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悪意の塊
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噓泣きを続けるアニー
私が虐めたといって怒鳴る父
私を品定めするように
見ているだけの女
朝からなんなんだ。
腹が立って頭が痛い…。
もう面倒臭いな、
…エナはまだ來ないの?
仕方ない。先にお母様の元に向かうか
エナに何か言われたら
あの3人が生理的に
無理だったと正直に言おう。
分かってくれるはずだ。
そう決めると私は
ストっとベッドから降り
「待ちなさい!」という父の声を
無視して
寝巻きのまま母の寝室に
向かうことにした。
母の寝室に向かう間
おかしなことに
エナどころか他のメイドにすら
会わなかった。
…何があったんだ?
母の寝室は何故か
扉が開いていた。
母が扉を開けっ放しなんて
信じられない光景だった。
やはり母になにかあったんだと
私は確信して
「お母様っっ!!!」
そう叫びながら母の寝室に入った。
母のベッドには母ではなく
何かが白い布に顔を覆われて
寝ていた。
私はその光景を信じられなかった。
いや、しんじたくなかった。
まさかその何かが昨日まで
一緒に笑って過ごしていた母だ
なんて
幼かった私には耐え難い現実だった。
私が虐めたといって怒鳴る父
私を品定めするように
見ているだけの女
朝からなんなんだ。
腹が立って頭が痛い…。
もう面倒臭いな、
…エナはまだ來ないの?
仕方ない。先にお母様の元に向かうか
エナに何か言われたら
あの3人が生理的に
無理だったと正直に言おう。
分かってくれるはずだ。
そう決めると私は
ストっとベッドから降り
「待ちなさい!」という父の声を
無視して
寝巻きのまま母の寝室に
向かうことにした。
母の寝室に向かう間
おかしなことに
エナどころか他のメイドにすら
会わなかった。
…何があったんだ?
母の寝室は何故か
扉が開いていた。
母が扉を開けっ放しなんて
信じられない光景だった。
やはり母になにかあったんだと
私は確信して
「お母様っっ!!!」
そう叫びながら母の寝室に入った。
母のベッドには母ではなく
何かが白い布に顔を覆われて
寝ていた。
私はその光景を信じられなかった。
いや、しんじたくなかった。
まさかその何かが昨日まで
一緒に笑って過ごしていた母だ
なんて
幼かった私には耐え難い現実だった。
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