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はじまり
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しおりを挟む太陽は完全に沈み、月の光と小さな焚き火だけがこの場を照らしていた
狼のような熊の背後から現れた黒い影は一見して人間の様に見える
健康的な小麦色の肌、赤い髪から覗く金色の瞳はとても鋭く、隻眼…右の方の目は黒い布で覆われている
180は超えてるであろう長身のその男は黒いマントをはためかせ、両手に持っていた大きい剣を軽く振った。
一見して人間
だが、その男の赤い髪の間からは、左右で長さは違うが鬼の様な2本の黒い角が伸びていた。
助かったのか…??
何とも言えない緊張感に手が震える
その震える手の中でガサリと音が鳴って、手の中にあるラーメンの粉末スープの存在を思い出した
あ、ラーメンが伸びる
場違いにもそんな事が頭をよぎる
「…美味そうな匂いがしてたんだけどなァ」
狼のような熊の死体の後ろでそう呟いた男…いや、鬼が長い足で死体を跨いだ
これは…助かってないのでは?食べられるやつでは?
鬼にしか見えないその男の呟きを聞いて背筋に冷たい汗が流れると同時、頭の片隅で最後の晩餐がスルメは嫌だ!と叫び声が聞こえた気がした。
頭の中はいっぱいいっぱいで、とても冷静な判断なんて出来る気もしない
さっきまで生きてたこの化け物は何なのか、さっき見た走馬灯、そしてこの鬼は何者なのか
…もう考えるのは疲れた。
せめて最後の晩餐は味噌ラーメンにしよう
手の中で握り締められてぐちゃぐちゃになった粉末スープを伸びかけの麺が待つ鍋へと振り入れ、コンロの火を止めて用意してた割り箸で鍋の中を一混ぜする
そのまま慣れた手つきで麺を持ち上げ口へと運んだ
味噌ラーメン…めっちゃ美味しい
そのまま天を仰ぎ見ると、見た事もない程綺麗な満天の星が広がっていた
どうかこれがリアルで壮大な夢でありますように。
「何食ってんだ??」
そんな俺の願いなど知る由もなく、俺へと近づいてきた赤い大きな鬼は、手の中にある鍋を珍しそうな顔で覗き込んできた。
鬼の両手の刃物がキラリと光り、いつ切られるか分からない緊張で手が震える。
震える手でラーメンを口に運びながら、どうか切るなら一思いにお願いします!と心の中で願った。
「…そんなドブ…いや、うんこ色みたいなスープなんか食って大丈夫かお前?」
鍋の中を覗き込んでいた鬼の顔が、奇妙なものを見るようにひきつる。
不思議なものでも見るかのように、鍋の中と俺の顔を交互に見ながら、手に持っていた2本の大剣を静かに両腰の鞘へと納めた
あれ?もしかしてこれは、助けて頂いた感じでは?
助かったのか??本当に?
腕を組んで鍋を覗き込んで来る鬼から敵意は感じない。
変わりに少しばかりの軽蔑は感じる
うんこ色って…いやまぁ確かに?大まかに分けると似たような色だけれども
「…あの、これは味噌スープと言って、美味しいスープなんです。一応…」
「ミソ???聞いたことねえなぁ…でも美味そうな匂いがしてる。ちょっとくれ」
そう言ってニヤリと笑った鬼が右手を突き出した。
ええ…うんこスープたべるの?
突き出したその大きな手は逞しい腕へと繋がっていて、真っ黒のマントの中からは、鍛え上げられた逞しい腹筋がのぞいている。
この鬼のおかげで命拾いしたのは間違いないので、言われるがまま手元の鍋を鬼の右手へと預けた。
「どうぞ、熱いので気をつけて」
「おう、悪いな。うんこでも食いたいくらい腹が減ってたんだ…」
「そ、そうなんですね?えっと、それと、助けて?頂いてありがとうございます」
「ん?ああ、美味そうな匂いがしたからな、ついでだ。気にするな」
「何だこの木の棒は?これで食うのか?変わってるな」なんて言う鬼に、心の中で変わってるのはあなだたよ。うんこでも食いたいって…と思う。
鬼は何かブツブツと言いながら、握り込んだ箸にある意味器用に麺を絡ませて口へと運んでいく
ほんの一口、口の中に入れた瞬間、鬼の顔つきはみるみると変わり、すごい勢いで鍋の中のラーメンを口の中へとかき込んでいった。
うんうん。わかるわかる、上手いでしょう、味噌ラーメン!
これにバターとコーン入れたらもっと美味しいんだよ!
そういえば俺、全然ラーメン食べれてないな…
そう思うと途端にお腹が空いてきて、すっかり忘れてたスルメをもう一枚取り出しかぶり付く
仕方ない、とりあえずはこれで我慢しよう。
気持ちいいくらいの食べっぷりで、味噌ラーメンを口の中へと掻き込んだ鬼が短く息を吐いた。
「うっめえ。…ところでお前、この辺りで女は見なかったか?」
「女性…?ですか、俺の知る限りでは見てないです」
女性どころか人っ子1人見ていない
「そうか、……それは何を食ってるんだ?」
あ、もしかして…とイヤな予感が頭を過った時に「それもくれ」と鬼はニヤリと笑った。
ああ、俺のスルメ…
もう一度ノギノ商店で買い物したいけれど、未だにはっきりと正体が分からない鬼が居たんじゃおちおち買い物なんて出来やしない
少しは食べれたのだから死にはしないだろう。と自分に言い聞かせて、手に持っていた食べかけのスルメを鬼へと渡した
「…っこれは!うっめえ!噛んでも噛んでも美味い!!」
「よかったです…」
「これは間違いなく酒に合う!酒だ!!」
酒だ!酒だ!と鼻唄混じりにルンルンと、スルメを片手にはしゃぐ鬼
筋骨隆々で隻眼のイケてる大人がスルメを片手にはしゃぐ姿は、見てて何だか面白い
大きい音を立てて地面へと座り込んだ鬼は胡座をかき、腰元に下げた掌サイズの革製のポーチから、どう考えてもそのポーチには入らないであろうサイズの酒瓶を取り出した。
うわあ。リアル四次元ポケット…
俺のアイテムボックスと似た様な物なのかな?
上手い上手い、とスルメと酒を交互に味わいながら上機嫌な鬼が突然、何かを思い出したかのように俺を見る
もしかしてだけど、俺の存在忘れてましたか??
「お前も飲め!」
「すみません!お酒飲めないんです!」
「?お前いくつだ?ガキじゃねぇんだから飲めよ」
「20ですけど…お酒苦手で」
飲め!!!俺の酒が飲めねえのか!!
どこのパワハラ上司だよ、と思わずツッコミを入れたくなるセリフと共に目の前に突き出された酒瓶
酒が飲めないなんて嘘だが、どこの誰かもよく分からない…そもそも人間じゃない人に勧められた酒なんて、安心して飲めた物じゃないのだが……、
とりあえず現状を考えると、この鬼と仲良くなって、人間が居る場所へ案内してもらう。っていうのがセオリーっていうか、1番生存率高そうな気がしているので、ここは飲んで、友好を深めてみよう!!と、渋々ではあるが、俺も地面に座り鬼の手から酒瓶を受け取った。
ザ・ベストの精神で!
意を決して酒瓶を口に付けて傾けた
口内へ流れ込む液体と、むせ返るようなアルコールの匂い、消毒液を思わせるようなアルコールの香りに気持ち悪さを覚えながらも、口内の液体を嚥下する
「…ッッゴホっ」
喉が焼けるように痛い。熱い。
こんなの飲み物じゃない、人間が飲んで良いものじゃない、まじで消毒液じゃん…
甘さも、苦さも、旨味のウの字もない、ただのアルコールの液体
しかも半端なくアルコール度数の高いヤバいやつ。これ本当に飲んでいいやつ?メチルアルコールとかだったら笑えないんだけど!!
何てもの飲まさせてくれんだこの鬼!ラーメンもスルメもあげたっていうのに!
咳き込みながら、涙目で鬼に酒瓶を突き返す
そんな俺を覗き込んで来た鬼が、スンと一度鼻を鳴らしてニヤリと笑った
その笑い方やめて、イヤな予感しかしない
大丈夫かー?なんて全く気持ちのこもってない抑揚で俺に問いかけながら、酒を飲んでいる
よくあんな物平然と飲めるな…どんな身体してんるんだ…まあ相手は人間じゃないから、比べようも無いのだけれど
「そうかぁ。お前だったか」
スルメを齧り酒瓶を傾けた鬼が何かを呟いた
やっと咳が治ったが、喉がまだヒリヒリと痛い
酒を飲む鬼を見上げると、最後のスルメを口に入れて、満足そうに笑い、スルメが無くなった事によって空いた左手で、何故か俺の顎を掴んだ
そしてまたニヤリと笑い酒を口に含む
だから、その笑い方、ダメなやつ
そう思うと同時に、急に目の前が赤と黒に変わり訳がわからず瞬きを繰り返す
唇に触れる柔らかい何かと、口内へ流れこんで来る生温い何か。
赤い、綺麗な髪だ
目の前の赤を脳がやっと何なのかを認識すると同時、鼻に抜けるようなアルコールの香りに、喉を刺す痛み
次々に流れ込んで来る液体に、成す術もなく飲み込んだ。
「っん、っぅ……っはあ!」
漸く目の前の赤い髪が遠ざかり、唇が開放されて、大きく息を吸い込んだ。
目の前の鬼はまた酒瓶を傾けていて、次も来るのでは?と思い逃げ出そうと身体を捻ったが、あっさりと鬼に捕まり地面へと倒された
地面へと倒れた衝撃からなのか、アルコールのせいからなのか、グルリと脳が回るよう変な感覚が身体を襲う
思った通りまた赤い髪が近づいてきて、唇に柔らかい感触、そして先程と同じように流し込まれる液体
でも先程とは違って、口内の液体が無くなっても、鬼は離れて行く事はなかった。
「んん、っ、ぅん」
クチュクチュと、厭らしい音が口内で響く
舌を絡め取られ、軽く吸われて、次は歯列をなぞられ、初めてのキスに息も絶え絶えなのに、アルコールのせいか身体が熱くフワフワとして、とてもじゃないが、この大きな鬼を払い退ける事は出来そうにない。
フワフワ、ぐるぐる、する。
上顎をベロリ、と舐められ、みっともなく身体が跳ね上がった
口を閉じる力もなく、鬼にされるがまま口内を犯される
もう、息が、できない。
「ッんっ、んんーーっ、はあ」
もう死ぬかも。と思った瞬間、唇は開放され肺いっぱいに空気を吸い込んだ
目は開いてるし、視界も明瞭なのに、なんだか世界がグルグルと廻るような表現し難い変な感覚が身体を支配する
「ひゃッ、、っあ!」
必死に息を整える俺なんて気にもせずに、鬼が生温かい舌で俺の首筋を舐め上げた為、思わず変な声が出た。
「っ、はあ。美味そうな匂いだ」
耳元で、低く掠れた声でそう呟かれ、ゾクリと悪寒が走った。
鬼はそのまま息を荒げて俺の耳へとしゃぶり付く
なんとも言えない感覚が全身を襲い、身体が燃える様に熱くなった
ピチャリ、ジュルリ、と耳の中で鳴る官能的な音と、生温いヌルヌルした物で舐め上げられて、耳が何だかとても気持ちが良い
…あれ?気持ちがいい
フワフワジンジン、する…
ああ、でもグルグル、グラグラ…ダメだ気持ちいい
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