田舎の町興しにダンジョン民宿を提案された件

マルルン

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1年目の秋~冬の件

青空市の波紋が日常生活に及んじゃってる件

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 あの後護人は、企業に売った素材の料金を無事に受け取った。更にはアリの甲殻素材での、防具のオーダーメイドも頼む事が出来た。
 ついでに魔法の装備品の、武骨なデザインのカスタマイズも依頼済み。それから紗良が見付けた、魔法耐性の付与された紺色の布1巻きを懇願されて購入。

 これでハスキー達用のベストと、姫香のマントが作れると彼女はとっても嬉しそう。そして肝心の姫香なのだが、見知らぬ少女に捕まって逃げ出せず。
 その後に懇々こんこんと、姫香は凛香りんかから恨み言を吐かれると言う窮地におちいった。しばらく後に護人が割って入り、ようやく彼女の身元からここまでの経緯を聞き出す事に成功。

 つまりは、怜央奈れおなの予感はおおむね当たっていたらしい。来栖家チームの動画を偶然観た彼女――二ノ宮にのみや凛香りんかは、広島市で『ノームの靴』と言うチームのリーダーをやっているそうな。

 ここ数か月、彼女はチームとしての停滞を感じて悩んでいたらしい。探索者としてブレイクする切っ掛けを欲していた所、元気に特訓してその成果を探索で発揮する田舎のチームを偶然目にして。
 自分のチームが散々に苦労していた、10層の中ボス撃破。それをいとも簡単に、チーム結成半年足らずの探索者が成し遂げたのは、ある意味衝撃だったらしく。

 そこで協会にこっそり訊ねたら、このチームも10月の“弥栄やさかダムダンジョン”攻略に参加するとの情報を得て。しかも月の初めの地元の青空市とやらで、渡りをつけやすいチームだとの事。
 こうして1人こっそり訊ねて来て、彼女はこの町の在りように衝撃を受けたらしい。

 凛香はこの町を、“魔境”だと協会の事務員から聞いていた。さぞかし大変な立地で、自分達より大変な境遇の中、細々と暮らしているのだろうなと。
 それが販売ブースの中の彼女たちは、笑い合って心底楽しそうにしていたのだ。それを見た凛香は混乱をして、思わず睨み付けてしまったらしい。

 人間の心理と言うのは厄介で、自分より下だと思っていた者が実は上だと判明した途端。猛烈な劣等感にさいなまれ、つい恨みの感情に支配されてしまうようだ。
 凛香も同様の感情におちいって、つい姫香に対して恨み節をぶつけてしまったよう。それを何とか護人に取り成して貰って、現在は皆でキャンピングカーの中で顔を突き合わせている状況。
 そしてようやく、凛香のチーム結成からの苦悩を聞き取れた所。

「それは大変だったね……元のリーダーを亡くされて、同い年の“変質”した友達2人を養って生活してたなんて。しかも今の広島市内なんて、ほぼ無法地帯じゃん。
 無理して住み続ける必要、無いんじゃない?」
「そうは言っても、何の当ても無く疎開したところで、最適な住居や仕事を得られる確証など無いからな。探索者を続けるにしても、子供の能力だとバカにされて信頼を得られないし。
 動くのには、それなりの勇気が必要だと思うな」

 姫香の移住を勧める言葉に対して、冷静な護人の推測が続く。紗良は現在、凛香の境遇にもらい泣きをして言葉が出て来ない様子。
 香多奈も友達と別れて戻って来て、最初はふざけてお姉ちゃんがメンチ切って泣かしたと騒いでいた。その後に凛香の事情を知ると、さすがに神妙な顔付きに。
 そして自分達って恵まれていたんだねぇと、感慨深げな呟き。

「そりゃそうだよっ、香多奈……私達も両親うしなって途方に暮れてたけど、護人叔父さんに出逢えてちゃんと保護して貰ったんだよ。
 そこからだって、毎日食べる事に不自由した事は無かったでしょ?」
「それもそうだが、敷地内に3つもダンジョンがあるにも関わらず、家族の誰も“変質”で体調を崩さなかった事の方が幸運だったなぁ。
 二ノ宮さんには気の毒だが……おやっ、誰かお客さんかな?」

 こんな立て込んでる時にと護人は思うが、無視は出来ないと香多奈が反応した。はーいとキャンピングカーの扉を開け、外にいる者の確認作業。
 そして客の姿を目にして、二度ビックリの護人である。そこには峰岸みねぎし自治会長に連れられた、いつかの広島大学の小島博士が後ろに控えていたのだ。

 更にその後ろには、学生と思われる若い男女が4人ほど控えていた。混乱模様の護人に、自治会長から衝撃の告白がなされた。
 何と小島博士とそのゼミ生4人が、民泊移住を希望したとの話。そして早速、広島市からこの日馬桜ひまさくら町へとやって来たそう。

 ゼミ生の中に2人ほど、探索資格保有者がいるので無碍むげにも出来ない。そう峰岸は言うのだが、タイミング的には最悪に違いない。
 護人は現在は立て込んでるので、話は明日にでもと逃げ口上こうじょう。ところが自治会長は、教授と女生徒を今晩そちらに泊めて欲しいとのお願い。

「男性3人はウチで引き取るから、何とか頼めんかな護人……小島博士とは、知らない仲じゃないじゃろう? 向こうも移住を考える程、この町を気に入ってくれとるっちゅう事じゃし。
 無碍むげには断れんじゃろ、明日には住居問題は何とかするけぇ」
「こっちも立て込んでるんですが、まぁ一晩くらいなら……みんなも良いかな、今晩は家にお客さんを3人迎えるって事で。
 二ノ宮さんも構わないね、ウチに泊まるって事で?」

 訊ねられた凛香はキョトンとしていたが、人の良過ぎる申し出に戸惑いは止まらない。一方の教授の方は、済まんねぇと言いながらも物怖じしない態度。
 先月知り合った子供たちに挨拶しながら、目敏めざとく妖精ちゃんを見定めると。アレが例の異界生物じゃよと、後ろの女生徒にご機嫌に知らせている。

 後ろの女生徒は、ひたすら感動した様子で棚の上に腰掛けていた妖精ちゃんを眺め回している。女生徒は加々島かがしま美登利みどりと言う大学ゼミ生だと紹介され、小島博士の親戚筋に当たるとの事。
 短髪の黒髪メガネで、二十歳は超えているがまだ若い感じをうける。白衣が似合いそうな、きつい目付きをしているけど確かに頭脳は優秀そう。

 今はその瞳が、未知との遭遇を果たしてキラキラと輝いている始末。そして彼女が、探索者登録している生徒の1人らしい。
 教授からは、研究ばかりで腕がまだまだな探索者との説明を受けた。要するに頭でっかちの学者になって欲しくないので、そちらで鍛えて欲しいとの提案である。

 そんな余計な仕事など、抱え込みたくない護人は終始渋い顔のまま。日馬桜町に探索者が増える事は喜ばしいが、腕が伴わなければ無用の長物でしか無い。
 むしろ現在の相談相手である凛香と、物件を取り合う事態に陥ってしまいそう。何と言うか、目も当てられない悲惨な事態にはまりそうな雰囲気。

 実際、凛香のチーム『ノームの靴』に関しては、この町に越してくれば済む問題だと護人は思っている。生きて行くために大人を信じず、子供達だけで活動して来た彼女達は本当に気の毒な生い立ちではある。
 だからこそ、大人が手を差し伸べねばならない問題でもある訳で。

 そして将来は、自分達のように農業と探索業の2足のわらじでやって行けば良い。この町にだって、まだまだ空いている農地はいっぱいあるのだ。
 来栖家の土地にも、まだまだ休耕している畑はある。身寄りのない子供たちが、雨露をしのげて食べて行くだけなら幾らでも助言は可能。
 実際護人も、かなり彼女の身の上には同情をしていた。



 それでも小島博士一行をお座なりに扱う訳にも行かず、取り敢えずは全員を車に乗せて帰路につく事に。そんな訳で、キャンピングカーの中は一気に騒がしい状態に。
 話の中心は教授みたいで、彼は率先して紗良や香多奈からこの町の近況を聞き出していた。それから自分と同じ立場らしき、ゲストの凛香とも軽いトーク。

 彼女の事情についても、本人から何となく聞き出しているみたい。それから互いに自己紹介をして、しばし微妙な雰囲気に。
 姫香は助手席に避難して来て、この後どうするのかと護人と小声で話し合い。取り敢えず、お客を止める設備はあるけど3人は想定外だ。

 ぶっちゃけ1人なら、尾道の陽菜ひなが以前に居候いそうろうしていた部屋を使えば問題は無い。残り2人は、悪いけど1階の和室で雑魚寝して貰うしか無いだろう。
 向こうもいきなり押し掛けて来て、厚遇など期待しては来ない筈。最悪、このキャンピングカーの中にも寝室はあるのでそちらでも良い。

 文句を言うなら、護人が部屋を貸し渡して家長がキャンピングカーで寝れば済む。その提案には、姫香は全く納得のいってない表情を浮かべている。
 幸い食事に関しては、紗良が何とかしてくれると信じたい。食材もまだたっぷりあるし、その辺の心配は必要無いだろう。
 問題があるとしたら、その後のをどうするかって事。

「……うん、まぁ俺は二ノ宮さんに、この町への移住を勧めたいかな? 子供達だけで生きて行くには、今の時代はとても辛いだろう。
 まして病人を2人も抱えて、その面倒を看ていくなんて大変だろうに」
「護人叔父さんならそう言うと思ったけどさ、実際はどうするの? 本当に一緒に特訓したり、探索したりして面倒をずっと見て行くつもりなの?
 そんなの、いつか護人叔父さんが疲れちゃうよっ!」

 それは姫香の本心でもあったが、独占欲が先走っている事も本人は自覚していた。護人叔父さんは家族のモノで、誰にも渡したくないと言う甘えの感情がある事も。
 それでも自立を頼って、はるばる遠い所から訊ねて来た同い年の娘がいるのも事実。それを無碍に扱うのも、姫香にはどうしても出来なかった。

 そんな葛藤を心中に抱えて、つい不機嫌に叫んでしまった少女だけど。運転席から不意に手が伸びて、頭を優しく撫でられた姫香は少しだけ落ち着く事が出来た。
 5年前から、姫香と香多奈の姉妹はこの手にずっと護られて来たのだ。生活の面でもそうだけど、精神的に立ち直るのに随分と迷惑をかけて来た。
 その恩を少しでも返す方法を、姫香は助手席でじっと考えてるのだった。



 改めて来栖邸にゲスト3人を招き入れて、夕食とお風呂を振る舞って一息つく。それに2時間余りを要し、朝が早い来栖家的にはもう1~2時間で就寝の時間。
 それでもその頃には、コミュ力の塊の姫香が凛香と随分と打ち解けていた。紗良の母性と香多奈の屈託の無さも手伝って、この女性4人は普通に話の出来る仲に。

 結果「不躾ぶしつけな願いだと分かっているが、私を強くしてくれ」と、本人から懇願とも取れる言葉を聞き出して。
 他人を頼らず生きて来た少女から、まずは取っ掛かりを得る事に成功。それを誇らしく、家長の護人へと告げる姫香である。

 若いって良いなと、少し距離を置いてリビングに座る美登利だけれど。凛香と名乗る探索を生業なりわいとする少女の、経歴は大体聞き及んで理解はしていた。
 この日馬桜町は、周囲から“魔境”と呼ばれる厄介な境遇である。それにしては、こうやって訪れる者は意外と増えて来ている点はあなどれない。

 そして小島博士から移住話を聞いたゼミ生達は、最初こそ驚きはしたモノの。実地調査で得られる経験値に勝る勉学は無いと、もっともな理論で押し切られてしまった。
 しかもその内の2人に至っては、探索者の資格を取らされる始末。2人とも確かに、探索者に興味は持っていたけどの肩書である。

 これはダンジョンに入るための、言わば後付けの理由である。そこに強さを求められても、何と言うか付け焼刃感が半端ない。
 こんなんで、果たして民泊移住にオッケーを出して貰えるのだろうか?

 駄目ならお金を払って、適当な空き家を購入するよと博士はのたまっていたけど。そんなお金が無い事は、研究者の常と言うかゼミ生みんなが良く分かっている。
 ただし、一緒にお風呂に入って豪華な夕食まで頂いて、この家の子供達が大好きになった美登利としては。騙すような探索者気取りは、良心が痛んで仕方が無かったり。

「さて、どこから話したら良いモノか……こちらのお嬢さんの身内に、“変質”で体調を崩した子供が2人もいるって話だけど。確かにその治療法は、大学に限らず大企業などでは盛んに研究されているね。
 魔素についてもそうだけど、ダンジョンそのものの研究や、それが本当に異界と繋がっているのか? 異界とはどんなところで、どんな生き物が暮らしているのか……コンタクトは、果たして可能なのか?
 それらの研究と検証が、我々が研究している“ダンジョン学”なのさ」
「う~ん、私達は“変質”で体調を崩した人を見た事が無いから……実際、どんな感じなのかは噂程度でしか聞いた事が無いよねぇ、紗良姉さん?」
「そうだねぇ、市内にはけっこういるって事は聞き及んでるけど。専用の病院もあるそうだし、治療法の研究も進められてるって。
 実際それが、本当かどうかは分からないんだよね」

 姫香と紗良の言葉に、小島博士は大いに頷きを返して教授ぶった鷹揚な態度。専用の病院は確かに存在するが、それはどちらかと言えば隔離に近いそう。
 地域によっても、“変質”した者への対応の仕方は大きく違って来るそうで。動物やペットが“変質”して狂暴化すれば、大抵が殺処分となるらしい。

 魔素の研究は確かにどの企業もしているが、進展は遅々として進んでいないようで。その点はどこも、団栗ドングリの背比べと言って差し支えは無い様子。
 その次に小島博士は、異界やダンジョンに対しての政府や大企業の対応を知ってるか問うて来た。彼らは狡猾こうかつで、権力を失ったようでいて未だ裏で悪足掻わるあがきをしているそうだ。

 香多奈が小首を傾げて、戦車とかで攻め込むつもりかなぁと、どこぞのアニメの情景を口にする。その返答は、美登利にはウケたけど正解では無かったらしい。
 実際は、新エネルギーとして魔石やポーションをまずは高値で買い占めて。その科学力を利用して、安全圏へと逃げ去る計画を立案中らしい。

 具体的には、宇宙へ進出とかひょっとしたら異世界も候補の内なのだとか。どうも異世界の知的生命体と、権力者の間でコンタクトがあったのではないかと、そんな噂が広まっている模様。
 確信は無いが、教授的には妖精ちゃんの研究で精一杯との事。

 彼の言葉はほとんどが眉唾まゆつばだが、妖精ちゃんの話となると全く別である。彼女はどうして自分に聞かないと、“変質”の治療法について心当たりがある様子。
 それから紗良を招き寄せ、例の錬金レシピ本を取り寄せる。ページを必死に小さな体でめくって、この薬を作れとバンバンと開いたページを叩いている。
 その動きで、小さな淑女はうっかりミケにターゲティングされそうに。




 ――それはこのチビ妖精の言動で、皆に希望のともしびがともった瞬間だった。







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