もう今世は感情を持ちたくない

時雨 琉樹

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愛の行方

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愛しているといっても恋愛的な意味ではありません。

ですが人よりは母に愛情と呼ぶ執着があると思います。

母は私を2回棄てました。

言葉の通りです。

私は母の元恋人の子どもでした。

産まれたことは知っていると思うが産まれる前に別れたからその後はしらないそうです。

以前何故私をおろさずに産んだのかと聞いた時母は早く家族が欲しかったと応えていました。

その時はなんとも身勝手な理由だとは思いましたが今は何となくわかる気もします。

それに母との2人暮らしはとても平和で楽しく愛されていた気も少しします。

現に母は私を最優先に考えてくれていました。

そんな母が新しい父を迎えました。

私だけに愛が注がれなくなりました。

父は私に早く懐いて貰おうととても優しく穏やかだった記憶にあります。

その頃は家族3人平和にごく普通の一般家庭に紛れていたかと思います。

そして初めて妹が出来ました。
私が5歳の時です。

父が少し変わりました。いえ、変わったというより元々そうだったのかもしれません。
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