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1年目の秋~冬の件
裏庭ダンジョンを再封鎖したけど反省は多かった件
しおりを挟む誰も彼もがMP枯渇で酷い状態、後衛では香多奈が地面に座り込んで動こうとしない。護人も精も根も尽き果てた感じで、皆の元へと歩み寄るのがやっと。
姫香は辛うじて動ける状態だったけど、それはツグミが身代わりになってくれたから。そのツグミは、今は紗良の回復スキルを受けている最中で少し苦しそう。
怪我を負ったのはルルンバちゃんも同様で、その損傷は過去で一番の酷さだった。魔法は怖いなと思うけど、それを防ぐ術は今の来栖家チームには存在せず。
精々思いつくのは、魔法使いを最初に狙い撃ちしてキルするか、魔法耐性アップの装備品を集めるか位。今回は勝てたけど、反省する点は多かった。
護人は香多奈の隣に腰を下ろしつつ、そんな事を頭の中で考えてみたり。とにかく、自分の全力を注ぎ込んでの戦闘はほんの数分でも消耗が酷い。
理力とは、生命力の代わりを果たしているので当然とも言えるのだけど。MPやHPにも変換可能なので、使い勝手は確かに良いのだ。
ただし、下手に使い過ぎると今みたいな消耗状態になってしまうと言う弊害が。先生役の魔人ちゃんによると、使って行く内にそこら辺の塩梅は段々と上手くなって行くそうだ。
つまり今は、始めたばかりの未熟な状態、至らないのは仕方が無い。ミケもヨタヨタした足取りで主人にすり寄って来て、何かを強請るような仕草。
言うまでもなく、欲しているのはMP回復ポーションだろう。香多奈も失神寸前だし、ここはケチらず皆で回し飲みする事に。
そうしてようやく落ち着いて、護人は姫香に手伝って貰って横転したルルンバちゃんの救出作業。本体は、乗用草刈り機から離脱していたので決して放置では無い。
AIお掃除ロボの形態ルルンバちゃんは、ボスの落としたアイテムを拾ったりと献身的に働いていた。ダンジョンボスのドロップは、スキル書が1枚に魔石(大)が1個、見事な紫の甲殻にそれが原料っぽい紫甲殻の胸当てだった。
一気に4つとは気前は良いが、残念ながらボス部屋の宝箱は銅色で残念な結果に。とは言え人が入れる程の大きさで、覗いてみたら中身も結構多かった。
その頃には紗良の回復作業も終わっていて、ルルンバちゃんも何とか自力で帰れそう。ツグミもしっかりした足取りで、姫香に抱きしめられて嬉しそうに尻尾を振っている。
何にしろ、皆で無事に帰路に着けそうで本当に良かった。
「ツグミが元気になって良かったね、姫香お姉ちゃん……紗良お姉ちゃん、MP足りそう? きついなら、ポーション持って行こうか?」
「あらっ、香多奈が宝箱を優先しないなんて珍しいじゃない。護人叔父さんが開けちゃったわよ、一緒に覗きに行かないの?」
「そんなの別にいいじゃん……お姉ちゃんこそ、いつもは真っ先にダンジョンコアを壊しに飛んで行くじゃんか!」
姉妹の喧嘩を止めるように、紗良がMPポーション欲しいなぁと大きな声で仲裁に入る。それには~いと香多奈の返事、鞄から薬品を取り出して長女の元へ。
姫香はアイテム回収中の護人の元へ、両者ともMPは薬で回復していても疲労は濃い様子。それに報いるように、宝箱には様々なアイテムが入っていた。
まずは鑑定の書が2枚に木の実が4個、魔石(小)が5個に魔石(中)が2個でこの魔石だけで15万円だ。更に目立つのが、真っ赤な大振りの魔結晶が1個。
売れば確か50万以上、強化の巻物でも使えるしこれは素直に大当たりアイテムだ。宝箱は銅色なのに、案外当てにならないと言うかいい加減なランク付けである。
姫香も嬉しそうに、これで武器の強化が進むねと燥いでいる。
彼女の中では、魔結晶を売ると言う選択肢は無いみたい。それはともかく、他は薬品類が多数、MP回復ポーションにエーテルに浄化ポーションが牛乳瓶に入って出て来た。
それから装備品らしき、甲殻製の肩当てと戦闘用のブーツが1つずつ。最後に宝箱の底には、スキル書が1枚と割と大振りの植木鉢が3個転がっていた。
これで全部のアイテムを回収出来て、後はダンジョンを後にするだけ……の前に、ダンジョンコアの破壊が待っている。そんな訳で皆が見守る中、姫香が思い切り鍬を振るった。
これでこの“裏庭ダンジョン”は、2度目の休止状態に入ってくれる筈。それでも来栖家の面々は、未だ不安の表情が目立っている気がしないでもない。
それも当然で、ダンジョンの成長を直に体験した直後なのだ。これはまさに鼬ごっこ、半年ごとにコアを破壊して行くのはまぁ良いとして。
その度に階層はどんどん深くなって行き、終いには10層、20層と手に負えない区域に到達するのは目に見えている。
その事実からは目を背けられず、何となく茫然とした表情の一行である。それでもツグミの状態も思った程は悪くなかったし、ボスも苦労したとは言え倒せたのだ。
意気揚々とは行かずとも、取り敢えず家に帰ろうかとの護人の合図に。はーいと返事が返って来て、完全に気配が失せた休止状態のダンジョンを戻って行く一行。
そして地上に出た護人は、再び入念に入り口の封印を敢行するのだった。
その後一行は、何とか動けるようになるまで数時間ほど休憩を取った。それから気分転換と報告を兼ねて、夕方前に協会へと家族で赴く事に。
今回は午前中の探索だったので、午後は丸々自由な時間である。取り敢えず元気を取り戻した香多奈と妖精ちゃんで、アイテムの仕分けは既に終わっていた。
それから今回ドロップした、3枚のスキル書の相性チェックも滞りなく終了済み。最近はパッとしないこの行事、今回も皆が期待せずの中で行なわれ。
ところが何と、初っ端のチェックで姫香が久々の反応を得る始末。それには疲れも吹っ飛ぶ喜びようの子供たち、これで3つ目のスキル取得に姫香も大燥ぎ。
妖精ちゃんの鑑定だが、どうも『旋回』系のスキルだとの話。
「そうなんだ……『圧縮』だったり『旋回』だったり、私が覚えるスキルは何だか変テコなのが多い気がするねぇ。まぁいいや、久々のスキルゲットだもんね!
これで私もパワーアップ出来るよ、護人叔父さんっ!」
「パワーアップは嬉しいけど、姫香は防御を鍛えるのが先じゃないかな? 今回もツグミがいないと危ない場面もあったし、ブレスや液体を散布された場合の防御を考えないとね。
久々の反省会だな……まぁそれは、協会で動画を観ながらにしようか」
「そうですね、専門家の意見も聞けますもんね……妖精ちゃんの鑑定だと、今回は装備品に魔法のアイテムが多いみたいだし。
それも含めて、姫ちゃんの防御アップ計画を立てましょうか、護人さん」
大いに賛成する紗良も、やはり今回の姫香のピンチには精神的に堪えたよう。やはり前衛だから仕方がないでは、済まされない後衛の心情もあるらしい。
それじゃあお出掛けの支度をするねと、香多奈が元気に返事をして妖精ちゃんを呼んでいる。ルルンバちゃんに限っては、既に自ら飛行ドローン形態にチェンジ済みと言う周到さ。
そんな感じでドタバタしつつ、来栖家はキャンピングカーに乗り込み麓の探索者協会へと赴いて行く。それから能見さんに温かく出迎えられて、午前中のダンジョン探索の報告など。
それから戦利品の鑑定から、動画のアップ依頼を随時行って。半年での裏庭ダンジョンの成長具合を、仁志支部長と一緒に動画でチェックする。
仁志もこんな邸宅の近場のダンジョンの成長は、間違っても歓迎出来ない立場ではある。顔色が冴えないのも当然で、視聴の合間に色々と愚痴をこぼす有り様。
6層以降が迷宮タイプとは酷いねとか、ボスに速攻が効かないと苦しいねとか。それから護人が反省会をしたいと提言すると、能見さんも戻って来て付き合いますと真剣な表情に。
その前に、今回協会に売ったアイテムと鑑定した魔法アイテムの結果報告など。ついでに姫香が新たにスキルを覚えた事と、他の相性チェックは残念な結果だったよとの報告が香多奈から。
それには素直に称賛を送る、仁志支部長と能見さんである。ちなみに魔石とポーション類を売った合計金額は、大ボスの魔石(大)も含めて48万円程度だった。
大粒の魔石を売ったのは、そのお金で透明な魔石を購入するため。これがなかなかに希少で、来栖家の探索ペースでは賄えなくなってしまったのだ。
魔人ちゃんは特訓の師範役なので、毎日とは行かなくてもいてくれないと困る。従って使用頻度も割と高く、消費の方のペースに追いつかなくなった次第。
仕方なく購入となったが、これも強くなるための必要経費である。
【紫甲殻の胸当て】装備効果:サイズ補正&土耐性&防御up・中
【甲殻の肩当て】装備効果:サイズ補正&土耐性&防御up・小
【甲殻の戦闘ブーツ】装備効果:サイズ補正&土耐性&防御up・小
【成長の植木鉢】使用効果:成長促進・小
【溶解薬】使用効果:対象生物を溶解・中
「今回の装備品は、前衛の防御力アップにはなかなか良さげですね……いっその事、全部を姫香ちゃんに装備させてみては?
ドロップ品の各種甲殻も、企業に依頼して装備品に仕上げて貰ってはどうです?」
「あぁ、そう言う手もあるのか……明日の青空市で、ちょっと相談してみようかな? 姫香的には、こっちへの装備の変更はどうだい?」
「う~ん、あんまり可愛くない……」
装備に可愛さを求められてもアレだが、確かに甲殻シリーズは可愛いと言うより武骨で勇ましい感じ。能見さんもあちこち確認しながら、これも企業に頼めば軽量化&マイナーチェンジは可能かもと助言をくれる。
それは有り難い、やはり装備品は着用者の気持ちも大事ではある。これを我が儘と言わない辺り、護人もさすが5年も女の子の保護者をやっているだけある。
それから話題は、ダンジョンボスとの激戦を全員で鑑賞しながらのミーティング。仁志支部長はやはり、ここでも姫香の防御力の弱さを指摘する。
それから以前に護人がやったような、マントを上手に使った防御法を提案する。確かにアレは、ブレスや液体飛ばしにはかなり有効かも。
しかし姫香は、自分のマントも魔法の品だしなぁと渋る表情。
つまり万一、それで魔法のマントが壊れたら勿体無いとの理論みたい。それを家長の護人が、姫香の方がずっと大事だよと説得を試みる。
それなら頑張って特訓するねと、途端に絆される現金な姫香であった。そこに紗良が、姫ちゃんは『圧縮』スキルも持ってるしねとさり気なく提案する。
その一言に、場の一同はそれがあったかと驚きの表情に。
「そっか、今までイマイチ使えないって思ってた『圧縮』スキルだけど……確かに、防御に圧縮した空気を使えばいいんだっ。
あれって何故か、しっかり空中に固定出来るもんねっ!」
「なるほど、その手があったか! まぁこれも、特訓案件だな……『圧縮』スキルを防御にも使いこなせるようになったら、また1つ強くなれるぞ、姫香!」
護人のヨイショに、頑張るねと舞い上がる姫香である。そんな少女からも、ウチのチームはレイジーとミケしか魔法攻撃の手段がないよねとちょっとした苦言が。
チーム内に2人も強力な魔法の使い手がいるのは、実は結構レアだったりするのだが。香多奈の爆破石攻撃も、石の残り数を気にしてそんなに連発は出来ない。
それは偶然のドロップから入手した、例の魔銃も然りである。あの武器は実は、普通に爆破石を投げるより威力はマシマシの良武器なのだ。
照準も合わせやすいから、使い勝手も凄く良いのだが。家長の護人が、最年少の香多奈に持たせるのは断固反対の立場だったりして。
色んな策略の末に、今はルルンバちゃんのお預かりとなっていると言う経緯が。ところが彼も、自分で弾込めが出来ないと言う手痛い弱点を持っていた。
ガントレットの《念動》スキルにもっと慣れれば平気かもだが、これも要特訓次第ではある。それからやはり、爆破石の節約精神がチームに根付いているのが実情なのかも?
勿体無いの精神は、確かに日本人の持つ美徳ではある……農家は特に、何でも捨てずに取っておくと言う変な習慣も持ってる。
実際、来栖家の納屋には雑多な昔のモノが溢れていたり。
そこら辺の解禁も、今後は必要かもねぇと家族で呑気に話し合う次第。爆破石は使いどころも難しいが、魔法属性の範囲攻撃で威力はまずまず強力である。
この日馬桜町の協会では扱って無いが、魔玉は大抵の協会で販売用に置いている。ここでも発注さえして貰えれば、時間は掛かるが透明の魔石みたいに取り寄せも可能だそう。
お値段は1個3千円程度だが、それで安全度が上昇するなら安いモノ? そんな訳で、こちらも今後ルルンバちゃん相手に、魔銃を解禁にする方向で話し合う事に。
木の実ももっと有効に使うべきだが、これも探索中に1個丸々は実は食べ辛いって弊害も。この問題は、実は探索者あるあるらしい。
例えば過剰にポーションを飲み過ぎてしまって、ダンジョン内でトイレに困ったとか。小ならまだ良いが、大を敵陣の真ん中で致すのはちょっと怖い。
来栖家チームは女子率も高いので、その問題も割と切実かも。半時間程度のパワーアップ効果と、果たしてどちらを取るべきか。
まぁ、命の方が当然大事には違いないのだけれど。
そしてここでも紗良がさり気なく発言、実は木の実をポーションのように薬品に加工するやり方が『錬金レシピ』本に載っていると。
時間は掛かるかもだが、それに挑戦してみたいと意外と乗り気な紗良である。
そんな感じで小一時間、反省会と言うかチームの改善点を、協会のブースで話し合って。護人も、敵の攻撃を自分に向かわせるスキルが欲しいと、常々思っていてそれを口に出してみる。
挑発系のスキルは、ゲーム染みているけど実は盾系のスキルにちゃんとあるらしい。それが籠められている魔法の盾も存在するらしいが、やはり販売のお値段は結構高いそうな。
それでも欲しいなと、護人は仁志に入手手段を伺ってみる。さすがに当ては無いそうで、ただし盾とか装備にスキルを封入する特殊な強化の巻物はあるとの事。
たまにダンジョンからドロップするが、これはスキル書と同等かそれ以上の値段設定になるそう。運用方法は、人に使うか装備品に使うかの違いしか無いのだが、レア度がちょっと違うそう。
それほど貴重な品だから、当然ホイホイ出回ってもいないとの事。
香多奈は呑気に、それならチームで取りに行こうと言い出す始末。冗談ではなく、自力でしか入手手段は無いかも知れない。
他にも、ルルンバちゃんのパワーアップも念頭に入れておかなきゃねと話し合いは纏まった。これにて一応、来栖家チームの今後の指針は定まった形に。
何しろ10月には、家族で大規模ダンジョンに潜る予定もあるのだ。
――チームの強化は、何より生き延びる為にも優先しないと。
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