田舎の町興しにダンジョン民宿を提案された件

マルルン

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1年目の秋~冬の件

何とか予定通りに最終層へと辿り着く件

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 さて9層だ、いよいよ佳境へと近付いているのかは不明だけど。新造ダンジョンだと思って突入したら、こんな所まで降りて来てしまった不思議。
 勢いって怖いと思う、しかし未だにダンジョンボスとは巡り合えず。ひょっとして、ここは結構深いのかなぁと不安を感じる子供達だったり。

 それでも進むしかない、そして出来れば今回の探索でコアを破壊したい所。そんな9層の戦闘だが、案の定の雄シカとサル型モンスターから始まった。
 それを退けて行きつつ、周辺の安全を確保する来栖家チーム。それから進んで行くと、角の立派な大兎とも坂の途中で遭遇した。

 これはこちらが先制を取れて、前の層よりはかなりアッサリ退治出来た。そして前の層と同じく、兎肉と兎の角と魔石(小)のドロップが。
 モンスターの魔石以外のドロップは、いつ体験しても嬉しいらしい。香多奈が大騒ぎして、ルルンバちゃんと回収に向かっている。

 そして沢へと到着して、敵の気配を探りに掛かる一行。当然のごとく、大トンボと大アメンボ、それから巨大な沢蟹の3点セットが行く手をはばんで来た。
 しかも今回は、それに加えて大蜂の群れが騒がしい音と共に接近中。

「わわっ、蜂の群れが来てる……レイジーとミケにお願いしよう、一撃でも刺されたら大変な事になるよっ!」
「これは多いな、後衛は身を低くしてっ! 姫香っ、沢蟹の相手を頼めるかっ!?」

 すぐ隣から、任せてと元気な姫香の返事が。護人は弓矢を取り出して、とにかく空からの突撃者を1匹でも多く撃ち落とす作業。
 レイジーとミケも魔法で手伝ってくれて、今の所は接近する敵はおらず。それでも数十匹の大蜂の群れは、精神的にかなり来るモノがある。

 その羽音だけで、紗良や香多奈などは身がすくむレベル。それでもレイジーの『魔炎』は、さすがに大量駆逐には凄く有効で頼もしい限り。
 その炎の壁を逃れた個体を、護人とミケで撃墜して行く。

 一方のルルンバちゃんは、再び大トンボ達とドッグファイトを演じていた。隙あらばアームで敵の羽根に組み掛かり、むしり取るという暴挙に及ぶ。
 AIロボはガントレットの《念動》スキルに、段々と慣れて来ている模様。そして姫香とツグミのペアは、意外と素早い沢蟹のはさみ攻撃に手古摺てこずっていた。

 特訓で防御を磨いている途中とは言え、マント程度で敵の鋏を凌げないのは道理。それでも『圧縮』で、敵の攻撃を防ぐ手法は段々と様になって来ている。
 それで沢蟹の鋏攻撃を防いで、飛び込んでの一撃で姫香は敵にダメージを与えて行く。 危なくなればツグミが咄嗟のサポート、その辺は長年のコンビだけあってこなれている。

 素早い沢蟹の動きだが、本気のハスキーの動きには及ばないみたい。その動きに翻弄ほんろうされて、隙を作った所に再び姫香の一撃が顔面にヒット。
 余裕が出て来たのか、くわの先が敵の急所に見事に吸い込まれて行った。それでようやく1匹撃破、勢いに乗って2匹目の退治に向かうコンビ。

 コロ助に関しては、『牙突』でひたすら迫り来る大アメンボを撃破していた。水上を華麗に移動する水弾の砲台は、コロ助の活躍で全て撃破されて行った。
 コロ助も幾つか魔法を喰らったけど、元からの頑丈さと『体力増』のスキルのお陰で軽症で済んでいた様子。最後の敵をほふった彼は、他の戦況に目を移す。

 戦況はこちらの有利で終焉を迎え、コロ助は安心してご主人の元へと合流を果たす。香多奈は紗良に抱き着いて、地面にしゃがみ込んだ状態でマジビビり状態。
 蜂の巣の騒ぎは町中でもあるけど、田舎に限ってはその比では無い。軒下に毎年巣を作られて、その駆除に奔走するのが恒例なのだ。
 うっかり見逃して近付けば、問答無用で刺される無情さは怖過ぎる。

「ああっ、コロ助が無事に戻って来てくれて良かったよっ! だけど、まだどっかから蜂の羽音がしてるよっ!?」
「まだ上空に、大きい奴がいるみたい……もう少しの辛抱だよ、香多奈ちゃん」

 香多奈もその恐怖を知っているので、これほどビビっている訳だ。コロ助に抱き着きながら、末妹は騒音の元凶をその目で見定める。
 そこには護人の弓矢の攻撃を受けながら、全くひるんでいない巨大スズメバチがいた。全長は2mサイズ、あんなのに刺されたら体に大穴が開いてしまう。

 そこに沢蟹戦を制した姫香が、ツグミと一緒に戻って来た。彼女も上空の巨大蜂に気付いているようで、紗良に秘密兵器の催促を急かしている。
 それに気付いた紗良は、投擲用の金と銀のシャベルを取り出して姫香に手渡した。そして姫香の素早い投擲からの、巨大蜂退治は何とか上手く行った。

 地上に意識が向かないよう、ルルンバちゃんの横槍も功を奏したみたい。これも見事な連係プレー、強そうな巨大スズメバチだったが、地上には被害を出さずに討伐出来てしまった。
 その場でガッツポーズの姫香と、惜しみない称賛を送る末妹。護人が周囲の安全を確認しながら、ポーションでのMP回復を各自に通達する。

 休憩が言い渡されたけど、休む必要のないAIロボは散らばるドロップ品の回収に忙しそう。巨大蜂も魔石(小)と、それから瓶入りの蜂蜜をドロップした様だ。
 ダンジョン産の蜂蜜は、何故か甘味は少ないけどのど越しが爽やか。そんな訳で、一部マニアには受けが良いみたい。

 例えば紅茶やハーブティーに入れるとか、そう言う利用法に来栖家も重宝している。その追加報酬に、紗良もちょっと嬉しそう。
 何しろ彼女は料理担当だし、家では紅茶派なのだ。

「ふうっ、何も勢揃いで襲って来なくてもいいのにね? でも蜂蜜のドロップは嬉しいね、家の備蓄が尽きかけていたし」
「そうだねぇ、でもさっきの巨大蜂、迫力が凄かったよねぇ。香多奈ちゃんなんて、半分腰抜かしてたよっ」

 紗良のからかいの文句に、この子は昔家の近くで刺された事があるからねと姫香の注釈。あの頃にポーションあったら良かったのにと、香多奈も憤然とした表情。
 レイジーやコロ助にMP回復ポーションを与えながら、一行はとどこおりなく休憩を終える。それから定番となった、沢に沿って伸びる獣道を進み始める。

 そして発見する10層への階段、やっぱりまだ降るのねと一行がそちらに向かう途中。ツグミが不意に、何かを発見したのか隣の滝へと進路変更した。
 どうしたのと、姫香が続くと自然と全員が歩みを止めて滝の周囲を調べ始める。この辺、家族チームは信頼感で繋がれていて、仲間の行動を下手にけなす事は無い。
 そして見付かる、滝の裏にひっそり置かれている宝箱。

「凄いっ、お手柄だねツグミ……何で分かるんだろうね、臭いでもするのかな?」
「臭いも気配も無いとは思うが、ひょっとしたら魔素を辿る事が出来るのかもなぁ。しかし本当に凄い能力だな、全く恐れ入るよ」

 姫香ばかりか護人も素直に褒め称え、そして有頂天の香多奈のいつもの回収作業。今回も大量な様子で、中からは上級の鑑定書や各種ポーション瓶が出て来た。
 その中の1つは、今まで見た事の無い濃い色合いをしている。末妹がすかさず妖精ちゃんに訊ねるが、どうやらポーションの上物では無いかとの話。

 そんなモノもあるんだと、感心し切りの紗良である。他にも魔結晶(小)が7個に木の実が3個、それから蔦と花で出来た綺麗な輪っかが2つほど入っていた。
 輪っかのブーケは匂いも良いし、部屋に飾っておくのに良いかも知れない。何にしろ、臨時の収入にしては上出来である。
 上級ポーションとか、売れば一体幾らになるんだか。



 これで意気の上がった子供たち、ハスキー軍団を従えて勢い良く10層へと突入して行く。ここが最終層だと良いねと話し合うが、どの道ボス級の敵は控えている筈。
 そしてそれは、確かに沢のすぐ近くに存在していた。馬鹿みたいに大きな切り株の舞台、それが森の木々の只中にドンっと出現していたのだ。

 そこに待ち構えるのは、やはり気配が希薄な雄シカだった。ただしその体躯は、今までと較べて2周りは大きく威圧感は半端では無い。
 それからボスを守るように、沢蟹モンスターが3匹……こいつ等も巨大化しており、手強さは間違いなく1~2ランク上がっている筈。
 更には、沢の周りにも雑魚が何匹か蠢いている。

「わっ、ここは……ダンジョンコアあるね、最終層みたいだよ、護人叔父さんっ!」
「おっと、ようやくか……良かったけど、敵の数もそれなりに多いな。幸いダンジョンボスはこちらに反応してないし、速攻かまして反応した敵から片付けて行こうか。
 香多奈、ルルンバちゃんに魔銃を渡してあげて、それから自分の分の爆破石も投擲準備をしておいて。
 遠慮しなくていいからな、後衛の護衛はコロ助に頼んだぞ」

 短い遣り取りの間も、巨大切り株の上のボス連中は微動だにせず。その後ろには、確かにダンジョンコアが台に置かれて存在を主張していた。
 ボスの巨大雄シカのいる舞台とは、一行はちょっと距離が離れている。他の雑魚の出方を窺いつつ、家族チームは距離を詰めるために進んで行く。

 まず最初に反応したのは、空を飛んでいた雑魚の大トンボだった。その接近に気付いて、護人がチームに戦闘開始を言い渡す。
 それと共に姫香が放った金のシャベルは、何とボス鹿の雷撃に撃ち落とされてしまった。向こうも強力な魔法を使うらしい、それが分かっただけでも儲けモノ。

 それでも懲りずに姫香の2投目、今度はお供の沢蟹に向けての投擲。それは狙い違わず、沢蟹の硬い装甲を1発で射抜く勢い。
 相変わらず破天荒なパワー、残りの2匹は反応してしまったがそれは仕方が無い。射抜かれた1匹は、ここで敢え無く戦線離脱の憂き目に。

 近くでレイジーの『魔炎』が派手に広がり、ボトボトと地面に落ちて行く大トンボの群れ。先ほどの大蜂の群れに負けない程の数が舞っているけど、レイジーには関係ない。
 MP増加もあるのか、最大出力の魔法の威力も夏以降は半端でない来栖家のエース。それに負けじと、ルルンバちゃんが撃ち洩らした敵を魔銃で撃墜に励んでいる。

 どうやら空の敵の制圧は、このペアで充分にまかなえそう。ミケの魔力を温存しつつ、護人と姫香の前衛コンビは迫り来る巨大沢蟹に対峙する。
 改めて目の前にすると、コイツは前の層より遥かに大きい。身体もそうだが、迫り来るはさみは護人の胴体でも気を抜くとチョン斬られそうなレベル。

 それを盾でいなしつつ、護人も一歩も引かない構え。姫香も一歩引いた位置で、さっきと同じ戦法を踏襲して止め刺しの機会を窺っている。
 ところがその2人に、横からちょっかいを掛けて来る大アメンボの群れ。水弾が容赦なく、大沢蟹に手古摺る両者に襲い掛かる。

 それを見咎みとがめて、後衛の2人が距離を詰めての援護体制。香多奈の爆破石とミケの『雷槌』で、これまた次々と敵の群れを撃墜して行く。
 ツグミも同じく、『隠密』を使用してのサポートでご主人の安全を図っている。そこに再び横槍が、何とダンジョンボスの巨大雄シカが舞台の端までやって来た。

 そして雷撃の魔法を放って、あわや姫香が吹き飛ばされそうに。サポート役のツグミが、またもやそこをフォローして直撃を防いでくれた。
 ただしそれでも、前衛の抑え役が圧倒的に足りないと言うこの事態。

 慌てて空中を反転して、ルルンバちゃんがタゲを取ろうと魔銃で攻撃し始める。それを巨体に似合わないステップで、華麗に避けるダンジョンボス。
 返しの雷撃で、何とルルンバちゃんが撃墜される事態に。咄嗟にレイジーが炎を撒き散らして前に出るが、巨大雄シカの角の振り回しで迂闊うかつに近付けない。

 更には向こうも雷を角や体にまとって、かなりの猛者振りで迫って来る。これには流石のレイジーも強く踏み込めず、取り敢えず距離を置いて隙を伺う。
 護人も手伝いに進み出たいが、巨大沢蟹2体を姫香とツグミに任せるのはとっても不安。と思っていたら、ミケの『雷槌』と巨大化コロ助の突進がフォローに来た。

 舞台で暴れる巨大雄シカの猛威は、雷撃をあちこち放って天災レベル。ミケも大概酷いけど、向こうはそれを遥かに上回る体躯を備えている。
 抑え込むのは大変そうだが、護人はそれに果敢に挑戦しに向かう。後をコロ助に任せて、“四腕”と『硬化』を発動しての大ボスとの接近戦。

 後方でミケの暴走を感じつつ、前の敵も雷をまとって大変な暴れよう。下手に鋭い角で突かれたら、革装備など肌着同然につらぬかれそう。
 盾で防御しながらも、《奥の手》と薔薇のマントで何とか抑え込みを図ろうとするけど。相手は護人より巨大で、そのパワーは並では無い。

 それでも後ろの味方を信じて、とにかく抑え込みに懸命な護人。魔法に耐性のある装備では無いので、ダメージは普通に蓄積して行く。
 それを根性で我慢しつつ、たまに理力を込めた《奥の手》で攻撃に転じる。相手もるもので、電気を帯びた長い角は防御にも優れていた。

 つまり下手に手を出すだけ、逆にこちらがダメージを受ける破目に。それでもホルダーのポーション瓶を口に含みながら、前線で踏んばり続ける護人。
 その内に、後方ではどうやら巨大沢蟹が全て片付いてくれた。姫香とツグミが相次いで雪崩れ込み、これで断然に数的優位が確立される。

 それに勢い付いて、雷防御に構わずレイジーが敵の脇に噛み付きに掛かる。それにツグミが続き、ダメージを負いながら敵の命を削りに行くハスキー達。
 そこに姫香も加わり、鈍って来た敵の首元にくわの一撃を見舞う。護人も“四腕”で敵の角を抑え込んで、最後の懸命の補助作業。

 相手の絶命の瞬間には、過去最大の放電が放たれたモノの。全員で何とかそれに耐え切り、しびれを宿したままその場にくずれ込む前衛陣だった。
 お手柄の姫香も同様で、魂が抜けてしまったようにその場にしゃがみ込む。レイジーもツグミもそんな状態、紗良が慌てて治療にと舞台に上がって来る。
 その後方では、香多奈が慌ててルルンバちゃんを回収していた。




 ――新造ダンジョンにしては手強かったボスに、脱力する一同だった。





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