスキル【大器晩成】が覚醒。
なんと1回のレベルアップのステータス上昇が通常の1000倍に。
チートスキル【ステータス上昇1000】を得た宮下はこれをきっかけに、今まで出会う事すら想像してこなかったモンスターを討伐。
探索者としての知名度や地位を一気に上げ、勤めていた店は討伐したレアモンスターの肉と素材の販売で大繁盛。
万年Fランクの【永遠の新米おじさん】と言われた宮下の成り上がり劇が今幕を開ける。
趣味で人助けをしていたギルマス、気付いたら愛の重い最強メンバーに囲まれていた
歩く魚
ファンタジー
働きたくない元社畜、異世界で見つけた最適解は――「助成金で生きる」ことだった。
剣と魔法の世界に転生したシンは、冒険者として下積みを積み、ついに夢を叶える。
それは、国家公認の助成金付き制度――ギルド経営によって、働かずに暮らすこと。
そして、その傍で自らの歪んだ性癖を満たすため、誰に頼まれたわけでもない人助けを続けていたがーー
「ご命令と解釈しました、シン様」
「……あなたの命、私に預けてくれるんでしょ?」
次第にギルドには、主人公に執着するメンバーたちが集まり始め、気がつけばギルドは、愛の重い最強集団になっていた。
痩せる為に不人気のゴブリン狩りを始めたら人生が変わりすぎた件~痩せたらお金もハーレムも色々手に入りました~
ぐうのすけ
ファンタジー
主人公(太田太志)は高校デビューと同時に体重130キロに到達した。
食事制限とハザマ(ダンジョン)ダイエットを勧めれるが、太志は食事制限を後回しにし、ハザマダイエットを開始する。
最初は甘えていた大志だったが、人とのかかわりによって徐々に考えや行動を変えていく。
それによりスキルや人間関係が変化していき、ヒロインとの関係も変わっていくのだった。
※最初は成長メインで描かれますが、徐々にヒロインの展開が多めになっていく……予定です。
カクヨムで先行投稿中!
レベルアップは異世界がおすすめ!
まったりー
ファンタジー
レベルの上がらない世界にダンジョンが出現し、誰もが装備や技術を鍛えて攻略していました。
そんな中、異世界ではレベルが上がることを記憶で知っていた主人公は、手芸スキルと言う生産スキルで異世界に行ける手段を作り、自分たちだけレベルを上げてダンジョンに挑むお話です。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる