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原稿を送信して、ほっと息を吐き時計を見る。深夜一時を回ったところ、自分が立てた予定より少しばかり遅れたけれど、間に合ったのだから良しとするか。今日の十五時までに送ってくれと言われていた。
そういえば空腹だ。由紀恵が運んだ食事はとっくに冷め切って、傍机に置かれたままだ。下に降りて温め直して食べてから、シャワーを浴びて寝よう。立ち上がろうとしてすぐそこにジョイが寝ているのに気が付いた。
こんな時間になんでここにいる? 母さんはまだ寝ていないんだろうか? 懐空が動いたのに気が付いて、ジョイが懐空を見上げ尻尾を嬉しそうに降る。
見ればスマホが点滅し、着信を知らせている。由紀恵からのメッセージだった。
『帰ろうと思っていたけど無理みたい。ジョイをよろしくね』
着信はついさっきだ。いつの間に出かけたのだろう。食事を運んでくれたのは十九時ころだ。懐空は食事を乗せたトレーをもって階下に降りた。
ダイニングテーブルにトレーを置き、キッチンに行って薬缶を火にかける。急須を洗う手間を省こうと、緑茶のティーバッグを取り出してマグカップに放り込み、個包装を捨てようと紙ごみ入れをなんとなく覗き込み、動きを止めた。紙ごみ入れは始末したばかりなのだろう、中には1枚のメモ用紙が丸めて放り込まれているだけだった。
きっと由紀恵は、『出かける』と書いたメモ用紙を思い直して捨てたんだ、と思った。懐空が愛実がいなくなった時のことを思い出さないように――僕は母さんに心配ばかりかけている。そう思いながら、個包装を紙ごみ入れに捨てた。
この家に帰ってすぐのころ、テーブルにメモ用紙があるのを見て僕が眩暈を起こして倒れたことを、母さんは忘れていないんだ……
ただの偶然なのに。眩暈を起こした時、たまたまテーブルにメモ用紙が置いてあった、それだけなのに由紀恵はそう思っていない。それとも僕が、偶然だと思いたがっているだけなのだろうか?
茶を淹れて、二階から持ってきたトレーを眺める。立ち上がり、トレーを持つと料理を冷蔵庫に入れた。すっかり食欲が失せていた。
由紀恵からのメッセージを見て、着信時間を見た時に感じた吐き気が徐々に強くなっていくのを感じている。着信はついさっき……なら、今頃、母さんは――
嫌だ! 嫌だ、そんなの嫌だ! 母さんが女になっている。そんなの耐えられない。
判っているけど耐えられない。勝手だと思うけれど嫌なものは嫌なんだ――肘をテーブルについて両手で頭を抱え込む。
割り切れたと思っていた。最近は由紀恵が出かけて帰ってこなくても、いつものことと、何も感じなくなっていた。それが、相手の男に会って欲しいと由紀恵が言い出してから、再び強い嫌悪感に見舞われるようになった。
僕はただ、現実から目を背けていただけか? 見て見ないふりをしていただけなのか?
愛実に会いたいと思った。愛実がいたら、どんな言葉を僕にくれるだろう? 懐空は少しも変じゃないよ、と言ってくれるだろうか? そして優しく諭してくれるだろうか?
懐空が母親の恋人の存在に気が付いた時、愛実は『素敵ね』と言い、『お母さんは幸せなのね』と言った。そして『二十二年間、懐空だけのお母さんだったのだから』懐空が寂しく思っても仕方ないよと言ってくれた。それだけで、スーッと落ち着けた。
この家に帰ってきてからも、由紀恵は毎月男に会いに行っていた。嬉しそうな顔で出かける由紀恵に、一抹の寂しさは感じたものの、その頃は今ほど嫌な気分にならなかった。
懐空の前から愛実は消えた。恋人を失うつらさを、母さんには味わって欲しくない、そんな気持ちもあった。母さんが打ち明けてきたら、なんて言って祝福しよう、そんなことを考えるときもあった。
それなのに、いつまでたっても由紀恵は何も言いださない。今日はデートかい? 懐空が話を振っても、友達と会うだけよ、としか言わない。
知らされなければ想像逞しくなっていく。そして想像は妄想を呼ぶ。
近頃では、懐空にとって由紀恵の恋人は、大事な母親を都合よく利用している敵であり、その敵と由紀恵は二人で懐空を除け者にして蔑ろにしているようにしか感じられなくなっていた。
だから思った。僕には関係ないことなんだ。それなのに、なんで今更僕を巻き込む?
「そうだよね、懐空がそう感じるのも無理ないよね」
愛実はそう言って、その腕で懐空の頭を包み込んでくれるだろう。
「でも、判っているんでしょう? そうじゃないんだって」
優しい声でそう言ってくれただろう。
付き合うようになる前から愛実はいつも懐空に言葉をくれた。その言葉はいつも懐空を前に向かせてくれた。
父親のことで落ち込む懐空に『肝心なのは懐空がどんな男になるかだ』と言ってくれた。付き合っていた彼女との関係に悩む懐空に『恋は責任感や義務感でするものじゃない』と言ってくれ、懐空の気持ちを軽くしてくれた。
恋人の裏切りに苦しむ懐空に何も聞かず『泣きたいときは我慢しちゃダメ』と言って、愛実は懐空に泣き場所をくれた。その後も、何があったか聞くこともなく、他愛ないおしゃべりで懐空の気持ちを引き立たせてくれた。
やっと懐空が彼女のことを愛実に打ち明け、自分にも落ち度があったと言った時、『そうかもね』と愛実は言って、懐空を驚かせ、そして安心させてくれた。同じことを言ったら、忠司は絶対そんなことはないと全否定した。きっと愛実も同じ反応だろうと思っていたのに、そうかもね、と愛実に言われ、そうだ、やっぱり自分にもよくないところがあったんだ、すっきり認めることができ、これで前に進めると思った。
満里奈に、どうして愛実を好きになったか尋ねられた時、よく考えもせず、『心が揺れて崩れそうになった。それを支えてくれたから』と答えたことを思い出す。
満里奈に答えた時はなんとなくそう思っただけだったけれど、こうやって考えてみると、その通りだったんだと思う。僕には愛実が必要だった。そして今も必要なんだ。だからこんなに恋しくて、会いたくて、どうしようもないんだ。
そして不意に思考が元に戻る。何度も愛実と愛し合った。自分たちの行為は『愛』で、母さんと恋人の行為はなぜ『不潔』に感じるのだろう?
同時に愛実との夜を思い出す。
愛実は子どもを欲しがっていた。もし、僕が躊躇うことなく求めに応じていたら、愛実はいなくならなかったんじゃないか? あの時は、愛実に負担をかけたくないと本気で思っていたけれど、本当にそうだったか?――違う気がする。
確かに経済的に困窮することもあったかもしれない。でも、愛実がいたし、由紀恵だって必ず助けてくれたはずだ。少しの間を乗り切れればなんとかなったものを、僕は自分のプライドを守るため、拒んだんじゃないのか?
子どものことはもう少し落ち着いてから考えよう、その言葉は愛実の気持ちを踏みにじっていなかったか? 懐空の卒業前に子どもができていたならば、愛実がどこかに行ってしまうことはなかったんじゃないのか?
そう考えて、再び懐空の物思いが由紀恵に戻る――もし、由紀恵の恋人が懐空の父親だとしたら?
子どものころ、懐空は自分に父親がいないと言うことを信じて疑わなかった。成長に伴い、必ず存在すると言うことは理解した。だけど、自分の父親がどんな人なのか、生きているのか、そんなことを由紀恵に問い質したこともなければ、由紀恵が語ることもなかった。
もしその父親が生きていて、由紀恵と再会し、再び愛を共にするようになったのだとしたら?
(そうか……)
すっかり冷めてしまったマグカップを手に取り、お茶を口に含む。
(僕が母さんの恋人を認めたくないのは、僕にとって他人だからか?)
でもやっぱり少し違う。もしも由紀恵の恋人が懐空の実の父だとしても、すんなり受け入れられそうもない。
二人が別れた理由が懐空の納得いくものでなければ、父親だと言う事実がむしろ懐空の怒りを燃え上がらせるだろう。由紀恵の職場の人は、どんな話を知っていたのか判らないが、懐空の父親を『酷い男』と言っていた。どう酷いのかまでは判らない。だけど……
二人が愛し合うことに、今ほど嫌悪感を抱かない気がする。だって、二人が愛し合わなければ、僕は生まれなかった。二人を嫌悪するならば、僕は僕を一番に嫌悪することになる。いや、『酷い男』と聞いた時でさえ、自分にその血が流れていることに思い悩んだ。今度こそどうにかなりそうな気がする。
出かけていくときの由紀恵の顔を思い出す。母さんは、少なくとも今の相手を愛している。僕に対して後ろめたさを感じても、相手に会える喜びを隠しきれていない。後ろめたさを感じるのはその人といるとき、きっと『母親』ではなくなるからだ。『子』である僕に対する遠慮だ。
そして思った。僕は母さんに愛されている。だったら……今の相手が誰であれ、僕を身籠ったとき、母さんは僕の父親をきっと愛していたはずだ。
そういえば空腹だ。由紀恵が運んだ食事はとっくに冷め切って、傍机に置かれたままだ。下に降りて温め直して食べてから、シャワーを浴びて寝よう。立ち上がろうとしてすぐそこにジョイが寝ているのに気が付いた。
こんな時間になんでここにいる? 母さんはまだ寝ていないんだろうか? 懐空が動いたのに気が付いて、ジョイが懐空を見上げ尻尾を嬉しそうに降る。
見ればスマホが点滅し、着信を知らせている。由紀恵からのメッセージだった。
『帰ろうと思っていたけど無理みたい。ジョイをよろしくね』
着信はついさっきだ。いつの間に出かけたのだろう。食事を運んでくれたのは十九時ころだ。懐空は食事を乗せたトレーをもって階下に降りた。
ダイニングテーブルにトレーを置き、キッチンに行って薬缶を火にかける。急須を洗う手間を省こうと、緑茶のティーバッグを取り出してマグカップに放り込み、個包装を捨てようと紙ごみ入れをなんとなく覗き込み、動きを止めた。紙ごみ入れは始末したばかりなのだろう、中には1枚のメモ用紙が丸めて放り込まれているだけだった。
きっと由紀恵は、『出かける』と書いたメモ用紙を思い直して捨てたんだ、と思った。懐空が愛実がいなくなった時のことを思い出さないように――僕は母さんに心配ばかりかけている。そう思いながら、個包装を紙ごみ入れに捨てた。
この家に帰ってすぐのころ、テーブルにメモ用紙があるのを見て僕が眩暈を起こして倒れたことを、母さんは忘れていないんだ……
ただの偶然なのに。眩暈を起こした時、たまたまテーブルにメモ用紙が置いてあった、それだけなのに由紀恵はそう思っていない。それとも僕が、偶然だと思いたがっているだけなのだろうか?
茶を淹れて、二階から持ってきたトレーを眺める。立ち上がり、トレーを持つと料理を冷蔵庫に入れた。すっかり食欲が失せていた。
由紀恵からのメッセージを見て、着信時間を見た時に感じた吐き気が徐々に強くなっていくのを感じている。着信はついさっき……なら、今頃、母さんは――
嫌だ! 嫌だ、そんなの嫌だ! 母さんが女になっている。そんなの耐えられない。
判っているけど耐えられない。勝手だと思うけれど嫌なものは嫌なんだ――肘をテーブルについて両手で頭を抱え込む。
割り切れたと思っていた。最近は由紀恵が出かけて帰ってこなくても、いつものことと、何も感じなくなっていた。それが、相手の男に会って欲しいと由紀恵が言い出してから、再び強い嫌悪感に見舞われるようになった。
僕はただ、現実から目を背けていただけか? 見て見ないふりをしていただけなのか?
愛実に会いたいと思った。愛実がいたら、どんな言葉を僕にくれるだろう? 懐空は少しも変じゃないよ、と言ってくれるだろうか? そして優しく諭してくれるだろうか?
懐空が母親の恋人の存在に気が付いた時、愛実は『素敵ね』と言い、『お母さんは幸せなのね』と言った。そして『二十二年間、懐空だけのお母さんだったのだから』懐空が寂しく思っても仕方ないよと言ってくれた。それだけで、スーッと落ち着けた。
この家に帰ってきてからも、由紀恵は毎月男に会いに行っていた。嬉しそうな顔で出かける由紀恵に、一抹の寂しさは感じたものの、その頃は今ほど嫌な気分にならなかった。
懐空の前から愛実は消えた。恋人を失うつらさを、母さんには味わって欲しくない、そんな気持ちもあった。母さんが打ち明けてきたら、なんて言って祝福しよう、そんなことを考えるときもあった。
それなのに、いつまでたっても由紀恵は何も言いださない。今日はデートかい? 懐空が話を振っても、友達と会うだけよ、としか言わない。
知らされなければ想像逞しくなっていく。そして想像は妄想を呼ぶ。
近頃では、懐空にとって由紀恵の恋人は、大事な母親を都合よく利用している敵であり、その敵と由紀恵は二人で懐空を除け者にして蔑ろにしているようにしか感じられなくなっていた。
だから思った。僕には関係ないことなんだ。それなのに、なんで今更僕を巻き込む?
「そうだよね、懐空がそう感じるのも無理ないよね」
愛実はそう言って、その腕で懐空の頭を包み込んでくれるだろう。
「でも、判っているんでしょう? そうじゃないんだって」
優しい声でそう言ってくれただろう。
付き合うようになる前から愛実はいつも懐空に言葉をくれた。その言葉はいつも懐空を前に向かせてくれた。
父親のことで落ち込む懐空に『肝心なのは懐空がどんな男になるかだ』と言ってくれた。付き合っていた彼女との関係に悩む懐空に『恋は責任感や義務感でするものじゃない』と言ってくれ、懐空の気持ちを軽くしてくれた。
恋人の裏切りに苦しむ懐空に何も聞かず『泣きたいときは我慢しちゃダメ』と言って、愛実は懐空に泣き場所をくれた。その後も、何があったか聞くこともなく、他愛ないおしゃべりで懐空の気持ちを引き立たせてくれた。
やっと懐空が彼女のことを愛実に打ち明け、自分にも落ち度があったと言った時、『そうかもね』と愛実は言って、懐空を驚かせ、そして安心させてくれた。同じことを言ったら、忠司は絶対そんなことはないと全否定した。きっと愛実も同じ反応だろうと思っていたのに、そうかもね、と愛実に言われ、そうだ、やっぱり自分にもよくないところがあったんだ、すっきり認めることができ、これで前に進めると思った。
満里奈に、どうして愛実を好きになったか尋ねられた時、よく考えもせず、『心が揺れて崩れそうになった。それを支えてくれたから』と答えたことを思い出す。
満里奈に答えた時はなんとなくそう思っただけだったけれど、こうやって考えてみると、その通りだったんだと思う。僕には愛実が必要だった。そして今も必要なんだ。だからこんなに恋しくて、会いたくて、どうしようもないんだ。
そして不意に思考が元に戻る。何度も愛実と愛し合った。自分たちの行為は『愛』で、母さんと恋人の行為はなぜ『不潔』に感じるのだろう?
同時に愛実との夜を思い出す。
愛実は子どもを欲しがっていた。もし、僕が躊躇うことなく求めに応じていたら、愛実はいなくならなかったんじゃないか? あの時は、愛実に負担をかけたくないと本気で思っていたけれど、本当にそうだったか?――違う気がする。
確かに経済的に困窮することもあったかもしれない。でも、愛実がいたし、由紀恵だって必ず助けてくれたはずだ。少しの間を乗り切れればなんとかなったものを、僕は自分のプライドを守るため、拒んだんじゃないのか?
子どものことはもう少し落ち着いてから考えよう、その言葉は愛実の気持ちを踏みにじっていなかったか? 懐空の卒業前に子どもができていたならば、愛実がどこかに行ってしまうことはなかったんじゃないのか?
そう考えて、再び懐空の物思いが由紀恵に戻る――もし、由紀恵の恋人が懐空の父親だとしたら?
子どものころ、懐空は自分に父親がいないと言うことを信じて疑わなかった。成長に伴い、必ず存在すると言うことは理解した。だけど、自分の父親がどんな人なのか、生きているのか、そんなことを由紀恵に問い質したこともなければ、由紀恵が語ることもなかった。
もしその父親が生きていて、由紀恵と再会し、再び愛を共にするようになったのだとしたら?
(そうか……)
すっかり冷めてしまったマグカップを手に取り、お茶を口に含む。
(僕が母さんの恋人を認めたくないのは、僕にとって他人だからか?)
でもやっぱり少し違う。もしも由紀恵の恋人が懐空の実の父だとしても、すんなり受け入れられそうもない。
二人が別れた理由が懐空の納得いくものでなければ、父親だと言う事実がむしろ懐空の怒りを燃え上がらせるだろう。由紀恵の職場の人は、どんな話を知っていたのか判らないが、懐空の父親を『酷い男』と言っていた。どう酷いのかまでは判らない。だけど……
二人が愛し合うことに、今ほど嫌悪感を抱かない気がする。だって、二人が愛し合わなければ、僕は生まれなかった。二人を嫌悪するならば、僕は僕を一番に嫌悪することになる。いや、『酷い男』と聞いた時でさえ、自分にその血が流れていることに思い悩んだ。今度こそどうにかなりそうな気がする。
出かけていくときの由紀恵の顔を思い出す。母さんは、少なくとも今の相手を愛している。僕に対して後ろめたさを感じても、相手に会える喜びを隠しきれていない。後ろめたさを感じるのはその人といるとき、きっと『母親』ではなくなるからだ。『子』である僕に対する遠慮だ。
そして思った。僕は母さんに愛されている。だったら……今の相手が誰であれ、僕を身籠ったとき、母さんは僕の父親をきっと愛していたはずだ。
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