ひび

ふろむ じゃぱん

私は、イッテQが好きで 毎週欠かさず見ていま

す。前までは大河ドラマを見ていたのですが...出川

さんやイモトさんのハングリー精神、女芸人さんの

根気、夫人をも笑いのネタにする番組スタッフの度

胸といったら凄いものです。やり過ぎで問題が起き

ましたが。 



放送の中で内村さんがおっしゃっていましたが、

元々はゴールデンタイムに放送するほどのものでも

なく謎解き冒険バラエティーという、今

とは少し異なったモットーでやっていました。それ

が今や日本で一番人気になったのです。一時、不倫

やら浮気やらで干されていた内村さんにとって復活

の場の１つではなかったのでしょうか。相当、思い

入れが強いと思います。 



さぁ、ところで出川イングリッシュとい

うものをご存知の方は多いと思います。出川さんが

綺麗なお姉さんとパパラッチをする企画。カンヌ映

画祭やハリウッドのアカデミー賞など、大きいセレ

モニーのレッドカーペットで必死に頑張る姿は尊敬

に値します。出川イングリッシュって馬

鹿にされがちですけど、格式高い場で下手な英語を

話すのは意外と勇気がいるものです。その上、視聴

者を楽しませるのは至難の業でしょう。それをクリ

アした上で、スターとのツーショット写真を手に入

れているわけです。



かつて、「抱かれたくない男」1位に輝いたとは思

えないぐらいの出世を遂げました。本当に日本を代

表するコメディアンです。今ではゲストを招いて、

電動バイクで旅をする冠番組をも持っています。出

川さんが「昔と仕事の内容は変わっていないに...」

と驚くのも当然です。 



長くなりましたが、ここから本題です。

出川さんはよく”From Japan”といってスターを引

き止めています。彼らは「日本人？僕は日本が好き

なんだ。」と応えてくれます。が、最近は少なくな

ってきていると私は思います。個人の感想なので、

感じ方に違いはあると思いますが。 



想像してみて下さい。”From Japan”といっても誰

も興味を示さない光景を。その中で”From 

Japan“と言えば、かまってくれるだろうと思い込

んでいる日本人を。なんと滑稽なことか。私たちは

そろそろJapanブランドが通じないことを認識すべ

きです。 



Japanブランドに頼るのは、文明開化時代や戦争と

いった歴史的背景があります。しかし、それは約

100年前の話です。「また某国が何年も前のことを

言い出して、領有権を主張しているよ。」と嘆いて

いる私たち。(年数が違うと思った方、五十歩百歩

です。)残念ながら私たちは彼らと同等です。そん

なのでいいのでしょうか？ 



日本一のコメディアンである、出川さん。次はどん

な言葉でスターを引き止めるのでしょう。 

そして、Japanブランドを失った私たちはどうすれ

ばいいのか。答えは分かりません。