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第一章 帝都に立つ少女
第一話 入学式
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「ここ、帝国魔導大学附属東京魔導学院にご入学おめでとうございます。ご存じの通り、ここ東京魔導学院は、大東亜帝国の誇る帝国魔導大学の附属4校の一つであり、」
白髭を蓄えた校長先生のいわゆる「ありがたい話」が続いている。ここ、帝国魔導大学附属東京魔導学院は、世界4大国の1つ大東亜帝国の誇る魔導学の最高研究教育機関帝都魔導大学の附属校。中高一貫校で、東京、北京、南京、西京(旧西安)の四附属校の一つ。通常中高で学ぶ内容に加えて、魔法学、魔導工学、戦闘術等学ぶことができる。
大東亜戦争末期、大日本帝国がアメリカとの敗戦濃厚になった1945年に起きたアトミッククライムと呼ばれた事件がおきた。アトミッククライムと呼ばれる事件は、大東亜戦争末期、アメリカ合衆国の対日本兵器の開発の中で、核実験も実用実験の段階に入っていた。最終実験と言われる、地下での実際の核爆弾を爆発させる実験を行った時、その爆発による巨大なエネルギーにより別の時空と繋がった。地下の核実験場に突如大きな門が現れた。アメリカの研究者やアメリカ軍はその門の中に入っていったが一切戻ってくる者はいなかった。そのことで一旦核実験が中止され、外部からの調査が始まった数日後、突如その門の中から巨大な異形の生物、今では魔獣と呼ばれる化物達が大量に出てきた。アメリカ軍は魔獣達に対抗したが、歯が立たず、あろうことか、実験中に核兵器を一気に魔獣の群れに叩き込んだ。そのエネルギーは、最終実験の規模を大きく超えるものであり、アメリカ大陸全土、世界全土にその門が現れる事態となった。核実験場規模の門は、アメリカ大陸に数個のみで、核実験場より距離があればあるほど、大きな門は現れづらかったが、アメリカ大陸以外で最も大きいクラスのSクラスと言われる大き目な門は、アメリカ大陸以外に60程、Aクラスで200程度、Bクラスになると1000を超える数が見つかっている。アメリカ大陸ではSSクラス、SSSクラスと言うべき巨大な門がいくつも発生していたが、アメリカ大陸は、門が発生後1年と経たずに壊滅して人が住めない世界となっており、大陸に上陸し戻ってきた者はおらず、実態は今だわかっていない。
その門、今はダンジョンと呼ばれているが、このダンジョンは、人類に絶望を与えるだけではなかった。きっかけは、イタリアの田舎の農家の16歳の少年であった。その少年は、ダンジョンのことは知らず、畑仕事の帰りにダンジョンを見つけ興味本位から入っていった。そこには、角をつけたウサギがいて、急に襲ってきた。少年は咄嗟にそのウサギに持っていたクワをたたきつけると、ウサギは消えて、キラキラ光る石の粒、のちに魔石と呼ばれるものが現れた。少年はこの石が気に入り、ウサギを次々とクワで倒していった。ウサギを10匹ほど倒すと、頭の中にピコンという音が聞こえ、体に力が沸いてきた。少年はなぜかその力の使い方がわかり炎を指から飛ばすことができるようになった。少年は驚き、すぐに村に戻り、国に報告。今まで、魔物には、銃器が全く効かず手も足も出なかった人類は、前時代のいわゆる武器が魔物に有効であることを知り、同時に魔法を発見することとなった。また、魔石を研究することから、新たなエネルギーとなることが発見され、魔導工学がうまれた。
人々はダンジョンの魔獣を倒していくことで、魔法を使える者や、普通の人とかけ離れた能力を持つ者も現れ、今ではジョブと呼ばれる身に着けられる能力体系が体系化されていった。また、ダンジョンで魔物を倒すと、魔石だけでなく、アイテム等も手に入れられる様になり、後にドロップと呼ばれ、これらを研究するとこで、魔導工学が大きく進歩していった。2245年現在では、魔導工学は、世界の最先端科学の一つとなっており、崩壊しかけた世界を今の状態までなんとか押し戻す力となっていった。今の世界は、世界4大国と呼ばれる、大東亜帝国、大英帝国、西欧州王国連合、ソビエト連邦に別れており、アメリカ大陸奪還を目指している。
「であるからして、諸君には、帝国繁栄と、アメリカ大陸奪還の先導者となるべく、この学院で精進していって欲しい。」
校長先生の長い話が終わり、次に、すらっとした、黒髪のザ・イケメンが壇上に上がった。舞台の左右にある巨大画面が白髪のおじいちゃんから、黒髪イケメンに変わり、在校生からは、黄色い声が飛び交っている。画面の下には、生徒会長 有栖川宮弓仁親王殿下とテロップが付いていた。
「皆さん、生徒会長のゆみひとです。」
「きゃーゆみひと殿下~」「ゆみでんか~」「ゆみさま~」
後ろの在校生から悲鳴に近い声が湧き上がった。弓仁殿下か右手を胸元まで軽くあげると、その声も一斉に止み、一息ついて、殿下が透き通る様な声でゆっくりと
「この学院は、我が帝国で、最も重要な教育、研究機関の一つです。そんな中で、身分で雁字搦めになると、研究、教育に支障をきたす為、時の破魔天皇陛下は、学内平等を掲げました。なので思う存分身分を気にせず学業に励んで下さい。但し、私の他に、伏見宮武仁君や、岩倉宮智仁君、今年入学した聖護院宮義仁君等の皇族はもちろん、上級華族に対する不敬罪は免責されないので、節度ある態度で行動して下さい。上級華族の方々も、学内で身分を明かしてない学生が殆どで、聞くこと自体も非礼に当たります。過去、同級生を馬鹿にしてたら、実は上位の華族で不敬罪が適用されたなんて、馬鹿な例もあります。皆さんには、節度を守り、帝国を牽引するエリートとして規範となる行動を望みます。でないと、生徒会の仕事が増えるのでね。て言うことで、新入生の諸君、来週から部活体験入部が始まります。全員何らかの部に入部が必須となりますので、出来れば剣術部に、では大学までの6年間楽しんで行ってください。」
と、笑顔で、敬礼をすると、一瞬私の方を見て、ウインクをした。私が勝手に思ってるかもしれず、周りの女の子たちが卒倒して人の倒れる音がドタドタした。私もぽーっと眺めてしまった。あれは2月前、受験日。私は、筆記試験が終わって、中庭で一人実技試験の終了を待っているところだった?
「あれ?桜ちゃん?」
「えっ?」
私のところに走ってきた男性に急に話かけられて、びっくりしてしまった。
「やっぱり、桜ちゃんじゃん。」
私は声をかけてきた男性を見ると、有栖川宮弓仁親王殿下だった。
「え、あ、」
私がオタオタしていると、殿下は考えた顔をして、何か思いついたように
「ここは、そうかあの噂は、そういうことか。わかったよ。何かあったら頼ってくれ、君なら合格出来るだろう。北の麒麟児と呼ばれた君なら」
「えっ、あっ、」
私は何の返事もできなかった。
「ゆみ様~」
「あっごめん。」
中庭に続く廊下から、女学生が大きな声で弓仁殿下に声をかけてきた。
「じゃあね。頑張ってね。」
そう言ってウインクして去って行ったのを思い出した。
「これで、入学式を終了します。生徒は各クラスに戻って下さい。」
こうして、私の新しい学生生活は始まった。一年半前には、想定外の状況だった。
---------------------------
女学生「弓仁殿下、あの子合格してたわね。」
弓仁「星奈。咲夜君か、合格してくれて良かったよ。」
星奈「殿下・・・あの子が好みなんですか?」
弓仁「星奈・・・。」
星奈「あはははは、そんな困っている殿下を見たの初めてですわ。」
弓仁「星奈。あの子は、僕の初恋の・・。」
星奈「初恋・・・。殿下は、あんな年下が好みだったんですか・・・。」
弓仁「いや、私の婚約者である星奈さんが好みですよ。」
星奈「えっ・・・。ありがとうございます。ですが、初恋って」
弓仁「そうだな、あの子は、僕の初恋の人藤子さんの娘さんなんだ。」
星奈「えっ、では年上好み、熟女趣味なんですか・・・。」
弓仁「あぁ、その人に会ったのは数回だ。道場で最も美しい剣技を見せていた。今もあの美しい剣を追ってしまっているよ。目を閉じればあの剣技、既に失われてしまっているが・・・。」
星奈「失われているって。」
弓仁「亡くなっているんだ。彼女が小さいときに。父親はクズで、彼女も亡くなったと聞いていたが。」
星奈「それって。」
弓仁「追うなよ・・・。お前を失いたくないからな・・・。」
白髭を蓄えた校長先生のいわゆる「ありがたい話」が続いている。ここ、帝国魔導大学附属東京魔導学院は、世界4大国の1つ大東亜帝国の誇る魔導学の最高研究教育機関帝都魔導大学の附属校。中高一貫校で、東京、北京、南京、西京(旧西安)の四附属校の一つ。通常中高で学ぶ内容に加えて、魔法学、魔導工学、戦闘術等学ぶことができる。
大東亜戦争末期、大日本帝国がアメリカとの敗戦濃厚になった1945年に起きたアトミッククライムと呼ばれた事件がおきた。アトミッククライムと呼ばれる事件は、大東亜戦争末期、アメリカ合衆国の対日本兵器の開発の中で、核実験も実用実験の段階に入っていた。最終実験と言われる、地下での実際の核爆弾を爆発させる実験を行った時、その爆発による巨大なエネルギーにより別の時空と繋がった。地下の核実験場に突如大きな門が現れた。アメリカの研究者やアメリカ軍はその門の中に入っていったが一切戻ってくる者はいなかった。そのことで一旦核実験が中止され、外部からの調査が始まった数日後、突如その門の中から巨大な異形の生物、今では魔獣と呼ばれる化物達が大量に出てきた。アメリカ軍は魔獣達に対抗したが、歯が立たず、あろうことか、実験中に核兵器を一気に魔獣の群れに叩き込んだ。そのエネルギーは、最終実験の規模を大きく超えるものであり、アメリカ大陸全土、世界全土にその門が現れる事態となった。核実験場規模の門は、アメリカ大陸に数個のみで、核実験場より距離があればあるほど、大きな門は現れづらかったが、アメリカ大陸以外で最も大きいクラスのSクラスと言われる大き目な門は、アメリカ大陸以外に60程、Aクラスで200程度、Bクラスになると1000を超える数が見つかっている。アメリカ大陸ではSSクラス、SSSクラスと言うべき巨大な門がいくつも発生していたが、アメリカ大陸は、門が発生後1年と経たずに壊滅して人が住めない世界となっており、大陸に上陸し戻ってきた者はおらず、実態は今だわかっていない。
その門、今はダンジョンと呼ばれているが、このダンジョンは、人類に絶望を与えるだけではなかった。きっかけは、イタリアの田舎の農家の16歳の少年であった。その少年は、ダンジョンのことは知らず、畑仕事の帰りにダンジョンを見つけ興味本位から入っていった。そこには、角をつけたウサギがいて、急に襲ってきた。少年は咄嗟にそのウサギに持っていたクワをたたきつけると、ウサギは消えて、キラキラ光る石の粒、のちに魔石と呼ばれるものが現れた。少年はこの石が気に入り、ウサギを次々とクワで倒していった。ウサギを10匹ほど倒すと、頭の中にピコンという音が聞こえ、体に力が沸いてきた。少年はなぜかその力の使い方がわかり炎を指から飛ばすことができるようになった。少年は驚き、すぐに村に戻り、国に報告。今まで、魔物には、銃器が全く効かず手も足も出なかった人類は、前時代のいわゆる武器が魔物に有効であることを知り、同時に魔法を発見することとなった。また、魔石を研究することから、新たなエネルギーとなることが発見され、魔導工学がうまれた。
人々はダンジョンの魔獣を倒していくことで、魔法を使える者や、普通の人とかけ離れた能力を持つ者も現れ、今ではジョブと呼ばれる身に着けられる能力体系が体系化されていった。また、ダンジョンで魔物を倒すと、魔石だけでなく、アイテム等も手に入れられる様になり、後にドロップと呼ばれ、これらを研究するとこで、魔導工学が大きく進歩していった。2245年現在では、魔導工学は、世界の最先端科学の一つとなっており、崩壊しかけた世界を今の状態までなんとか押し戻す力となっていった。今の世界は、世界4大国と呼ばれる、大東亜帝国、大英帝国、西欧州王国連合、ソビエト連邦に別れており、アメリカ大陸奪還を目指している。
「であるからして、諸君には、帝国繁栄と、アメリカ大陸奪還の先導者となるべく、この学院で精進していって欲しい。」
校長先生の長い話が終わり、次に、すらっとした、黒髪のザ・イケメンが壇上に上がった。舞台の左右にある巨大画面が白髪のおじいちゃんから、黒髪イケメンに変わり、在校生からは、黄色い声が飛び交っている。画面の下には、生徒会長 有栖川宮弓仁親王殿下とテロップが付いていた。
「皆さん、生徒会長のゆみひとです。」
「きゃーゆみひと殿下~」「ゆみでんか~」「ゆみさま~」
後ろの在校生から悲鳴に近い声が湧き上がった。弓仁殿下か右手を胸元まで軽くあげると、その声も一斉に止み、一息ついて、殿下が透き通る様な声でゆっくりと
「この学院は、我が帝国で、最も重要な教育、研究機関の一つです。そんな中で、身分で雁字搦めになると、研究、教育に支障をきたす為、時の破魔天皇陛下は、学内平等を掲げました。なので思う存分身分を気にせず学業に励んで下さい。但し、私の他に、伏見宮武仁君や、岩倉宮智仁君、今年入学した聖護院宮義仁君等の皇族はもちろん、上級華族に対する不敬罪は免責されないので、節度ある態度で行動して下さい。上級華族の方々も、学内で身分を明かしてない学生が殆どで、聞くこと自体も非礼に当たります。過去、同級生を馬鹿にしてたら、実は上位の華族で不敬罪が適用されたなんて、馬鹿な例もあります。皆さんには、節度を守り、帝国を牽引するエリートとして規範となる行動を望みます。でないと、生徒会の仕事が増えるのでね。て言うことで、新入生の諸君、来週から部活体験入部が始まります。全員何らかの部に入部が必須となりますので、出来れば剣術部に、では大学までの6年間楽しんで行ってください。」
と、笑顔で、敬礼をすると、一瞬私の方を見て、ウインクをした。私が勝手に思ってるかもしれず、周りの女の子たちが卒倒して人の倒れる音がドタドタした。私もぽーっと眺めてしまった。あれは2月前、受験日。私は、筆記試験が終わって、中庭で一人実技試験の終了を待っているところだった?
「あれ?桜ちゃん?」
「えっ?」
私のところに走ってきた男性に急に話かけられて、びっくりしてしまった。
「やっぱり、桜ちゃんじゃん。」
私は声をかけてきた男性を見ると、有栖川宮弓仁親王殿下だった。
「え、あ、」
私がオタオタしていると、殿下は考えた顔をして、何か思いついたように
「ここは、そうかあの噂は、そういうことか。わかったよ。何かあったら頼ってくれ、君なら合格出来るだろう。北の麒麟児と呼ばれた君なら」
「えっ、あっ、」
私は何の返事もできなかった。
「ゆみ様~」
「あっごめん。」
中庭に続く廊下から、女学生が大きな声で弓仁殿下に声をかけてきた。
「じゃあね。頑張ってね。」
そう言ってウインクして去って行ったのを思い出した。
「これで、入学式を終了します。生徒は各クラスに戻って下さい。」
こうして、私の新しい学生生活は始まった。一年半前には、想定外の状況だった。
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女学生「弓仁殿下、あの子合格してたわね。」
弓仁「星奈。咲夜君か、合格してくれて良かったよ。」
星奈「殿下・・・あの子が好みなんですか?」
弓仁「星奈・・・。」
星奈「あはははは、そんな困っている殿下を見たの初めてですわ。」
弓仁「星奈。あの子は、僕の初恋の・・。」
星奈「初恋・・・。殿下は、あんな年下が好みだったんですか・・・。」
弓仁「いや、私の婚約者である星奈さんが好みですよ。」
星奈「えっ・・・。ありがとうございます。ですが、初恋って」
弓仁「そうだな、あの子は、僕の初恋の人藤子さんの娘さんなんだ。」
星奈「えっ、では年上好み、熟女趣味なんですか・・・。」
弓仁「あぁ、その人に会ったのは数回だ。道場で最も美しい剣技を見せていた。今もあの美しい剣を追ってしまっているよ。目を閉じればあの剣技、既に失われてしまっているが・・・。」
星奈「失われているって。」
弓仁「亡くなっているんだ。彼女が小さいときに。父親はクズで、彼女も亡くなったと聞いていたが。」
星奈「それって。」
弓仁「追うなよ・・・。お前を失いたくないからな・・・。」
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